一ノ蔵 特別純米酒 ひやおろし生詰[一ノ蔵]
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醸造元:株式会社一ノ蔵
URL:http://www.ichinokura.co.jp/
住所:大崎市松山千石字大欅14
電話:0229-55-3322
創業:昭和48年(1973)

使用米:ササニシキ
精米歩合:55%
日本酒度:+1.0〜3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度以上17度未満
購入価格:720ml:1,365円(税込み)

宮城県の酒と言えば「浦霞」と「一ノ蔵」と呼ばれる双璧。平成の大合併によって誕生した大崎市の一部となった旧志田郡松山町の郊外の山間部に蔵を構える「一ノ蔵」は宮城県で最も大きな酒蔵です。

一ノ蔵は昭和48年(1973)に(株)浅見商店・勝来酒造(株)・(株)桜井酒造店・(株)松本酒造店の4つの酒蔵が合併して生まれた会社で、蔵は良質の水と米を求めてこの地に新しく建設しました。

一ノ蔵の酒と言えば昭和52年に発売し一ノ蔵を代表する銘柄となった「無鑑査」シリーズ。一級酒の品質の酒を「無監査」の名で二級酒の価格で販売したこの戦略は、他の蔵の追随、国との攻防の末に、日本酒の級別制度の廃止のきっかけとなった酒でした。

一ノ蔵は本社蔵のある麓、松山市の中心市街地に直売所を兼ねた「酒ミュージアム」があります。

【酒ミュージアム・地酒や華の蔵】
住所:宮城県大崎市松山千石字松山 242-1
電話:0229-55-2700


使っているお酒は何とササニシキ。最近食米で仕込んだお酒が増えていますね。
米の旨みが凝縮されたような、ほんのりとバナナのような甘い香り。キリリと酸があって最初から最後まで辛口ですが、しっかりとした米の旨み、甘みもあります。生詰酒らしいどっしり感、一夏越した落ち着き感もあって、辛口ですがゆったりとしたお酒です。さすが、バランスの良いフレッシュ感の残るひやおろしの酒です。うまいです。

お気に入り度:3


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# by tztom | 2016-12-03 08:38 | 宮城 | Trackback | Comments(0)
石見銀山 純米吟醸 [一宮酒造]
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醸造元:一宮酒造有限会社
URL:http://www.ichinomiya-s.jp/
住所:島根県大田市大田町大田ハ271-2
電話:0854-82-0057
創業:明治29年(1896)

使用米:改良八反流
精米歩合:50%
日本酒度:+2.5
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度以上17度未満
購入価格:720ml:1,815円(税込み)

大田市は島根県のほぼ中央、日本海に面して「石見三田」と呼ばれる大田市・浜田市・益田市の最東部に位置する中核都市。

古来より石見と出雲を結ぶ交通の要衝、宿場町として発展しますが、戦国時代に石見銀山が開発されてから大田の町は大きく栄えました。江戸時代には大田南、大田北と別れ、それぞれの村には市が立ち、後に「大田の春秋彼岸市」として統合しますが、この春秋彼岸市は今も開催されています。

三瓶川を挟んで南北に走る細い旧石見街道沿いに古い町並みが残りますが、三瓶川の北側、太田小学校の裏手に蔵を構える一宮酒造は創業明治29年(1896)の創業。酒銘は世界遺産にもなった『石見銀山』。

生産高約250石の小さな酒蔵ですが、こだわりの酒造りや海外の異業種ブランドとのコラボなど精力的な酒造りを行っています。また一宮酒造の後継者で現在は女性蔵人の浅野理可さんが杜氏を目指して奮闘。

一宮酒造の造るお酒は、三瓶山の麓から湧き出る伏流水を抗酸化力の高い水にして仕込み水とし、基本無濾過、瓶燗方式(生酒を瓶詰めした状態で加熱処理)による火入れ後、急冷・冷蔵貯蔵したもの。

香りは控えめながらも、マスカット、メロンのようなフルーティーな吟醸香。のみくちは凜とした強い酸の辛さの後にフルーティーでやさしい旨味、渋味、苦味のバランスにまとまって、でも後半まで続く辛口系のお酒ですが、うまいです。うまい!!
辛いけど全体的なバランスが良くて、大変うまいです。

お気に入り度:4



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# by tztom | 2016-11-27 19:01 | 島根 | Trackback | Comments(0)
美波太平洋 純米酒 赤ラベル[木次酒造]
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醸造元:木次酒造株式会社
URL:http://www.kisukisyuzou.com/
住所:島根県雲南市木次町木次477-1
電話:0854-42-0072
創業:大正12年(1923)

使用米:五百万石
精米歩合:65%
日本酒度:+12.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,512円(税込み)

JR木次線の路線名にもなっている大原郡木次町(きすきちょう)は宍道湖から南に約15kmほど入った山間部の町。斐伊川中流域の雲南3郡の接点に位置している事からこの地域でも有数の規模を誇る町で、古来より山陰沿岸部と奥出雲地域を結ぶ中継地として発達。中心市街には八日市・三日市、新市の名が今も残ります。

江戸時代初期に松江藩は当時農村の副業であった製紙業を奨励し、木次には出雲国唯一の紙座が開設され在郷町として発展します。

またこの木次は神話「八岐大蛇」(やまたのおろち)に於いて、 日本で初めてお酒が造られたとされる地域とか。

木次町の中心部に蔵を構える木次酒造は大正12年(1923)の創業。日本海側の島根県にあるのに酒銘の『美波太平洋』の由来とは。創業当時に酒銘は大きな名で行こうと、南太平洋海域のきれいな海をイメージして『南太平洋』命名。昭和20年代に現在の『美波太平洋』に改めます。また美波は「みなみ」とも「びば」とも読め、「びば」は「万歳」という意味のイタリア語「VIVA」にも通じるという語呂合わせの意味も。

最近流行のシンプルな機能説明に特化した「限定酒」らしいラベルに都会的な飲み口を想像しましたが...。色は白ワインのようなキレイなコハク色。まず木の樽のような香りが、飲み口にも繋がり、樽香と風味が口に広がります。強い酸味がまず最初にあって、うま味は徹底的に抑えられ、やはり濃い木の香りが最後まで口に広がり残ります。

日本酒度12度らしい、シャキッとしたキレ。ドライな風味。そしてちょっと土っぽい。

う〜ん、久々にガツンと地酒らしい個性の地酒に出会いました。

燗にすると、強いクセは控えめになり、コクがあり酸も控えめになって、やさしくまろやかで深い飲み心地のお酒になります。いや〜このお酒は燗がいいです。でもクセがありすぎ。どう言う料理に合うんだろう?
正直ちょっと個人的に苦手なお酒でした。

お気に入り度:2




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# by tztom | 2016-11-25 00:26 | 島根 | Trackback | Comments(0)
宗味 純米吟醸酒 [右田本店]
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醸造元:株式会社右田本店
URL:http://migitahonten.jp/
住所:島根県益田市本町3-30
電話:0865-23-0028
創業:慶長7年(1602)

使用米:五百万石
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:2.0
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

島根県最西端、山口県萩市に接する益田市。現在はJR山陰本線益田駅周辺が市の中心部となっていますが、中心部から東の外れにある本町が古くからの中心部でした。そして本町の中心は益田の酒蔵、右田本店(みぎたほんてん)のあるあたりでした。

益田川に架かる大橋近くに蔵を構える右田本店は江戸時代初期の慶長7年(1602)に創業した歴史の古い酒蔵です。

まず酒銘の『宗味』のとは、右田本店の創業者である右田右京亮隆正の法号「恩誉宗味」に由来します。
この右田隆正は周防(山口県)の豪族大内氏の末裔に当たりますが、石州益田に移り住んだ戦国末期に七尾城主益田氏の転封による町の衰微を目のあたりにします。そして隆正は再び町を再興する為に近在から物資と顧客を集めて市(いち)を始めました。これが後に「宗味市」と呼ばれるようになり、益田市は商業都市として発展していきます。

実業家であると同時に、家業として酒造りを始めたという事です。

色はうすいコハク色で、香りはほんのりと香ばしい熟成香。飲み口も酸が最初に軽く当たった後、ややライトで香ばしい辛口に流れていくお酒。そして強めの苦味、渋味が合わさった余韻でフィニッシュ。全体的にはすっきりとしていますが、旨みは少なく、ややドライにも感じる淡麗なお酒。インパクトのあるお酒です。うまいです。

お気に入り度:3




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# by tztom | 2016-11-22 00:50 | 島根 | Trackback | Comments(0)
奥出雲 純米酒[奥出雲酒造]
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醸造元:奥出雲酒造株式会社
URL:http://okuizumosyuzou.com/
住所:島根県仁多郡奥出雲町亀嵩1380-1
電話:0854-57-0888
創業:大正15年(1926)
設立:平成16年(2004)

使用米:五百万石
(島根県産米)
精米歩合:70%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,296円(税込み)

奥出雲町の中心市街から北へ約3km。JR木次線の出雲八代駅がある八代地区は「出雲風土記」に布施郷と記された古い町で、江戸期にはこの地内3ヶ所にあった鉄山と共に栄え、物資の集散する在郷町となります。今も旧街道に沿って古い町並みが残ります。

そうして栄えた布施村では酒造業が盛んでしたが、近年に至っては最後に残った一軒、大正15年(1926)創業の八千代酒造が平成15年(2003)に廃業。そこで平成16年(2004)に奥出雲町が蔵を引き継ぎ、第3セクターの奥出雲酒造を設立します。

町が廃業した酒蔵を買い取って酒造りを継続した理由は、この奥出雲町の水稲の作付面積のうち、酒造好適米の占める割合が実に10%も締めていたから。蔵は道の駅「酒蔵奥出雲交流館」も併設しています。

主力銘柄の『仁多米』とは、この仁多郡奥出雲町で収穫されるコシヒカリの産地ブランド名の事。西日本で唯一「特A」を獲得した品質で「東の魚沼産、西の仁多米」と言われています。
でもこのお酒は五百万石。

香りはほのかにスッキリとしたフルーティーさ、飲み口はほのかに薬品的な酢酸エチル香を感じますが、決して不快ではなく、良い意味で、どこか都会的なシャープでドライなイメージに繋がります。苦味、渋味もほどほどにバランス良く、淡麗な辛口の白ワインのような印象。雑味はなく、独特の含み香が場合によってはクセになります。

これは、なかなか飲み飽きしない。常温よりもキンキンに冷やした方が都会的な飲み口、のど越しを期待できます。うまいです。

燗にしてもうま味の少ないさっぱりと、あっさりとした淡麗なお酒です。酸や苦味、渋味が少ないのでそれほど辛さは感じません。スーッと飲んでホッとする。そんな感じのお酒。熱くするほど味が無くなっていくので、ぬる燗くらいがちょうど良いかも。

お気に入り度:3



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# by tztom | 2016-11-19 04:42 | 島根 | Trackback | Comments(0)
豊の秋 純米酒ひやおろし原酒[米田酒造]
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醸造元:米田酒造株式会社
URL:http://www.toyonoaki.com/
住所:島根県松江市東本町3-59
電話:0852-22-3232
創業:明治29年(1896)

使用米:五百万石
精米歩合:65%
日本酒度:+4.5
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,285円(税込み)

島根県の県都である松江市は、江戸時代に松平家18万5000石の松江藩の城下町として発展した山陰最大の都市。戦災は受けなかった為に区画は昔のままで、今もなお武家屋敷や城下町の面影を残しています。
しかし、そんな松江市の中でも特に古い町並みが残されている地区に3軒の酒蔵があります。

松江城の南。蔵が位置する東本町は、かつて大橋川を流通拠点とする海産物などの問屋が軒を連ねていたい事から「末次魚町」(すえつぐうおまち)と呼ばれていました。 魚問屋以外にも醤油や酢、氷など様々な店が軒を連ね、松江の台所として栄えます。

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米田酒造はこの東本町で明治29年(1896年)に米田金五郎氏によって創業しました。現在は日本酒の他、焼酎やリキュール、みりんなども造っています。
酒銘の『豊の秋』は、自然からの恵み五穀の豊穣を祈り、さらに芳醇なお酒が醸し出されるようにと願って銘々。コンセプトは「ふっくら旨く、心地よく」だそうです。

今回のお酒は割り水も加熱殺菌もしない秋限定の生詰原酒です。


色はうすいコハク色で、熟成されたフルーティーな香りと深いコク、膨らみのある酸、潔いキレ。うま味はしっかりとありますが、ガツンと男性的辛口なお酒です。原酒とは言っても17度ですので、身構えるような濃さは無く、普通に食中酒としても盃が進みます。

燗にすると、芳醇な米の旨みがこれまたフルーティーに昇華して、ほんのりと牧歌的な乳酸の香りを舌に感じながら、甘み、酸味がバランス良くまとまって口福感を上げ、ラストは潔く消えていく。しっかりとした旨みのある透明感。ああ、うまい。

お気に入り度:4



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# by tztom | 2016-11-15 23:56 | 島根 | Trackback | Comments(0)
国暉 特別純米酒 佐香錦[国暉酒造]
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醸造元:国暉酒造株式会社
URL:http://www.kokki.jp/
住所:島根県松江市東茶町8
電話: 0852-25-0123
創業:明治7年(1874)

使用米:佐香錦
精米歩合:60%
日本酒度:+8.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,404円(税込み)

島根県の県都である松江市は、江戸時代に松平家18万5000石の松江藩の城下町として発展した山陰最大の都市。戦災は受けなかった為に区画は昔のままで、今もなお武家屋敷や城下町の面影を残しています。
しかし、そんな松江市の中でも特に古い町並みが残されている地区に3軒の酒蔵があります。

松江城の南、大橋川河口の宍道湖湖畔に蔵を構える國暉酒造は明治7年(1874)の創業ですが、蔵元の岩崎家は江戸時代を通して商家を営んでおり、廻船問屋、藍染業、水産業など幅広い商いにより松江藩から名字帯刀を許されていた家柄でした。

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宍道湖に臨む仕込蔵は松江藩の土蔵を譲り受けて移築改造したものです。國暉酒造の店舗は文化5年(1808)の大火後に建てられたもので、江戸時代末期の町屋の面影が残る文化財級の建物です。

岩崎家は松江における酒造業の中心的な立場であった事から戦時中の企業統制令においては調整役を務める一方で自らは率先して休業。戦後の昭和22年に岩崎家が中心となり、休業中の11蔵を集めて酒造販売会社・松江酒造有限会社を設立。岩崎家は醸造蔵として、他の蔵は酒販店を担いました。昭和31年に國暉酒造有限会社に社名変更し、平成22年に株式会社へ改組しました。

島根の酒米「佐香錦」を使ったお酒。色はうすいコハク色ですが香りはほとんど感じません。日本酒度8度らしい、すっきりとしたクリアな淡麗辛口。うまみは控えめですが、酸味や辛さも特に前面には出ず、雑味もない、非常に飲みやすいお酒です。

燗にすると、あっさりとした透明な水のような飲み口の中に、うま味と苦味と渋味がバランス良くハーモニー。酸はほとんどなく、やさしくマイルドな飲み口に。やや苦味を伴った後味のキレは後を引きます。うまいです。

お気に入り度:3




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# by tztom | 2016-11-13 16:23 | 島根 | Trackback | Comments(0)
李白 特別純米酒 生詰 ひやおろし[李白酒造]

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醸造元:李白酒造有限会社
URL:http://www.rihaku.co.jp/
住所:島根県松江市石橋町335
電話:0852-26-5555
創業:明治15年(1882)

使用米:-
精米歩合:58%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,296円(税込み)

島根県の県都である松江市は、江戸時代に松平家18万5000石の松江藩の城下町として発展した山陰最大の都市。戦災は受けなかった為に区画は昔のままで、今もなお武家屋敷や城下町の面影を残しています。
しかし、そんな松江市の中でも特に古い町並みが残されている地区に3軒の酒蔵があります。

ブランド的に松江市、いや島根県を代表する酒『李白』を醸す李白酒造は現在の松江市内で最も江戸時代の町人町の面影を残す石橋町に大規模な蔵を構える酒蔵ですが、創業は以外と新しい明治15年(1882) に個人商店としての出発。法人改組は昭和25年で、それ以来現在は希少となった有限会社を継続しています。

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酒銘の『李白』は唐の詩仙と称された「李白」に因んだものですが、それを命名したのが、この松江市出身でかつ大正・昭和の激動期に2度内閣総理大臣を務めた若槻礼次郎氏。さらに李白のラベルの「李白」の文字も同氏の揮毫(きごう)を写したものです。

都内の酒屋やスーパーにも並ぶ銘柄ですが、今回のお酒はちょっと限定酒。
牧歌的な 干し草のような香ばしい乳酸香を香りと舌に感じました。熟成された落ち着き感とスッキリとした透明感。生詰貯蔵はこんな感じになるのかな。でも適度な旨み甘みが乗った淡麗辛口の、飲みやすいお酒です。ややアルコール的なシャープさと機械的な香りを感じましたが、でも不快では無く、バランスとエッジのある旨さに通じる未来的なキレ?。うまいです。

燗にすると、以外に旨みは控えめに抑えられてあっさりとした飲み口に。淡麗なやさしい辛口のお酒。このお酒は冷やがおすすめ。

お気に入り度:3



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# by tztom | 2016-11-09 20:21 | 島根 | Trackback | Comments(0)
蒼斗七星 純米吟醸58 木槽搾り [青砥酒造]
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醸造元:青砥酒造株式会社
URL:http://www.aotoshuzo.co.jp/index.html
住所:島根県安来市広瀬町布部1164-4
電話:0854-36-0006
創業:明治28年(1895)

使用米:山田錦(兵庫県産)
精米歩合:58%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,749円(税込み)

安来市の郊外、松江藩支藩の城下町・広瀬町の街を通り抜け、さらに山深く奥まった布部(ふべ)地区は江戸時代にたたら製鉄で栄えた町です。今も宿場町のような古い町並みを残すこの小さな集落で青砥酒造は明治28年(1895)に創業。主力銘柄は『ほろ酔』という優しい酒銘ですが、近年は2009年に新しく生まれた新ブランド『蒼斗七星』を展開しています。

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この酒銘『蒼斗七星』とは、青色のタンクの中に散らばった掛麹が「蒼い」宇宙で瞬く無数の星のように見えた事、さらに昔の旅人が北斗七星を見て、自分の今いる場所を確認して進むべき方向を決めていたことから、青砥酒造の今後進むべき道を照らす星明かりとなるようにとの思いを込めて銘々。もろみの搾り方にもこだわり、雫取りと木槽搾りの二種類を用いています。

まず最初の印象は澄んだ青りんごのような香りと風味。すっきりとした飲み心地にしっかりとした垂直な酸がほどよくアクセントとなり、中盤からは酸は引いて代わりに甘みが後半の余韻にまで続きます。

華やかさというよりは精密機器のような凜とした超純水のような。でもほのかにラッカー系の酢酸エチル香が。より一層機械的な鋭さと純度を思わせる。稟として鋭い中にも旨味があるお酒。うまい、これはうまいです!!


お気に入り度:4


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# by tztom | 2016-11-06 15:59 | 島根 | Trackback | Comments(0)
羽前桜川 純米出羽の里 向日葵[野澤酒造店]
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醸造元:野澤酒造店
URL:なし
住所:山形県西置賜郡小国町大字小国小坂町213
電話:0238-62-2011
創業:宝永3年(1706)

使用米:出羽の里
精米歩合:70%
日本酒度:+3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,134円(税込み)
宝永3年(1706年)

西置賜郡小国町(おぐにまち)は山形県の南西端、新潟県と接する人口約8千人の古くからの国境で交通の要衝として栄えました。周囲を山岳に囲まれて孤立した町ですが、江戸時代には上杉家米沢藩の小国代官所が置かれていました。

国道113号線・小国街道は山形県の置賜地方と新潟県を結ぶ古くからの街道で越後街道と呼ばれ、大永元年(1521)開通という歴史の古い街道です。

小国町の中心市街の国道沿いに蔵を構える野澤酒造店は江戸時代中期の宝永3年(1706)に創業した歴史の古い酒蔵です。

酒銘の『桜川』名勝、片洞門の桜川渓谷に由来。

飲み口はスッキリとしていますが、しっかりとした旨みもあります。やさしい飲み口です。自然な余韻。雑味もなく、ほのかな苦味渋味の自然な余韻が心地よいです。もう少し地酒っぽい野暮ったさがあるかと思いましたが、結構洗練された淡麗辛口のお酒でした。うまいです。うまい!

燗にするとやさしいうまさ。ああ、やさしい。やさしい後に丸くなった渋味苦味が一瞬スキッとリセットする。ダレない、キレがまたいい。燗最高。

お気に入り度:冷3/燗4




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# by tztom | 2016-11-05 07:32 | 山形 | Trackback | Comments(0)



私の飲んだ地酒(日本酒)と酒蔵の記録
by tztom by 太泉八雲
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