小野櫻 特別純米[山内酒造場]
f0138598_19381051.jpg

醸造元:山内酒造場
URL:http://www.yamauchisyuzou.jp/
住所:岐阜県中津川市上野小野沢134-1
電話:0573-75-4417
創業:不明

使用米:ひだほまれ
精米歩合:55%
日本酒度:+2.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,200円(税込み)

木曽路に近く長野県に接する岐阜県の最南東端に位置する旧恵那郡坂下町は2005年の平成の大合併によって中津川市に編入されますが、古くから美濃や飛騨と木曽谷を結ぶ玄関口で「裏木曽」とも呼ばれていました。

中山道木曽路は三留野宿から木曽川を離れ、妻籠宿、馬籠宿を経て落合宿より中津川宿に至りますが、しかし現在の国道19号線と共に木曽川に沿って併走する中央本線の坂下駅が町の玄関口となっています。

木曽谷と美濃・飛騨を結ぶバイパスである裏街道は現在国道256号線と岐阜県道3号福岡坂下線の二つが町内を斜めに横断していますが、県道3号線沿いの山間部に山内酒造場はあります。

一般車の交通量は少ない裏街道のこの道ですが、意外に大型トラックの通行は多いです。

山内酒造場の蔵元山内家の先祖は鎌倉時代に落ち武者となり、この山奥に入って百姓に帰農したといいます。

よって蔵元山内の姓は「山の中」の意味では無く、北鎌倉にある山ノ内に由来する武家時代からの姓とか。

f0138598_19381858.jpg

蔵の創業年は不明ですが現在の蔵元は21代目。そして奥さんが杜氏を務め夫婦二人三脚でやっている山間の小さな酒蔵です。

造るお酒は全て純米酒。さらに、なんと醸造タンクに音楽を聞かせて醸す音楽醸造蔵ですよ。

おまけにその音楽は蔵元仲間の手作りフォークソング。

酒のラベルも友人仲間の板画・切り絵に蔵元デザイン。

山間の小さな夫婦経営の純米蔵。

しかし、2017年3月。21代目当主蔵元山内總太郎氏(69)が酒造りを辞めるということで、なんと小野桜は今年で飲み納めになるかも知れません。


色は無色透明、香りも控えめです。

しかし飲み口は酸の聞いた濃醇なコクのお酒。

野趣的な地酒っぽい、乳酸香と老ね香系が強く重たい飲み口のお酒を想像しましたが、完全に良い方向に裏切られました。

新潟酒のようにスッキリとしていながらも旨みがしっかりとある洗練された飲み応えのあるお酒。

変な例えにすると、都会的なワインのような飲みやすいお酒です。

燗にすると、しっかりと旨みの芯がありながらもふくよかでまとまりのある酒。

個性がありながらも、出しゃばらない、そんなお酒です。

うまいです。うまい!

しかし、このお酒が今年限りというのは残念でなりません。

お気に入り度:3




↓お、この蔵・この日本酒いいね!と思われたらポチッとお願いします。
【日本酒】ブログランキング
日本の地酒・小さな酒蔵を応援しています!!


[PR]
by tztom | 2017-08-07 19:39 | 岐阜 | Comments(0)
<< 百十郎 純米吟醸 G-mid[... 三千櫻 純米五百万石[三千櫻酒造] >>



私の飲んだ地酒(日本酒)と酒蔵の記録
by tztom by 太泉八雲
カテゴリ
タグ
全国各県の地酒が買える店
外部リンク
お気に入りブログ
記事ランキング
以前の記事
ライフログ
人気ブログランキング
最新のトラックバック
venusgood.com
from venusgood.com
whilelimitle..
from whilelimitless..
http://www.v..
from http://www.val..
真稜(しんりょう)「純米..
from 日本酒ブログ(由紀の酒)
「竹鶴」 竹鶴酒造株式会社
from 「一路一会」のぶらり、小さな..
「雨後の月」 相原酒造株..
from 「一路一会」のぶらり、小さな..
「富久長」 株式会社今田..
from 「一路一会」のぶらり、小さな..
「天寶一」 株式会社天寶一
from 「一路一会」のぶらり、小さな..
「神雷」 三輪酒造株式会社
from 「一路一会」のぶらり、小さな..
「雑賀の郷」 株式会社 ..
from 「一路一会」のぶらり、小さな..
最新のコメント
太泉八雲様 この度..
by りゅと at 09:27
りゅと様 はじめまして..
by tztom at 15:54
はじめまして。 良い酒..
by tztom at 19:06
初めまして。 このお酒..
by 伊 謄 at 20:29
豊麗潤酒とは、面白いサブ..
by 明@由紀の酒 at 12:54
検索
ファン
ブログジャンル


Skin by Excite ism