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鈴正宗 特別純米 BLUE 火入れ原酒[矢尾酒造]
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醸造元:矢尾酒造株式会社
URL:なし
住所:滋賀県蒲生郡日野町中在寺512
電話:0748-53-0015
創業:寛政3年(1791)

使用米:日本晴
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度未満
購入価格:720ml:1,150円(税込み)

矢尾酒造のある蒲生郡日野町は八幡商人、五個荘商人とならぶ近江商人の一つ日野商人の町です。

また奥州藤原氏の流れを組む戦国武将蒲生氏郷が鎌倉時代から豊臣秀吉の時代まで、およそ500年近くの間根拠地とした中世の城下町でもあった場所です。

行商によって富を築き始めた日野商人は次第に店舗経営に移行し、本家・本店の置かれていた日野には豪荘な屋敷が建てられていきます。これが、今に残る日野の古い街並みの中心となっています。

そんな日野商人の古い町並みが残る日野町の中心部から国道307号線を北へ約4km。

矢尾酒造は中在寺(なかざいじ)という小さな集落にあります。ここは旧西桜谷村の中心地だった場所です

日野町には近年まで3件の酒蔵がありましたが、現在残るのは矢尾酒造一軒のみ。

矢尾酒造の創業は江戸時代中期の寛政3年(1791)です。

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主力銘柄『鈴正宗』の「鈴」は神社の鈴。そして「正宗」は名刀の代名詞。鈴の音のように美しく広く響きわたり、名刀正宗のごとくキレのある酒を願って銘々。

今回購入した「特別純米 BLUE」はかなりポップな攻めのラベルデザインですが、これは矢尾酒造の新たな販売戦略に基づいて作り出したした新シリーズの一つです。

白ワインのような色の乗った薄いコハク色で、香りは、ふくよかな米って感じです。

旨味のあるどっしりと腰の据わった純米酒ですが、原酒の押しの強さ、重さは一切ありません。

流行の無濾過生原酒に近い印象ですが、火入れされているので角が取れている。

酸味、渋味、苦味が最初の段階からバランス良く融合して来て、重厚な甘みと共にまじりあって、スッと消えていくキレ。

うまい。うまいな〜。

燗にすると、ふくらむ…。
やさしく透明に膨らみますよ〜。

透明だけどしっかりとした包容力のある旨味に漂う感じにうまい。

うまみに包まれたコクの深い余韻。

口福。的な。うまい酒。

お気に入り度:4



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by tztom | 2017-10-17 22:59 | 滋賀 | Comments(0)
近江龍門 特別純米酒[近江酒造]
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醸造元:近江酒造株式会社
URL:http://shigasakari.jp/
住所:滋賀県東近江市八日市上之町9-16
電話:0748-22-0001
創業:大正6年(1917)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:1.3
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,274円(税込み)

平成の大合併により2005年に誕生した東近江市は、その名のとおり琵琶湖東岸から鈴鹿山脈にかけて東西に長い市域を持っています。

その東近江市の中心が旧八日市市です。

古くから交通の要衝であった八日市は、その名の通り毎月八の日に市が立っていた事に由来します。中世にはすでに近江国第一の市場町として繁栄。

また東西南北に街道が交差する要衝の町で、町を東西に走る八風街道は、永源寺町から鈴鹿山脈の難所八風峠を越えて伊勢・尾張を結ぶ道で現在の国道307号線に相当。

南北に通過する御代参街道(ごだいさんかいどう)は、中山道愛知川宿と東海道土山宿を結ぶバイパスで、「東海道脇街道 」または「北国越安土道」が正式な名称です。

近江酒造とは近代的な社名ですが、実は地元の酒造家や酒販業者が酒造りの近代的を目指して大正6年(1917)設立した酒蔵でした。

主力銘柄の『志賀盛』は2つの意味を持ちます。

一つは志賀(滋賀)の酒造家や酒販業者が共に繁栄する事を願ったもの。

もう一つは「この志を同じくすることを賀し、ますます隆盛を期する」という意気込み。

長年、地元で愛される定番酒として酒造りを行っていましたが、日本酒不況の中、新しいイメージを狙った新ブランドが『近江龍門』シリーズ。

鈴鹿山麓にある永源禅寺の、さらに奥山にある幽玄の滝「識蘆ノ滝」の別名「龍門の滝」に由来。

他には蔵元が猫好きなことから生まれた『近江ねこ正宗』シリーズなどユニークな酒も展開。

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この特別純米酒である『近江龍門』は「燗酒コンテスト2015」で最高金賞を受賞したという、燗向けのお酒らしい。

でも、まずは冷やで。

香りは控えめ。
酸味の少ないスッキリとしたフルーティーな飲み心地です。
後味にほのかな苦味と渋味が後味引くアクセントに。

食中酒。向けの淡麗の中辛口って感じ。

シャープさはなく、酸味が多いけどやさしい。

さて、燗にすると…う〜ん香ばしい香り。
酸が多いけど、ゆるやかな後味。
そしてほどよくスッキリ感。

うまいな〜燗。

燗でも冷やでもキレイなお酒です。

お気に入り度:3



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by tztom | 2017-09-30 00:42 | 滋賀 | Comments(0)
Ninja 忍者 特別純米[瀬古酒造]
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醸造元:瀬古酒造株式会社
URL:http://www.sekoshuzo.co.jp/
住所:滋賀県甲賀市甲賀町上野1807
電話:0748-88-2102
創業:明治2年(1869)

使用米:吟吹雪
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:1.8
アミノ酸度:-
アルコール度:16度以上17度未満
購入価格:720ml:1,440円(税込み)

平成の合併で2004年に甲賀市の一部となった旧甲賀郡甲賀町には三軒の酒蔵があります。

甲賀町は三重県と接する滋賀県南東端の町で、忍者のイメージから里山を連想しますが、野洲川最大の支流である杣川(そまがわ)に沿って開けた平野にあり、JR草津線が走っています。

元々は昭和の大合併で大原村・油日村そして佐山村が合併して発足した町でした。

この地域は古くから富山と並ぶ製薬・家庭用常備薬の地としても知られています。

JR草津線油日駅の南、亀山方面に線路沿いに少し歩くと瀬古酒造はあります。

瀬古酒造は明治2年(1869)に米屋から酒造業に転向して創業しました。

瀬古酒造の販売会社である(株)コメセは「米瀬」の意味でしょうか。

またこの地域には瀬古の名前も多く見られます。

瀬古友三酒店、瀬古小物店、瀬古製菓舗、瀬古整骨院などなど。

主力銘柄は『大甲賀』ですが、甲賀が三重県の「伊賀」と並ぶ忍者の里として知られている事から、新しいブランド『忍者』を立ち上げました。

ボトルデザインなど新ブランドのコンセプトは海外で広報関係の仕事をされている蔵元の娘さんによるもの。

現在の蔵元上野敏幸氏もまた、元は東京の広告マン。
酒蔵の所在地、甲賀町上野との繋がりがあるのかと思いきや、まったく無し。
蔵元上野敏幸氏は埼玉県の出身。
酒蔵は奥さんの実家。という感じ。

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今回飲んだお酒は厳寒期にじっくりと低温発酵させた原酒を生で低温貯蔵した生貯蔵酒。

華やかでフルーティ。

キレイ。

清流のように澄んだ飲み心地。うまい!

フレッシュで中盤にやや酸が強くて若い面もあるけど、飲みやすい。

シャープでフルーティーな後味の余韻。

吟醸酒レベルのお酒。でうまい!

うまいな〜!!

お気に入り度:4



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by tztom | 2017-09-22 00:36 | Comments(0)
香穂の酒 特別純米酒[渡辺酒造]
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醸造元:渡辺酒造株式会社
URL:https://watanabe-shuzo.jimdo.com/
住所:愛知県愛西市草平町道下83
電話:0567-28-4361
創業:慶応元年(1865)

使用米:若水(愛知県産)
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:1.6
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,100円(税込み)

愛西市は平成の大合併で旧海部郡佐織町、佐屋町、立田村、八開村の2町2村が合併し発足した人口約6万2000人の市で、新しい市名の通り愛知県の西端、木曽川を挟んで岐阜県と三重県に接します。

渡辺酒造は旧佐織町の田園地帯、細い道が入り組んだ道下という集落の中にあり、蔵の東側を木曽川が流れています。

創業は江戸時代末期の慶応元年(1865)。

主力銘柄は『平勇』『平勇正宗』で、昔この地に「平勇」(ひらいさみ)という力士がいたという言い伝えに由来するとか。

少量生産の手造りにこだわり、かつ低価格で高品質の酒を目指す蔵です。

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香りは控えめで、色は透明に近いコハク色でした。

スッキリとした淡麗辛口のお酒ですが、やさしい旨味があるのは水のせいでしょうか、また愛知の酒の特徴かもしれません。

まろやかで、やさしくフルーティー。な飲み口です。

後味はややドライでキリリと引き締まったキレ。

ただ淡麗なだけじゃない、うまい酒です。

お気に入り度:3



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by tztom | 2017-08-24 21:08 | 愛知 | Comments(0)
小野櫻 特別純米[山内酒造場]
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醸造元:山内酒造場
URL:http://www.yamauchisyuzou.jp/
住所:岐阜県中津川市上野小野沢134-1
電話:0573-75-4417
創業:不明

使用米:ひだほまれ
精米歩合:55%
日本酒度:+2.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,200円(税込み)

木曽路に近く長野県に接する岐阜県の最南東端に位置する旧恵那郡坂下町は2005年の平成の大合併によって中津川市に編入されますが、古くから美濃や飛騨と木曽谷を結ぶ玄関口で「裏木曽」とも呼ばれていました。

中山道木曽路は三留野宿から木曽川を離れ、妻籠宿、馬籠宿を経て落合宿より中津川宿に至りますが、しかし現在の国道19号線と共に木曽川に沿って併走する中央本線の坂下駅が町の玄関口となっています。

木曽谷と美濃・飛騨を結ぶバイパスである裏街道は現在国道256号線と岐阜県道3号福岡坂下線の二つが町内を斜めに横断していますが、県道3号線沿いの山間部に山内酒造場はあります。

一般車の交通量は少ない裏街道のこの道ですが、意外に大型トラックの通行は多いです。

山内酒造場の蔵元山内家の先祖は鎌倉時代に落ち武者となり、この山奥に入って百姓に帰農したといいます。

よって蔵元山内の姓は「山の中」の意味では無く、北鎌倉にある山ノ内に由来する武家時代からの姓とか。

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蔵の創業年は不明ですが現在の蔵元は21代目。そして奥さんが杜氏を務め夫婦二人三脚でやっている山間の小さな酒蔵です。

造るお酒は全て純米酒。さらに、なんと醸造タンクに音楽を聞かせて醸す音楽醸造蔵ですよ。

おまけにその音楽は蔵元仲間の手作りフォークソング。

酒のラベルも友人仲間の板画・切り絵に蔵元デザイン。

山間の小さな夫婦経営の純米蔵。

しかし、2017年3月。21代目当主蔵元山内總太郎氏(69)が酒造りを辞めるということで、なんと小野桜は今年で飲み納めになるかも知れません。


色は無色透明、香りも控えめです。

しかし飲み口は酸の聞いた濃醇なコクのお酒。

野趣的な地酒っぽい、乳酸香と老ね香系が強く重たい飲み口のお酒を想像しましたが、完全に良い方向に裏切られました。

新潟酒のようにスッキリとしていながらも旨みがしっかりとある洗練された飲み応えのあるお酒。

変な例えにすると、都会的なワインのような飲みやすいお酒です。

燗にすると、しっかりと旨みの芯がありながらもふくよかでまとまりのある酒。

個性がありながらも、出しゃばらない、そんなお酒です。

うまいです。うまい!

しかし、このお酒が今年限りというのは残念でなりません。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-08-07 19:39 | 岐阜 | Comments(0)
特別純米酒 揖斐川[杉原酒造]
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醸造元:杉原酒造株式会社
URL:http://www.sugiharasake.jp/
住所:岐阜県揖斐郡大野町大字下磯1
電話:0585-35-2508
創業:明治25年(1892)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,300円(税込み)

近年注目を集める岐阜の小さな新進気鋭の酒蔵が揖斐郡大野町にある杉原酒造。

蔵のある揖斐郡大野町は岐阜県第2の都市、大垣市の北約10km濃尾平野の西北端に位置する人口23,000人の農業を中心とした町です。

揖斐川沿いの下磯という小さな集落。県道53号岐阜関ケ原線沿いに蔵はあります。

杉原酒造では直売は行っていませんが、蔵と道を挟んだ小売部の「ふくや」で販売しています。

杉原種蔵は養蚕業を営んでいたとされる初代杉原庄六氏が明治25年(1892)に酒造りを始めたそうです。

そして新進気鋭の現蔵元、杉原慶樹(すぎはらよしき)氏は異色の経歴の持ち主。

近年の蔵元の若き後継者は、大学で醸造学を学び、中堅の蔵元で現場を学んで継承するケースが多いですが、杉原慶樹氏は青年海外協力隊を終えて、廃業寸前だった家業の酒蔵を立て直すために後を継いだそうです。

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修行の末、現在は独自の酒米「揖斐の誉」を栽培し、さらに特約店限定酒の『射美』(いび)や『慶樹』(よしき)など、入手困難なブランドも成長させています。

また杉原酒造が操業当初販売していた銘柄『杉乃井』(すぎのい)はアジアを初めとする海外で展開。

『揖斐川』は当初特別本醸造のブランドだったそうですが、純米酒の要望も多かった事から最近作り始めたものだそうです。

飲み口はクリアでスッキリとした中にもしっかりとした清純な旨みのある淡麗辛口のお酒です。

とにかく印象が「キレイ」で雑味が無い、大手酒蔵が作る吟醸酒のようなお酒です。これも蔵元の戦略でしょうか。

ほんわりとした甘味と米の旨みの余韻が心地よいです、うまい。うまいです。


お気に入り度:4




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by tztom | 2017-07-26 22:30 | 岐阜 | Comments(0)
光琳 有機米純米酒 [千代菊]
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醸造元:千代菊株式会社
URL:http://chiyogiku.co.jp/
住所:岐阜県羽島市竹鼻町2733
電話:058-391-3131
創業:元文3年(1738)

使用米:こしひかり(JAS有機認定米)
精米歩合:65%
日本酒度:+1.0
酸度:1.6
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,368円(税込み)

岐阜県内で唯一の東海道新幹線の駅である岐阜羽島駅。その羽島市の中心部にある竹鼻の伝統的な町並みの中の中町にある千代菊酒造は江戸時代中期は8代将軍徳川吉宗の時代の元文3年(1738)に創業。

蔵元の板倉家は元々は武士でしたが、安土桃山時代に初代坂倉又吉吉之がこの美濃の竹ヶ鼻村で武士の身分を棄てて帰農しました。

酒造りを始めるのはそれから数えて七代・板倉又吉の代になってから。当時の酒名は『薄紅葉』でしたが、幕末にロシア船襲来で世情が乱れていたことから、国の繁栄を祈願して九代蔵元によって今の主力銘柄である『千代菊』が生まれました。

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今回飲んだお酒は新ブランド『光琳』(こうりん)シリーズの中の純米酒で、ラベル文字の色から通称『銀光琳』と呼ばれて入るもの。
江戸時代の画家「尾形光琳」に由来すると思われますが、酒銘となった経緯は不明。(しらべます)

『光琳』シリーズはラベルにいろいろと書かれていて、まず目に入るのが「BIO」の文字。それから「有機米使用」「オーガニックBIOアイガモ農法米全量使用」「有機農産物加工酒類」など有機を強くアピールしています。

香りは低く、というかほとんどなく、でもほのかにわずかにメロンのような甘い香りがしました。
飲み口は雑味の無い透明度の高い淡麗辛口。ライチのような酸の無いフルーティさ。一口に言えばキレイなお酒。そして上品で上質で安定感のあるお酒。うまい。

燗にすると、すっきりとした透明感のある、まあある意味で白湯(さゆ)のような印象のお酒ですが、ふっくらとしていて、適度に甘みもあって辛さも控えめで、やさしく飲みやすいお酒になりました。
う〜ん。このお酒は燗にした方が、もしくは常温くらいが丁度美味しいかも知れませんね。うまいです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-05-20 18:57 | 岐阜 | Comments(0)
吉宝 純米酒[山田商店]
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醸造元:合資会社山田商店
URL:http://www.kura-yamada.com/
住所:岐阜県加茂郡八百津町八百津3888-2
電話:0574-43-0015
創業:明治元年(1868)

使用米:五百万石・飛騨誉
精米歩合:58%
日本酒度:+2.0
酸度:1.5
アミノ酸度:1.0
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,235円(税込み)

加茂郡八百津町は岐阜県の中南部に位置し、周囲を山に囲まれ、飛騨川と南の木曽川に挟まれた河岸段丘上の町。

山間部にありながら八百津は中世末期から木曽川舟運で栄えた河港町で、今も往時を偲ばせる伝統的な町並みが残ります。

またこの八百津出身の偉人としては、第2次大戦中にナチスから6千人ものユダヤ人を救った外交官・杉原千畝がいます。

かっては酢や味噌、醤油、みりんなどの醸造業も多くあり、日本酒の蔵も近年まで数件ありましたが、現在残るのは町の中心部に蔵を構える花盛酒造と山田商店(蔵元やまだ)の2軒のみ。

八百津の目抜き通りの交差点に白壁の土蔵街と店舗を構える山田商店は、明治期築の商家をリノベーションして酒器など日本酒ライフの提案と共に、商品も幅広いラインナップを展開し挑戦している酒蔵です。

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主力銘柄は『玉柏』で、これは新嘗祭(にいなめさい)を迎える喜びを謡った古謡にある「美濃山にしじに生ひたる玉柏豊明に会ふが楽しや」に由来。

今回購入したのは地元米を使用した特定名称酒の新シリーズ『吉宝』。

香りは控えめながらもフルーティーな立ち香。そして旨みの乗ったやさしい飲み口。まるで純米吟醸酒の様な華やかでいて濃醇な深みのあるお酒です。もっともスペックは吟醸レベル。後味はコクとシャープな余韻です。これはうまい!うまいです。

燗にすると、ふんわりとした透明感のある旨み。ふくよかだけれどもキレがいい。うまいな〜。

お気に入り度:3



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by tztom | 2017-05-09 22:51 | 岐阜 | Comments(3)
金泉 特別純米酒 飛騨路の寒椿[平和錦酒造]
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醸造元:平和錦酒造株式会社
URL:http://www.kinsen.pu.shopserve.jp/
住所:岐阜県加茂郡川辺町下麻生2121
電話:0574-53-5007
創業:嘉永3年(1850)

使用米:五百万石
精米歩合:50%
日本酒度:+3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:14度以上15度未満
購入価格:720ml:1,300円(税込み)

加茂郡川辺町は岐阜県の中南部、濃尾平野の北端に位置し木曽川の支流の飛騨川が流れる町です。
川辺町の中心部から飛騨川に沿って走る国道41号線を北へ約4km。

下麻生はかつて「飛騨益田街道」の宿場町であり、また飛騨から運ばれる材木の集積地として栄えた河港町でもありました。当時国内最大の木材供給地であり「下麻生の綱場」と呼ばれ、多くの木材商を排出しました。

下麻生には材木で財をなした豪商の屋敷が今も残ります。

この下麻生に蔵を構える平和錦酒造も、元々は材木商であり、またこの地の庄屋でもありました、日本酒の醸造を始めるのは、ペリーが日本に来る3年前の幕末は嘉永3年(1850)で、創業当初の酒名は『あさのつゆ』でした。

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蔵を訪れた日は偶然にも蔵開きの日で、特別プライスで購入。

雑味は無く、透明感のあるスッキリとした淡麗辛口のお酒です。ふくよかな甘みとコクのあるキレ。地酒っぽさはなく、バランスのとれたキレイなお酒でした。うまい、うまいです。

燗にしてもライトでいながらふくよかなコクのある飲み口。スーッとすっきりとしたキレの後味。やさしくて、うまいな〜。後味に残る雑味の無いやさしい甘み。あ〜キレイだ。そんなお酒です。うまい!!

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-05-06 06:46 | Comments(0)
旭鳳 特別純米 八反錦60[旭鳳酒造]
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醸造元:旭鳳酒造株式会社
URL:http://www.kyokuhou.co.jp/
住所:広島市安佐北区可部三丁目8-16
電話:082-812-3344
創業:慶応元年(1865)

使用米:八反錦
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,296円(税込み)

広島市の北部を占める安佐北区。その中心市街である可部には数軒の酒蔵をはじめ、伝統的な古い町並みが残されています。

可部は中世には南村市と呼ばれた市場町で戦国期には高松城の城下町として発展。江戸時代には郡代官所の所在地として、また雲石往還と石見浜田往還、太田川舟運の水陸交通の要衝として栄えました。

そんな可部の町には近年まで『菱正宗』の久保酒造、『旭鳳』の旭鳳酒造の他『白瀧』の白石酒造、『旭鶴』の上久保酒造がありましたが、白石酒造と上久保酒造は廃業してしまし、現在残るのは久保酒造、旭鳳酒造の2軒のみ。

旭鳳酒造の創業は幕末の慶応元年(1865)、当時の酒銘は『新鷹山』でしたが現在の主力ブランドである『旭鳳』(きょくほう)は、三代目蔵元濱村忠氏が見た「「鳳凰が輝きつつ舞い上がる」夢にちなむそうです。

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色はうすいコハク色。香りはほんのり藁のような香ばしさで、チョコレートのような香ばしい甘み。キリッとしていますが、広島の軟水らしいやわらかく包容力のある芳醇甘口なお酒。旨み。甘み。後味にやや辛さが残りますが、うまいです。

燗にすると…今回は少しぬる燗で。ぬる燗成功。鼻につく刺激はなく、チョコレートのような香ばしい香りもひかえめになり、とにかくふくよかで芳醇で甘口な燗酒です。後味に残るビターな感覚、ああ、この感覚はいいな。うまい。うまい酒です。

お気に入り度:3



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by tztom | 2017-04-25 22:57 | 広島 | Comments(0)



私の飲んだ地酒(日本酒)と酒蔵の記録
by tztom by 太泉八雲
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