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近江龍門 特別純米酒[近江酒造]
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醸造元:近江酒造株式会社
URL:http://shigasakari.jp/
住所:滋賀県東近江市八日市上之町9-16
電話:0748-22-0001
創業:大正6年(1917)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:1.3
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,274円(税込み)

平成の大合併により2005年に誕生した東近江市は、その名のとおり琵琶湖東岸から鈴鹿山脈にかけて東西に長い市域を持っています。

その東近江市の中心が旧八日市市です。

古くから交通の要衝であった八日市は、その名の通り毎月八の日に市が立っていた事に由来します。中世にはすでに近江国第一の市場町として繁栄。

また東西南北に街道が交差する要衝の町で、町を東西に走る八風街道は、永源寺町から鈴鹿山脈の難所八風峠を越えて伊勢・尾張を結ぶ道で現在の国道307号線に相当。

南北に通過する御代参街道(ごだいさんかいどう)は、中山道愛知川宿と東海道土山宿を結ぶバイパスで、「東海道脇街道 」または「北国越安土道」が正式な名称です。

近江酒造とは近代的な社名ですが、実は地元の酒造家や酒販業者が酒造りの近代的を目指して大正6年(1917)設立した酒蔵でした。

主力銘柄の『志賀盛』は2つの意味を持ちます。

一つは志賀(滋賀)の酒造家や酒販業者が共に繁栄する事を願ったもの。

もう一つは「この志を同じくすることを賀し、ますます隆盛を期する」という意気込み。

長年、地元で愛される定番酒として酒造りを行っていましたが、日本酒不況の中、新しいイメージを狙った新ブランドが『近江龍門』シリーズ。

鈴鹿山麓にある永源禅寺の、さらに奥山にある幽玄の滝「識蘆ノ滝」の別名「龍門の滝」に由来。

他には蔵元が猫好きなことから生まれた『近江ねこ正宗』シリーズなどユニークな酒も展開。

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この特別純米酒である『近江龍門』は「燗酒コンテスト2015」で最高金賞を受賞したという、燗向けのお酒らしい。

でも、まずは冷やで。

香りは控えめ。
酸味の少ないスッキリとしたフルーティーな飲み心地です。
後味にほのかな苦味と渋味が後味引くアクセントに。

食中酒。向けの淡麗の中辛口って感じ。

シャープさはなく、酸味が多いけどやさしい。

さて、燗にすると…う〜ん香ばしい香り。
酸が多いけど、ゆるやかな後味。
そしてほどよくスッキリ感。

うまいな〜燗。

燗でも冷やでもキレイなお酒です。

お気に入り度:3



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by tztom | 2017-09-30 00:42 | 滋賀 | Comments(0)
純米酒 多賀 秋の詩[多賀]
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醸造元:多賀株式会社
URL:http://www.sakenotaga.co.jp/
住所:滋賀県犬上郡多賀町中川原102
電話:0749-48-0134
創業:正徳元年(1711)

使用米:秋の詩(多賀町産)
精米歩合:70%
日本酒度:±0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,200円(税込み)

彦根市の東、鈴鹿山脈の西麓に位置する犬上郡多賀町は、伊邪那岐命(イザナギ)と伊邪那美命(イザナミ)の2大神を祀る、古くから「お多賀さん」として親しまれてきた多賀大社の門前町として発展した町。

多賀大社の北側を流れる、鈴鹿山脈を源とする芹川のほとりに大きな工場の蔵を構える多賀株式会社。

前身は江戸時代中期の正徳元年(1711)に創業した中川酒造。

江戸時代は大地主であると共に灰屋と酒屋を営んでました。

多賀株式会社の生産量は1万石で、滋賀県最大の酒蔵です。

しかし県内でもあまり目にする事はありません。

中川酒造は蔵の近代化の為に周辺の酒蔵と合併し、さらに技術力を高める為に月桂冠との資本提携を経て現在は月桂冠の子会社になっています。

よって、その生産量の一部を多賀ブランドにて地域限定で販売しています。

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スッキリとした酸と厚みのあるフルーティーで旨辛口のお酒です。

やさしく透明感のある飲み口。

どちらかと言うと、やはり京都の女酒的な。

後味にややざらつき感を感じるのが気になりましたが。

でもうまい。おいしいお酒です。

大手酒造メーカーらしい安定した酒質です。

燗にすると、酸が増してどっしり感が。

風味も花開いてうまい!しっとり感。
料理と合うお酒です。

うまい!!

お気に入り度:4




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by tztom | 2017-09-26 00:31 | 滋賀 | Comments(0)
初桜 あいの土山 本醸造[安井酒造場]
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醸造元:安井酒造場
URL:http://hatsusakura.jp/
住所:滋賀県甲賀市土山町徳原225
電話:0748-67-0027
創業:明治17年(1884)

使用米:-
精米歩合:65%
日本酒度:±0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,230円(税込み)

平成の大合併によって甲賀市の一部となった旧甲賀郡土山町は、箱根と並ぶ東海道の難所、鈴鹿越えをして近江国に入った最初の宿場町で、東海道五十三次の49番目の宿場町として栄えた町でした。

土山宿の全長は約2.5kmで、本陣2軒に旅籠は44軒もあったそうです。

土山を称した言葉や鈴鹿馬子唄に歌われる「あいの土山」。
この「あい」とはなんぞや?これには諸説あり、いまだに定説がありません。
相、間、藍、鮎などさまざまな語源や諸説があるそうです。

そんな今も一部に往事の宿場町の面影を残す土山宿の西の外れの旧東海道沿いに蔵を構える安井酒造場。

主力銘柄の『初桜』(はつざくら)は、桜の花にちなんで誰からも愛される酒であるようにとの願いを込めたもの。
その他、限定酒の『晴』『天晴』、土山町に所在する限界集落・鮎河地区のコシヒカリを使用した純米酒『鮎河』シリーズなども展開しています。

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ちなみに今の蔵元は東京福生市にある『多満自慢』の石川酒造で修行されたそうです。

本当であれば『初桜』ラベルのお酒が飲みたかったのですが、蔵に訪れた日に酒蔵にあった四合瓶はこの観光酒っぽい『あいの土山』本醸造だけでした。

いつかは限定酒の『晴』『天晴』なども飲んでみたいですね。


香ばしく牧歌的な乳酸香、古酒的な熟成香です。

ビターなカカオのような飲み口。

濃くて一瞬鋭い酸が立っては消え、後半はひたすらに濃醇旨口。

常温の方が旨味がのり、味わいがやわらかくなって飲みやすいです。

燗にすると、超丸くふくよかな飲み口に変化します。

甘くやさしいです。

やはりビターな香ばしさはほんのり残りますが、舌の上の透明感は増します。

味わい深いお酒です。うまいですね。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-09-23 18:20 | 滋賀 | Comments(0)
Ninja 忍者 特別純米[瀬古酒造]
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醸造元:瀬古酒造株式会社
URL:http://www.sekoshuzo.co.jp/
住所:滋賀県甲賀市甲賀町上野1807
電話:0748-88-2102
創業:明治2年(1869)

使用米:吟吹雪
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:1.8
アミノ酸度:-
アルコール度:16度以上17度未満
購入価格:720ml:1,440円(税込み)

平成の合併で2004年に甲賀市の一部となった旧甲賀郡甲賀町には三軒の酒蔵があります。

甲賀町は三重県と接する滋賀県南東端の町で、忍者のイメージから里山を連想しますが、野洲川最大の支流である杣川(そまがわ)に沿って開けた平野にあり、JR草津線が走っています。

元々は昭和の大合併で大原村・油日村そして佐山村が合併して発足した町でした。

この地域は古くから富山と並ぶ製薬・家庭用常備薬の地としても知られています。

JR草津線油日駅の南、亀山方面に線路沿いに少し歩くと瀬古酒造はあります。

瀬古酒造は明治2年(1869)に米屋から酒造業に転向して創業しました。

瀬古酒造の販売会社である(株)コメセは「米瀬」の意味でしょうか。

またこの地域には瀬古の名前も多く見られます。

瀬古友三酒店、瀬古小物店、瀬古製菓舗、瀬古整骨院などなど。

主力銘柄は『大甲賀』ですが、甲賀が三重県の「伊賀」と並ぶ忍者の里として知られている事から、新しいブランド『忍者』を立ち上げました。

ボトルデザインなど新ブランドのコンセプトは海外で広報関係の仕事をされている蔵元の娘さんによるもの。

現在の蔵元上野敏幸氏もまた、元は東京の広告マン。
酒蔵の所在地、甲賀町上野との繋がりがあるのかと思いきや、まったく無し。
蔵元上野敏幸氏は埼玉県の出身。
酒蔵は奥さんの実家。という感じ。

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今回飲んだお酒は厳寒期にじっくりと低温発酵させた原酒を生で低温貯蔵した生貯蔵酒。

華やかでフルーティ。

キレイ。

清流のように澄んだ飲み心地。うまい!

フレッシュで中盤にやや酸が強くて若い面もあるけど、飲みやすい。

シャープでフルーティーな後味の余韻。

吟醸酒レベルのお酒。でうまい!

うまいな〜!!

お気に入り度:4



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by tztom | 2017-09-22 00:36 | 滋賀 | Comments(0)
春郎 純米吟醸[望月酒造]
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醸造元:望月酒造株式会社
URL:(ブログ)http://suzukabuto.blog.fc2.com/
住所:滋賀県甲賀市甲賀町毛枚1158
電話:0748-88-2020
創業:寛政年間(1789-1801)

使用米:吟吹雪
精米歩合:60%
日本酒度:+8.0
酸度:1.8
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,600円(税込み)

平成の合併で2004年に甲賀市の一部となった旧甲賀郡甲賀町には三軒の酒蔵があります。

甲賀町は三重県と接する滋賀県南東端の町で、忍者のイメージから里山を連想しますが、野洲川最大の支流である杣川(そまがわ)に沿って開けた平野にあり、JR草津線が走っています。

元々は昭和の大合併で大原村・油日村そして佐山村が合併して発足した町でした。

この地域は古くから富山と並ぶ製薬・家庭用常備薬の地としても知られています。

JR草津線油日駅の南、少し山へ入った毛枚(もびら)地区に望月酒造はあります。

創業は江戸時代中期の寛政年間(1789-1801)で、二百年ちかく続く酒蔵ですが、現在は100石足らずを家族で造る小さな酒蔵です。

かつての銘柄は『晴朗』でしたが、十数年前にあたらしいブランド『寿々兜』(すずかぶと)に一新しました。

意味は仕込み水に使う鈴鹿山脈の伏流水の「すずか」と甲賀のイメージの「かぶと」を掛けたものだとか。

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花びらのような華やかな立ち香。

飲み口はやさしベールに包まれた酸味があって、結構ガツンと辛口だけど甘さでふわっと包みこまれています。

口で転がすとまたまた、花びらを口に含んだような香り。

そしてプラム。桃のような香りへ。

後味はスッキリ。程よい苦味。

総じて結構うまみありの淡麗辛口系。

山の中の小さな酒蔵でうまい酒発見。

うまいです。

ってか、うまいよ!これ!

お気に入り度:3



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by tztom | 2017-09-18 21:32 | 滋賀 | Comments(0)
春乃峰 純米吟醸 光風霽月[田中酒造]
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醸造元:田中酒造株式会社
URL:http://www.sekoshuzo.co.jp/
住所:滋賀県甲賀市甲賀町大原市場474
電話:0748-88-2102
創業:明治44年(1911)

使用米:玉栄
精米歩合:60%
日本酒度:+1.0
酸度:1.8
アミノ酸度:1.0
アルコール度:16度以上17度未満
購入価格:720ml:1,540円(税込み)

平成の合併で2004年に甲賀市の一部となった旧甲賀郡甲賀町には三軒の酒蔵があります。

甲賀町は三重県と接する滋賀県南東端の町で、忍者のイメージから里山を連想しますが、野洲川最大の支流である杣川(そまがわ)に沿って開けた平野にあり、JR草津線が走っています。

元々は昭和の大合併で大原村・油日村・佐山村が合併して生まれた町でした。

この地域は古くから富山と並ぶ製薬・家庭用常備薬の地としても知られています。

旧甲賀町の玄関口、JR草津線甲賀駅南の旧道沿い大原市場の古い商店街に田中酒造はあります。

田中酒造の創業は明治44年(1911)。

現在は年間でタンク4本のみを醸す、家族経営の小さな酒蔵です。

酒米も地元産の「玉栄」にこだわった、地域密着型の酒造り。

日本酒だけでなく、桃のお酒『ぴぃ~ち』や、酒粕を使用したマカロン、ポルポローネなどのお菓子もつくっています。

酒銘の『春乃峰』は鈴鹿の山々のやわらかい春の様子に由来。

また今回の純米吟醸『光風霽月』(こうふうけいげつ)は、高明でわだかまりがなく、さっぱりしたそんな意味だそうです。

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飲むと意外にラベルデザインと『光風霽月』のイメージからは予想外の個性的なお酒でした。

檜のような木の香る立ち香。

ガツンと酸が強く秋の落葉のような芳醇さと、その奥にフルーティーさが顔を出します。

中盤にややアルコール臭さも感じ、独特の風味を持ちます。

後味にはカカオのような香ばしさ。

古酒なのかな?的な。

芳醇な辛口。そんなお酒です。

お気に入り度:3



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by tztom | 2017-09-16 20:26 | 滋賀 | Comments(0)
貴生娘 上撰[滋賀酒造]
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貴生娘 上撰 普通酒[滋賀酒造]
醸造元:滋賀酒造株式会社
URL:http://www.biwacity.com/shiga-syuzo/
住所:滋賀県甲賀市水口町三大寺39
電話:0748-62-2001
創業:昭和元年(1926)

使用米:日本晴
精米歩合:-
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:832円(税込み)

甲賀市の中心部、かつて東海道の宿場町にして城下町としても栄えた水口から南西へ約2km。

JR貴生川駅(きぶかわ)はJR草津線に信楽高原鉄道と近江鉄道が接続する交通の要衝。

JR貴生川駅の南、野洲川最大の支流である杣川(そまがわ)を渡った貴生川・三大寺地区もまた古くより甲賀・柘植へ通じる道と信楽へ通じる道の追分として発展し、今も往事を忍ばせる古い町並みが残ります。

この三大寺に大きな蔵を構える滋賀酒造は昭和元年(1926)創業の比較的新しい蔵。

かつては生産石数が多かったと思われますが、現在は純米酒の『琵琶湖八景』 と主力銘柄『貴生娘』の普通酒と大吟醸という、ラインナップを搾った少量生産に。
特に地元で消費される普通酒が主力です。

日本酒の他に米焼酎『頂』(いただき)の他、地ビールも醸造し、余剰となった白壁の酒蔵を改装して「地ビールレストラン寿賀蔵」を運営しています。

滋賀酒造が地ビールを造ったのは、この地域で室町時代に「麦酒」というものが造られていたから。
「麦酒」はビールとはまったくの別物ですが、甲賀市水口町牛飼の總社神社で毎年7月に開かれる「麦酒祭」に一役かっています。

また敷地内にある滋賀酒造経営の手作りお弁当のスーパー「びわこいいみち」で小売り販売も行っています。

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一見、廃業したかのような廃墟のような本社ビルと酒蔵ですが、地味に酒造りを行っているようで、普通酒といえども糖類・酸味料無添加、濾過も最小限にとどめ、温度管理された貯蔵庫にて生貯蔵したものを、出荷直前に初めて加熱して出荷するというこだわりも。

また添加している醸造アルコールは自社製造の米焼酎を用いて、体にやさしいお酒をうたっています。


色は最小限の濾過という事で、透明に近いうすいコハク色。芳醇で牧歌的な古酒のような熟成香は生貯蔵で熟成出荷したものか。

重いパンチを効かせた酸と野性的な渋味と苦味。

ある意味で「男の酒」、ある意味で「つう好みの酒」

クセがある、でもなんかスーッと身体に入っていく。


燗につけてみる。

ぬる燗。

透明感が増して、酸はあるけど潔く消えていく。

トゲが一切なくなって、柔らかくはないけど、素直な辛口を持ったクセの無いお酒に。

ああ、なるほど。

こういうローカルなレギュラー酒は常温の一升瓶からそそいで飲むのに重きを置いて設計されているのだと実感。

うまいですわ、これ。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-09-14 22:37 | 滋賀 | Comments(0)
美冨久 山廃純米吟醸酒 酉也吟純聖[美冨久酒造]
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醸造元:美冨久酒造株式会社
URL:http://mifuku.co.jp/
住所:滋賀県甲賀市水口町西林口3-2
電話:0748-62-1113
創業:大正6年(1917)

使用米:山田錦
精米歩合:55%
日本酒度:+1.1
酸度:2.5
アミノ酸度:1.6
アルコール度:16度
購入価格:720ml:1,728円(税込み)

美冨久酒造のある旧甲賀郡水口町は江戸時代に東海道五十三次の50番目の宿場町にして水口藩加藤家2万5000石の城下町として栄えた町。

平成の大合併によって甲賀市となった後も同市の中心部です。

現在も水口宿の東側には笑四季酒造、中央部には西田酒造、そして水口城の東、柏木神社の山門脇に美冨久酒造はあります。

旧東海道を挟んで白壁の事務所と酒蔵・店舗が建ちます。

美冨久酒造は大正6年(1917)に、愛知川町(現・愛荘町)の藤居本家から藤居酒造場として独立しました。

創業当時の酒銘は『昇天』で、これは本家から預かったもの。

昭和26年にあたらしい酒銘『美冨久』(みふく)を立ち上げ、社名も美冨久酒造と改めました。

酒銘『美冨久』の由来は、美しく・冨くよかで・久しいの意味に、天恵の美(水と自然)・豊穣の冨(良質の米)・伝承の久(伝統技術)の思いを込めたもの。

普通酒は造らず、特定名称酒のみを醸しその七割が山廃仕込みという蔵です。

『酉也吟純聖(いぎんじゅんせい)』

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実に10年ぶりに飲んだこの蔵の酒です。

山廃造りとは思えない、強烈なインパクトのある華やかさ。

山廃独特の香ばしい牧歌的な乳酸香は微塵もありません。

まるで香水のような華やかさながらも透明感があってスーッと包み込んで過ぎ去っていく上品な余韻。

火入れされているお酒なのに、何だ。この強烈でフルボディーなフルーティーさは。

まるで昨今はやりの無濾過生原酒のような。若さと荒々しさ。

うまい。うまいぞ!!

お気に入り度:4



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by tztom | 2017-09-09 23:54 | 茨城 | Comments(0)
旭日 純米大吟醸[藤居本家]
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醸造元:藤居本家
URL:http://www.fujiihonke.jp/
住所:滋賀県愛知郡愛荘町長野1769
電話:0749-42-2080
創業:天保2年(1831)

使用米:-
精米歩合:0%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,566円(税込み)

JR愛知川駅の北西に約1km。大瀧神社の手前に建つ藤居本家は、江戸時代より新嘗祭(にいなめさい)のお神酒を宮中や神社に献納してきた歴史を持つ酒蔵で、創業は江戸時代後期の天保2年(1831)です。

蔵のある愛知郡愛荘町は平成の合併で旧中山道65番目の宿場だった愛知川町と秦荘町が合併して誕生した町。

大瀧神社向いの通りに面した大壁総けやき造りの重厚な店舗は6代目当主であった藤居静子氏が設計したもので、2階には150人が入れるホールがあってイベントも催されます。

そして、その店舗の奥に広がる庭園と主屋はまさに旧家を思わせるもの。

NHK朝の連続テレビ小説「甘辛しゃん」のロケに使われたそうです。

日野町の近江商人・中井源左衛門邸を移築した主屋と書院は国の登録有形文化財に指定。

敷地に入らないので、主屋と書院を分離してL字型に配置したそうです。

現在の蔵元は滋賀県酒造組合の会長も務めています。

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色は薄いコハク色で香りは控えめな中にも甘さを感じます。

飲み口は濃醇な米の旨み、甘く。その後から来るインパクトのある酸。甘さは最後まで続きますが、途中に振り下ろされる酸によってメリハリとキレが加えられています。

とにかく酸が強くて、旨味もしっかりとありますが、後味はかなりドライに締め上げますが、バランス良く、おいしいお酒でした。

うまい!

しかも純米大吟醸でこの価格。コスパ高いです。


お気に入り度:3




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by tztom | 2017-09-07 20:07 | 滋賀 | Comments(0)



私の飲んだ地酒(日本酒)と酒蔵の記録
by tztom by 太泉八雲
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