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くろいそ巻狩の里 [熊久保商店]

くろいそ巻狩の里  [熊久保商店]_f0138598_20294610.jpg

醸造元:合名会社 熊久保商店
URL:なし
住所:栃木県那須塩原市高林374
電話:0287-68-0003
創業:明治45年(1912)

使用米:-
精米歩合:-
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度以上18度未満
購入価格:720ml:1,020円(税込み)

今回飲んだ蔵は栃木県最北の小さな酒蔵、熊久保商店のお酒です。

那須塩原市の北西郊外(旧・黒磯市)、内山(しぎうちさん)山麓に広がる田園地帯の一画に蔵を構える熊久保商店。

創業は100年以上前の明治45年(1912)創業ですが、現在は建物の老朽化や杜氏の引退によって自醸はしていません。

醸造元は非公開ですが、噂によると茨城県水戸市の○○酒類で作っているとか。

清酒販売の他ガソリンスタンドも経営しています。

かつての主力銘柄は『那須野泉』でしたが、現在は観光地向けの各種銘柄、日本酒、焼酎やリキュールを販売しています。

今回購入した『巻狩の里くろいそ』は独特のビンに立派な冠ですが、中身は本醸造に近い普通酒。

酒銘の「巻狩(まきがり)」とは中世に遊興や神事祭礼や軍事訓練のために行われた狩競(かりくら)の一種で、狩場を多人数で四方から取り囲み、囲いを縮めながら鹿や猪などの獲物を追いつめて射止める大規模な狩猟です。

那須地域は古くからこの巻狩が盛んな地で、源頼朝もこの地で巻狩を行ったといいます。

香りはほとんどなく、飲み口はさっぱりとした端麗辛口の酒です。

アルコール度はやや高めですが、キツさや雑味はなく、やや濃醇な後味とキレ。

ロックで飲むのが結構オススメ。ビンのラベルにはレモンを添えて…と。

日本酒の可能性?も提案。

燗にしても、やさしい旨み、ふくよかさが増しておいしいです。

大手が醸した安定感だけに、うまいです。


お気に入り度:3



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by tztom | 2014-10-04 20:30 | 栃木 | Comments(0)