カテゴリ:岐阜( 47 )
白雪姫 純米大吟醸[渡辺酒造醸]
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醸造元:渡辺酒造醸
URL:http://www.minonishiki.com/
住所:岐阜県大垣市林町8-1126
電話:0584-78-2848
創業:明治35年(1902)

使用米:-
精米歩合:50%
日本酒度:+2.0
酸度:1.3
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,836円(税込み)

大垣市は、古くから東西交通の要衝として、経済・文化の要衝として栄えてきた岐阜県第2の都市です。
江戸時代は戸田氏10万石大垣藩の城下町として栄え、豊富な地下水に恵まれている事から「水の都」とも称されていました。

JR大垣駅の北口から徒歩で約10分。

鎌倉時代に北条氏に使えた林主馬允景顕林が開拓した事に由来する林町の住宅地の中に蔵を構える渡辺酒造醸は明治35年(1902)の創業。

この一帯は旧大垣街道・岐阜街道・揖斐街道が通る交通の要衝であり、城下町近郊の耕作地帯でしたが、現在はほぼベッドタウンに姿を変えています。

渡辺酒造醸は当初別の場所で創業しましたが、後に現在の場所に移転。
旧道沿いに連なる黒壁の酒蔵は築100年だそうです。

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そして現在、蔵を切り盛りしているのが、杜氏として蔵を継がれた4代目蔵元の三女・渡辺愛佐子さんという方です。
岐阜で唯一の女性杜氏だそうです。

主力銘柄は『美濃錦』ですが、新たにオーガニック酒米から醸した大吟醸の『白雪姫』シリーズや、関市の一億年前の地層から湧き出た水を使った『覚眠 森水酒』など精力的に新しい酒造りに邁進しています。

『白雪姫』は主に特約店向けの限定酒で、季節ごとに少量づつ異なるスペックのお酒を展開しています。

ブルーのボトルですが、色は薄いコハク色で香ばしい熟成香があります。今年瓶詰めされたお酒のはずですが瓶詰め前に寝かしているのでしょうか?
飲み口はほんのりと甘く、ふくよかな味わいのお酒でした。

もう少し今風の若々しいフレッシュなお酒かと思いましたが、古風な印象のどっしりとした芯のあるお酒で意外でしたが、おいしいお酒です。

お気に入り度:3



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by tztom | 2017-07-24 20:37 | 岐阜 | Comments(0)
美濃紅梅 一滴千山 純米吟醸生原酒[武内]
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醸造元:武内合資会社
URL:http://www.takeuchi-shuzo.jp/
住所:岐阜県大垣市伝馬町1
電話:0548-81-3111
創業:延享元年(1744)

使用米:-
精米歩合:55%
日本酒度:-1.0
酸度:1.4
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:1,728円(税込み)

大垣市は、古くから東西交通の要衝として、経済・文化の要衝として栄えてきた岐阜県第2の都市です。
江戸時代は戸田氏10万石大垣藩の城下町として栄え、豊富な地下水に恵まれている事から「水の都」とも称されています。

JR大垣駅南口から徒歩約5分ほど。旧美濃街道沿いに武内合資会社が蔵を構える伝馬町はその名の通り江戸時代の大垣城下町時代に伝馬会所が置かれた事に由来。

武内は古くからの商家で、江戸時代中期の延享元年(1744)に、この大垣城下で造り酒屋を始めました。
また酒や塩の販売業として「塩鎌屋」という屋号を持っています。

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創業当時の銘柄は『兄花』(このはな)といいましたが、現在の主力銘柄は『大垣城』と『美濃紅梅』です。

『美濃紅梅』は岐阜市にある梅の名所である梅林公園にちなんだもの。

戦後の一時期には、味噌や醤油、酢・ソース作りなども手がけていた事もあったそうです。

『一滴千山』(いってきせんざん)とは「一滴の水でさえ沢山になり、多くの山々をゆったりと潤す」という意味の「一滴千山潤」に由来。

色は無色透明で香りも控えめですが、飲み口から華やかでフルーティーな甘みが膨らみます。

原酒ですがアルコール度は16度。日本酒度がマイナス1.0度からくる甘さと深みのある米の旨み。後味はまろやかにスッキリとしたキレできれいにまとめ上げて心地よい余韻に。これは旨い!うまいです。

深くて、芯がしっかりとあって、それをバランスよく重厚にまとめあげている。うまい酒だ〜。

お気に入り度:4




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by tztom | 2017-07-22 18:14 | 岐阜 | Comments(0)
純米吟醸 道三吟雪花[三輪酒造]
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醸造元:株式会社三輪酒造
URL:http://www.miwashuzo.co.jp/
住所:岐阜県大垣市船町4-48
電話:0584-78-2201
創業:天保8年(1837)

使用米:五百万石
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:1.3
アミノ酸度:1.7
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

大垣市は、古くから東西交通の要衝として、経済・文化の要衝として栄えてきた岐阜県第2の都市です。
江戸時代は戸田市10万石大垣藩の城下町として栄え、豊富な地下水に恵まれている事から「水の都」とも称されています。

JR大垣駅の南側、この三輪酒造が蔵を構える船町はその名のとおり中山道と東海道を繋ぐ水運で栄えた湊町でした。

この城下町大垣の船町に蔵を構える三輪酒造は江戸時代後期の天保8年(1837年)に初代三輪徳次郎によって「澤田屋」として創業しました。

現在の主力銘柄はにごり酒シリーズの『白川郷』です。世界遺産に登録され、合掌造りで知られる白川郷を銘とし、奥飛騨地域の定番のお土産酒としても知られるお酒ですが、これは、白川村和田元村長が三輪酒造六代目三輪春雄に、どぶろく祭り用に売れるどぶろくを造ってもらえないかという依頼により生まれたものです。

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そしてこのにごり酒が現在三輪酒造の柱となっています。

そんな中で今回選んだお酒は、同蔵で数少ない清酒のラインナップ、『道三吟雪花』シリーズの純米吟様です。酒名は、戦国時代の美濃の武将、斎藤道三にちなんだもの。

ほんのりと甘い立ち香を感じます。そして飲み口は軽めなクリーミーさがあり、中程度の酸が納めるすっきりとした後味でした。華やかさを抑えた淡麗辛口な吟醸酒です。後味にやや渋味と苦味が長く残ってしまいますが、美味しいお酒でした。うまいです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-06-30 22:09 | 岐阜 | Comments(0)
天領 純米吟醸 ひだほまれ[天領酒造]
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醸造元:天領酒造株式会社
URL:http://www.tenryou.com/
住所:岐阜県下呂市萩原町萩原1289-1
電話:0576-52-1515
創業:延宝8年(1680)

使用米:ひだほまれ
精米歩合:50%
日本酒度:+3.0
酸度:1.3
アミノ酸度:1.1
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,728円(税込み)

日本三大名湯として知られる下呂温泉のある下呂市は2004年の合併で誕生した市で、その北部に位置する萩原地区は旧益田郡萩原町の中心部でした。町を南北に飛騨益田街道(今の国道41号線)が通り、中世金森氏時代より宿場町として発展していましたが、金森氏が改易されたあとは幕府直轄領(天領)となります。

今も宿場町の面影を残す町の中心部に蔵を構える天領酒造は江戸時代初期の延宝8年(1680)創業の歴史の古い酒蔵です。現在観光バスも乗り付ける酒蔵で、下呂市内では9割のシェアを持ちます。

天領酒造の蔵元の上野田(こうずけだ)氏は滋賀県日野市上野田の出身で、古くは近江を支配した蒲生氏の家臣だったそうですが、後に日野商人となり本州一円を巡って行商をしていたそうです。

その後、飛騨に支店を構えたのを機にこの地に移り住み、商人のかたわら新規事業として日本酒造りを始めました。古くは近江時代にも酒造りを行っていたそうです。

酒銘の『天領』は江戸時代の天領の町として栄えた事に由来。

甘さがぎゅっと凝縮したような清冽でライチ、メロンのようなフルーティーな吟醸香に期待がふくらみます。色は薄いコハク色で、飲み口は控えめな酸がスッキリとした清涼飲料のような飲み心地。最後までキレイな香りは続きますが、濃醇な旨口だけどもダレない。これはうまい!うまいよ!!

お気に入り度:4



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by tztom | 2017-06-20 19:40 | 岐阜 | Comments(0)
天恩 本醸造 熟成古酒[川尻酒造]
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醸造元:川尻酒造
URL:http://www.hidamasamune.com/
住所:岐阜県高山市上二之町68
電話:0577-32-0143
創業:天保10年(1839)

使用米:ひだほまれ・ひだみのり
精米歩合:70%
日本酒度:+4.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,426円(税込み)

岐阜県の飛騨地方は周囲を山に閉ざされた山間奥地の地で、戦国時代に飛騨地方を平定した金森長近によって城下町が築かれ、その後江戸時代には幕府直轄の天領の支配中心地として飛騨高山の町は大きく発展して、現在「飛騨の小京都」と呼ばれています。

当然酒蔵もかつては多くあり、江戸末期から明治初頭には蔵元も140軒ほどあったといいます。
しかし近年には7軒(老田酒造店の本社・製造部が郊外に移転した為)だった酒蔵も現在は6軒。

川尻酒造の創業は江戸時代後期の天保10年(1839)。

個人経営の蔵で、早くから糖類・酸味料などの使用を全廃し、桶売り(大手の下請)も止めました。

今回購入したお酒は「古酒」です。

なぜ古酒かというと、この川尻酒造は古酒しか造っていない古酒蔵だからです。

古酒ですが、そんなに濃くない、色は白ワイン程度の薄いコハク色でした。香りは熟成された香ばしい香りですが、これもそれほど強くはありません。飲み口はとにかく牧歌的でビターな旨みがありつつも控えめな香味と酸とサッと消えていくキレ。

濃くは無くさっぱりとして普通に冷やで飲みやすい古酒でした。クセもなくてうまいです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-06-18 06:52 | 岐阜 | Comments(0)
飛騨の華 純米酒[平田酒造場]
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醸造元:株式会社平田酒造場
URL:http://hidanohana.com/
住所:岐阜県高山市上二之町43
電話:0577-32-0352
創業:明治28年(1895)

使用米:ひだほまれ
精米歩合:65%
日本酒度:+3.0
酸度:1.7
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,594円(税込み)

岐阜県の飛騨地方は周囲を山に閉ざされた山間奥地の地です。しかし、戦国時代に飛騨地方を平定した金森長近によって城下町が築かれ、その後江戸時代には幕府直轄の天領の支配中心地として飛騨高山の町は大きく発展しました。そして現在「飛騨の小京都」と呼ばれています。

当然酒蔵もかつては多くあり、江戸末期から明治初頭には蔵元も140軒ほどあったといいます。
しかし近年には7軒だった酒蔵も現在は6軒(老田酒造店の本社・製造部が郊外に移転した為)です。

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そんな飛騨高山の酒蔵の中で、IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)において最高賞を受賞した「酔翁」の蔵元である平田酒造。

蔵元の平田家は江戸時代中期の明和6年(1769)に「打保屋」の屋号で、びんつけ油、ろうそくの製造販売を創めた商家でした。酒造業は明治28年(1895)に創業したそうです。

主力銘柄は長期熟成古酒『酔翁(すい おう)』と『飛騨の華』

現在、伝統的な佇まいの酒蔵には江戸時代の飛騨高山町人の資料を初め、酒造りの道具などを、「平田記念館」として展示公開しています。

クリーミーなバニラのような香りにフルーツシャーベット系の香り。飲み口は酸の強い辛口のお酒ですが、スッキリとしたリンゴ系のような甘みを感じます。栓をあけて少し立つとやや干し草のような乳酸香を感じ始めます。これが口の中に残るのがやや気になるところ。でも、飲みやすいお酒です。うまいです。

燗にすると、干し草のような乳酸香が強調されて前面に出てくる。ツンと鼻に来る刺激は無い。芳醇な飲み口ながらもやはり酸と苦味が前面に来る辛口のお酒。かなり淡麗なお酒なので、燗にするならぬる燗くらいがいいかも知れません。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-06-13 23:14 | 岐阜 | Comments(0)
母情 郡上一揆 特別本醸造[平野醸造]
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醸造元:平野醸造合資会社
URL:http://www.bojo.jp/
住所:岐阜県郡上市大和町徳永164
電話:0575-88-2006
創業:明治6年(1873)

使用米:五百万石
精米歩合:60%
日本酒度:+5.0
酸度:1.4
アミノ酸度:-
アルコール度:14.5度
購入価格:720ml:1,400円(税込み)

長良川の上流に位置する城下町、旧八幡町の北に接する旧郡上郡大和村。平成の大合併で郡上市となりました。このあたりは山を越えれば飛騨地方と接していますが、奥美濃と呼ばれる地域になります。

村の中心地である徳永地区の国道沿いに蔵を構える平野醸造は明治6年(1873)創業で、当時の酒銘は『甘露』でした。

初代蔵元の平野吉兵衛は醸造業のほかに木材や米穀類、製糸業など幅広く事業を展開する事業家でしたが、それを支えた妻じゅうは人のため、社会のために心を尽くした人として知られたそうです。

現在の酒銘である『母情』は、その母の精神を酒造りに生かし、後生に継承してもらいたいとの願いを込めて二代目蔵元が銘々。

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ちなみに城下町・郡上八幡に店を構える平野本店は本家にあたりますが、現在は自醸はしていません。

こんかいの特別本醸造は吟醸酒がブレンドされているそうです。仕込み水は大和町の名水「古今伝授の里の水」を使用。

酒銘の『郡上一揆』ぐじょういっき)は

郡上一揆(ぐじょういっき)は、江戸時代の宝暦年間に美濃国郡上藩で発生した大規模な一揆のことで映画化もされました。
今までの一揆と違ったのは、最終的に一揆の首謀者は処罰されたものの、領主であった郡上藩主の金森氏は改易、さらに幕府高官であった老中、若年寄、大目付、勘定奉行らが免職となった出来事でした。

香りはひかえめで、飲み口はスッキリとした淡麗辛口、白ワインのようなやさしい酸味と甘みで飲みやすいです。雑味が無く、吟醸酒のブレンドでほんのりと華やかさが添付されているのでしょう。うまいです。うまい!

燗にしても、すっきりとした旨みを保ちつつも、雑味も無くライトでキレもいい飲みやすいお酒でした。これは燗もいいです。うまい!

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-06-02 07:54 | 岐阜 | Comments(0)
元文 特別本醸造 つつじ 花酵母仕込み[布屋 原酒造場]
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醸造元:原酒造場
URL:http://genbun.sakura.ne.jp/
住所:岐阜県郡上市白鳥町白鳥991
電話:0575-82-2021
創業:元文5年(1740)

使用米:あきたこまち
精米歩合:60%
日本酒度:+5.0
酸度:1.4
アミノ酸度:-
アルコール度:15.5度
購入価格:720ml:1,150円(税込み)

長良川の上流に白鳥という町があります。このあたりは山を越えれば飛騨地方と接していますが、奥美濃と呼ばれる地域になります。

この奥美濃の町、白鳥は遙か古来、泰澄大師を案内した白鳥(ハクチョウ)にその名が由来するといい、同白鳥氏によって開かれたとされる白山登山の根拠地である宗教集落に発して、その後は長滝白鳥神社の門前町として発達しました。

奥美濃の中心地である白鳥町には古くは数件の酒蔵があったそうですが、現在残るのは町の中心に立つ布屋原酒造場のみ。

創業は江戸時代中期の元文5年(1740)で、「布屋」というのは当時からの屋号で酒造業を興した蔵元原左近衛門正繁が「近江惣市」のめでたき「白布」に由来。

蔵元の原家は古い歴史を持つ旧家で、先祖は公家の藤原家でした。しかし、平家の残党をかくまった為に京を追われこの地にやってきたそうです。その伊東左近藤原勝正より39代目、造り酒屋の布屋創業から数えて12代目となるそうです。

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伝統的佇まいの小さな酒蔵ですが、商品のラインナップは幅広く、最近は花酵母を使ったシリーズを展開しています。

今回のお酒は東京農大酒類学研究室から分類された「つつじの花酵母」を使用。ツツジ酵母で醸されるお酒は、原料米の甘味を引き立てるそうです。

色はうすいコハク色で香りは控えめ、ほんのりと乳酸香を感じます。しかし、飲んだ印象は華やか。序盤の飲み口は濃い甘さと中盤からくる濃醇な厚みを持った酸を感じたと思ったら、スーッと引いていく。キレ。バランスの良い苦味とフルーティーな要素でまとまった吟醸酒のようなお酒です。これはうまい!

一応、燗にもしてみました。つん、と鼻につく刺激があります。でも飲み口は透明ながらも華やか。最初に来る甘さを包み込むような苦味、と酸そしてスーッと消えていくキレ。スッキリとした飲み口。ぬる燗くらいがいいですね。燗もオススメです。うまい!


お気に入り度:3




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by tztom | 2017-05-28 06:33 | 岐阜 | Comments(0)
睦鳥 純米酒 半布里戸籍[松井屋酒造場]
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醸造元:有限会社 松井屋酒造場
URL:https://matsuiya-sake.jimdo.com/
住所:岐阜県加茂郡富加町加治田688-2
電話:0574-54-3111
創業:寛政7年(1795)以前より

使用米:-
精米歩合:70%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,200円(税込み)

岐阜県の中南部、美濃加茂市と関市に挟まれた加茂郡富加町は、昭和の合併で生まれた町で、旧富田村と加治田村が合併してその頭文字を取ったもの。

濃尾平野の北部に位置するこの地域は農村でしたが、加治田村は中世には加治田城の城下町として、江戸時代には飛騨街道の宿場町として発展して町場となり、古くからこの地域の中心地でした。当時「松井屋」など地元有力者が酒造業を行なっていたという記録があります。

この松井家は江戸時代中期の寛政7年(1795)には酒造りを行っていましたが、それ以前より続く商家でしたが記録が残っていません。

酒蔵の主屋は寛政7年(1795)に建てられ、酒蔵2棟と店舗の合計3棟、その中の酒造用具など約3,600点余りが、岐阜県重要有形民俗文化財に指定されていて、資料館も兼ねています。

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主力銘柄の『睦鳥』( むつみどり)とは“オシドリ” のように仲むつまじく、末永く家庭円満にという願いを込めて命名。

サブネームの『半布里戸籍』(はにゅうり・こせき)とは、奈良の正倉院にひっそりと残されていた現存する日本最古の戸籍にちなんだもの。

色はほんのりとした白ワインのようなコハク色。香りは牧歌的な乳酸香が熟成されたような香ばしいながらも、飲み口はやや酸味のあるフルーティーさ。後味に酸味とシャープな苦味のキレ。というかフィニッシュ。
苦味がいつまでも舌に残るのは。濃い料理の食中酒とすればバランスがとれていい?

燗にすると、芳醇な飲み口も干し草のような香ばしい乳酸香もすべて良い方向で結ばれて昇華していきます。
いやこの燗酒は旨いです。じっくりと飲む酒。雑味が無くやさしいお酒。この澄んだ、清冽な印象の燗酒は居酒屋で出る大手酒造メーカーの燗酒にも引けを取らない安定感と飲みやすさ。

いや〜このお酒は燗がいいです。うまいですよ、うまい!



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by tztom | 2017-05-25 00:19 | 岐阜 | Comments(0)
光琳 有機米純米酒 [千代菊]
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醸造元:千代菊株式会社
URL:http://chiyogiku.co.jp/
住所:岐阜県羽島市竹鼻町2733
電話:058-391-3131
創業:元文3年(1738)

使用米:こしひかり(JAS有機認定米)
精米歩合:65%
日本酒度:+1.0
酸度:1.6
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,368円(税込み)

岐阜県内で唯一の東海道新幹線の駅である岐阜羽島駅。その羽島市の中心部にある竹鼻の伝統的な町並みの中の中町にある千代菊酒造は江戸時代中期は8代将軍徳川吉宗の時代の元文3年(1738)に創業。

蔵元の板倉家は元々は武士でしたが、安土桃山時代に初代坂倉又吉吉之がこの美濃の竹ヶ鼻村で武士の身分を棄てて帰農しました。

酒造りを始めるのはそれから数えて七代・板倉又吉の代になってから。当時の酒名は『薄紅葉』でしたが、幕末にロシア船襲来で世情が乱れていたことから、国の繁栄を祈願して九代蔵元によって今の主力銘柄である『千代菊』が生まれました。

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今回飲んだお酒は新ブランド『光琳』(こうりん)シリーズの中の純米酒で、ラベル文字の色から通称『銀光琳』と呼ばれて入るもの。
江戸時代の画家「尾形光琳」に由来すると思われますが、酒銘となった経緯は不明。(しらべます)

『光琳』シリーズはラベルにいろいろと書かれていて、まず目に入るのが「BIO」の文字。それから「有機米使用」「オーガニックBIOアイガモ農法米全量使用」「有機農産物加工酒類」など有機を強くアピールしています。

香りは低く、というかほとんどなく、でもほのかにわずかにメロンのような甘い香りがしました。
飲み口は雑味の無い透明度の高い淡麗辛口。ライチのような酸の無いフルーティさ。一口に言えばキレイなお酒。そして上品で上質で安定感のあるお酒。うまい。

燗にすると、すっきりとした透明感のある、まあある意味で白湯(さゆ)のような印象のお酒ですが、ふっくらとしていて、適度に甘みもあって辛さも控えめで、やさしく飲みやすいお酒になりました。
う〜ん。このお酒は燗にした方が、もしくは常温くらいが丁度美味しいかも知れませんね。うまいです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-05-20 18:57 | 岐阜 | Comments(0)



私の飲んだ地酒(日本酒)と酒蔵の記録
by tztom by 太泉八雲
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