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伝衛門 純米吟醸 [越後伝衛門]_f0138598_1949291.jpg


醸造元:株式会社越後伝衛門
URL:http://denemon.com/
住所:新潟県新潟市北区内島見101-1
電話:025-388-5020
使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+1.0
酸度:1.4
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,296円(税込み)

越後伝衛門という酒蔵は新潟市の中心部から東へ、阿賀野川を渡った先の旧・豊栄市(現在は新潟市北区)の田園地帯の中にある小さな酒蔵です。創業は平成8年(1996)と最近出来た若い蔵ですが、その前身は昭和23年(1948年)創業の酒蔵。現在は酒や食品とは全く別分野である、アルミダイカストの専業メーカー東京理化工業所の持株会社である東理ホールディングスの傘下にあり、平成8年の創業時の「越乃蔵酒造場」から平成12年(2000)に現在の「越後伝衛門」に社名を変更しました。東京出身の若い杜氏尾崎氏の目指す酒は主に食米を使用した「口当たりが良く飲みやすく、かつきちんと味わいのある酒」とか。

ほのかにフルーティーな吟醸香。やわらかい、水のようなお酒。ひかえめな華やかさが口に広がります。まさに軽快でいながら華やかさと芯のある旨みを合わせ持った飲み口のお酒です。うまい。

お気に入り度:3




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# by tztom | 2015-12-28 19:56 | 新潟 | Comments(0)

ふじの井 純米吟醸 純 [ふじの井酒造]_f0138598_23413283.jpg


醸造元:ふじの井酒造株式会社
URL:http://www.sake-fujinoi.com/
住所:新潟県新発田市藤塚浜1335
電話:0254-41-3165
使用米:五百万石
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:1.5
アミノ酸度:1.4
アルコール度:17.2
購入価格:720ml:1,650円(税込み)

2005年に新発田市に編入された旧北蒲原郡紫雲寺町。町名の由来は江戸時代中期の享保20年(1735)に民間主導で干拓された紫雲寺潟の名に由来します。この旧紫雲寺町の落堀川左岸、赤松林に囲まれた藤塚浜海水浴場近くに蔵を構えるふじの井酒造は明治19年(1886)の創業。この藤塚浜に古くから伝わる神秘の井戸“不二の井戸”が酒銘の由来。この井戸の水は軟水系だそうですが不思議と醗酵が旺盛で淡麗辛口でありながらも、丸みのある酒に仕上がるそうです。

バナナ、メロン、ほのかにライチのようなひかえめの吟醸香。なめらかな口あたりながらも、パンチの効いた苦味酸味が舌をリードしつつ、ほのかな甘みとふくよかさのある飲みごたえのあるお酒です。エッジの効いたシャープなキレ。肉料理や中華と合わせたいお酒です。冷やは冴えた飲み心地ですが、常温はやさしさが増します。うまいです。

お気に入り度:3



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# by tztom | 2015-12-26 23:45 | 新潟 | Comments(0)

今代司 特別純米酒 [今代司酒造]_f0138598_0105350.jpg


醸造元:今代司酒造株式会社
URL:http://www.imayotsukasa.com/
住所:新潟県新潟市中央区鏡が岡1-1
電話:025-244-3010
使用米:五百万石
精米歩合:60%
日本酒度:+5.0
酸度:1.3
アミノ酸度:1.1
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,696円(税込み)

新潟駅の万代口を出て東に約1kmの場所に伝統的な佇まいの大きな屋敷のような酒蔵があります。酒蔵の建つ地名は鏡が岡となっていますが、もともとこの一帯「沼垂(ぬったり)」地区は、1300年前からその名が文献にある古い町で、中世から近世にかけて新潟の中心地として栄えた港町でした。また同時に古くより「発酵食品」の町として賑わい、現在でも日本酒・味噌・醤油などの醸造所がいくつも点在しています。かつてはこの沼垂地区だけで8軒の造り酒屋がありましたが、現在はわずか2軒だけとなっています。その内の1軒今代司酒造は明治30年(1897)に山本酒造場として創業。それ以前は別の場所で酒の仲買、卸売業を営んでいたそうです。昭和26年から現在の蔵名になりました。酒銘の『今代司』は「今の代を司る」の意味。

無色透明、香水のような華やかな香り、その余韻を残しつつスッキリとした透明な飲み口です。ライチのようなキレイな果実的な余韻に、やや押しの強い酸のくっきりとしたエッジのある辛口のお酒。日を少しおくと、メロンのような甘い香りが立ちますが、でもやっぱり淡麗。

燗にするとエッジの立った酸味と苦味と渋味からなる、ビターな大人チックなガツンとした辛口のお酒になります。刺身とかよりも肉料理に合いそう。冷やと燗でまったく正反対の酒質。うまいです。

お気に入り度: 3




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# by tztom | 2015-12-24 00:10 | 新潟 | Comments(0)

越の華 純米吟醸 [越の華酒造]_f0138598_2142020.jpg


醸造元:越の華酒造株式会社
URL:http://www.koshinohana.com/
住所:新潟市中央区沼垂西3丁目8-6
電話:025-241-2277
使用米:こしいぶき
精米歩合:60%
日本酒度:+4.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,137円(税込み)

新潟駅の万代口から北東へ約1.5km。信濃川河口の万国橋交差点近くに蔵を構える越の華酒造の創業は明治3年(1870)で、明治築の建造物が数多く残り、蔵の歴史と伝統を感じさせます。この越の華酒造のある「沼垂(ぬったり)」地区は、1300年前からその名が文献にある古い町で、中世から近世にかけて新潟の中心地として栄えた港町でした。また同時に古くより「発酵食品」の町として賑わい、現在でも日本酒・味噌・醤油などの醸造所がいくつも点在しています。かつてはこの沼垂地区だけで8軒の造り酒屋がありましたが、現在はわずか2軒だけとなっています。その内の1軒、越の華酒造はあまり知名度の無い小さな酒蔵ながらも、実は世界的に有名なフランスのショコラティエ(チョコレート職人)、ジャン=ポール・エヴァン氏より、自身の作るチョコレートに合う日本酒として認められた『カワセミの旅』シリーズなどを醸し、斬新な酒造りにも挑戦している酒蔵です。
ちなみに越の華酒造はオエノングループの傘下の酒蔵です。

無色透明で香りも控えめな淡麗辛口。とは言っても水の様な淡麗さでは無く、酸があって濃醇なコクもある、辛口だけどのどごしはやさしいパンチと優しさを持ったお酒。栓をあけて日をおくと、マスカットのようなフルーティーが出てきて驚き。しかもそれでもややドライな後味は渋味が引き締めます。うまいですね。

お気に入り度:3



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# by tztom | 2015-12-22 21:50 | 新潟 | Comments(0)

八一 吟醸酒 [高橋酒造]_f0138598_23581046.jpg


醸造元:高橋酒造株式会社
URL:http://www.echigo-choryo.co.jp/
住所:新潟県長岡市地蔵1-8-2
電話:0258-32-0181
使用米:一本〆
精米歩合:50%
日本酒度:+3.0
酸度:1.0
アミノ酸度:1.0
アルコール度:16度
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

長岡駅から北東に1.5kmほどの郊外へ信濃川の支流・栖吉川(すよしがわ)のほとりに建つ高橋酒造は江戸時代後期の安政年間(1845-59年)の創業。『長陵』のシンボルである六角形の赤煉瓦の煙突や醸造蔵は大正11年に建てられたもので国の『登録有形文化財』に指定されています。主力銘柄の『長陵』は地元長岡市の雅称で、今回購入した『八一』は長岡が輩出した東洋美術史学者・歌人・書家の會津八一の名に由来します。ちなみに現在高橋酒造は埼玉県入間郡毛呂山町で『琵琶のさゝ浪』の他、地ビールやリキュール、焼酎などを醸す麻原酒造の傘下に入っています。

メロン水のような透明さと超控えめなフルーティーなフレーバー。おお、なんかすごい綺麗な飲み口。雑味も酸味もほとんど感じませんので辛口でもない。苦味は控えめ、渋味は後味にほのかに感じる程度で、ひたすらに透明水のごとし。
辛さが無いのでドライというわけでもなく超淡麗。日本酒度が+8.0くらいありそうなイメージですが、飲み口は優しくてほのかに旨みがあって、酸的な刺激もほとんど無い不思議な感覚。飲みやすくて、知らず知らずにグイグイいっちゃう。そんなお酒です。うまい。

お気に入り度:3




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# by tztom | 2015-12-17 00:03 | 新潟 | Comments(0)