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伯陽長 純米吟醸 [江原酒造本店]
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醸造元:株式会社 江原酒造本店
URL:http://ebara-shuzo.com/
住所:鳥取県東伯郡琴浦町八橋1400
電話:0858-52-2203
創業:明治26年(1893)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+4.0
酸度:1.6
アミノ酸度:1.4
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,188円(税込み)

伯耆大山の北麓、日本海に面した町、旧東伯郡東伯町の中心部である八橋(やばせ)は古くから伯耆街道(山陰道)の宿場町として栄えた町でした。

平成の大合併で同じく山陰道の宿場町だった隣の赤碕町と合併して琴浦町となりました。

八橋は宿場町であると共に、中世から江戸初期にかけては矢橋藩の城下町でもありました。

城下町の面影はあまり残されていませんが、宿場町を偲ばせる古い家並みは残り、また城下町の遺構の一つ「枡形」が八橋の町並みのまん中付近に残されていますが、その近くに清酒「伯陽長」の江原酒造本店があります。

江原酒造本店の創業は明治26年(1893)で、店舗とは別の場所に醸造蔵があります。

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主力銘柄『伯陽長』(はくようちょう)は「伯耆の国で、伯はもとより、山陽の陽と伯陽の長として名声を轟かす」という想いを込めて命名されました。

「純米酒」ってラベルの上に、「吟醸」の小さなワッペンが。

でもメインラベルの文面には純米吟醸の文面を発見。

なので純米吟醸なのでしょう。



色は無色透明で、香りはほのかにクリーミー。 

ほんのり酸っぱい系の酸味。

そして総じてクリアな淡麗辛口のお酒です。

後味に苦味と渋味が際立つキレ。

純米吟醸酒ですが、燗にしてみました。

スッキリ透明、とにかく透明。
旨味も大きく膨らまず、後味の苦味と渋味は角がとれて幾分優しくなるけど、性格は大きく変わらず。

でも、芯はしっかりとあって、淡麗スッキリ透明感ながらも自己主張はあります。

冬はぬる燗くらいもありかも。

うまいです。

大手蔵系の安定感。


お気に入り度:3


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by tztom | 2017-12-13 00:40 | 鳥取 | Comments(0)
秀峰岩泉 純米吟醸[大岩酒造本店]
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醸造元:有限会社 大岩酒造本店
URL:http://syuhou-iwaizumi.jp/
住所:鳥取県日野郡江府町江尾1872
電話:0859-75-2404
創業:明治10年(1877)

使用米:五百万石(鳥取県産)
精米歩合:55%
日本酒度:+5.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

米子市から日野川に沿って約25kmほど南下した場所に位置する日野郡江府町は人口約3千人弱の町。

その江府町の中心部である江尾は、町を北流する日野川に小江尾川と舟谷川が合流するわずかな盆地に形成された小さな町です。

戦国期には伯耆尼子氏の家臣、蜂塚氏が江尾城を築いてその城下町として発展しました。

町の形を形成する日野川が、まるで海老の姿のように大きく湾曲している姿に「江尾」という地名が由来すると言われています。

この江尾という小さな町は備中、備前、備後方面からの大仙詣の起点ともなり、その大山往来(後の江尾美作道)と日野往来(出雲街道)の追分でもあった事から番所も設置され、江戸期には宿場町として栄えました。

さて、古い家並みが連なるメインストリートの出雲街道から一本入った旧大山往来沿いに蔵を構える本題の大岩酒造本店の創業は明治10年(1877)と歴史ある酒蔵。

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香りはメロンのような控えめな吟醸香。

スッキリとした淡麗辛口。
ああ、スッキリしている。

あまりに淡麗辛口なお酒ですが、鳥取の酒は吟醸酒でも燗にすると大変化するので...

燗にしてみた。

こりゃ、うめ〜や。

燗にしてみて大正解!!

清く甘く膨らむ、舌触りは透明で優しく飲み口、のど越しもス〜ッとやさしい。

フルーティーな余韻が風船のようにふくらむ。

ああ、うまい。

しあわせな燗酒だ〜。

お気に入り度:冷3・燗5





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by tztom | 2017-12-10 13:12 | 鳥取 | Comments(0)
天井川 純米吟醸原酒[古川酒造]
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醸造元:古川酒造有限会社
URL:なし
住所:草津市矢倉1丁目3-33
電話:077-562-2116
創業:江戸時代(詳細不明)

使用米:吟吹雪
精米歩合:55%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度以上17.9度未満
購入価格:720ml:1,458円(税込み)

草津市は滋賀県第二の都市で、江戸時代に中山道と東海道が合流するが分岐する追分け宿として発展。通常の宿場町の2倍の規模を誇ったといいます。

草津市中心部の南郊外。JR東海道本線の草津駅と南草津駅の丁度中間地点で、旧東海道筋が草津川を潜った先の矢倉1丁目に蔵を構える古川酒造。

創業は江戸時代だそうですが、戦時中に蔵を失い資料を消失。

蔵元は代々「宗吉」(そうきち)を名乗ります。

ラインナップは広げず、主力銘柄の『宗花』(むねはな)などを数種類を主に地元向けに造っています。

『天井川』は地元酒販店が企画した公募によって生まれた新ブランド。

冒頭の文で、東海道が草津川を潜ると書きましたが、「天井川」とは砂礫の堆積により河床が周辺の平面地よりも高くなった川の事で、蔵のすぐ近くを流れる草津川もまた天井川なのです。

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かつては鉄道も国道も川底の下を貫いていましたが、新しく建設された放水路の整備で現在草津川は廃川となり、公園などに改修中です。


色はうすいコハク色で、酒粕、奈良漬けのような香ばしく甘い香りが足り上がります。

スッキリとした飲み口ですが、華やかさがあります。

そしてすぐにガッツリした酸が立ち上がり、そのあとに濃醇な旨味のハーモニーが続きます。

原酒なので、ややアルコール度が高めですが、重くはありません。

しっかりとした飲み口で美味しいお酒です。

うまい。

お気に入り度:3


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by tztom | 2017-11-25 21:16 | 滋賀 | Comments(0)
松の司 純米吟醸 楽[松瀬酒造]
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醸造元:松瀬酒造株式会社
URL:http://matsunotsukasa.com/
住所:滋賀県蒲生郡竜王町弓削475
電話:0748-58-0009
創業:万延元年(1860)

使用米:山田錦(滋賀県産)
精米歩合:60%
日本酒度:+4.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,460円(税込み)

名神高速道路が町を横断する蒲生郡竜王町は西の竜王山(鏡山)と東の竜王山(雪野山)の二つの竜王山に挟まれている事に町の名が由来。

中山道に面した鏡地区は中世鎌倉期の中山道の宿場町として発展し、江戸時代には武佐宿と守山宿の間の宿として本陣、脇本陣を有して賑いました。

名神高速道路と中山道(国道8号線)に挟まれ、日野川沿いに整然と区画された広大な水田地帯の中の弓削地区に蔵を構える松瀬酒造は江戸時代後期の万延元年(1860)に創業した小さな酒蔵です。

その松瀬酒造が醸す『松の司』は県内で最も名の通った銘柄の一つです。

まだ下町の小さな酒屋で無名だった東京の「はせがわ酒店」との出会いが運命的な出会いだったとか。

基本地元向けの酒造りを行っていますが、東京でも手に入ります。

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基本小売りは行っていませんが、同族が経営する近くの「松瀬酒店」で購入できます。
松瀬酒造の全銘柄が揃います。
住所:滋賀県蒲生郡竜王町林809
電話:0748-57-0104


熟成の度合による風味の向上や変化に強いこだわりを持っており、HPに年度表示ごとの飲み頃温度の説明も載せているほどのこだわりを持った酒蔵。

まず最初の印象は、華やか。

控えめながらも桃の花びらのような吟醸香がここちいい。

飲み口もやさしい旨味がまずあって、やさしい酸味と続く雑味の無いキレ。

うまい。うまいです!!

ああ、キレイでうまい酒だ!!

とにかく、米の持つ旨味と華やかさを引き出したキレイでうまいお酒です。うまい!

お気に入り度:4



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by tztom | 2017-10-26 20:22 | 滋賀 | Comments(0)
春郎 純米吟醸[望月酒造]
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醸造元:望月酒造株式会社
URL:(ブログ)http://suzukabuto.blog.fc2.com/
住所:滋賀県甲賀市甲賀町毛枚1158
電話:0748-88-2020
創業:寛政年間(1789-1801)

使用米:吟吹雪
精米歩合:60%
日本酒度:+8.0
酸度:1.8
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,600円(税込み)

平成の合併で2004年に甲賀市の一部となった旧甲賀郡甲賀町には三軒の酒蔵があります。

甲賀町は三重県と接する滋賀県南東端の町で、忍者のイメージから里山を連想しますが、野洲川最大の支流である杣川(そまがわ)に沿って開けた平野にあり、JR草津線が走っています。

元々は昭和の大合併で大原村・油日村そして佐山村が合併して発足した町でした。

この地域は古くから富山と並ぶ製薬・家庭用常備薬の地としても知られています。

JR草津線油日駅の南、少し山へ入った毛枚(もびら)地区に望月酒造はあります。

創業は江戸時代中期の寛政年間(1789-1801)で、二百年ちかく続く酒蔵ですが、現在は100石足らずを家族で造る小さな酒蔵です。

かつての銘柄は『晴朗』でしたが、十数年前にあたらしいブランド『寿々兜』(すずかぶと)に一新しました。

意味は仕込み水に使う鈴鹿山脈の伏流水の「すずか」と甲賀のイメージの「かぶと」を掛けたものだとか。

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花びらのような華やかな立ち香。

飲み口はやさしベールに包まれた酸味があって、結構ガツンと辛口だけど甘さでふわっと包みこまれています。

口で転がすとまたまた、花びらを口に含んだような香り。

そしてプラム。桃のような香りへ。

後味はスッキリ。程よい苦味。

総じて結構うまみありの淡麗辛口系。

山の中の小さな酒蔵でうまい酒発見。

うまいです。

ってか、うまいよ!これ!

お気に入り度:3



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by tztom | 2017-09-18 21:32 | 滋賀 | Comments(0)
春乃峰 純米吟醸 光風霽月[田中酒造]
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醸造元:田中酒造株式会社
URL:http://www.sekoshuzo.co.jp/
住所:滋賀県甲賀市甲賀町大原市場474
電話:0748-88-2102
創業:明治44年(1911)

使用米:玉栄
精米歩合:60%
日本酒度:+1.0
酸度:1.8
アミノ酸度:1.0
アルコール度:16度以上17度未満
購入価格:720ml:1,540円(税込み)

平成の合併で2004年に甲賀市の一部となった旧甲賀郡甲賀町には三軒の酒蔵があります。

甲賀町は三重県と接する滋賀県南東端の町で、忍者のイメージから里山を連想しますが、野洲川最大の支流である杣川(そまがわ)に沿って開けた平野にあり、JR草津線が走っています。

元々は昭和の大合併で大原村・油日村・佐山村が合併して生まれた町でした。

この地域は古くから富山と並ぶ製薬・家庭用常備薬の地としても知られています。

旧甲賀町の玄関口、JR草津線甲賀駅南の旧道沿い大原市場の古い商店街に田中酒造はあります。

田中酒造の創業は明治44年(1911)。

現在は年間でタンク4本のみを醸す、家族経営の小さな酒蔵です。

酒米も地元産の「玉栄」にこだわった、地域密着型の酒造り。

日本酒だけでなく、桃のお酒『ぴぃ~ち』や、酒粕を使用したマカロン、ポルポローネなどのお菓子もつくっています。

酒銘の『春乃峰』は鈴鹿の山々のやわらかい春の様子に由来。

また今回の純米吟醸『光風霽月』(こうふうけいげつ)は、高明でわだかまりがなく、さっぱりしたそんな意味だそうです。

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飲むと意外にラベルデザインと『光風霽月』のイメージからは予想外の個性的なお酒でした。

檜のような木の香る立ち香。

ガツンと酸が強く秋の落葉のような芳醇さと、その奥にフルーティーさが顔を出します。

中盤にややアルコール臭さも感じ、独特の風味を持ちます。

後味にはカカオのような香ばしさ。

古酒なのかな?的な。

芳醇な辛口。そんなお酒です。

お気に入り度:3



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by tztom | 2017-09-16 20:26 | 滋賀 | Comments(0)
美冨久 山廃純米吟醸酒 酉也吟純聖[美冨久酒造]
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醸造元:美冨久酒造株式会社
URL:http://mifuku.co.jp/
住所:滋賀県甲賀市水口町西林口3-2
電話:0748-62-1113
創業:大正6年(1917)

使用米:山田錦
精米歩合:55%
日本酒度:+1.1
酸度:2.5
アミノ酸度:1.6
アルコール度:16度
購入価格:720ml:1,728円(税込み)

美冨久酒造のある旧甲賀郡水口町は江戸時代に東海道五十三次の50番目の宿場町にして水口藩加藤家2万5000石の城下町として栄えた町。

平成の大合併によって甲賀市となった後も同市の中心部です。

現在も水口宿の東側には笑四季酒造、中央部には西田酒造、そして水口城の東、柏木神社の山門脇に美冨久酒造はあります。

旧東海道を挟んで白壁の事務所と酒蔵・店舗が建ちます。

美冨久酒造は大正6年(1917)に、愛知川町(現・愛荘町)の藤居本家から藤居酒造場として独立しました。

創業当時の酒銘は『昇天』で、これは本家から預かったもの。

昭和26年にあたらしい酒銘『美冨久』(みふく)を立ち上げ、社名も美冨久酒造と改めました。

酒銘『美冨久』の由来は、美しく・冨くよかで・久しいの意味に、天恵の美(水と自然)・豊穣の冨(良質の米)・伝承の久(伝統技術)の思いを込めたもの。

普通酒は造らず、特定名称酒のみを醸しその七割が山廃仕込みという蔵です。

『酉也吟純聖(いぎんじゅんせい)』

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実に10年ぶりに飲んだこの蔵の酒です。

山廃造りとは思えない、強烈なインパクトのある華やかさ。

山廃独特の香ばしい牧歌的な乳酸香は微塵もありません。

まるで香水のような華やかさながらも透明感があってスーッと包み込んで過ぎ去っていく上品な余韻。

火入れされているお酒なのに、何だ。この強烈でフルボディーなフルーティーさは。

まるで昨今はやりの無濾過生原酒のような。若さと荒々しさ。

うまい。うまいぞ!!

お気に入り度:4



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by tztom | 2017-09-09 23:54 | 茨城 | Comments(0)
二人舞台 純米吟醸[宏和商工]
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醸造元:宏和商工 日立酒造工場
URL:http://www.hitachi-sake.com/
住所:茨城県日立市十王町友部104
電話:0294-39-4311
創業:平成18年(2006)

使用米:-
精米歩合:55%
日本酒度:+1.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,771円(税込み)

日立製作所発祥の地にして同社の企業城下町として知られる茨城県北部に位置する日立市。

宏和商工日立酒造工場(以下宏和商工)の酒蔵はさらに北端の高萩市と接する十王地区にあります。

平成の大合併で日立市に編入される前は多賀郡十王町でした。

その中心部、十王郵便局の斜向かいに建つ宏和商工の創業は平成18年(2006)です。

が、それは同年に廃業してしまった明治15年(1882)創業の菊乃香酒造を継承した年。

宏和商工と言う会社はおおよそ酒造りなど醸造業とは無縁の会社に思えますが、はたして東京に本社を構えるブライダルギフト(結婚式の引出物)を販売する会社なのです。

当然その中にはお酒、特に日本酒もあり、それまでは酒蔵にOEMで製造委託したプライベートブランドを販売していましたが、いよいよ廃業した酒蔵を傘下に自社製造に踏み切りました。

宏和商工の主力銘柄『二人舞台』は、まさにブライダルらしいネーミングですね。

贈答向け商品なので、ブランド米の山田錦を使い、吟醸酒らしいフルーティーな立ち香です。

しかし、飲み口はやっぱり茨城酒らしい、旨味を抑えたスッキリとした淡麗辛口。

旨味は控えめに抑えていますが、華やかな余韻は口の中に広がり、やがて後味がやや苦味が残りますが、いろいろ考え出された酒質ですね。

まあ、うまいです。

お気に入り度:3


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by tztom | 2017-08-22 22:11 | 茨城 | Comments(0)
百十郎 純米吟醸 G-mid[林本店]
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醸造元:株式会社林本店
URL:http://www.eiichi.co.jp/
住所:岐阜県各務原市那加新加納町2239
電話:058-382-1238
創業:大正9年(1920)

使用米:岐阜ハツシモ
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0〜4.0
酸度:1.2~1.4
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,404円(税込み)

濃尾平野の北部に位置する岐阜県各務原市(かかみがはらし)。 航空自衛隊岐阜基地を初め三菱重工や川崎重工など航空機開発と航空宇宙産業の町です。

各務原市中心部の西郊外、JR高山本線・那加駅から徒歩約15分ほどの那加新加納町に蔵を構える林本店は、大正9年(1920)に林榮一氏によって創業した酒蔵です。

創業者の林榮一氏は農家の生まれで、酒造業に参入しやすかった明治〜大正の時代に日乃出屋醸造を創業、酒造りの他醤油や味噌なども醸造していました。

現在も蔵の東に位置する航空自衛隊岐阜基地の前身、陸軍航空隊の発展と蔵の発展をかけ『征空』という酒名を授け、軍御用達のお酒を納めて規模を拡大しました。

そして現在5代目蔵元の林 里榮子さん。

若い蔵元です。

東京農業大学醸造科を卒業後、5年間大手ビールメーカーに務めた後に蔵を継いだそうです。

現在の特定酒銘柄『栄一』は創業者の名に由来。

その他、さまざまな酒造りにチャレンジしています。

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新ブランド『百十郎』とは、明治から昭和時代に活躍した、地元各務原市の歌舞伎役者で旅芸人の市川百十郎にちなんだもの。

百十郎が桜の木を1,200本寄付した境川の土手は、「日本さくら名所100選」にも選ばれ、今も地元に愛されている市川百十郎。

そして、そこから副酒銘の『G-mid』へ。

まず「G」とは、岐阜県の「G」、原料米である岐阜ハツシモの「G」、さらに岐阜県オリジナル酵母「G酵母」の「G」、そしてこの純米吟醸酒のイメージカラーである緑(Green)の「G」だとか。

そして「mid」は蔵の所在地が日本のど真ん中という意味で”middle of Japan”に由来しています。

香りは控えめ、色は薄いコハク色。青リンゴのようなスッキリとした飲み口。酸は控えめ。

ほんのりとした旨みがありますが、かなりスッキリとした淡麗辛口のお酒でした。

岐阜の酒は味付けが濃い料理に対して愛称の良い、濃醇で甘口なお酒が好まれますが、このお酒はそれに対するチャレンジでもあります。

あっさりした料理や刺身にも合います。でもフレンチにも合う芯の強さは持っていますね。

うまくて、きれいなお酒です。

お気に入り度:3


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by tztom | 2017-08-09 20:46 | 岐阜 | Comments(0)
鯨波 うすにごり 純米吟醸[恵那醸造福岡工場]
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醸造元:恵那醸造株式会社福岡工場
URL:http://www.kujiranami.jp/
住所:岐阜県中津川市福岡2992-1
電話:0573-72-2055
創業:文政元年(1818)

使用米:ひだほまれ
精米歩合:50%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度以上17度未満
購入価格:720ml:1,1590円(税込み)

中津川市の中心部から車で約1時間の奥深い山間部。

ここは平成の大合併で中津川市の一部となった旧恵那郡福岡町。

恵那醸造福岡工場は雄大な中央アルプスを望む標高1223mの二ツ森山の中腹、600mの山肌に酒蔵と屋敷を構える「天空の蔵」。

福岡工場とされていますが、普通の豪農型の古民家酒蔵です。

蔵元の長瀬家は代々庄屋を営んでいた家柄で、余剰米を活用する為に江戸時代後期の文政元年(1818)に苗木藩(遠山家1万石)より許可を得て酒造業を始めます。
創業当時の酒名は『殿待』(とのまち)といい、これは今もローカル酒を担っています。

それに対して『鯨波』は都市部など県外に打って出るブランドです。

この山間の僻地にあって『鯨波』という酒銘は、蔵のある標高600mから見えた山の上を流れる雲海が、大海を優雅に泳ぐ鯨のように見えた事に由来。

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この江戸時代から続く旧家の酒蔵が恵那醸造福岡工場と名乗っているのは、戦時中の企業統制令によって同じ恵那郡の蔵元と合併したことから。

合併前は長瀬酒造といいました。

この長瀬酒造が中核の蔵だったのでしょうか。

しかし戦後、長瀬酒造は再び独立しようとしたものの、国から免許が下りず、このような形となりました。

ちなみに同じく恵那醸造三郷工場という酒蔵が恵那市にあります。

話は逸れますが、この長瀬家から分家して東京で洋物小物問屋「長瀬商店」を営んでいた長瀬富郎という人物がいます。この長瀬富郎は自身が取り扱っていた粗悪な国産石鹸の蔓延を憂えて、自ら品質本位の化粧石鹸製造に乗り出します。

これが後の花王石鹸、現在の「花王」の創始者であり、恵那酒造福岡工場はその生家として知られています。


おりがらみの濾過生酒。ほんのりとうすにごりです。

スッキリとしていながらもフルーティーでコクのあるフルボディな飲み口。

中盤からやや酸が立ってエッジのある飲み心地に。

アルコール度は少し高め、原酒ではないのかな?

初めからこの度数の設計なのかな。

若いけどキレイな余韻のほっこりするおいしいお酒です。うまい!

ああ、うまい!

お気に入り度:4



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by tztom | 2017-07-31 21:24 | 岐阜 | Comments(0)



私の飲んだ地酒(日本酒)と酒蔵の記録
by tztom by 太泉八雲
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