天恩 本醸造 熟成古酒[川尻酒造]
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醸造元:川尻酒造
URL:http://www.hidamasamune.com/
住所:岐阜県高山市上二之町68
電話:0577-32-0143
創業:天保10年(1839)

使用米:ひだほまれ・ひだみのり
精米歩合:70%
日本酒度:+4.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,426円(税込み)

岐阜県の飛騨地方は周囲を山に閉ざされた山間奥地の地で、戦国時代に飛騨地方を平定した金森長近によって城下町が築かれ、その後江戸時代には幕府直轄の天領の支配中心地として飛騨高山の町は大きく発展して、現在「飛騨の小京都」と呼ばれています。

当然酒蔵もかつては多くあり、江戸末期から明治初頭には蔵元も140軒ほどあったといいます。
しかし近年には7軒(老田酒造店の本社・製造部が郊外に移転した為)だった酒蔵も現在は6軒。

川尻酒造の創業は江戸時代後期の天保10年(1839)。

個人経営の蔵で、早くから糖類・酸味料などの使用を全廃し、桶売り(大手の下請)も止めました。

今回購入したお酒は「古酒」です。

なぜ古酒かというと、この川尻酒造は古酒しか造っていない古酒蔵だからです。

古酒ですが、そんなに濃くない、色は白ワイン程度の薄いコハク色でした。香りは熟成された香ばしい香りですが、これもそれほど強くはありません。飲み口はとにかく牧歌的でビターな旨みがありつつも控えめな香味と酸とサッと消えていくキレ。

濃くは無くさっぱりとして普通に冷やで飲みやすい古酒でした。クセもなくてうまいです。

お気に入り度:3




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# by tztom | 2017-06-18 06:52 | 岐阜 | Comments(0)
飛騨の華 純米酒[平田酒造場]
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醸造元:株式会社平田酒造場
URL:http://hidanohana.com/
住所:岐阜県高山市上二之町43
電話:0577-32-0352
創業:明治28年(1895)

使用米:ひだほまれ
精米歩合:65%
日本酒度:+3.0
酸度:1.7
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,594円(税込み)

岐阜県の飛騨地方は周囲を山に閉ざされた山間奥地の地です。しかし、戦国時代に飛騨地方を平定した金森長近によって城下町が築かれ、その後江戸時代には幕府直轄の天領の支配中心地として飛騨高山の町は大きく発展しました。そして現在「飛騨の小京都」と呼ばれています。

当然酒蔵もかつては多くあり、江戸末期から明治初頭には蔵元も140軒ほどあったといいます。
しかし近年には7軒だった酒蔵も現在は6軒(老田酒造店の本社・製造部が郊外に移転した為)です。

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そんな飛騨高山の酒蔵の中で、IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)において最高賞を受賞した「酔翁」の蔵元である平田酒造。

蔵元の平田家は江戸時代中期の明和6年(1769)に「打保屋」の屋号で、びんつけ油、ろうそくの製造販売を創めた商家でした。酒造業は明治28年(1895)に創業したそうです。

主力銘柄は長期熟成古酒『酔翁(すい おう)』と『飛騨の華』

現在、伝統的な佇まいの酒蔵には江戸時代の飛騨高山町人の資料を初め、酒造りの道具などを、「平田記念館」として展示公開しています。

クリーミーなバニラのような香りにフルーツシャーベット系の香り。飲み口は酸の強い辛口のお酒ですが、スッキリとしたリンゴ系のような甘みを感じます。栓をあけて少し立つとやや干し草のような乳酸香を感じ始めます。これが口の中に残るのがやや気になるところ。でも、飲みやすいお酒です。うまいです。

燗にすると、干し草のような乳酸香が強調されて前面に出てくる。ツンと鼻に来る刺激は無い。芳醇な飲み口ながらもやはり酸と苦味が前面に来る辛口のお酒。かなり淡麗なお酒なので、燗にするならぬる燗くらいがいいかも知れません。

お気に入り度:3




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# by tztom | 2017-06-13 23:14 | 岐阜 | Comments(0)
母情 郡上一揆 特別本醸造[平野醸造]
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醸造元:平野醸造合資会社
URL:http://www.bojo.jp/
住所:岐阜県郡上市大和町徳永164
電話:0575-88-2006
創業:明治6年(1873)

使用米:五百万石
精米歩合:60%
日本酒度:+5.0
酸度:1.4
アミノ酸度:-
アルコール度:14.5度
購入価格:720ml:1,400円(税込み)

長良川の上流に位置する城下町、旧八幡町の北に接する旧郡上郡大和村。平成の大合併で郡上市となりました。このあたりは山を越えれば飛騨地方と接していますが、奥美濃と呼ばれる地域になります。

村の中心地である徳永地区の国道沿いに蔵を構える平野醸造は明治6年(1873)創業で、当時の酒銘は『甘露』でした。

初代蔵元の平野吉兵衛は醸造業のほかに木材や米穀類、製糸業など幅広く事業を展開する事業家でしたが、それを支えた妻じゅうは人のため、社会のために心を尽くした人として知られたそうです。

現在の酒銘である『母情』は、その母の精神を酒造りに生かし、後生に継承してもらいたいとの願いを込めて二代目蔵元が銘々。

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ちなみに城下町・郡上八幡に店を構える平野本店は本家にあたりますが、現在は自醸はしていません。

こんかいの特別本醸造は吟醸酒がブレンドされているそうです。仕込み水は大和町の名水「古今伝授の里の水」を使用。

酒銘の『郡上一揆』ぐじょういっき)は

郡上一揆(ぐじょういっき)は、江戸時代の宝暦年間に美濃国郡上藩で発生した大規模な一揆のことで映画化もされました。
今までの一揆と違ったのは、最終的に一揆の首謀者は処罰されたものの、領主であった郡上藩主の金森氏は改易、さらに幕府高官であった老中、若年寄、大目付、勘定奉行らが免職となった出来事でした。

香りはひかえめで、飲み口はスッキリとした淡麗辛口、白ワインのようなやさしい酸味と甘みで飲みやすいです。雑味が無く、吟醸酒のブレンドでほんのりと華やかさが添付されているのでしょう。うまいです。うまい!

燗にしても、すっきりとした旨みを保ちつつも、雑味も無くライトでキレもいい飲みやすいお酒でした。これは燗もいいです。うまい!

お気に入り度:3




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# by tztom | 2017-06-02 07:54 | 岐阜 | Comments(0)
元文 特別本醸造 つつじ 花酵母仕込み[布屋 原酒造場]
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醸造元:原酒造場
URL:http://genbun.sakura.ne.jp/
住所:岐阜県郡上市白鳥町白鳥991
電話:0575-82-2021
創業:元文5年(1740)

使用米:あきたこまち
精米歩合:60%
日本酒度:+5.0
酸度:1.4
アミノ酸度:-
アルコール度:15.5度
購入価格:720ml:1,150円(税込み)

長良川の上流に白鳥という町があります。このあたりは山を越えれば飛騨地方と接していますが、奥美濃と呼ばれる地域になります。

この奥美濃の町、白鳥は遙か古来、泰澄大師を案内した白鳥(ハクチョウ)にその名が由来するといい、同白鳥氏によって開かれたとされる白山登山の根拠地である宗教集落に発して、その後は長滝白鳥神社の門前町として発達しました。

奥美濃の中心地である白鳥町には古くは数件の酒蔵があったそうですが、現在残るのは町の中心に立つ布屋原酒造場のみ。

創業は江戸時代中期の元文5年(1740)で、「布屋」というのは当時からの屋号で酒造業を興した蔵元原左近衛門正繁が「近江惣市」のめでたき「白布」に由来。

蔵元の原家は古い歴史を持つ旧家で、先祖は公家の藤原家でした。しかし、平家の残党をかくまった為に京を追われこの地にやってきたそうです。その伊東左近藤原勝正より39代目、造り酒屋の布屋創業から数えて12代目となるそうです。

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伝統的佇まいの小さな酒蔵ですが、商品のラインナップは幅広く、最近は花酵母を使ったシリーズを展開しています。

今回のお酒は東京農大酒類学研究室から分類された「つつじの花酵母」を使用。ツツジ酵母で醸されるお酒は、原料米の甘味を引き立てるそうです。

色はうすいコハク色で香りは控えめ、ほんのりと乳酸香を感じます。しかし、飲んだ印象は華やか。序盤の飲み口は濃い甘さと中盤からくる濃醇な厚みを持った酸を感じたと思ったら、スーッと引いていく。キレ。バランスの良い苦味とフルーティーな要素でまとまった吟醸酒のようなお酒です。これはうまい!

一応、燗にもしてみました。つん、と鼻につく刺激があります。でも飲み口は透明ながらも華やか。最初に来る甘さを包み込むような苦味、と酸そしてスーッと消えていくキレ。スッキリとした飲み口。ぬる燗くらいがいいですね。燗もオススメです。うまい!


お気に入り度:3




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# by tztom | 2017-05-28 06:33 | 岐阜 | Comments(0)
睦鳥 純米酒 半布里戸籍[松井屋酒造場]
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醸造元:有限会社 松井屋酒造場
URL:https://matsuiya-sake.jimdo.com/
住所:岐阜県加茂郡富加町加治田688-2
電話:0574-54-3111
創業:寛政7年(1795)以前より

使用米:-
精米歩合:70%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,200円(税込み)

岐阜県の中南部、美濃加茂市と関市に挟まれた加茂郡富加町は、昭和の合併で生まれた町で、旧富田村と加治田村が合併してその頭文字を取ったもの。

濃尾平野の北部に位置するこの地域は農村でしたが、加治田村は中世には加治田城の城下町として、江戸時代には飛騨街道の宿場町として発展して町場となり、古くからこの地域の中心地でした。当時「松井屋」など地元有力者が酒造業を行なっていたという記録があります。

この松井家は江戸時代中期の寛政7年(1795)には酒造りを行っていましたが、それ以前より続く商家でしたが記録が残っていません。

酒蔵の主屋は寛政7年(1795)に建てられ、酒蔵2棟と店舗の合計3棟、その中の酒造用具など約3,600点余りが、岐阜県重要有形民俗文化財に指定されていて、資料館も兼ねています。

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主力銘柄の『睦鳥』( むつみどり)とは“オシドリ” のように仲むつまじく、末永く家庭円満にという願いを込めて命名。

サブネームの『半布里戸籍』(はにゅうり・こせき)とは、奈良の正倉院にひっそりと残されていた現存する日本最古の戸籍にちなんだもの。

色はほんのりとした白ワインのようなコハク色。香りは牧歌的な乳酸香が熟成されたような香ばしいながらも、飲み口はやや酸味のあるフルーティーさ。後味に酸味とシャープな苦味のキレ。というかフィニッシュ。
苦味がいつまでも舌に残るのは。濃い料理の食中酒とすればバランスがとれていい?

燗にすると、芳醇な飲み口も干し草のような香ばしい乳酸香もすべて良い方向で結ばれて昇華していきます。
いやこの燗酒は旨いです。じっくりと飲む酒。雑味が無くやさしいお酒。この澄んだ、清冽な印象の燗酒は居酒屋で出る大手酒造メーカーの燗酒にも引けを取らない安定感と飲みやすさ。

いや〜このお酒は燗がいいです。うまいですよ、うまい!



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# by tztom | 2017-05-25 00:19 | 岐阜 | Comments(0)
光琳 有機米純米酒 [千代菊]
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醸造元:千代菊株式会社
URL:http://chiyogiku.co.jp/
住所:岐阜県羽島市竹鼻町2733
電話:058-391-3131
創業:元文3年(1738)

使用米:こしひかり(JAS有機認定米)
精米歩合:65%
日本酒度:+1.0
酸度:1.6
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,368円(税込み)

岐阜県内で唯一の東海道新幹線の駅である岐阜羽島駅。その羽島市の中心部にある竹鼻の伝統的な町並みの中の中町にある千代菊酒造は江戸時代中期は8代将軍徳川吉宗の時代の元文3年(1738)に創業。

蔵元の板倉家は元々は武士でしたが、安土桃山時代に初代坂倉又吉吉之がこの美濃の竹ヶ鼻村で武士の身分を棄てて帰農しました。

酒造りを始めるのはそれから数えて七代・板倉又吉の代になってから。当時の酒名は『薄紅葉』でしたが、幕末にロシア船襲来で世情が乱れていたことから、国の繁栄を祈願して九代蔵元によって今の主力銘柄である『千代菊』が生まれました。

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今回飲んだお酒は新ブランド『光琳』(こうりん)シリーズの中の純米酒で、ラベル文字の色から通称『銀光琳』と呼ばれて入るもの。
江戸時代の画家「尾形光琳」に由来すると思われますが、酒銘となった経緯は不明。(しらべます)

『光琳』シリーズはラベルにいろいろと書かれていて、まず目に入るのが「BIO」の文字。それから「有機米使用」「オーガニックBIOアイガモ農法米全量使用」「有機農産物加工酒類」など有機を強くアピールしています。

香りは低く、というかほとんどなく、でもほのかにわずかにメロンのような甘い香りがしました。
飲み口は雑味の無い透明度の高い淡麗辛口。ライチのような酸の無いフルーティさ。一口に言えばキレイなお酒。そして上品で上質で安定感のあるお酒。うまい。

燗にすると、すっきりとした透明感のある、まあある意味で白湯(さゆ)のような印象のお酒ですが、ふっくらとしていて、適度に甘みもあって辛さも控えめで、やさしく飲みやすいお酒になりました。
う〜ん。このお酒は燗にした方が、もしくは常温くらいが丁度美味しいかも知れませんね。うまいです。

お気に入り度:3




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# by tztom | 2017-05-20 18:57 | 岐阜 | Comments(0)
若葉 純米酒[若葉]
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醸造元:若葉株式会社
URL:http://www.wakaba-sake.com/
住所:岐阜県瑞浪市土岐町7270-1
電話:0572-68-3168
創業:元禄年間(1688 〜1704)

使用米:飛騨誉・朝日の夢
精米歩合:60
日本酒度:+2.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,080円(税込み)

岐阜県の南東部、美濃平野と山間部の接点、木曽谷の入口に位置する瑞浪市は美濃源氏・土岐氏発祥の地で、古くは古代東山道の土岐駅家が置かれていました。

現在の瑞浪市は市内北部の山間部を旧中仙道が通り、大萩宿と細久手宿の今も往事の町並みを残す二つの宿場がありますが、現在市の中心部である益見地区は江戸時代以降に下街道沿いに発達した町でした。さらに明治になりこの下街道沿いに鉄道(現・中央本線)が開通するとこの地域の中心部として発展していきます。

瑞浪市の中心部、小里川をはさんだ土岐町地区にはかつて6軒の酒蔵があったそうですが、現在2軒のみ。まず土岐町のランドマークにもなっており、銘酒『小左衛門』の名で今や全国に知られる中島醸造とその少し先にある若葉です。

若葉は旗本明智遠山氏の庄屋であった、伊藤唯七(ただしち)氏が、江戸時代中期の元禄年間(1688 〜1704)にこの地に移り住んで創業。

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現在は蔵元の伊藤勝介氏が自ら杜氏を務めながらも、20種類を越すラインナップのお酒を精力的に造っています。さらには東京や県外にも販路を広げる営業活動も頻繁に行っています。

干し草の様な牧歌的な乳酸香をほのかに感じ、飲み口には醤油のような香ばしい香りを口の中に感じます。厚みのあるやさしい酸味とふくよかな旨み。華やかさはないけれども「地酒の純米酒」って感じのおいしさ。これはこれで個性的なお酒で、うまいです!

燗にすると、透明感とキレが増して、香ばしい乳酸香は消えて、クセの無い淡麗辛口のお酒になりました。やや苦味が残りますが食中酒として料理を引き立ててくれそうなお酒です。熱燗よりもぬる燗くらいがこのお酒の個性を感じられますね。

お気に入り度:3




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# by tztom | 2017-05-18 22:40 | 岐阜 | Comments(0)
千古之岩 純米吟醸[千古之岩酒造]
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醸造元:千古之岩酒造株式会社
URL:http://www.chigonoiwa.com/
住所:岐阜県土岐市駄知町2177-1
電話:0572-59-8014
創業:明治42年(1909)

使用米:飛騨誉
精米歩合:50%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,728円(税込み)

土岐市の中心部より南東へ直線で約5km。周囲を小高い山々に囲まれた小盆地に位置する駄知町は江戸時代から陶土の産出や美濃焼で栄えた町で、現在も日本の陶器生産量第1位を誇る焼き物の町です。

この駄知町の中心部に蔵を構える千古乃岩酒造は明治42年(1909)に創業。

味噌や醤油の醸造・販売業を営む商家で生まれた初代中島善三郎氏は、多治見市笠原町にある三千盛酒造(尾張屋)で修行を経てた後に暖簾分けという形で酒造業を創業し「尾張屋」を名乗りました。

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酒銘の『千古乃岩』(ちごのいわ)とは、駄知町の入り口に位置する稚児岩大橋の下の川辺ある奇岩「稚児岩(ちごいわ)」とに由来。
千年のめでたさを願い、すこやかな子供のように大きく栄えてほしいとの思いで銘々。

焼き物に適した粘土質の地層からわき出る駄知町の超軟水で醸したお酒。蔵元が目指すのは料理を引き立てる前に出ないお酒。

香りは控えめですが、すっきりとした透明感の中にあるやさしい甘み。陶芸家安藤實氏の書である豪快なラベルデザインとは真逆の、華やかさを抑えた、ひかえめで上品な厚みのある旨みと、後半のシャープな酸がスッキリとした後味を造り、やわらかな旨口ながらもキレのあるお酒です。うまいです。

お気に入り度:3


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# by tztom | 2017-05-15 22:16 | 岐阜 | Comments(0)
笠置鶴 純米酒[大橋酒造]
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醸造元:有限会社大橋酒造
URL:http://k-tsuru.com/
住所:岐阜県中津川市蛭川1119番地-1-1-2
電話:0573-45-2018
創業:明治41年 (1908)

使用米:-
精米歩合:-
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,570円(税込み)

平成の大合併により中津川市の一部となった旧恵那郡蛭川村。
木曽川を挟んだ中津川市の対岸に位置し、笠置山を初めとする山々に三方を囲まれた高原の山村です。

この蛭川村の中心部に蔵を構える大橋酒造は明治41年(1908)に創業。
映画『男はつらいよ』の第44話「寅次郎の告白」で最後のシーンに出てくるのがこの大橋酒造です。

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香りはふくよかさを感じ、すっきりとした酸味のあるすっきりとした飲み口で、中盤からもすっきりとした余韻のお酒です。後味に酸味と渋味、苦味を感じますが、総じて透明でライトな印象。淡麗辛口のお酒でした。うまいです。

燗にしてみました。ぬる燗です。渋い。飲み口はライトでうまみはあるけど渋い。後味が辛口で余韻はありません。このお酒は燗はあまり向かないかも。

お気に入り度:3




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# by tztom | 2017-05-13 13:38 | 岐阜 | Comments(0)
吉宝 純米酒[山田商店]
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醸造元:合資会社山田商店
URL:http://www.kura-yamada.com/
住所:岐阜県加茂郡八百津町八百津3888-2
電話:0574-43-0015
創業:明治元年(1868)

使用米:五百万石・飛騨誉
精米歩合:58%
日本酒度:+2.0
酸度:1.5
アミノ酸度:1.0
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,235円(税込み)

加茂郡八百津町は岐阜県の中南部に位置し、周囲を山に囲まれ、飛騨川と南の木曽川に挟まれた河岸段丘上の町。

山間部にありながら八百津は中世末期から木曽川舟運で栄えた河港町で、今も往時を偲ばせる伝統的な町並みが残ります。

またこの八百津出身の偉人としては、第2次大戦中にナチスから6千人ものユダヤ人を救った外交官・杉原千畝がいます。

かっては酢や味噌、醤油、みりんなどの醸造業も多くあり、日本酒の蔵も近年まで数件ありましたが、現在残るのは町の中心部に蔵を構える花盛酒造と山田商店(蔵元やまだ)の2軒のみ。

八百津の目抜き通りの交差点に白壁の土蔵街と店舗を構える山田商店は、明治期築の商家をリノベーションして酒器など日本酒ライフの提案と共に、商品も幅広いラインナップを展開し挑戦している酒蔵です。

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主力銘柄は『玉柏』で、これは新嘗祭(にいなめさい)を迎える喜びを謡った古謡にある「美濃山にしじに生ひたる玉柏豊明に会ふが楽しや」に由来。

今回購入したのは地元米を使用した特定名称酒の新シリーズ『吉宝』。

香りは控えめながらもフルーティーな立ち香。そして旨みの乗ったやさしい飲み口。まるで純米吟醸酒の様な華やかでいて濃醇な深みのあるお酒です。もっともスペックは吟醸レベル。後味はコクとシャープな余韻です。これはうまい!うまいです。

燗にすると、ふんわりとした透明感のある旨み。ふくよかだけれどもキレがいい。うまいな〜。

お気に入り度:3



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# by tztom | 2017-05-09 22:51 | 岐阜 | Comments(3)



私の飲んだ地酒(日本酒)と酒蔵の記録
by tztom by 太泉八雲
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