南部関 特別純米[川村酒造店]
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醸造元:合資会社川村酒造店
URL:なし
住所:岩手県花巻市石鳥谷町好地12-132
電話:0198-45-2226
創業:大正11年(1922)

使用米:吟ぎんが(岩手県産)美山錦(長野県産)
精米歩合:55%
日本酒度:+5.0
酸度:1.6
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

花巻市の北に位置する旧・石鳥谷は奥州街道88番目の宿場・日詰郡山宿と城下町花巻の間に人家がなく往来に不便であったため整備された間の宿的な町。
日本酒を造る杜氏集団の中でも現在最大勢力である「南部杜氏」のふるさとでもあります。

この石鳥谷町に蔵を構える小さな酒蔵の川村酒造店は大正11年(1922)に川村酉与右衛門氏が創業。また同氏は南部杜氏組合の設立に寄与し、副組合長として以後の南部杜氏協会の基礎を造った重要な人物でした。

淡麗系が多数を占める岩手県で、独自路線の芳醇志向を貫いている酒蔵。「酒造りとは家業であり、企業では地酒を造れない」と300石ほどの生産量に絞った酒造りを行っています。

酒銘の『南部関』とは、南部藩の関所という事ではなく、かつては大相撲の最高位が大関だったことから「南部の大関」の意味に由来するとか。

色はうすりコハク色。バニラ、バナナ、ライチのようなフルーティーな香りと口広がる甘い香りとやさしい舌触り。このフルーティーな最初のインパクトの後は少し酸のたつ淡麗な辛口でフィニッシュ。きれいなキレのあるお酒。

特別純米酒ですが、吟醸酒レベル?燗にするのが惜しい。これは言葉でうまく表せない?インパクト大の華やかな特別純米酒です。まじで旨い!!

燗にすると、やはり華やかな余韻、パイナップル缶のシロップを燗にしたようなフルーティーで甘酒のような余韻。ふくよかでいながらキレのある。うまい、うまいです。

燗にしすぎると、旨みが飛んでキレキレの辛口のお酒になりますが、少し温度が下がるとふくよかで旨みが乗ってきます。ベースがしっかりとした辛口の面も持っているので、後味のキレは濃厚な料理を受け止める足腰を持っています。

お気に入り度:5




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# by tztom | 2017-02-13 23:22 | 岩手 | Comments(0)
あさ開 純米吟醸 南部流寒造り[あさ開]
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醸造元:株式会社あさ開
URL:http://www.asabiraki-net.jp
住所:岩手県盛岡市大慈寺町10-34
電話:019-652-3111
創業:明治4年(1871)

使用米:未公開(岩手県産米)
精米歩合:55%
日本酒度:+1.0
酸度:1.3
アミノ酸度:1.2
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,437円(税込み)

盛岡市の中心部から北上川支流の中津川を渡った大慈寺町に蔵を構える株式会社あさ開は岩手県で最も大きな酒蔵です。

あさ開を創業した村井家のルーツは滋賀県から来た高島商人で、やがて4代目が盛岡藩の士族となります。その村井家7代目・村井源三氏が明治4年(1871)に士族を捨て創業した酒蔵が「村井本家 あさ開」です。

酒銘の『あさ開』は、村井家の侍から商人としての再出発と、明治という新しい時代の幕開けにかけ、万葉集の歌「あさびらき漕ぎ出て来れば武庫の浦の汐干の潟に田鶴が声すも」など和歌の「漕ぎ出る」にかかる、船が早朝に漕ぎ出す歌の枕詞です。

色は薄いコハク色で、香りはビターなココアのような乳酸香。意外に地酒っぽいクセのある濃醇な旨みとコクのある飲み口、酸は少なく、中盤から来るキレは鮮やか。最後まで牧歌的な乳酸香が続きます。すごく手造り感のあるお酒。純米吟醸でこの個性は好き嫌いが分かれるところか。

ちょっと燗にしてみました。香ばしい乳酸香は消え、地酒っぽいクセもどこかに行ってしまいましたが、そぎ落とされた旨みが控えめに残り、渋味、苦味、酸味もほとんど無く、とてもやさしい燗酒になってしまいました。線が細くなりつつも水っぽくは無く、しっかりとした米の力のようなものを感じ、残しています。これは燗でも旨いですね。うまい!!

お気に入り度:3


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# by tztom | 2017-02-12 20:50 | 岩手 | Comments(0)
福来 純米大吟醸種 吟ぎんが[福来]
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醸造元:株式会社福来
URL:http://www.maroon.dti.ne.jp/fukurai/
住所:岩手県久慈市宇部町第5地割31番地
電話:0194-56-2221
創業:明治40年(1907)

使用米:吟ぎんが
精米歩合:50%
日本酒度:+3.0
酸度:1.4
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,728円(税込み)

久慈市は太平洋に面した三陸海岸北端の町。藩政時代は八戸藩の支配で、古くから砂鉄を産出し鉄鋼の町として栄えた時期もありました。「海女」が潜る港としては最北端になります。

蔵の歴史は明治40年(1907)久慈清輔氏が創業、後に久慈清酒造店となります。酒銘の『福来』は親族を交えて酒銘を検討していたところ、よちよち歩きの「ふく」が部屋に入ってきた事から「ふくが来た」と場が湧いた事がきっかけとなり、飲む人・売る人・造る人に「福」が「来」るようにとの思いを込めて銘々。

2001年に現在の.株式会社福来に社名変更しました。蔵のキャッチコピーは「幸せをよぶお酒」。

吟醸酒に適した岩手県のオリジナルの酒造好適米「吟ぎんが」を使った吟醸酒。

レーザープリンターで出力したような手作り感のあるラベルに少し不安を抱きましたが、飲んだとたん、予想を大きく裏切って「これはうまい!!」と唸ってしまった。ある意味感動!!

色はうすいコハク色で香りは控えめですが、飲み口は透明で上品なフルーティーな旨み。都会的な洗練されたキレイでバランスのよい大吟醸酒です。飲んで、ホッとします。いや~これは旨い!!

蔵も町も復興応援します!!

お気に入り度:4




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# by tztom | 2017-02-10 21:22 | 岩手 | Comments(0)
浜娘 純米吟醸酒[赤武酒造]
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醸造元:赤武酒造株式会社
URL:https://www.akabu1.com/
住所:岩手県上閉伊郡大槌町3-3
【盛岡復活蔵】岩手県盛岡市北飯岡1-8-60
電話:019-681-8895
創業:明治29年(1896)

使用米:吟ぎんが
精米歩合:50%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

赤武酒造のある大槌町は岩手県三陸海岸のど真ん中。海と山に囲まれた大槌湾に面した町で、藩政時代は盛岡藩が直轄する港町として代官所が置かれ、現在の宮古市を含めたこの沿岸地域一帯の政治経済の中心地として発展しました。

しかし、2011年の3.11東日本大震災による津波を受けて大槌町は壊滅。赤武酒造の酒蔵も原型を留めないほど壊滅してしまいました。震災後、町役場の職員の多くを失った大槌町の復興計画の中では町民の住宅確保が優先され、企業である酒蔵の再建支援は後回しにせざる得ませんでした。

そんな中で盛岡市の桜顔酒造が再建を支援し、遠く離れた盛岡市で再興を決意し2013年に「復活蔵」が完成しました。

主力銘柄は『浜娘』ですが、復興以降は新しいブランド『赤武』『AKABU』も展開。

吟醸酒に適した岩手県のオリジナルの酒造好適米「吟ぎんが」を使った純米吟醸酒です。

香りは控えめですが、飲み口はしっかりとした米の旨みを感じる吟醸酒らしい華やかさをもっています。透明感のあるキレイな甘み。酸も控えめで後味スッキリとしたキレ。うまいです。これはうまい!!

お気に入り度:4



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# by tztom | 2017-02-08 21:20 | 岩手 | Comments(0)
龍泉 八重桜 特別純米酒[泉金酒造]
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醸造元:泉金酒造株式会社
URL:http://www.ginga.or.jp/senkin/
住所:岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字太田30
電話:0194-22-3211
創業:安政元年(1854)

使用米:ぎんおとめ
精米歩合:60%
日本酒度:+1.0
酸度:1.6
アミノ酸度:1.6
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,350円(税込み)

岩手県の中央東部、北上山地の山間部から三陸河岸にかけて広大な面積を持つ下閉伊郡岩泉町は、水の透明度が高いことで有名な龍泉洞(鍾乳洞)の町として知られます。またかつてはJR東日本が山田線の茂市駅から分岐していた岩泉線の終点の町でもありました。

山間のこの小さな町の中心部に蔵を構える泉金酒造は幕末の安政元年(1854)に八重樫家5代目喜太郎が創業。蔵は当初岩泉の別の場所にありましたが、明治16年(1883)岩泉の大火によって酒蔵も町と共に焼失。現在の場所に移築したそうです。

その後八重樫家は醸造業に加え、林業、養蚕業で地域振興を目指し、さらに運送業まで事業を広げ、水力発電所建設や岩泉線の開通に尽力した実業家でもありました。

岩手県の酒米「ぎんおとめ」を使い、龍泉洞のトンネル内で貯蔵したお酒。

香りは控えめですが、青りんごのようなさわやかなフルーティーさが口に広がります。さらに重くなく自然な旨み、雑味もなくやさしく澄んだ飲み口の背後にしっかりとした米の存在感を感じます。奥行きのあるシャープな淡麗辛口。うまいです。うまい!

燗にすると、スッキリと淡麗。さ湯の様にやさしく水のごとし。でも線が薄いわけではなく、甘すぎずスッキリとした飲みごこち。これもうまい!

お気に入り度:3




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# by tztom | 2017-02-07 01:14 | 岩手 | Comments(0)
遠野夢街道 純米吟醸酒[上閉伊酒造]
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醸造元:上閉伊酒造株式会社
URL:http://kamihei-shuzo.jp/
住所:遠野市青笹町糠前31-19-17
電話:0198-62-2002
創業:寛政元年(1879)

使用米:吟ぎんが
精米歩合:55%
日本酒度:+5.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,572円(税込み)

民俗学者・柳田國男の遠野物語やカッパ伝承でも知られる遠野の里。盛岡藩の支城として江戸時代を通して明治まで続いた遠野南部氏の城下町で、岩手県中南部山間地域の中心都市である遠野市に現在唯一残る酒蔵がこの上閉伊酒造です。

この上閉伊酒造の前身は江戸時代中期の寛政元年(1789)に初代新里庄右衛門が遠野城下の鍵町に建屋酒造店を創業したのが始まり。

やがて戦時中の企業統制によって上閉伊地区(遠野、釜石、大槌)の7つの酒蔵が合弁して、上閉伊酒造株式会社となり、遠野市東郊外の青笹地区に蔵を構えます。

主力銘柄は『国華の薫』ですが、日本酒の他にも平成11年より生産量日本一を誇る遠野産ホップを使った地ビール『遠野麦酒ZUMONA』の醸造を始めました。

岩手県が開発した吟醸酒に適したオリジナルの酒造好適米「吟ぎんが」を使った純米吟醸酒。

ほんのりと香ばしい干し草のような乳酸香。ガツンと強い刺激的な酸、インパクトのある飲み口。強烈な渋味、苦味のインパクトはほんの一瞬立ち上がった感じで、サッと何事も無かったかのように消えていく、嵐のあとの静けさのようなキレ。ビターなカカオのような風味とふわっと自然な甘み。芳醇辛口系。不思議な旨さ。うまいですよ。
常温だとちょっとべたつく、コクのあるお酒です。

お気に入り度:3


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# by tztom | 2017-02-02 23:35 | 岩手 | Comments(0)
綿屋倶楽部 黒澤米 純米酒[金の井酒造]
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醸造元:金の井酒造株式会社
URL:なし
住所:栗原市一迫川口町浦1-1
電話:0228-54-2115
創業:大正4年(1915)

使用米:ひとめぼれ(おもてなし)
精米歩合:60%
日本酒度:+4.0
酸度:1.8
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,458円(税込み)

宮城県北部、栗駒山南東麓に位置する旧栗原郡一迫町の中心部、金田地区に蔵を構える金の井酒造は近年注目を集める新進気鋭の酒蔵です。

ちなみに、町内のすぐ近くに一の蔵の金龍蔵があります。

蔵元の三浦家は古くからこの地で林業や味噌醸造を営んでいた大地主であり商家でしたが、大正4年(1915) に酒造業に参入しました。金の井酒造は蔵がある金田村と良質な水に恵まれていたことに由来する『金の井』が主力銘柄でしたが、現在は特定名称酒の新しいブランド『綿屋』に変え500石あまりを醸しています。

この『綿屋』とは、かつて養蚕業を営んでいた事に由来しますが、現在も蔵の隣に「わたや薬局」を親族が営んでいます。

宮城県涌谷町で有機農法家として知られる黒澤重雄氏が発見した「ひとめぼれ」の変異種・極早稲を栽培した酒米「おもてなし」を使った純米酒。「黒澤家」が作ったから「黒澤米」と呼ばれています。

『綿屋倶楽部』は「綿屋」と「黒澤家」のコラボ企画酒。

またこのお酒は季節によって火入れが異なり、春〜夏は火入れ。秋〜冬は生酒で出荷されます。今回は生酒となります。


なんだ、この澄んだマスカット、ライチ、スイカのような澄んだ旨み。雑味は無くスッキリと鋭い辛さとやさしい旨みの溶け込んだ淡麗辛口。キレイなお酒で澄んだお酒。生なのに変に若すぎず、上品な印象。蔵が目指すお酒は、料理を邪魔しない食中酒。たしかに自然に抵抗感無く盃が進む酒です。うまい。じっくりうまいです。

お気に入り度:4


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# by tztom | 2017-01-28 00:55 | 宮城 | Comments(0)
宝船 浪の音 純米酒 閖[佐々木酒造店]
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醸造元:有限会社佐々木酒造店
URL:http://www.naminooto.co.jp
住所:名取市閖上1-8-10(被災)
電話:022-385-0053
【仮設店舗】
住所:名取市美田園7-1-1-E4(閖上さいかい市場内)
電話:022-398-8596
【仮設蔵】
住所:名取市下余田字中荷440-1-B(名取市復興工業団地内)
電話:022-797-3932
創業:明治4年(1871)

使用米:ヒトメボレ
精米歩合:60%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,400円(税込み)

仙台市の南に接する名取市。赤貝の産地でも知られる名取川河口に位置する閖上(ゆりあげ)地区に蔵を構える佐々木酒造店は明治4年(1871)の創業。

しかし2011年の3.11東日本大震災では高さ5メートルの津波が押し寄せ、町と共に酒蔵も失われてしまいした。実は佐々木酒造店は今回の震災から35年前の宮城県沖地震後に酒蔵を土蔵から鉄筋コンクリート造に建て替えた為、設備は破壊されながらも貯蔵タンクの純米酒は奇跡的に助かりました。それを県内の蔵元・森民酒造本家(仙台市若葉区荒町)でろ過・瓶詰し出荷したのがこのお酒です。

蔵のあった閖上地区の名を一字に誓った復興の思いをこめた酒『閖』です。

酒銘『宝船浪の音』は絶えること無く聞こえ続ける浪の音に由来。「宝船」は七福神の宝船のことか?和歌の一首に「永き世の 遠の眠りの みな目ざめ 波乗り船の 音のよきかな」というのがあります。

その後佐々木酒造店は復興工業団地の倉庫に仮設の蔵を設置、兄弟による酒造りで再スタートしました。

野趣的な乳酸香。飲み口はふくよかで芳醇。甘みのある、どっしりとした飲み応えのあるお酒です。透明な中に乳酸系の甘い中にも、渋味、苦味、酸味はその一歩裏手、2つほどのベールを挟んだ先にほんのりと感じるような最後までやさしいキレ。

そしてビターなチョコレートのような香ばしい甘さ。

燗にすると、これはもう。ふくよかで芳醇な甘みとやさしい酸味、苦味、渋味の余韻的なバランス。フルボディーにフルーティーな深い酒。うまい。うまいです。

甘くて、ふくらむ。うまさ、このお酒は燗がうまい!最高!


お気に入り度:冷3/燗4




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# by tztom | 2017-01-27 00:45 | 宮城 | Comments(0)
日高見 吟醸酒[平孝酒造]
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醸造元:株式会社平孝酒造
URL:なし
住所:石巻市清水町1-5-3
電話:0225-22-0161
創業:文久元年(1861)

使用米:-
精米歩合:50%
日本酒度:+3.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,782円(税込み)

東北最大の漁港を持つ石巻市は人口20万人の仙台市に次ぐ都市で、古くから伊達藩の米の積出港・北上川舟運と千石船が多数往来する海路交通の拠点として栄えてきた町です。

この石巻市には現在2軒の酒蔵があります。JR石巻駅の東側・千石町にある墨廼江酒造と、同じくJR石巻駅の西側・清水町に蔵を構える平孝酒造です。

平孝酒造は岩手県盛岡市にある菊の司酒造から分家して江戸時代後期の文久元年(1861)にこの石巻で創業しました。現在の主なブランドは普通酒が『新関』で特定名称酒が『日高見』です。

酒銘にもある『日高見』とは日本書紀に見られるように、古代東北(蝦夷地)を指す日高見国(ひたかみのくに)に由来。古くから石巻を発展させた北上川は「日高見川」が語源とされ平安時代にはこの一帯が「日高見」と称されていたとか。そうした歴史・文化にちなんで銘々。

米の旨みを感じる甘い香りが立ち上がりますが。飲み口は意外に辛口。どっしりとした厚みを舌に感じ、渋味と苦味、ほのかな酸味があり、芳醇な甘みがあります。甘くてふくよかな辛口のお酒。安定していてレベル高し。うまい、うまいです!!

お気に入り度:4



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# by tztom | 2017-01-22 17:17 | 宮城 | Comments(0)
阿部勘 特別純米酒[阿部勘酒造店]
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醸造元:阿部勘酒造店
URL:http://www.abekan.com
住所:宮城県塩竃市西町3-9
電話:022-362-0251
創業:享保元年(1716)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,458円(税込み)

塩釜市の中心市街地にある本町の商店街には宮城県を代表する銘酒『浦霞』の佐浦がありますが、その商店街の西端・西町は奥州一宮・塩竃神社の麓に蔵を構えるのが阿部勘酒造店です。

阿部勘酒造店の創業は江戸時代中期の享保元年(1716)で、塩釜神社の神酒御用酒屋として、仙台藩伊達家より命ぜられて酒造りを始めました。

蔵が建つメインストリート県道3号線の道路拡張にともなって平成8年に蔵を建て直し、近代的な蔵に生まれ変わりました。年間石数は500石。
蔵元が襲名する名を酒銘にした『阿部勘』は県外出荷向けのブランドで、古くからの主力ブランドは蔵元・阿部家の家紋に由来する酒銘『於茂多加』(おもたか)です。

色はうすいコハク色で、ほんのりと乳酸系の立ち香。甘み、渋味、苦味が主張する若い酒の印象で、飲み口はスッキリとしていますが、やや雑味がある辛口の酒。濃い料理に合うかも。やや尖った攻めの酒的な。

燗にすると、ちょっと鼻に来る刺激があります。さらに渋い、苦い、パンチのある辛口。苦いけど甘い、ふくよかだけど辛い。そんな感じ。

お気に入り度:3




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# by tztom | 2017-01-21 00:42 | 宮城 | Comments(0)



私の飲んだ地酒(日本酒)と酒蔵の記録
by tztom by 太泉八雲
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