湖東富貴 ハートランド純米酒[西勝酒造]
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醸造元:西勝酒造株式会社
URL:http://www.shuyukan.com/
住所:0748-32-2054
電話:滋賀県近江八幡市仲屋町中21
創業:享保2年(1717)

使用米:-
精米歩合:65%
日本酒度:+3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,240円(税込み)

近江八幡は八幡堀の水郷風景と江戸時代を偲ばせる古い町並みが残り、映画やテレビのロケの数多く行われている近江八幡は、豊臣秀次20万石の城下町に始まり、また全国に名をはせた「近江商人」の町です。

現在この近江八幡に唯一残る西勝酒造が蔵を構える「仲屋町」は“すわいちょう”と読むそうです。かつて仲買商人の町だったことから、商売の仲買を意味する「すあい」に由来するのだそうです。

西勝酒造は蒲生郡古保志塚村(現在の東近江市市辺町)で庄屋を勤め、苗字帯刀を許されていた初代西村勝右衛門が、江戸時代中期の享保二年(1717)に創業。屋号は西村勝右衛門の名を縮めたものでしょうか。

蔵元は代々「勝」の字を継承しているのでしょうか、現在の蔵元は西村勝治郎氏。

主力銘柄の『湖東富貴』(ことぶき)は、江戸末期に蔵元と親交のあった学者が地相を占い、「この湖東の地、富貴の相あり。」 と言ったことに因み、また「寿」の表音に、湖東富貴の四字を当てたもの。

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現在は明治蔵2棟を改装して、ゲストハウス及び多目的スペース「酒遊舘」としてオープン。

一説には自醸していないとの話もありますがどうなんでしょうか。

「ハートランド純米酒」は蔵のある近江八幡の古い町並み保存・まちづくり運動「ハートランド」にちなみます。


色はうすいコハク色。

地酒っぽい牧歌的で芳醇な乳酸香。

澄んだ厚みのある深い旨味と辛口が同居した、うまい酒です。

この蔵の酒の特徴でもある純米古酒をブレンドしたコクのある辛口のお酒です。

燗にすると、古酒ブレンドの独特な風味と香りはどこかに飛んでしまい、澄んだクリアでフルーティーな辛口のお酒になります。

丸みのある酸味と苦味と渋味が効いて食中酒としてもバランスの取れた美味しいお酒です。

地酒っぽいクセがダメな人は燗か常温がいいかも知れません。

燗うまいです。

お気に入り度:3




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# by tztom | 2017-10-22 16:31 | 滋賀 | Comments(0)
鈴正宗 特別純米 BLUE 火入れ原酒[矢尾酒造]
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醸造元:矢尾酒造株式会社
URL:なし
住所:滋賀県蒲生郡日野町中在寺512
電話:0748-53-0015
創業:寛政3年(1791)

使用米:日本晴
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度未満
購入価格:720ml:1,150円(税込み)

矢尾酒造のある蒲生郡日野町は八幡商人、五個荘商人とならぶ近江商人の一つ日野商人の町です。

また奥州藤原氏の流れを組む戦国武将蒲生氏郷が鎌倉時代から豊臣秀吉の時代まで、およそ500年近くの間根拠地とした中世の城下町でもあった場所です。

行商によって富を築き始めた日野商人は次第に店舗経営に移行し、本家・本店の置かれていた日野には豪荘な屋敷が建てられていきます。これが、今に残る日野の古い街並みの中心となっています。

そんな日野商人の古い町並みが残る日野町の中心部から国道307号線を北へ約4km。

矢尾酒造は中在寺(なかざいじ)という小さな集落にあります。ここは旧西桜谷村の中心地だった場所です

日野町には近年まで3件の酒蔵がありましたが、現在残るのは矢尾酒造一軒のみ。

矢尾酒造の創業は江戸時代中期の寛政3年(1791)です。

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主力銘柄『鈴正宗』の「鈴」は神社の鈴。そして「正宗」は名刀の代名詞。鈴の音のように美しく広く響きわたり、名刀正宗のごとくキレのある酒を願って銘々。

今回購入した「特別純米 BLUE」はかなりポップな攻めのラベルデザインですが、これは矢尾酒造の新たな販売戦略に基づいて作り出したした新シリーズの一つです。

白ワインのような色の乗った薄いコハク色で、香りは、ふくよかな米って感じです。

旨味のあるどっしりと腰の据わった純米酒ですが、原酒の押しの強さ、重さは一切ありません。

流行の無濾過生原酒に近い印象ですが、火入れされているので角が取れている。

酸味、渋味、苦味が最初の段階からバランス良く融合して来て、重厚な甘みと共にまじりあって、スッと消えていくキレ。

うまい。うまいな〜。

燗にすると、ふくらむ…。
やさしく透明に膨らみますよ〜。

透明だけどしっかりとした包容力のある旨味に漂う感じにうまい。

うまみに包まれたコクの深い余韻。

口福。的な。うまい酒。

お気に入り度:4



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# by tztom | 2017-10-17 22:59 | 滋賀 | Comments(0)
富鶴 本醸造 本仕込み[愛知酒造]
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醸造元:愛知酒造有限会社
URL:http://www.tomitsuru.co.jp/
住所:滋賀県愛知郡愛荘町野々目207
電話:0749-42-2080
創業:明治2年(1869)

使用米:山田錦・日本晴
精米歩合:65%
日本酒度:+2.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,512円(税込み)

滋賀県にあるのに愛知酒造。

これは愛知県ではなく、この滋賀県の琵琶湖東部に位置する愛知(えち)郡に由来。

よって社名は「えちしゅぞう」と読みます。

彦根城、井伊家23万石の城下町、彦根市の南に位置する愛知郡。

平成の大合併で2006年に秦荘町・愛知川町が合併して発足した愛荘町の旧秦荘町にある酒蔵です。

愛知酒造はもともと、現在の場所より3kmほど東の旧秦荘町東出において明治2年(1869)に創業しましたが、地下水に鉄分が多く含まれ、酒に色がついてしまうなど酒造りに適さない場所であった事から、昭和の初めに、より良質な愛知川水系の伏流水が出る現在地に蔵を移転しました。

現在の蔵元、5代目の中村哲男さんの曽祖母にあたる「富さん」が切り盛りしていた事からその名の「富」と、めでたい「鶴」を組み合わせた『富鶴』が現在に続く主力銘柄です。

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甘く牧歌的な乳酸香。

飲み口はほんのりと甘く、深く、そして意外にも澄んだ飲み心地です。

透明感のあるスッキリとした淡麗辛口のお酒。

結構大手酒造メーカーの醸すお酒のような、バランス良くスタンダードな印象のお酒でした。

燗にすると、香りも旨味もふくらみ、やさしく、旨い。

これぞ燗酒って感じ。

うまいですよ。

お気に入り度:3




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# by tztom | 2017-10-15 18:03 | 滋賀 | Comments(0)
一博 純米酒[中澤酒造]
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醸造元:中澤酒造有限会社
URL:なし
住所:滋賀県東近江市五個荘小幡町570
電話:0748-48-2054
創業:昭和23年(1948)

使用米:吟吹雪(滋賀県産)
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,240円(税込み)

近江商人発祥地の一つとして知られる旧神崎郡五個荘町。

中世に5つの荘園があった事にちなむこの町は平成の大合併で現在は東近江市の一部になっています。

旧五個荘町には五個荘商人の豪壮な屋敷集落がいくつもありますが、中でも金堂地区の古い町並みは有名で映画やドラマのロケでしばしば登場します。

金堂地区からだいぶ離れますが、近江鉄道本線五個荘駅近くの小幡地区に中澤酒造は蔵を構えます。

昭和23年(1948)に創業しますが、日本酒消費低迷のあおりを受け平成12年(2000)に休業してしまいます。

しかし現蔵元・中沢一洋氏が平成27年(2015)に蔵を再興しました。

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中沢一洋氏は同じ東近江市の『大治郎』の畑酒造で修行して酒造りを学びました。

酒銘の『一博(かずひろ)』は、酒造りを学んだ中澤酒造や増本藤兵衛酒造場の杜氏を務めた坂頭宝一氏と畑酒造の杜氏・谷内博氏の名前から一文字ずつもらったもの。


香りは控えめですが、栓をあけてすぐには、やや独特なアルコール香がしました。

飲み口はやわかい反面、ビターでウイスキーのような香ばしさ。
かすかにピートのような。

しかし、栓をあけてから数日すると、アルコール香もピートのような独特の乳酸香も消えました。

代わってふくよかな旨味と後味にスッキリとした酸味が残るキレのよいキレイなお酒に。

うまい。


燗にすると、華やかさが花開きます。

雑味がなく、旨味もあってシャープなキレもあるベストな燗酒。

コクがあるのにキレもある。

うまい。うまいよ!

お気に入り度:3/燗:4



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# by tztom | 2017-10-14 09:14 | 滋賀 | Comments(0)
薄桜 純米酒[増本藤兵衛酒造場]
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醸造元:増本藤兵衛酒造場
URL:なし
住所:滋賀県東近江市神郷町1019
電話:0748-42-0129
創業:明治元年(1868)

使用米:吟吹雪
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:1.6
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,296円(税込み)

2006年に東近江市に編入された旧神崎郡能登川町。

近江商人の一つ能登川商人発祥の地であり、古くから麻織物の産地として知られ、明治以降は紡績産業で栄えた町。

琵琶湖水運における長浜・大津間の寄港地・能登川港があった事からこの地域の総称となり、港から遠く離れた内陸に敷かれた官設鉄道の駅名もまた能登川となりました。

ちなみに、能登川は中世から続く地名ですが現在能登川という名の川はありません。

が、一説には町内を流れる小さな川、瓜生川の一部が「のと川」と呼ばれていたとか。

さて、東海道本線と東海道新幹線に挟まれた田園地帯の一角に蔵を構える増本藤兵衛酒造場は、明治元年(1868)に初代、藤兵衛により創業しました。

主力銘柄の『薄桜』の読みは「うすざくら」ではなく「うすさくら」と濁らない。

創業当時、近くの神社の境内に大変美しい桜が咲いたことに由来します。

近年は純米無ろ過酒を『近江藤兵衛』の名で市場へ投入。
また、新しい純米酒シリーズ『花と猫』なども展開。

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香りはひかえめ、飲み口は吟醸酒レベルの清冽な華やかさ。

旨味のあとにくるガツンとシャープな辛口。

やや押しの強いキレのある酒。

味わうと甘みが広がる、バランスの取れたうまさ。

うまい!

燗にすると、甘みが爆発的に増してふくよかで濃醇な旨味に包まれます。

ああ、キレイうまい。
でも後半から強めの酸でキリリと引き締めます。

おお、これは冷やでも燗でも、ベストな食中酒。

うまいです。

ほっこりします。

お気に入り度:4



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# by tztom | 2017-10-06 20:37 | 滋賀 | Comments(0)
猩々菊 純米酒[音瀬歌子酒造場]
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醸造元:音瀬歌子酒造場
URL:なし
住所:滋賀県彦根市高宮町1079
電話:0749-22-2136
創業:明治初期年

使用米:-
精米歩合:65%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,200円(税込み)

井伊藩の城下町として栄えた彦根市の東郊外、近江鉄道本線と近江鉄道多賀線が分岐する高宮駅の西側に古い町並みが残る高宮という街があります。

この高宮は江戸時代に中山道69次の江戸から数えて65番目の宿場町であり、また古くから「お多賀さん」として親しまれている多賀大社参道口に発達した門前町でした。

中山道の中では現在の群馬県にある本庄宿に次いで2番目に大きな宿場町だったといいます。

町並みの途中にあり高宮郵便局のすぐ脇に建つ大鳥居が多賀大社の参道口。

その鳥居をくぐったすぐ先に『猩々菊』というお酒を醸す音瀬歌子酒造場があります。

酒銘の『猩々菊』の「猩々」(しょうじょう)とは、古典書物、謡曲や能にも出てくる酒好きの妖怪の事。

もっとも近年ではオランウータンの漢名として使われています。
ちなみにチンパンジーは黒猩猩。ゴリラは大猩猩とされています。

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現在、音瀬歌子酒造場では自醸していません。

ただし、ラインナップは豊富です。
ラベルデザインも一新しました。

純米酒ですが、バニラのような、そしてメロン、バナナのような香りがします。

雑味が無く、透き通った、ほのかに華やかな飲み口。

そして、ささやかな酸味がアクセント。

やさしく、まるい飲み口。
後半に苦味、渋味がほんのりと。
スッキリフルーティーなのみごこち。

燗にすると、めちゃうまい。

雑味が無く、ほどよくやさしい甘み。

口福感あります。

だれないキレ。これは燗がうまいです!!


大手蔵のような安定感。
造っているのは多賀町にあるあの蔵かな?

お気に入り度:3



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# by tztom | 2017-10-04 22:26 | 滋賀 | Comments(0)
近江龍門 特別純米酒[近江酒造]
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醸造元:近江酒造株式会社
URL:http://shigasakari.jp/
住所:滋賀県東近江市八日市上之町9-16
電話:0748-22-0001
創業:大正6年(1917)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:1.3
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,274円(税込み)

平成の大合併により2005年に誕生した東近江市は、その名のとおり琵琶湖東岸から鈴鹿山脈にかけて東西に長い市域を持っています。

その東近江市の中心が旧八日市市です。

古くから交通の要衝であった八日市は、その名の通り毎月八の日に市が立っていた事に由来します。中世にはすでに近江国第一の市場町として繁栄。

また東西南北に街道が交差する要衝の町で、町を東西に走る八風街道は、永源寺町から鈴鹿山脈の難所八風峠を越えて伊勢・尾張を結ぶ道で現在の国道307号線に相当。

南北に通過する御代参街道(ごだいさんかいどう)は、中山道愛知川宿と東海道土山宿を結ぶバイパスで、「東海道脇街道 」または「北国越安土道」が正式な名称です。

近江酒造とは近代的な社名ですが、実は地元の酒造家や酒販業者が酒造りの近代的を目指して大正6年(1917)設立した酒蔵でした。

主力銘柄の『志賀盛』は2つの意味を持ちます。

一つは志賀(滋賀)の酒造家や酒販業者が共に繁栄する事を願ったもの。

もう一つは「この志を同じくすることを賀し、ますます隆盛を期する」という意気込み。

長年、地元で愛される定番酒として酒造りを行っていましたが、日本酒不況の中、新しいイメージを狙った新ブランドが『近江龍門』シリーズ。

鈴鹿山麓にある永源禅寺の、さらに奥山にある幽玄の滝「識蘆ノ滝」の別名「龍門の滝」に由来。

他には蔵元が猫好きなことから生まれた『近江ねこ正宗』シリーズなどユニークな酒も展開。

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この特別純米酒である『近江龍門』は「燗酒コンテスト2015」で最高金賞を受賞したという、燗向けのお酒らしい。

でも、まずは冷やで。

香りは控えめ。
酸味の少ないスッキリとしたフルーティーな飲み心地です。
後味にほのかな苦味と渋味が後味引くアクセントに。

食中酒。向けの淡麗の中辛口って感じ。

シャープさはなく、酸味が多いけどやさしい。

さて、燗にすると…う〜ん香ばしい香り。
酸が多いけど、ゆるやかな後味。
そしてほどよくスッキリ感。

うまいな〜燗。

燗でも冷やでもキレイなお酒です。

お気に入り度:3



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# by tztom | 2017-09-30 00:42 | 滋賀 | Comments(0)
純米酒 多賀 秋の詩[多賀]
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醸造元:多賀株式会社
URL:http://www.sakenotaga.co.jp/
住所:滋賀県犬上郡多賀町中川原102
電話:0749-48-0134
創業:正徳元年(1711)

使用米:秋の詩(多賀町産)
精米歩合:70%
日本酒度:±0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,200円(税込み)

彦根市の東、鈴鹿山脈の西麓に位置する犬上郡多賀町は、伊邪那岐命(イザナギ)と伊邪那美命(イザナミ)の2大神を祀る、古くから「お多賀さん」として親しまれてきた多賀大社の門前町として発展した町。

多賀大社の北側を流れる、鈴鹿山脈を源とする芹川のほとりに大きな工場の蔵を構える多賀株式会社。

前身は江戸時代中期の正徳元年(1711)に創業した中川酒造。

江戸時代は大地主であると共に灰屋と酒屋を営んでました。

多賀株式会社の生産量は1万石で、滋賀県最大の酒蔵です。

しかし県内でもあまり目にする事はありません。

中川酒造は蔵の近代化の為に周辺の酒蔵と合併し、さらに技術力を高める為に月桂冠との資本提携を経て現在は月桂冠の子会社になっています。

よって、その生産量の一部を多賀ブランドにて地域限定で販売しています。

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スッキリとした酸と厚みのあるフルーティーで旨辛口のお酒です。

やさしく透明感のある飲み口。

どちらかと言うと、やはり京都の女酒的な。

後味にややざらつき感を感じるのが気になりましたが。

でもうまい。おいしいお酒です。

大手酒造メーカーらしい安定した酒質です。

燗にすると、酸が増してどっしり感が。

風味も花開いてうまい!しっとり感。
料理と合うお酒です。

うまい!!

お気に入り度:4




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# by tztom | 2017-09-26 00:31 | 滋賀 | Comments(0)
初桜 あいの土山 本醸造[安井酒造場]
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醸造元:安井酒造場
URL:http://hatsusakura.jp/
住所:滋賀県甲賀市土山町徳原225
電話:0748-67-0027
創業:明治17年(1884)

使用米:-
精米歩合:65%
日本酒度:±0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,230円(税込み)

平成の大合併によって甲賀市の一部となった旧甲賀郡土山町は、箱根と並ぶ東海道の難所、鈴鹿越えをして近江国に入った最初の宿場町で、東海道五十三次の49番目の宿場町として栄えた町でした。

土山宿の全長は約2.5kmで、本陣2軒に旅籠は44軒もあったそうです。

土山を称した言葉や鈴鹿馬子唄に歌われる「あいの土山」。
この「あい」とはなんぞや?これには諸説あり、いまだに定説がありません。
相、間、藍、鮎などさまざまな語源や諸説があるそうです。

そんな今も一部に往事の宿場町の面影を残す土山宿の西の外れの旧東海道沿いに蔵を構える安井酒造場。

主力銘柄の『初桜』(はつざくら)は、桜の花にちなんで誰からも愛される酒であるようにとの願いを込めたもの。
その他、限定酒の『晴』『天晴』、土山町に所在する限界集落・鮎河地区のコシヒカリを使用した純米酒『鮎河』シリーズなども展開しています。

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ちなみに今の蔵元は東京福生市にある『多満自慢』の石川酒造で修行されたそうです。

本当であれば『初桜』ラベルのお酒が飲みたかったのですが、蔵に訪れた日に酒蔵にあった四合瓶はこの観光酒っぽい『あいの土山』本醸造だけでした。

いつかは限定酒の『晴』『天晴』なども飲んでみたいですね。


香ばしく牧歌的な乳酸香、古酒的な熟成香です。

ビターなカカオのような飲み口。

濃くて一瞬鋭い酸が立っては消え、後半はひたすらに濃醇旨口。

常温の方が旨味がのり、味わいがやわらかくなって飲みやすいです。

燗にすると、超丸くふくよかな飲み口に変化します。

甘くやさしいです。

やはりビターな香ばしさはほんのり残りますが、舌の上の透明感は増します。

味わい深いお酒です。うまいですね。

お気に入り度:3




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# by tztom | 2017-09-23 18:20 | 滋賀 | Comments(0)
Ninja 忍者 特別純米[瀬古酒造]
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醸造元:瀬古酒造株式会社
URL:http://www.sekoshuzo.co.jp/
住所:滋賀県甲賀市甲賀町上野1807
電話:0748-88-2102
創業:明治2年(1869)

使用米:吟吹雪
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:1.8
アミノ酸度:-
アルコール度:16度以上17度未満
購入価格:720ml:1,440円(税込み)

平成の合併で2004年に甲賀市の一部となった旧甲賀郡甲賀町には三軒の酒蔵があります。

甲賀町は三重県と接する滋賀県南東端の町で、忍者のイメージから里山を連想しますが、野洲川最大の支流である杣川(そまがわ)に沿って開けた平野にあり、JR草津線が走っています。

元々は昭和の大合併で大原村・油日村そして佐山村が合併して発足した町でした。

この地域は古くから富山と並ぶ製薬・家庭用常備薬の地としても知られています。

JR草津線油日駅の南、亀山方面に線路沿いに少し歩くと瀬古酒造はあります。

瀬古酒造は明治2年(1869)に米屋から酒造業に転向して創業しました。

瀬古酒造の販売会社である(株)コメセは「米瀬」の意味でしょうか。

またこの地域には瀬古の名前も多く見られます。

瀬古友三酒店、瀬古小物店、瀬古製菓舗、瀬古整骨院などなど。

主力銘柄は『大甲賀』ですが、甲賀が三重県の「伊賀」と並ぶ忍者の里として知られている事から、新しいブランド『忍者』を立ち上げました。

ボトルデザインなど新ブランドのコンセプトは海外で広報関係の仕事をされている蔵元の娘さんによるもの。

現在の蔵元上野敏幸氏もまた、元は東京の広告マン。
酒蔵の所在地、甲賀町上野との繋がりがあるのかと思いきや、まったく無し。
蔵元上野敏幸氏は埼玉県の出身。
酒蔵は奥さんの実家。という感じ。

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今回飲んだお酒は厳寒期にじっくりと低温発酵させた原酒を生で低温貯蔵した生貯蔵酒。

華やかでフルーティ。

キレイ。

清流のように澄んだ飲み心地。うまい!

フレッシュで中盤にやや酸が強くて若い面もあるけど、飲みやすい。

シャープでフルーティーな後味の余韻。

吟醸酒レベルのお酒。でうまい!

うまいな〜!!

お気に入り度:4



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# by tztom | 2017-09-22 00:36 | 滋賀 | Comments(0)



私の飲んだ地酒(日本酒)と酒蔵の記録
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