2016年 09月 25日
香梅 純米吟醸酒 竣 無濾過生[香坂酒造]
醸造元:香坂酒造株式会社
URL:http://www.ko-bai.sakura.ne.jp/
住所:山形県米沢市中央七丁目3-10
電話:0238-23-3355
使用米:出羽燦々
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:1.6
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,620円(税込み)
米沢市中心部の北側、中央七丁目の県道3号線「長井街道」沿いに蔵を構える香坂酒造は大正12年(1923)の創業で、屋号の通り創業当時から『香梅』という銘のお酒を醸します。丸い赤レンガの煙突が特徴で蔵はほぼ創業当時のもの。
一見大きな酒蔵に見えますが、実は従業員4名の小さな酒蔵。
仕込み米を素手で洗う作業から始まり、瓶詰めしたお酒に手でラベルを貼る作業まで、全て手作業。「すべてを手造りで」がこの蔵のこだわり。
このお酒『峻』は「息子の挑戦 Part1 」というサブタイトル。現蔵元のご子息、香坂洋平氏が製造責任者として初めてプロデュースしたお酒で、特約店限定酒。
無濾過系でいろいろバリエーションがあるようですが、今回のお酒は生詰酒です。
華やかな香りどころか、わずかな香りも無いですけど、飲み口はスッキリとしたシャープさと、やさしく包み込むような甘みを持った雑味の無い淡麗辛口のお酒です。
日本酒を飲み続けてきて、趣向が変わったのかどうかは自分自身を精査中ですが、こんな淡麗辛口なのにちょっと感動する旨さに驚き。ああ。澄んだ甘みが同居…いや包み込んだ包容力というのかな?
キリッと凜としたような飲み口をやさしく包み込んで介抱して忘れさせる様な魔性的なキレ。
こ、これはうまいです。っていうかやばいです。うまい!!
栓を開けて数日置くと、やや渋味や苦味が強調された後味が際だってきますが、それはそれで、いずれにしてもうまいです。うまい!
お気に入り度:4
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