2017年 12月 16日
元帥 純米吟醸 生貯蔵酒 [元帥酒造]
醸造元:元帥酒造株式会社
URL:http://www.gensui.jp/
住所:鳥取県倉吉市東仲町2578
電話:0858-22-5020
創業:寛永年間(1848-1854)
使用米:玉栄(鳥取県産)
精米歩合:55%
日本酒度:+2.0
酸度:1.5
アミノ酸度:1.0
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:2,080円(税込み)
鳥取県中部、町中を流れる細い玉川沿いに立ち並ぶ土蔵街で有名な倉吉は国の重伝建に指定されています。
倉吉は古来より山陰道筋の要衝として発展し、戦国時代には打吹城の城下町として栄えました。
江戸時代に入ると池田家鳥取藩32万石の家老を務める荒尾家が町の行政を行う陣屋町として城下町を引き継ぎます。
玉川沿いに蔵を構える元帥酒造は江戸時代後期の寛永年間(1848-1854)に倉都本店として創業。
現在、醸造場は郊外に移転。川沿いの白壁土蔵は資料館として公開されています。
創業当時の酒銘は『旭正宗』といいましたが、明治40年に山陰地方行啓で倉吉を訪れた東宮殿下(後の大正天皇)に随行していた東郷平八郎海軍大将に献酒したのが縁となり、後の大正2年に東郷大将が「元帥」となった際に、それを記念して酒銘を『元帥』に改銘した。そうです
栓をあけるとフルーティーな香り。やがて木の香も感じてきます。
飲み口はというと、とにかくシャープ。
旨味はほとんど無く、ひたすらドライ。
日本酒度は2.0度程度なのにめちゃくちゃ辛口でドライでスッキリとしているお酒です。
同じ通りにある辛口系の酒蔵、高田酒造の7.0度の酒よりもはるかに上を行くドライなお酒でした。
ここで、料理と合わせてみる。
刺身とかではなく、濃厚なハンバーグや中華。
それに引けを取らない透明感。
まるで米焼酎のような透明感。いやそれよりも遙かにライトでクリア。でドライ。
栓を開けて数日置くと、ドライな辛口ながらもうまみが増します。
このスッキリ具合が料理と合いました。
続いて、この流れで燗にしてみました。
が、これはいまいち。
白湯か米焼酎のお湯割り(薄め)を飲んでいる感じ。
ある意味やさしい飲み口にはなるけど。
ああ、でもなんかこのドライさは、飲み過ぎても悪酔いしなさそう。
かな?と
お気に入り度:3
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