2017年 03月 23日
氷室 大吟醸 生酒[二木酒造]
醸造元:二木酒造株式会社
URL:http://niki-sake.com/
住所:岐阜県高山市上二之町40
電話:0577-32-0021
創業:元禄8年(1695)
使用米:-
精米歩合:50%
日本酒度:+4.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度以上18度未満
購入価格:720ml:1,960円(税込み)
岐阜県の飛騨地方は周囲を山に閉ざされた山間奥地の地です。しかし、戦国時代に飛騨地方を平定した金森長近によって城下町が築かれ、その後江戸時代には幕府直轄の天領の支配中心地として飛騨高山の町は大きく発展しました。そして現在「飛騨の小京都」と呼ばれています。
当然酒蔵もかつては多くあり、江戸末期から明治初頭には蔵元も140軒ほどあったといいます。
しかし近年には7軒(老田酒造店の本社・製造部が郊外に移転した為)だった酒蔵も現在は6軒。
国の重要伝統的建造物保存地区に指定されいている上二之町に蔵を構える二木酒造は江戸時代中期の元禄8年(1695)の創業で主力銘柄は『玉の井』。
蔵元の二木家は加賀(石川県)から飛騨の地に移り住んだ事から屋号は「加賀屋」でした。
300年以上もの歴史を誇る老舗蔵ですが、現在は飛騨高山で唯一の「吟醸蔵」に徹しています。
また飛騨で「生酒」ブームを起こした大吟醸の生酒『氷室』シリーズ。
香りは控えめですが、ややプラモデルのような香り。超ライトですっきりとした味わいとのど越しの淡麗辛口のお酒。ややドライな酸の飲み口に辛口の白ワインにイメージが通じる、そうまさに「ライスワイン」・・・というよりは米焼酎に形容されるような深い味わいと華やかな包容力。的な。
ドライだけど、米の旨さを引き出す事は忘れていない。
どこか機械的でドライな印象ながらも、さまざまな複雑な要素を持ったお酒ですが、これはうまい。
うまいです。やばいうまさ。
お気に入り度:4
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