タグ:特別純米酒 ( 256 ) タグの人気記事
富士錦 特別純米 誉冨士[富士錦酒造]
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醸造元:富士錦酒造株式会社
URL:http://www.fujinishiki.com/page/item/index.html
住所:静岡県富士宮市上柚野532
電話:0544-66-0005
使用米:誉富士
精米歩合:60%
日本酒度:+6.0
酸度:1.2
アミノ酸度:-
アルコール度:16度以上17度未満
購入価格:720ml:1,458円(税込み)

富士錦酒造は富士宮市の北西、白水山の山麓に広がる田園地帯、古くから柚野(ゆの)の里と呼ばれる上柚野地区に江戸時代中期の元禄年間(1688~1704)ごろに創業と言われています。ちなみに2010年の合併で富士宮市となる前は、日本の商用電源周波数の境界線で、東京電力 (50Hz) と中部電力 (60Hz) の管轄エリアに分かれている事で知られた、旧富士郡芝川町だったところです。

ほのかにフルーティーな香り、飲み口は控えめな酸とやさしい旨みとスッキリとした飲み口。吟醸酒レベルの味わいです。山田錦を親に持つ誉富士という酒米によるのかな?日本酒度の高さも感じさせないふくよかで、やさしくスッキリとした旨みのある淡麗辛口のお酒です。うまい。

燗にすると、香りの華やかさが際立ちすぎる感じがしました。飲み口もどっしり感が増します。個人的にはこのお酒は燗でも楽しめますが冷やの方がおいしいと思います。

お気に入り度:3




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by tztom | 2016-05-15 20:44 | 静岡 | Comments(0)
金滴 白鳳 新十津川 特別純米酒[金滴酒造]
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醸造元:金滴酒造株式会社
URL:http://www.kinteki.co.jp/
住所:北海道樺戸郡新十津川町字中央71-7
電話:0125-76-2341
使用米:吟風
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:1.3
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,028円(税込み)

明治39年(1906)に創業した金滴酒造が蔵を構えるのが、滝川市と石狩川を挟んだ対岸の新十津川町。
この「十津川」という町名からピンと来る方もいるかも知れませんが、奈良県の吉野郡十津川村に由来します。明治22年(1889)吉野郡十津川村を襲った大洪水によって十津川村は全村全滅となり、その被災民が入植して生まれたのがこの新十津川町です。

この北海道入植を率いた主要メンバーの一人、西村直一氏が金滴酒造設立の発起人であり同蔵の取締役を務めました。入植当時、鬱蒼たる原始林の開墾は困難を極め、ここに入植者達は今日から10 年間は断酒することを誓って原野の開墾にまい進したといいます。そして16年後の明治39年に『新十津川酒造株式会社』が発足しました。北海道酒造業界では初となる純法人組織としての酒蔵でもあり、当時の洒銘は『徳富川(とっぷがわ)』と『花の雫(はなのしずく)』でした。

現在の酒銘であり社名にもなっている『金滴』は、創業から12年後の大正7年(1918)に当時の専務であった宇治川伊三郎が、ピンネシリ山麓を散策の途中、近くを流れる砂金川の水を飲もうとして、手からこぼれ落ちる水を見ながら思い浮かんだ「金の流れの滴」に由来。昭和26年(1951)に現在の『金滴酒造株式会社』と改称しました。

フルーティーな香り、酸はひかえめですが、しっかりとした野趣的な厚みのある旨み。線がやや細いと感じるほどの淡麗辛口な北海道酒の中にあって、この米の旨みの凝縮された飲み心地を感じるこのお酒。うまい。これはうまいですね。

燗にすると、柑橘類のような強い酸味とほのかな苦味が最初のインパクト、その後は透明感のあるやさしい旨みに包まれた潔いキレ。うまい。

お気に入り度:3




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by tztom | 2016-05-14 00:49 | 北海道 | Comments(0)
二世古 京極 純米造り [ニ世古酒造]
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醸造元:有限会社 ニ世古酒造
URL:http://www.nisekoshuzo.com/
住所:北海道虻田郡倶知安町字旭47番地
電話:0136-22-1040
使用米:トヨニシキ・キヨニシキ
精米歩合:55%
日本酒度:+3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15.5度
購入価格:720ml:1,325円(税込み)

札幌から西へ約50キロの場所に倶知安(くっちゃん)という町があります。アイヌ語で「猟人のいる小屋のある沢」を意味する「クチャ・ウン・ナイ」が語源。世界各国からスキー客が集まるウインターリゾート地で、同じくアイヌ語で「峡谷にある川」を意味する「ニセコ」を酒銘とするニ世古酒造は標高1,308.2mの活火山ニセコヌアンプリの東麓、函館本線倶知安駅の近くに蔵を構えます。

創業は大正5年(1916)で、北海道内で一番南に位置する酒蔵です。最も二世古酒造は一時期廃業となり、売りに出ていた酒蔵を昭和47年に不動産業を営む水口家が醸造権ごと買い取り今に至ります。

主力銘柄は『えぞの誉』と『二世古』。二世古酒造は「加水調整しない原酒」にこだわった酒造りを行っています。今回の酒銘にもある『京極』は京都に由来するものではなく、倶知安町の東、羊蹄山の麓の虻田郡京極町に湧き出る、日本でもトップクラスの湧出量を誇る名水”京極の噴き出し湧水”に由来。ちなみに京極町の地名の由来は、明治期にこの地を開拓した旧丸亀藩主家の京極氏にちなみます。

香りは控えめ、酸が立ちますが、しっかりとした甘み旨みがあり、透明度がありますがしっかりとした厚みのある飲み応えのあるお酒です。これは仕込み水である羊蹄山の伏流水「京極のふきだし湧水」の中硬水の水質によるものかな、と。うまいな〜。

燗にすると、濃厚な旨みと融合した酸のインパクトある攻めの飲み口。後半はほのかな苦味を伴った旨みとスッキリとしたキレ。酸と苦味が際立つ燗よりも、透明度のある冷やの方がオススメです。

お気に入り度:3



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by tztom | 2016-05-11 00:27 | 北海道 | Comments(0)
北の錦 まる田 特別純米 [小林酒造]
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醸造元:小林酒造株式会社
URL:http://www.kitanonishiki.com/
住所:北海道夕張郡栗山町錦3丁目109
電話:0123-72-1001
使用米:吟風
精米歩合:50%
日本酒度:+4.0
酸度:1.6
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:1,512円(税込み)

夕張メロンで知られる夕張市の隣町、栗山町に蔵を構える小林酒造の創業は明治11年(1878)。酒銘の『北の錦』は初代蔵元、小林米三郎が北海道のこの地で錦を飾ってやろうという意気込みを表したもの。

蔵のある栗山町は夕張をはじめとした炭鉱の町で、最盛期の昭和20~30年代に多くの炭坑員に愛されてきました。東映の大ヒット映画『鉄道員(ぽっぽや)』の劇中にも登場しています。
このお酒は特別純米酒ですが北海道の酒造好適米「吟風」を、なんと吟醸酒並みの50割まで磨いています。

香りはほとんど感じられませんが、飲み口は酸味、雑味の無いスッキリとした淡麗辛口のお酒。これと言って表現できるような個性はありませんが、飲み飽きしない、盃がぐいぐい進むお酒です。うまい。

燗にすると、ほのかな苦味とスッキリとした辛口の飲み心地。後半に酸が引っ張ってガツンと引き締めるキレ。線が細いようで自己主張のはっきりとしたお酒です。燗も良いですが、冷やがおすすめです。

お気に入り度:3



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by tztom | 2016-05-09 20:57 | 北海道 | Comments(0)
福司 上等 純米酒 [福司酒造]
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醸造元:福司酒造株式会社
URL:http://www.fukutsukasa.jp/
住所:北海道釧路市住吉2丁目13-23
電話:0154-41-3100
使用米:五百万石
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:+4.0
アミノ酸度:1.5
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,499円(税込み)

釧路市で現在唯一の酒蔵である福司酒造は、大正8年(1919)に梁瀬長太郎によって創業された、酒類、清涼飲料、雑貨、食品などの卸売りを行う合名会社敷島商会がその前身です。やがて大正11年に現在の場所で酒造業にも進出しました。戦時中も企業合同や休業することなく、操業を続け今に至ります。

香りはひかえめ、ほのかな酸味のすっきりとした、雑味の無い爽やかな飲み口の淡麗辛口のお酒です。酸が抑えられているので、じっくり味わうとほのかな甘み、白ワインのようなフルーティーさを感じます。ほのかにメロンっぽい、水のようにぐいぐい行けちゃうお酒ですね。やや線が細いようにも思いますが、うまいです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2016-05-06 20:51 | 北海道 | Comments(0)
千寿白拍子 特別純米酒 特等山田錦 [千寿酒造]
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醸造元:千寿酒造株式会社
URL: http://www.e-senju.co.jp/
住所:静岡県磐田市中泉2914-6
電話:0538-32-7341
使用米:兵庫県産山田錦
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,566円(税込み)

磐田市は古代律令時代に遠江国の国府・国分寺が置かれた政治文化の中心地だったそうで「遠江府中」とも呼ばれていました。江戸時代には東海道五十三次の28番目の宿場である「見付宿」として栄え発展しました。
JR磐田駅の北口から北西へ。精密機械や化学工場が建ち並ぶ一画に蔵を構える千寿酒造は明治35年(1902)創業の酒蔵です。古くからこの地域の庄屋だった山下家が創業し、大正14年に合資会社山下本家となります。現在の社名になるのは昭和59年。

酒銘の『千寿白拍子』(せんじゅしらびょうし)は源平争乱の世に、当代一の白拍子(舞姫)と謳われた千寿が地元に残した恋物語に由来するとか。

ちなみに、磐田の中泉地区はその地名にもあるとおり、古くからの名水の地。千寿酒造の斜向かいに建つ高砂香料工業(株)は国内最大の香料メーカーで世界シェア5位。さらにシャネルの香水の水もこの磐田の水といいます。

今回のお酒は蔵元で買った限定酒。静岡の地酒ですが使っている酒米は兵庫県産の山田錦。う〜ん。

栓を開けた瞬間はほんのりと甘い吟醸香を感じましたが、すぐに香りはなくなりました。でもほのかに麹の香りは残っています。色は透明。控えめな酸味、シャープな中にもふくよかな甘みが感じられるすっきりとした淡麗辛口のお酒ですが、麹の香りが広がりなんだか余韻が心地よい。そんなお酒です。

燗にしても、ほのかな甘みと麹の香りバランスは大きく変わりません、後味に少々ざらつきのようなものを感じますが、うまいです。

お気に入り度:3



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by tztom | 2016-05-04 19:11 | 静岡 | Comments(0)
天虹 特別純米酒 生貯蔵酒 春純米 [駿河酒造場]
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醸造元:株式会社駿河酒造場
URL:なし
住所:静岡市駿河区西脇25-1
電話:054-288-0003
使用米:美山錦・日本晴
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:1.6
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,350円(税込み)

東名自動車道・静岡ICのすぐ裏手、大浜街道沿いに2軒の小さな酒蔵が敷地を接して酒造りを行っています。

大浜街道に面して本社ビルと販売店を構える駿河酒造場は静岡市内でかつて酒造りを行っていた老舗の酒蔵を引き継いで平成22年(2010)に誕生した新しい酒蔵です。ちなみに、この蔵の奥に明治9年創業の萩錦酒造があります。
ちなみに、駿河酒造場と萩錦酒造は親戚同士の酒蔵です。駿河酒造場を誕生させた蔵元萩原吉宗氏の父が萩錦酒造の蔵元でした。現在の萩錦酒造は従兄弟が跡を継いでいるそうです。

駿河酒造場の蔵元萩原吉宗氏は元サラリーマン。日立製作所で半導体のエンジニアだったそうです。しかし第二の人生を酒造家として生きようと脱サラで酒造りの世界に入り、掛川市で休業中だった慶応3年(1867)創業の『曽我鶴』の酒蔵を2004年に借り受け、(株)曽我鶴・萩の蔵酒造を設立します。もちろん酒造りに関しては全くの素人なので、この曽我鶴の元杜氏であった小田島氏と共に、菊川市の森本酒造で酒造りの修行を行います。
そして2009年、静岡市内で休業中だった寛延4年(1751)創業で『忠正』を醸していた吉屋酒造の設備、機材それに従業員を引き継いで、駿河酒造場が誕生しました。
このような創業の経緯もあって駿河酒造場が展開するブランドはオリジナルの『萩の蔵』『天虹』(てんこう)の他、『曽我鶴』や『忠正』も引き継いでいます。

香りはほんのりとメロンのようにフルーティーでやさしい桜の様。飲み口はスッキリ、主張しすぎないけどしっかりとした酸がりつつも、口の中でやさしく広がる花びらのような香り。香水のような華やかさの後に、いさぎよくサッと引いていくキレ。でも華やかな余韻はほんのりと残ります。いや〜これはうまい!!

燗にしても、あっさり、スッキリ主張しすぎないけど、ほんのりと甘くやさしい飲み口。なんだろう、このほのかに春っぽい香りは。

お気に入り度:3



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by tztom | 2016-04-30 17:03 | 静岡 | Comments(0)
喜平 純米酒 雄町 [静岡平喜酒造]
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醸造元:静岡平喜酒造株式会社
URL:http://shizuokahirakishuzo.com/
住所:静岡県静岡市駿河区丸子新田1-1
電話:054-259-0758
使用米:雄町
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,219円(税込み)

静岡平喜酒造は平成24年(2012)に誕生した新しい酒蔵です。が、蔵元の歴史はずっと昔に遡ります。
『喜平』という名がピンと来る方は日本酒通。遠く西の離れた岡山県浅口市鴨方町の酒蔵のお酒です。この酒蔵の名も平喜酒造。実はこの岡山の平喜酒造が支店的な酒蔵で静岡の会社が本家だったりします。

現在この静岡平喜酒造の親会社は静岡県最大の総合酒類問屋グループ「平喜」。そのルーツは明治初期に掛川市で米穀商を営んでいた「平島屋」に始まります。静岡県だけでなく愛知県にまで販路を拡大し、掛川市仁藤町で酒造業を起こしました。その後静岡県内にいくつもの酒蔵を展開しますが、静岡の温暖な気候下における酒造業は非常に難く、その為に良質な酒米の産地でもある岡山県に酒造部門を集約移転しました。それが現在の平喜酒造(株)です。

酒造りから撤退して問屋業に専念した「平喜商店」(現・平喜)は岡山の『喜平』を販売してきたのですが、やはりここに来て地元静岡での酒造りを再開したいという想いをついに実現。初年度の生産酒量は約100石と小規模ながらもついに静岡平喜酒造がスタートしました。山田錦をルーツにもつ新しい静岡県の酒米「誉冨士」を銘打った純米酒ブランド『誉冨士山』も店頭によく並びます。

ちなみに。酒銘の『喜平』と蔵の名前「平喜」と文字が逆さなのは、創業当初の屋号が「平嶋屋」であった事から、人々から「平嶋屋の喜平」と呼ばれ、次第に略されて「平喜」と呼ばれるようになったとか。

控えめなクリーミーさとほんのり果実の香り。酸が強くで苦味渋味もやや強く、ざらつきを少し感じます。
でも旨みもしっかりとあって後味も悪くない。ちょっと強めの純米酒ですが、飲んでいると不思議に盃がススミます。

お気に入り度:3




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by tztom | 2016-04-23 18:24 | 静岡 | Comments(0)
葵天下 特別純米酒 [山中酒造]
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醸造元:山中酒造合資会社
URL:http://www5a.biglobe.ne.jp/~yamanaka/
住所:静岡県掛川市横須賀61
電話:0537-48-2012
使用米:五百万石
精米歩合:55%
日本酒度:+2.5
酸度:2.0
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,217円(税込み)

現在は平成の合併で掛川市の一部となっている、遠州灘に面した小さな城下町、旧小笠郡大須賀町の横須賀には今も往事を忍ばせる古い町並みが残されています。遠州灘に面した遠州大砂丘と呼ばれる海岸線も、宝永4年(1707)の大地震で失われるまでは入江がある港町で、遠江航路の中継地として古くから栄えていましたが、港町が失われてからは陸上交通の中継地、宿場町として生き残り、江戸時代は幕府重鎮が歴代の藩主をつとめた横須賀藩として発展しました。

この遠州横須賀の古い町並みの中に蔵を構える山中酒造の創業は結構新しく昭和4年(1929)なのですが、実は本家は富士宮市にある富士高砂酒造なのです。江戸時代後期の文政年間(1818〜30)に滋賀県の蒲生郡日野町の近江商人である山中正吉が現在の富士宮市で酒造りを始め、その後富士周辺に四蔵(高砂、玉世界、松爵、田子浦)を構え、ここ横須賀に一蔵(神苑、天職)構え、静岡県下2位の生産量を誇ると共に、日本酒以外にも、焼酎、味噌、醤油、酢などを醸造していました。さらにその後次々と支店や分家が誕生。そうした中で昭和4年に分家独立したのが山中酒造でした。

かつてよりの『神苑』『天職』に加え、昭和60年代の吟醸酒ブームの際、天下をとるとの思いから生まれたのが現在の主力ブランド『葵天下』です。いわずと知れた徳川家康の天下の事。

どっしりとした個性的な原酒系のお酒に多い角瓶。
ほんのりと牧歌的な乳酸香。でもそんなに強くない。口に含むとクリーミーで米の旨みが凝縮した重厚な飲み口。酸は控えめで苦味が少々あるものの全体的に甘口そして野趣的な少しクセのあるお酒です。少し時間を置くと、強烈にインパクトのあるガツンとした野趣的な乳酸味と酸。口の中に個性を主張しまくります。これはキンキンの冷やだと旨いです。原酒じゃないけどロックとかもいいかも。

燗にすると、濃い。これはこれで地酒っぽくていいかも。雑味は無く、チョコレートのような濃厚でほんのりとビターな甘い風味。重厚な余韻ながらも後味は意外にも潔いキレ。このお酒は燗がいい、楽しいです。うまい!!

お気に入り度:3



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by tztom | 2016-04-20 20:44 | 静岡 | Comments(0)
出世城 特別純米酒 [浜松酒造]
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醸造元:浜松酒造株式会社
URL:http://hamamatsushuzo.com/
住所:静岡県浜松市中区天神町3-57
電話:053-540-2082
使用米:山田錦
精米歩合:60%
日本酒度:+5.0
酸度:1.7
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,542円(税込み)

浜松駅の北口から旧東海道の国道へ出て東へ約1.2kmほどの場所に伝統的な佇まいを残しながらも近代的な酒蔵浜松酒造があります。蔵元の先祖は代々この地に続く庄屋で、明治4年(1871)に中村五郎七が造り酒屋を創業。屋号は『山五』でした。

大都市の中心部にありながら比較的広い敷地をもつ同社の施設を「天神蔵」と称しています。創業当時からの最も古い酒蔵「明治蔵」は現在、食事処(昼間はカフェ、夜は居酒屋)、直売所、ギャラリーとなっています。日本酒の仕込みは「昭和蔵」、吟醸系の酒造りは「平成蔵」で行われています。さらに同蔵は浜松の地ビール「天神蔵麦酒(てんじんぐらびーる)」を醸造していました。ちなみにその他焼酎『五郎七』なども造っています。赤レンガ造りの「麦酒工房」はチェコから導入した醸造プラントを使って本格的なビール醸造を行っていましたが、残念ながら2015年3月に醸造を中止。現在設備の整理が行われています。また現在、静岡県で唯一、女性杜氏による酒造りが行われている蔵でもあります。

酒銘『出世城』は、徳川家康をはじめ、江戸時代の歴代城主の多くが幕府の重役に出世した、この地のシンボル浜松城の別称に由来。

この蔵のコンセプトは、料理を邪魔しない飲み飽きしない、きりっと辛口の酒。
香りは控えめですが、ガツンとした酸の強い辛口の飲み口です。しかし、旨みも重厚で「原酒」のようなインパクトを持ったお酒です。この飲み応えのある厚みは山田錦によるものかな?辛いけど旨い。肉料理や中華に合います。うまい。

燗にすると、甘みと香ばしさが際立ちフルーツチョコレートのような香りが舌の上に広がります。決してダレずに引いていくキレ。これは燗もうまい!!

お気に入り度:3



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by tztom | 2016-04-16 00:51 | 静岡 | Comments(0)



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