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深山菊 秘蔵 特別純米[舩坂酒造店]
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醸造元:有限会社 舩坂酒造店
URL:http://www.funasaka-shuzo.co.jp/
住所:岐阜県高山市上三之町105
電話:0577-32-0016
創業:元禄年間(1688-1704)

使用米:ひだほまれ
精米歩合:-
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,550円(税込み)

岐阜県の飛騨地方は周囲を山に閉ざされた山間奥地の地です。しかし、戦国時代に飛騨地方を平定した金森長近によって城下町が築かれ、その後江戸時代には幕府直轄の天領の支配中心地として飛騨高山の町は大きく発展しました。そして現在「飛騨の小京都」と呼ばれています。

当然酒蔵もかつては多くあり、江戸末期から明治初頭には蔵元も140軒ほどあったといいます。
しかし近年には7軒(老田酒造店の本社・製造部が郊外に移転した為)だった酒蔵も現在は6軒。

上三之町に蔵を構える舩坂酒造店は元禄年間 (1688~1704) に創業した「大文屋」の酒蔵を昭和10年(1935)に譲り受けて創業。

現在は使わなくなった酒蔵施設をリノベーションして酒蔵直営レストランの「郷土料理 味の与平」として事業展開しています。

蔵の向かい側には『山車』の原田酒造場があります。

酒銘の『深山菊』 (みやまぎく)は、野の花である「ミヤマアズマギク」の楚々とした可憐な様を酒質に重ねて命名したものとか。

香りはないかと思いましたが、グラスに注いでしばらく空気に触れさせるとほんのりとマスカット、ライチのような甘い香りが。飲み口はやや牧歌的な香ばしさとフルーティーさが合わさったような稲のまま醸したような米の旨みを感じさせ、中盤からはスッキリとした淡麗な飲み口。

酸の控えめなライトなキレ。ふくよかな余韻。これはなかなかうまいです。うまい!蔵は辛口とうたってますが、そんなに辛くない。さっぱりとしていながらも、しっかりとしたコク、ある意味やさしい淡麗辛口。

燗にすると、フレッシュな酸味と甘みのある飲み口ですが、辛口のキレがしっかりとあって、でも余韻や残り香はフルーティー。うまいです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-03-17 22:37 | 岐阜 | Comments(0)
南部関 特別純米[川村酒造店]
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醸造元:合資会社川村酒造店
URL:なし
住所:岩手県花巻市石鳥谷町好地12-132
電話:0198-45-2226
創業:大正11年(1922)

使用米:吟ぎんが(岩手県産)美山錦(長野県産)
精米歩合:55%
日本酒度:+5.0
酸度:1.6
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

花巻市の北に位置する旧・石鳥谷は奥州街道88番目の宿場・日詰郡山宿と城下町花巻の間に人家がなく往来に不便であったため整備された間の宿的な町。
日本酒を造る杜氏集団の中でも現在最大勢力である「南部杜氏」のふるさとでもあります。

この石鳥谷町に蔵を構える小さな酒蔵の川村酒造店は大正11年(1922)に川村酉与右衛門氏が創業。また同氏は南部杜氏組合の設立に寄与し、副組合長として以後の南部杜氏協会の基礎を造った重要な人物でした。

淡麗系が多数を占める岩手県で、独自路線の芳醇志向を貫いている酒蔵。「酒造りとは家業であり、企業では地酒を造れない」と300石ほどの生産量に絞った酒造りを行っています。

酒銘の『南部関』とは、南部藩の関所という事ではなく、かつては大相撲の最高位が大関だったことから「南部の大関」の意味に由来するとか。

色はうすりコハク色。バニラ、バナナ、ライチのようなフルーティーな香りと口広がる甘い香りとやさしい舌触り。このフルーティーな最初のインパクトの後は少し酸のたつ淡麗な辛口でフィニッシュ。きれいなキレのあるお酒。

特別純米酒ですが、吟醸酒レベル?燗にするのが惜しい。これは言葉でうまく表せない?インパクト大の華やかな特別純米酒です。まじで旨い!!

燗にすると、やはり華やかな余韻、パイナップル缶のシロップを燗にしたようなフルーティーで甘酒のような余韻。ふくよかでいながらキレのある。うまい、うまいです。

燗にしすぎると、旨みが飛んでキレキレの辛口のお酒になりますが、少し温度が下がるとふくよかで旨みが乗ってきます。ベースがしっかりとした辛口の面も持っているので、後味のキレは濃厚な料理を受け止める足腰を持っています。

お気に入り度:5




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by tztom | 2017-02-13 23:22 | 岩手 | Comments(0)
龍泉 八重桜 特別純米酒[泉金酒造]
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醸造元:泉金酒造株式会社
URL:http://www.ginga.or.jp/senkin/
住所:岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字太田30
電話:0194-22-3211
創業:安政元年(1854)

使用米:ぎんおとめ
精米歩合:60%
日本酒度:+1.0
酸度:1.6
アミノ酸度:1.6
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,350円(税込み)

岩手県の中央東部、北上山地の山間部から三陸河岸にかけて広大な面積を持つ下閉伊郡岩泉町は、水の透明度が高いことで有名な龍泉洞(鍾乳洞)の町として知られます。またかつてはJR東日本が山田線の茂市駅から分岐していた岩泉線の終点の町でもありました。

山間のこの小さな町の中心部に蔵を構える泉金酒造は幕末の安政元年(1854)に八重樫家5代目喜太郎が創業。蔵は当初岩泉の別の場所にありましたが、明治16年(1883)岩泉の大火によって酒蔵も町と共に焼失。現在の場所に移築したそうです。

その後八重樫家は醸造業に加え、林業、養蚕業で地域振興を目指し、さらに運送業まで事業を広げ、水力発電所建設や岩泉線の開通に尽力した実業家でもありました。

岩手県の酒米「ぎんおとめ」を使い、龍泉洞のトンネル内で貯蔵したお酒。

香りは控えめですが、青りんごのようなさわやかなフルーティーさが口に広がります。さらに重くなく自然な旨み、雑味もなくやさしく澄んだ飲み口の背後にしっかりとした米の存在感を感じます。奥行きのあるシャープな淡麗辛口。うまいです。うまい!

燗にすると、スッキリと淡麗。さ湯の様にやさしく水のごとし。でも線が薄いわけではなく、甘すぎずスッキリとした飲みごこち。これもうまい!

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-02-07 01:14 | 岩手 | Comments(0)
阿部勘 特別純米酒[阿部勘酒造店]
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醸造元:阿部勘酒造店
URL:http://www.abekan.com
住所:宮城県塩竃市西町3-9
電話:022-362-0251
創業:享保元年(1716)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,458円(税込み)

塩釜市の中心市街地にある本町の商店街には宮城県を代表する銘酒『浦霞』の佐浦がありますが、その商店街の西端・西町は奥州一宮・塩竃神社の麓に蔵を構えるのが阿部勘酒造店です。

阿部勘酒造店の創業は江戸時代中期の享保元年(1716)で、塩釜神社の神酒御用酒屋として、仙台藩伊達家より命ぜられて酒造りを始めました。

蔵が建つメインストリート県道3号線の道路拡張にともなって平成8年に蔵を建て直し、近代的な蔵に生まれ変わりました。年間石数は500石。
蔵元が襲名する名を酒銘にした『阿部勘』は県外出荷向けのブランドで、古くからの主力ブランドは蔵元・阿部家の家紋に由来する酒銘『於茂多加』(おもたか)です。

色はうすいコハク色で、ほんのりと乳酸系の立ち香。甘み、渋味、苦味が主張する若い酒の印象で、飲み口はスッキリとしていますが、やや雑味がある辛口の酒。濃い料理に合うかも。やや尖った攻めの酒的な。

燗にすると、ちょっと鼻に来る刺激があります。さらに渋い、苦い、パンチのある辛口。苦いけど甘い、ふくよかだけど辛い。そんな感じ。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-01-21 00:42 | 宮城 | Comments(0)
蔵王 特別純米酒[蔵王酒造]
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醸造元:蔵王酒造株式会社
URL:http://www.zaoshuzo.com/
住所:白石市東小路120-1
電話:0224-25-3355
創業:明治6年(1873)

使用米:美山錦・山田錦
精米歩合:55%
日本酒度:+2.0
酸度:1.7
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,512円(税込み)

福島県と接する宮城県最南端の白石市は仙台藩伊達氏の支城として片倉氏が260年に渡り支配した「白石城」を中心とした小さな城下町です。今も藩政時代に造られたという水路・沢端川の景観や武家屋敷が残ります。

蔵王酒造の創業は明治6年(1873)ですが、蔵元の渡邉家は酒造業以外にも地場特産の白石和紙の紙問屋をはじめ太物屋、味噌醤油醸造、不動産業、金融業など手広く商っていた白石指折りの豪商となります。金融業などは現在も仙南信用金庫として残っています。

往事の豪商・渡辺家の屋敷は保存され「壽丸屋敷」(すまるやしき)として公開されています。また酒蔵には「蔵王酒造館」を併設しています。

少し藁のような牧歌的な乳酸香を感じます。飲み口は地酒らしいどっしりとした、濃厚な甘口です。でも重くは無く、ライトな感覚というかスッキリとした酸、控えめな苦味、渋味がやさしくつながっていきます。
濃醇中辛口。まるくて、甘い酒。うまい。うまいです!!

燗にすると、スッキリとライトにやさしい甘さ。苦味や渋味はどこへ?やさしい飲み口のライトな甘いお酒に変身。うまいな〜、地酒らしいお酒です。

お気に入り度:3



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by tztom | 2017-01-20 00:09 | 宮城 | Comments(0)
蒼天伝 特別純米酒 山田錦[男山本店]
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醸造元:株式会社男山本店
URL:http://www.kesennuma.co.jp/
住所:気仙沼市魚町2-2-14
電話:0226-22-3035
創業:大正元年(1912)

使用米:山田錦
精米歩合:55%
日本酒度:+2.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度以上17度未満
購入価格:720ml:1,512円(税込み)

太平洋に面した宮城県最北端に位置する三陸海岸の拠点・気仙沼市。
この町には2軒の酒蔵があります。明治39年創業の角星と大正元年創業の男山本店ですが、二つの蔵とも先の東日本大震災で大きな被害を受けました。

男山本店は昭和7年に建てられた国の登録有形文化財にもなっている木造三階建ての本社屋が倒壊。しかし醸造蔵は高台にあった為に被害を免れ酒造りを再開する事ができました。

社名にもなっている『男山』のブランドは全国に数多くありますが、男山本店の『伏見男山』は、京都の岩清水八幡宮(別名・男山八幡宮)に製造免許を受けた大願成就の御礼祈願のおり、宮司より拝受致したものだそうです。

創業当初からの主力銘柄は『伏見男山』ですが、十数年前からは気仙沼らしい地酒をめざした新ブランド『蒼天伝』、そして震災後に三陸海岸をイメージした『陸前男山』の3ブランドを展開しています。

飲み口はすっきりとした中にもまるく、やさししいですが、そのあとすぐにややしっかりめの酸が来る辛口のお酒です。しかし旨みもしっかりあって飲み応えがあります。辛口ですがうまいです。

燗にすると、スッキリ、クリアな透明感のある甘口のお酒に変身します。後半には甘みにとけ混んだ苦味、渋味のバランスがやさしく軟着陸する切れ。あとを引く余韻。うまい。うまい!!

辛口が好きな人は冷やで、やさしい甘みが好きな人は燗か常温がオススメです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-01-12 23:43 | 宮城 | Comments(0)
栗駒山 特別純米酒[千田酒造]
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醸造元:千田酒造株式会社
URL:なし
住所:宮城県栗駒中野北畑中63-1
電話:0228-45-1024
創業:大正9年(1920)

使用米:ササニシキ
精米歩合:55%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,566円(税込み)

『栗駒山』を醸す千田酒造(ちだ)は、その名の通り岩手県と接する大崎市の北端、栗駒山の麓にある300石の小さな酒蔵です。

元々は現在より東の旧栗原郡金成町の大地主で農業の他に麹商も行っていましたが、栗原郡鶯沢町にあった造り酒屋を譲り受けて、大正9年(1920)に酒造業を始めました。

その後より良い水を求めて合併前の栗原郡栗駒町に移転しますが、道路拡張工事の為昭和42年(1967)に現在の場所へと移転しました。

香りはほのかにクリーミーで、メロン、バナナのようなフルーティさも合わせ持っています。

そして飲み口はメロンのようなスッキリとした旨みと控えめな酸とあとから来る厚みのある旨み。

中盤からはぶどう酒のようなさわやかな酸味と旨みで、スッキリとしたキレに終わります。

ほのかな苦味と渋味のバランス。うまい!うまいです!

キレイでフルーティーな淡麗辛口のお酒です。

燗にすると、酸味、苦味、渋味が増しますが、それがバランス良いハーモニーで控えめながらも芯のある旨みとともに落ち着いた余韻でうまいです。ふくよかで濃厚、クリアーな甘口、まとまりがいい。うまい!

お気に入り度:冷3/燗4



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by tztom | 2017-01-05 19:56 | 宮城 | Comments(0)
天上夢幻 旨口特別純米酒[中勇酒造店]
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醸造元:株式会社中勇酒造店
URL:http://www.mugen-kuramoto.co.jp/
住所:加美郡加美町字南町166
電話:0229-63-2018
創業:明治39年(1906)

使用米:トヨニシキ・蔵の華
精米歩合:55%
日本酒度:+1.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,296円(税込み)

大崎平野の西側に位置する加美郡加美町の中心部には土蔵造りの古い町並みが残り、3軒の酒蔵があります。合併前の加美郡中新田町(なかにいだまち)は、古くからの米どころに加え中羽前街道と羽後街道が交差する交通の要衝として発展し、江戸時代には代官など4つの会所が置かれた加美郡政治の中心地として栄えた町です。

町の中心商店街の南側に蔵を構える中勇酒造店は明治39年(1906)の創業ですが、蔵元の中島家は26代続いている町内有数の旧家で、初祖は藤原鎌足の子孫と伝えられ、その後武家を経て大庄屋(この地では大肝煎(おおきもいり)という)を務め、江戸期には呉服商、両替商や金貸し業を営みながら大地主となっていったそうです。

現在は地元中心に高品質な酒を造る蔵の一つで、かつて仙台市内に蔵を構えた(その後大崎市に移転)天賞酒造のブランドを継承しています。(醸造蔵の方は新澤醸造店が譲り受けました)

また、同じ町内にある『真鶴』の田中酒造店を経営支援して社長を兼任しています。

酒銘の『夢幻』は画家で登山家としても知られた故岡部一彦氏によって命名されたもの。

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香りは乳酸飲料の様なクリーミーさと甘酸っぱい乳酸系。しかし、飲み口は上品で、透明感があって綺麗なお酒です。淡麗辛口というよりは、ライトな乳酸飲料系のフレーバー水を思わせる、やさしくふくよかな旨みと透明感のある旨み。華やかでフルーティーな吟醸香とはまた違った、素直に受け入れられる風味と余韻。うまい。うまいです!!

お気に入り度:5




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by tztom | 2016-12-16 00:31 | 宮城 | Comments(0)
森泉 特別純米酒[森民酒造店]
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醸造元:森民酒造店
URL:http://moritamishuzouten.com/
住所:大崎市岩出山字上川原町15
電話:0229-72-1010
創業:明治16年(1883)

使用米:ひとめぼれ
精米歩合:60%
日本酒度:+1.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以
購入価格:720ml:1,530円(税込み)

鳴子温泉郷の玄関口にある小さな城下町「岩出山」は古くから羽後街道と北羽前街道の交差する交通の要衝でしたが、会津・米沢を支配していた伊達政宗は豊臣秀吉によってこの地に左遷され、後の徳川家康の時代になって仙台へ移るまでの12年間をこの地で過ごしました。

また、岩出山城には仙台藩の藩校のひとつである有備館が置かれますが、この有備館の建物は現存する最古の藩校と言われています。

有備館の近くに蔵を構える森民酒造店は明治16年(1883)の創業。今も仙台市内に蔵を構える森民酒造本家の分家になります。

大崎平野は宮城県の米どころで岩出町だけでもかつては4件の酒蔵があったそうですが、現在残るのはこの森民酒造店1軒のみ。

かつては普通酒を中心に約1000石の酒を造っていましたが、現在は生産量を縮小して高品質の酒造りにシフト。約10分の1の100石を造っています。

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色は白ワインのようなコハク色。ほんのりと牧歌的な香りで、それは風味にも繋がっています。飲み口は最初にさっぱりとした酸があり、干し草のような香ばしさ。柑橘系果実のような爽やかな甘みが後半に続きます。
香ばしい旨く地、深いお酒です。うまいです。

燗にすると、甘酸っぱさと芳醇な香りが口に広がる。柑橘系の酸味の後に深い甘さ。渋味、苦味がバランス良く引っ張っていく〜。感じです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2016-12-07 22:22 | 宮城 | Comments(0)
一ノ蔵 特別純米酒 ひやおろし生詰[一ノ蔵]
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醸造元:株式会社一ノ蔵
URL:http://www.ichinokura.co.jp/
住所:大崎市松山千石字大欅14
電話:0229-55-3322
創業:昭和48年(1973)

使用米:ササニシキ
精米歩合:55%
日本酒度:+1.0〜3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度以上17度未満
購入価格:720ml:1,365円(税込み)

宮城県の酒と言えば「浦霞」と「一ノ蔵」と呼ばれる双璧。平成の大合併によって誕生した大崎市の一部となった旧志田郡松山町の郊外の山間部に蔵を構える「一ノ蔵」は宮城県で最も大きな酒蔵です。

一ノ蔵は昭和48年(1973)に(株)浅見商店・勝来酒造(株)・(株)桜井酒造店・(株)松本酒造店の4つの酒蔵が合併して生まれた会社で、蔵は良質の水と米を求めてこの地に新しく建設しました。

一ノ蔵の酒と言えば昭和52年に発売し一ノ蔵を代表する銘柄となった「無鑑査」シリーズ。一級酒の品質の酒を「無監査」の名で二級酒の価格で販売したこの戦略は、他の蔵の追随、国との攻防の末に、日本酒の級別制度の廃止のきっかけとなった酒でした。

一ノ蔵は本社蔵のある麓、松山市の中心市街地に直売所を兼ねた「酒ミュージアム」があります。

【酒ミュージアム・地酒や華の蔵】
住所:宮城県大崎市松山千石字松山 242-1
電話:0229-55-2700


使っているお酒は何とササニシキ。最近食米で仕込んだお酒が増えていますね。
米の旨みが凝縮されたような、ほんのりとバナナのような甘い香り。キリリと酸があって最初から最後まで辛口ですが、しっかりとした米の旨み、甘みもあります。生詰酒らしいどっしり感、一夏越した落ち着き感もあって、辛口ですがゆったりとしたお酒です。さすが、バランスの良いフレッシュ感の残るひやおろしの酒です。うまいです。

お気に入り度:3


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by tztom | 2016-12-03 08:38 | 宮城 | Comments(0)



私の飲んだ地酒(日本酒)と酒蔵の記録
by tztom by 太泉八雲
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