春乃峰 純米吟醸 光風霽月[田中酒造]
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醸造元:田中酒造株式会社
URL:http://www.sekoshuzo.co.jp/
住所:滋賀県甲賀市甲賀町大原市場474
電話:0748-88-2102
創業:明治44年(1911)

使用米:玉栄
精米歩合:60%
日本酒度:+1.0
酸度:1.8
アミノ酸度:1.0
アルコール度:16度以上17度未満
購入価格:720ml:1,540円(税込み)

平成の合併で2004年に甲賀市の一部となった旧甲賀郡甲賀町には三軒の酒蔵があります。

甲賀町は三重県と接する滋賀県南東端の町で、忍者のイメージから里山を連想しますが、野洲川最大の支流である杣川(そまがわ)に沿って開けた平野にあり、JR草津線が走っています。

元々は昭和の大合併で大原村・油日村・佐山村が合併して生まれた町でした。

この地域は古くから富山と並ぶ製薬・家庭用常備薬の地としても知られています。

旧甲賀町の玄関口、JR草津線甲賀駅南の旧道沿い大原市場の古い商店街に田中酒造はあります。

田中酒造の創業は明治44年(1911)。

現在は年間でタンク4本のみを醸す、家族経営の小さな酒蔵です。

酒米も地元産の「玉栄」にこだわった、地域密着型の酒造り。

日本酒だけでなく、桃のお酒『ぴぃ~ち』や、酒粕を使用したマカロン、ポルポローネなどのお菓子もつくっています。

酒銘の『春乃峰』は鈴鹿の山々のやわらかい春の様子に由来。

また今回の純米吟醸『光風霽月』(こうふうけいげつ)は、高明でわだかまりがなく、さっぱりしたそんな意味だそうです。

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飲むと意外にラベルデザインと『光風霽月』のイメージからは予想外の個性的なお酒でした。

檜のような木の香る立ち香。

ガツンと酸が強く秋の落葉のような芳醇さと、その奥にフルーティーさが顔を出します。

中盤にややアルコール臭さも感じ、独特の風味を持ちます。

後味にはカカオのような香ばしさ。

古酒なのかな?的な。

芳醇な辛口。そんなお酒です。

お気に入り度:3



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# by tztom | 2017-09-16 20:26 | 滋賀 | Comments(0)
貴生娘 上撰[滋賀酒造]
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貴生娘 上撰 普通酒[滋賀酒造]
醸造元:滋賀酒造株式会社
URL:http://www.biwacity.com/shiga-syuzo/
住所:滋賀県甲賀市水口町三大寺39
電話:0748-62-2001
創業:昭和元年(1926)

使用米:日本晴
精米歩合:-
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:832円(税込み)

甲賀市の中心部、かつて東海道の宿場町にして城下町としても栄えた水口から南西へ約2km。

JR貴生川駅(きぶかわ)はJR草津線に信楽高原鉄道と近江鉄道が接続する交通の要衝。

JR貴生川駅の南、野洲川最大の支流である杣川(そまがわ)を渡った貴生川・三大寺地区もまた古くより甲賀・柘植へ通じる道と信楽へ通じる道の追分として発展し、今も往事を忍ばせる古い町並みが残ります。

この三大寺に大きな蔵を構える滋賀酒造は昭和元年(1926)創業の比較的新しい蔵。

かつては生産石数が多かったと思われますが、現在は純米酒の『琵琶湖八景』 と主力銘柄『貴生娘』の普通酒と大吟醸という、ラインナップを搾った少量生産に。
特に地元で消費される普通酒が主力です。

日本酒の他に米焼酎『頂』(いただき)の他、地ビールも醸造し、余剰となった白壁の酒蔵を改装して「地ビールレストラン寿賀蔵」を運営しています。

滋賀酒造が地ビールを造ったのは、この地域で室町時代に「麦酒」というものが造られていたから。
「麦酒」はビールとはまったくの別物ですが、甲賀市水口町牛飼の總社神社で毎年7月に開かれる「麦酒祭」に一役かっています。

また敷地内にある滋賀酒造経営の手作りお弁当のスーパー「びわこいいみち」で小売り販売も行っています。

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一見、廃業したかのような廃墟のような本社ビルと酒蔵ですが、地味に酒造りを行っているようで、普通酒といえども糖類・酸味料無添加、濾過も最小限にとどめ、温度管理された貯蔵庫にて生貯蔵したものを、出荷直前に初めて加熱して出荷するというこだわりも。

また添加している醸造アルコールは自社製造の米焼酎を用いて、体にやさしいお酒をうたっています。


色は最小限の濾過という事で、透明に近いうすいコハク色。芳醇で牧歌的な古酒のような熟成香は生貯蔵で熟成出荷したものか。

重いパンチを効かせた酸と野性的な渋味と苦味。

ある意味で「男の酒」、ある意味で「つう好みの酒」

クセがある、でもなんかスーッと身体に入っていく。


燗につけてみる。

ぬる燗。

透明感が増して、酸はあるけど潔く消えていく。

トゲが一切なくなって、柔らかくはないけど、素直な辛口を持ったクセの無いお酒に。

ああ、なるほど。

こういうローカルなレギュラー酒は常温の一升瓶からそそいで飲むのに重きを置いて設計されているのだと実感。

うまいですわ、これ。

お気に入り度:3




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# by tztom | 2017-09-14 22:37 | 滋賀 | Comments(0)
美冨久 山廃純米吟醸酒 酉也吟純聖[美冨久酒造]
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醸造元:美冨久酒造株式会社
URL:http://mifuku.co.jp/
住所:滋賀県甲賀市水口町西林口3-2
電話:0748-62-1113
創業:大正6年(1917)

使用米:山田錦
精米歩合:55%
日本酒度:+1.1
酸度:2.5
アミノ酸度:1.6
アルコール度:16度
購入価格:720ml:1,728円(税込み)

美冨久酒造のある旧甲賀郡水口町は江戸時代に東海道五十三次の50番目の宿場町にして水口藩加藤家2万5000石の城下町として栄えた町。

平成の大合併によって甲賀市となった後も同市の中心部です。

現在も水口宿の東側には笑四季酒造、中央部には西田酒造、そして水口城の東、柏木神社の山門脇に美冨久酒造はあります。

旧東海道を挟んで白壁の事務所と酒蔵・店舗が建ちます。

美冨久酒造は大正6年(1917)に、愛知川町(現・愛荘町)の藤居本家から藤居酒造場として独立しました。

創業当時の酒銘は『昇天』で、これは本家から預かったもの。

昭和26年にあたらしい酒銘『美冨久』(みふく)を立ち上げ、社名も美冨久酒造と改めました。

酒銘『美冨久』の由来は、美しく・冨くよかで・久しいの意味に、天恵の美(水と自然)・豊穣の冨(良質の米)・伝承の久(伝統技術)の思いを込めたもの。

普通酒は造らず、特定名称酒のみを醸しその七割が山廃仕込みという蔵です。

『酉也吟純聖(いぎんじゅんせい)』

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実に10年ぶりに飲んだこの蔵の酒です。

山廃造りとは思えない、強烈なインパクトのある華やかさ。

山廃独特の香ばしい牧歌的な乳酸香は微塵もありません。

まるで香水のような華やかさながらも透明感があってスーッと包み込んで過ぎ去っていく上品な余韻。

火入れされているお酒なのに、何だ。この強烈でフルボディーなフルーティーさは。

まるで昨今はやりの無濾過生原酒のような。若さと荒々しさ。

うまい。うまいぞ!!

お気に入り度:4



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# by tztom | 2017-09-09 23:54 | 茨城 | Comments(0)
旭日 純米大吟醸[藤居本家]
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醸造元:藤居本家
URL:http://www.fujiihonke.jp/
住所:滋賀県愛知郡愛荘町長野1769
電話:0749-42-2080
創業:天保2年(1831)

使用米:-
精米歩合:0%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,566円(税込み)

JR愛知川駅の北西に約1km。大瀧神社の手前に建つ藤居本家は、江戸時代より新嘗祭(にいなめさい)のお神酒を宮中や神社に献納してきた歴史を持つ酒蔵で、創業は江戸時代後期の天保2年(1831)です。

蔵のある愛知郡愛荘町は平成の合併で旧中山道65番目の宿場だった愛知川町と秦荘町が合併して誕生した町。

大瀧神社向いの通りに面した大壁総けやき造りの重厚な店舗は6代目当主であった藤居静子氏が設計したもので、2階には150人が入れるホールがあってイベントも催されます。

そして、その店舗の奥に広がる庭園と主屋はまさに旧家を思わせるもの。

NHK朝の連続テレビ小説「甘辛しゃん」のロケに使われたそうです。

日野町の近江商人・中井源左衛門邸を移築した主屋と書院は国の登録有形文化財に指定。

敷地に入らないので、主屋と書院を分離してL字型に配置したそうです。

現在の蔵元は滋賀県酒造組合の会長も務めています。

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色は薄いコハク色で香りは控えめな中にも甘さを感じます。

飲み口は濃醇な米の旨み、甘く。その後から来るインパクトのある酸。甘さは最後まで続きますが、途中に振り下ろされる酸によってメリハリとキレが加えられています。

とにかく酸が強くて、旨味もしっかりとありますが、後味はかなりドライに締め上げますが、バランス良く、おいしいお酒でした。

うまい!

しかも純米大吟醸でこの価格。コスパ高いです。


お気に入り度:3




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# by tztom | 2017-09-07 20:07 | 滋賀 | Comments(0)
楽の世 原 本醸造原酒[丸井]
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醸造元:丸井合名会社
URL:https://ameblo.jp/maruisaketen/
住所:愛知県江南市布袋町東202
電話:0587-56-3018
創業:寛政2年(1790)

使用米:-
精米歩合:70%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:20度
購入価格:720ml:1,100円(税込み)

愛知県の西北端に位置して木曽川を介して岐阜県と接する江南市。
昭和29年に丹羽郡古知野町・布袋町、葉栗郡宮田町・草井村の4か町村の合併によって誕生しました。

古知野町・布袋町は同市における古くからの中心地で、往事を偲ばせる伝統的な商家や町家の町並みが残されています。

現在江南市にある3軒の酒蔵のうち2軒は市の南側の布袋町にあります。

この布袋町は古くは「果野」(はての)という地名でしたが、戦国時代に織田信長によって整備された柳街道(江戸時代の岩倉街道)が村を縦貫し、その街道沿いに醸造業や紺屋を中心とした商業町が形成されて発展した町です。

布袋町の表通りに面した大きな酒蔵が山星酒造。

そして伝統的な古い町並みの中に残る、立派な土蔵と商家建築の酒蔵が江戸時代中期、寛政2年(1790)創業の丸井合名会社です。

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なにより情報が少ない蔵で、そもそもが自醸しているのかな?お酒造っているのかな?おいしいのかな?という不安がありました。

ラインナップは本醸造と純米酒と原酒など。季節によって生酒があるそうです。

毎年秋から昔ながらの山廃造りで酒造りを行い、使用米はラベルに無いけど山田錦、五百万石らしいです。

そして、その精米歩合は70%。

お米の味をしっかりと出す事を心掛け、芳醇濃厚のお酒を造ります。

店頭には酒よりも漬物用酒粕が山積みになっていて、すべて予約済み。


酒名の『楽の世』は、旧丹羽郡楽田村(現在の犬山市南部付近)の地名に由来。

我が道を行くこだわりを持った小さな無名の酒蔵です。


色はやや薄いコハク色。香りは意外にフレッシュな印象。

飲み口はまろやかで、雑味の無い甘さ。これは米の旨さでしょうか。

やさしく芳醇でバナナのような甘さのあとに来る酸味と苦味と渋味のバランスの良さといったら。

アルコール度20度の重さが無い!

精米歩合70%でこんな濃くてキレイなお酒が造れるんだ!

念のため、いや確信を持って燗にしてみる。

ああ、やっぱり。

豪快さを包み隠さない強烈な酸、華やかなフルーティーさと厚みがあって深いコク。余韻。

これぞ、お米の酒だ〜!!と叫ぶようなパンチの効いて飲み応えのあるお酒です。

先入観を大きく裏切る、うまい酒。

うまいですよ!うまい!!


お気に入り度:4


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# by tztom | 2017-08-28 20:26 | 愛知 | Comments(0)
小弓鶴 新酒しぼりたて生[小弓鶴酒造]
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醸造元:小弓鶴酒造株式会社
URL:http://www.koyumitsuru.jp/
住所:愛知県犬山市大字羽黒字成海郷70
電話:0568-67-0033
創業:嘉永元年(1848)

使用米:-
精米歩合:70%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:19度以上20度未満
購入価格:720ml:1,280円(税込み)

愛知県の最北端、国宝・犬山城がそびえ「尾張の小京都」と呼ばれる犬山市。
明治村がある町としても知られています。

この犬山市にはかつて10軒以上の酒蔵がありましたが、現在は東洋自慢酒造と小弓鶴酒造の2軒が残ります。

いずれも町の南郊外の羽黒地区にあります。

小弓鶴酒造の創業は江戸時代末期の嘉永元年(1848)で、この地の庄屋だった吉野新右衛門が尾張藩の勘定奉行所からお墨付きを受け酒造りを始めました。

創業当時の屋号は吉野家酒店でしたが、大正10年(1921)に五代蔵元・吉野茂二によって吉野酒造場となり、昭和28年(1953)に小弓鶴酒造となりました。

酒銘にもある「小弓」とは、中世からのこの地の地名「小弓の庄」に由来。

平成10年(1998)には地ビール『犬山ローレライ麦酒』製造を始め、現在は日本酒よりもこちらがメインになってるようです。

しかし、平成18年(2006)に酒蔵が火事により焼失。県内酒造会社の協力を得て事業を再開しました。

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今回のお酒は「上撰」つまり普通酒の新酒、生原酒です。

色はうすいコハク色。ほのかにラッカー系の酢酸エチル香がありました。

若々しい強い酸のあるパンチの効いた芳醇な飲み口。

後味はキリリとした辛口。というよりも刺激のある辛さ。

開栓してしばらくすると、エチル香は消えて感じなくなりました。

飲み口もクリーミーで芳醇で甘みもあって。刺激があるけど飲みやすいお酒です。うまいですね。

あとから舌にくる華やかな香り。

後味はきれいでうまい!!


お気に入り度:3



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# by tztom | 2017-08-26 17:57 | 愛知 | Comments(0)
香穂の酒 特別純米酒[渡辺酒造]
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醸造元:渡辺酒造株式会社
URL:https://watanabe-shuzo.jimdo.com/
住所:愛知県愛西市草平町道下83
電話:0567-28-4361
創業:慶応元年(1865)

使用米:若水(愛知県産)
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:1.6
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,100円(税込み)

愛西市は平成の大合併で旧海部郡佐織町、佐屋町、立田村、八開村の2町2村が合併し発足した人口約6万2000人の市で、新しい市名の通り愛知県の西端、木曽川を挟んで岐阜県と三重県に接します。

渡辺酒造は旧佐織町の田園地帯、細い道が入り組んだ道下という集落の中にあり、蔵の東側を木曽川が流れています。

創業は江戸時代末期の慶応元年(1865)。

主力銘柄は『平勇』『平勇正宗』で、昔この地に「平勇」(ひらいさみ)という力士がいたという言い伝えに由来するとか。

少量生産の手造りにこだわり、かつ低価格で高品質の酒を目指す蔵です。

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香りは控えめで、色は透明に近いコハク色でした。

スッキリとした淡麗辛口のお酒ですが、やさしい旨味があるのは水のせいでしょうか、また愛知の酒の特徴かもしれません。

まろやかで、やさしくフルーティー。な飲み口です。

後味はややドライでキリリと引き締まったキレ。

ただ淡麗なだけじゃない、うまい酒です。

お気に入り度:3



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# by tztom | 2017-08-24 21:08 | 愛知 | Comments(0)
四海王 純米酒 福[福井酒造]
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醸造元:福井酒造株式会社
URL:http://www.fukui-syuzo.co.jp/
住所:愛知県豊橋市中浜町214
電話:0532-45-5227
創業:明治45年(1912)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,123円(税込み)

豊橋駅から南へ約2.5km。かつては海に面していた中浜町に建つ結婚式場の一角に福井酒造はあります。

福井酒造はもともと別の場所で創業しました。

初代福井盛太郎が、渥美半島の先にあった渥美郡福江町(現在の田原市)の旧大垣新田藩陣屋跡で明治45年(1912)に福井酒造場を創業したのが始まり。

2代目盛太郎が事業容拡大に伴い、昭和27年(1952)豊橋市中浜町にあった旧陸軍第18連隊の跡地に酒造を移転。

しかし日本酒の生産量減と共に土地の有効活用を兼ねて、平成12年(2000)に敷地の3/4を結婚式場「マリエール豊橋」として建設。

残った土地にコンパクトで効率的な新蔵を建設すると共に酒造への直射を避けるため木造の自宅母屋を200m曵いて酒造の上に持ち上げて乗せたりと、すごい荒技もやっています。

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酒銘の『四海王』とは、創業地である渥美半島(福江)を囲む三河湾、伊勢湾、遠州灘、浜名湖を表したものだったそうですが、現在の豊橋市に移転後は、日本海、太平洋、オホーツク海、東シナ海に意味を拡大して、日本を代表する酒蔵の思いを込めた由来に変更したそうです。

2015年IWC(インターナショナルワインチャレンジ)で銀賞受賞。らしい。

色はうすいコハク色。香りは控えめ。燻製のような香りとクセのある飲み口。
芳醇でビターな大人の余韻的に加えてシャープな飲み口のお酒です。

蔵に自噴する軟水の井戸水で仕込んだそうですが、軟水ゆえの遅い発酵にともなう老ねが出たのかな。

福井酒造のお酒は飲みやすいと聞いていましたが、結構辛口でかつクセのあるお酒でした。

燗にするとこの独特の芳醇さがプラスに転じて、余韻を楽しめます。

お気に入り度:3




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# by tztom | 2017-08-23 20:12 | 愛知 | Comments(0)
二人舞台 純米吟醸[宏和商工]
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醸造元:宏和商工 日立酒造工場
URL:http://www.hitachi-sake.com/
住所:茨城県日立市十王町友部104
電話:0294-39-4311
創業:平成18年(2006)

使用米:-
精米歩合:55%
日本酒度:+1.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,771円(税込み)

日立製作所発祥の地にして同社の企業城下町として知られる茨城県北部に位置する日立市。

宏和商工日立酒造工場(以下宏和商工)の酒蔵はさらに北端の高萩市と接する十王地区にあります。

平成の大合併で日立市に編入される前は多賀郡十王町でした。

その中心部、十王郵便局の斜向かいに建つ宏和商工の創業は平成18年(2006)です。

が、それは同年に廃業してしまった明治15年(1882)創業の菊乃香酒造を継承した年。

宏和商工と言う会社はおおよそ酒造りなど醸造業とは無縁の会社に思えますが、はたして東京に本社を構えるブライダルギフト(結婚式の引出物)を販売する会社なのです。

当然その中にはお酒、特に日本酒もあり、それまでは酒蔵にOEMで製造委託したプライベートブランドを販売していましたが、いよいよ廃業した酒蔵を傘下に自社製造に踏み切りました。

宏和商工の主力銘柄『二人舞台』は、まさにブライダルらしいネーミングですね。

贈答向け商品なので、ブランド米の山田錦を使い、吟醸酒らしいフルーティーな立ち香です。

しかし、飲み口はやっぱり茨城酒らしい、旨味を抑えたスッキリとした淡麗辛口。

旨味は控えめに抑えていますが、華やかな余韻は口の中に広がり、やがて後味がやや苦味が残りますが、いろいろ考え出された酒質ですね。

まあ、うまいです。

お気に入り度:3


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# by tztom | 2017-08-22 22:11 | 茨城 | Comments(0)
金華山 蒼穹 純米吟醸[足立酒造]
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醸造元:足立酒造合資会社
URL:なし
住所:岐阜県岐阜市琴塚3-21-10
電話:058-245-3658
創業:文久元年(1861)

使用米:ひだほまれ
精米歩合:55%
日本酒度:+3.0
酸度:1.5
アミノ酸度:1.6
アルコール度:17度以上18度未満
購入価格:720ml:1,458円(税込み)

岐阜市の東郊外。各務原市に接する琴塚地区。

岐阜県を代表する前方後円墳の琴塚古墳のすく側に広がる農村地帯で、足立酒造は江戸時代末期の文久元年(1861)に創業しました。

創業当初の酒銘は『たま鶴』というものでしたが、現在は『日の出鶴』という名に変わり、特定名称酒の新ブランドが『金華山』は岐阜市のシンボルである山の名に由来。

足立酒造は現在、1本1本のお酒を蔵元兼杜氏の足立昌治氏が1人で造っています。

機械に頼らず、洗米から米麹仕込みまで、すべてを手作業にこだわった酒造りを行う小さいながらも、新進気鋭の酒蔵です。

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香りはフルーティーな吟醸香。というよりは米の旨みが凝縮したような甘い香りです。

飲み口に感じる香りもバナナ、メロンといったような果実系では無く、ん〜、あ、そう。米です。米の旨みです。

米のパワー、甘酒のような、そんな香りと飲み口。

後半の酸味がシャープなキレに。渋味、苦味がバランスよい。

若くてパワフルな濃さと強さのお酒ですが、でもスッキリした後味!!楽しい!

濃醇旨口系のお酒で、かつ雑味がありません。

うまい!!うまいですよ!これ。

お気に入り度:4




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# by tztom | 2017-08-16 00:20 | 岐阜 | Comments(0)



私の飲んだ地酒(日本酒)と酒蔵の記録
by tztom by 太泉八雲
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