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宗味 純米吟醸酒 [右田本店]
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醸造元:株式会社右田本店
URL:http://migitahonten.jp/
住所:島根県益田市本町3-30
電話:0865-23-0028
創業:慶長7年(1602)

使用米:五百万石
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:2.0
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

島根県最西端、山口県萩市に接する益田市。現在はJR山陰本線益田駅周辺が市の中心部となっていますが、中心部から東の外れにある本町が古くからの中心部でした。そして本町の中心は益田の酒蔵、右田本店(みぎたほんてん)のあるあたりでした。

益田川に架かる大橋近くに蔵を構える右田本店は江戸時代初期の慶長7年(1602)に創業した歴史の古い酒蔵です。

まず酒銘の『宗味』のとは、右田本店の創業者である右田右京亮隆正の法号「恩誉宗味」に由来します。
この右田隆正は周防(山口県)の豪族大内氏の末裔に当たりますが、石州益田に移り住んだ戦国末期に七尾城主益田氏の転封による町の衰微を目のあたりにします。そして隆正は再び町を再興する為に近在から物資と顧客を集めて市(いち)を始めました。これが後に「宗味市」と呼ばれるようになり、益田市は商業都市として発展していきます。

実業家であると同時に、家業として酒造りを始めたという事です。

色はうすいコハク色で、香りはほんのりと香ばしい熟成香。飲み口も酸が最初に軽く当たった後、ややライトで香ばしい辛口に流れていくお酒。そして強めの苦味、渋味が合わさった余韻でフィニッシュ。全体的にはすっきりとしていますが、旨みは少なく、ややドライにも感じる淡麗なお酒。インパクトのあるお酒です。うまいです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2016-11-22 00:50 | 島根 | Comments(0)
豊の秋 純米酒ひやおろし原酒[米田酒造]
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醸造元:米田酒造株式会社
URL:http://www.toyonoaki.com/
住所:島根県松江市東本町3-59
電話:0852-22-3232
創業:明治29年(1896)

使用米:五百万石
精米歩合:65%
日本酒度:+4.5
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,285円(税込み)

島根県の県都である松江市は、江戸時代に松平家18万5000石の松江藩の城下町として発展した山陰最大の都市。戦災は受けなかった為に区画は昔のままで、今もなお武家屋敷や城下町の面影を残しています。
しかし、そんな松江市の中でも特に古い町並みが残されている地区に3軒の酒蔵があります。

松江城の南。蔵が位置する東本町は、かつて大橋川を流通拠点とする海産物などの問屋が軒を連ねていたい事から「末次魚町」(すえつぐうおまち)と呼ばれていました。 魚問屋以外にも醤油や酢、氷など様々な店が軒を連ね、松江の台所として栄えます。

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米田酒造はこの東本町で明治29年(1896年)に米田金五郎氏によって創業しました。現在は日本酒の他、焼酎やリキュール、みりんなども造っています。
酒銘の『豊の秋』は、自然からの恵み五穀の豊穣を祈り、さらに芳醇なお酒が醸し出されるようにと願って銘々。コンセプトは「ふっくら旨く、心地よく」だそうです。

今回のお酒は割り水も加熱殺菌もしない秋限定の生詰原酒です。


色はうすいコハク色で、熟成されたフルーティーな香りと深いコク、膨らみのある酸、潔いキレ。うま味はしっかりとありますが、ガツンと男性的辛口なお酒です。原酒とは言っても17度ですので、身構えるような濃さは無く、普通に食中酒としても盃が進みます。

燗にすると、芳醇な米の旨みがこれまたフルーティーに昇華して、ほんのりと牧歌的な乳酸の香りを舌に感じながら、甘み、酸味がバランス良くまとまって口福感を上げ、ラストは潔く消えていく。しっかりとした旨みのある透明感。ああ、うまい。

お気に入り度:4



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by tztom | 2016-11-15 23:56 | 島根 | Comments(0)
蒼斗七星 純米吟醸58 木槽搾り [青砥酒造]
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醸造元:青砥酒造株式会社
URL:http://www.aotoshuzo.co.jp/index.html
住所:島根県安来市広瀬町布部1164-4
電話:0854-36-0006
創業:明治28年(1895)

使用米:山田錦(兵庫県産)
精米歩合:58%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,749円(税込み)

安来市の郊外、松江藩支藩の城下町・広瀬町の街を通り抜け、さらに山深く奥まった布部(ふべ)地区は江戸時代にたたら製鉄で栄えた町です。今も宿場町のような古い町並みを残すこの小さな集落で青砥酒造は明治28年(1895)に創業。主力銘柄は『ほろ酔』という優しい酒銘ですが、近年は2009年に新しく生まれた新ブランド『蒼斗七星』を展開しています。

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この酒銘『蒼斗七星』とは、青色のタンクの中に散らばった掛麹が「蒼い」宇宙で瞬く無数の星のように見えた事、さらに昔の旅人が北斗七星を見て、自分の今いる場所を確認して進むべき方向を決めていたことから、青砥酒造の今後進むべき道を照らす星明かりとなるようにとの思いを込めて銘々。もろみの搾り方にもこだわり、雫取りと木槽搾りの二種類を用いています。

まず最初の印象は澄んだ青りんごのような香りと風味。すっきりとした飲み心地にしっかりとした垂直な酸がほどよくアクセントとなり、中盤からは酸は引いて代わりに甘みが後半の余韻にまで続きます。

華やかさというよりは精密機器のような凜とした超純水のような。でもほのかにラッカー系の酢酸エチル香が。より一層機械的な鋭さと純度を思わせる。稟として鋭い中にも旨味があるお酒。うまい、これはうまいです!!


お気に入り度:4


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by tztom | 2016-11-06 15:59 | 島根 | Comments(0)
澤正宗 純米吟醸 出羽の里[古澤酒造]
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醸造元:古澤酒造株式会社
URL:http://www.furusawa.co.jp/
住所:山形県寒河江市丸内3-5-7
電話:0237-86-5322
創業:天保7年(1836)

使用米:出羽の里
精米歩合:60%
日本酒度:±0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,491円(税込み)

寒河江市は山形県の中央部に位置する人口約4万1000人の市で西村山郡の中核都市。最上川最大の支流寒河江川が町を取り囲むように流れ、市の東部で最上川に合流します。

寒河江市には現在3件の酒蔵がありますが、そのうち町の中心部に2軒あるのが千代寿虎屋と古澤酒造です。

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室町時代に寒河江城があった丸内(まるのうち)地区に蔵を構える古澤酒造は幕末の天保7年(1836)に創業。

現在は酒蔵資料館や自ら蕎麦を打って食べられる、そば打ち処紅葉庵などを併設しています。

酒銘の『澤正宗』は蔵元の古澤家から一文字取ったもの。

香りに華やかさはありませんが、控えめながらも米の旨みを思わせる甘い香りがふんわりと感じます。色はうすいコハク色で、やや薄にごり。
飲み口は旨みがあって、透明感のあるスッキリとした都会的な淡麗辛口です。うん、うん、うまい。

冷やだとシャープな飲み口ですが、常温やぬる燗くらいだと、膨らみと幅、それにやさしい旨みが増します。うまいです。

お気に入り度:3



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by tztom | 2016-10-27 23:18 | 山形 | Comments(0)
銀嶺月山 純米吟醸 雪中熟成 [月山酒造]
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醸造元:月山酒造株式会社
URL:http://www.gassan-sake.co.jp/
住所:山形県寒河江市大字谷沢769-1
電話:0237-87-1114
醸造元:株式会社 設楽酒造店
住所:山形県西村山郡西川町大字睦合丙674-2
電話:0237-74-2068
(製造工場/月山の酒蔵資料館/直売所)

使用米:雪化粧/山形県産米
精米歩合:58%
日本酒度:+2.0
酸度:1.4
アミノ酸度:-
アルコール度:15.5度
購入価格:720ml:1,458円(税込み)

寒河江市は山形県の中央部に位置する人口約4万1000人の市で西村山郡の中核都市。最上川最大の支流寒河江川が町を取り囲むように流れ、市の東部で最上川に合流します。

寒河江市には現在3件の酒蔵があります。市の中心部に2軒と市の郊外、寒河江川左岸にあるのが月山酒造です。

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しかしこの月山酒造、一見ただの倉庫に見えとても酒造りを行っているようには思えません。しかし、それもそのはず、月山酒造は西村山郡西川町で明治29年(1896)創業の設樂酒造店、西村山郡朝日町で元禄13年(1700)創業の鈴木酒造、そして寒河江市中心部で安永9(1780)創業の八幡屋酒造店の3蔵がさらなる品質向上をめざして昭和47年(1972)に設立した会社だったのです。

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月山酒造として登記してある寒河江川左岸の蔵は瓶詰工場で、実質的な酒造部門は隣町の西村山郡西川町にある(株)設樂酒造店です。この山の斜面に建つ広大な敷地内には酒造蔵を初め月山資料館や直売所が併設されています。

月山酒造の代表銘柄『銀嶺月山』の他、かつてそれぞれの蔵元で醸されていた地元銘柄『一声』(設樂酒造店)『豊龍』(鈴木酒造)『白菊』(八幡屋酒造店)も製造販売しています。

ちなみに酒銘の『銀嶺月山』とは言わずもがな知られる出羽三山の一つで最高峰の霊山、ちなみに火山でもある月山の事。山頂には約千年前につくられた延喜式にも名がのる月山神社が鎮座しています。

香りは華やかというよりは熟成された乳酸香。飲み口は雑味が無くてすっきりとした甘みのあるやさしい淡麗辛口です。中盤から際立つシャープな酸が引き締めるキレ。安定感のある飲みやすい純米吟醸酒です。うまい、うまいです。

ちなみにコスパが高い理由は「雪化粧」など開発途中の酒米や食用米などを主に使用しているからでしょうか。でもそれら原材料の特徴をうまく引き出している酒質の設計がしっかりとしているのでしょう。あとラベルに大きくある「雪中熟成」ですが、特に雪の蔵の中で熟成させている訳では無く、イメージとか。でも、うまい酒です。

お気に入り度:3


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by tztom | 2016-10-24 21:22 | 山形 | Comments(0)
六歌仙 純米吟醸 山法師[六歌仙]
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醸造元:株式会社 六歌仙
URL:http://www.yamagata-rokkasen.co.jp/
住所:山形県東根市温泉町3-17-7
電話:0237-42-2777
創業:昭和47年(1972年)

使用米:出羽燦々
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:1.4
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:1,512円(税込み)

山形県の中東部に位置する東根市(ひがしねし)は、人口約4万7000人の市で、この地で生まれた「佐藤錦」を代表とするサクランボ生産量が全国1位の町です。町の玄関口はJR山形新幹線(奥羽本線)のその名も「さくらんぼ東根駅」です。

東根という地名は南北朝時代から見える古い名で、奥羽山脈の東の麓に位置する事に由来します。

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この東根市と隣の村上市の境界にまたがる酒蔵六歌仙は昭和47年(1972)に東根市の横尾新酒造店、村山市の高宮酒造と松岡酒造、尾花沢市の丸屋酒造場、大石田町の庄司酒造店が設立した共同瓶詰工場の山形銘醸がその前身でした。

やがて平成4年(1992)に現在の株式会社六歌仙に社名変更します。

この酒銘でもあり社名でもある『六歌仙』とは『古今和歌集』の代表的な歌人、僧正遍昭、在原業平、文屋康秀、喜撰法師、小野小町、大友黒主の6人を指した言葉でした。

今回のお酒の酒銘である『山法師』とは、四方八方を山々に囲まれたこの山形県東部地域を表し、法師は自然の法則に乗っ取り自然を壊さずに生きていく知恵者という意味を合わせて、自然の包容力と人間の知恵、工夫そして技の融合体を目指した想いを込めたもの。

この六歌仙は昔全国を旅していた時に、山形の銀山温泉の酒屋で初めて買った山形の地酒でした。

色は少々うすにごり。華やかな香りというよりは米の旨みを凝縮した、真面目で正統な甘い香りです。やさしく柔らかな甘く芳醇な飲み口、中盤から苦味、渋味の伴った辛さが立ち上がり、でもそれはすぐに消えていって、どっしりとした旨辛の後味の余韻に包まれます。
スパッとしたキレではなく、自然に溶け込んでいくような後味。刺身との相性は抜群。うまい!うまいです。

お気に入り度:3



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by tztom | 2016-10-18 22:53 | 山形 | Comments(0)
秀鳳 純米吟醸 原酒[秀鳳酒造]
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醸造元:有限会社 秀鳳酒造場
URL:なし
住所:山形県山形市山家町一丁目6番6号
電話:023-641-0026
嘉永元年(1848)

使用米:出羽の里
精米歩合:55%
日本酒度:−3.0
酸度:1.3
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,458円(税込み)

山形市中心部の北東部に位置する山家町(やんべまち)は南北朝時代からその名が残る農村で、江戸時代あたりから麹製造業や紙漉き業が盛んとなり、今は山形市の近郊ベッドタウンとして開発が進んでいます。

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住宅街に囲まれた細い路地の奥に蔵を構える秀鳳酒造場は明治24年(1891)に武田商店として創業しました。

酒銘の『秀鳳』とは、中国の瑞鳥「鳳凰」にあやかり、心なごませる酒であるようにと命名。

色は薄いコハク色で米の旨みのイメージを膨らませる甘い香りです。
飲み口の最初は、甘い。もう甘露!甘露!といった感じ、これ好き。その後は原酒らしい濃醇さ。苦味、渋味がほのかにしっかりとあって、ガッシリとした重厚なキレ。最初から最後までパンチの効いた甘口のお酒ですが、雑味も無く以外にクリア。うまい、うまいです!

華やか。芳醇、甘くてうまい。

お気に入り度:4



山形の地酒専門店「國井酒店」


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by tztom | 2016-10-15 17:12 | 山形 | Comments(0)
惣邑 純米吟醸酒 [長沼]
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醸造元:長沼合名会社
URL:なし
住所:山形県長井市十日町一丁目1-39
電話:0238-88-2007
創業:大正5年(1916)

使用米:羽州誉
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,780円(税込み)

山形県の南西部、米沢盆地の北に連なる長井盆地の中心に位置する長井市は人口約2万8000人の町で、古くは最上川舟運の港町として栄えた商工業都市で、日本海に面した一大海運港であった酒田から最上川を経由して米沢に至る舟運ルートの終着港として繁栄しました。今も街のあちこちに、往事を忍ばせる町並みが残ります。

そして現在長井市には3軒の酒蔵がありますが、その町の中心市街に2軒の酒蔵があります。

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長井市の中心部、十日町地区に蔵を構える長沼合名会社は大正5年(1916)に酒造業を創業しますが、それ以前は呉服屋や養蚕業を行っていた商家でした。

蔵元は代々「惣右衛門」を名乗り、現在の蔵元は12代目ですが、酒造業として数えると3代目となるとか。

かつては主力銘柄『誉小桜』を中心とした典型的な地元密着の酒蔵でしたが、今は特定名称酒の新ブランド『惣邑』(そうむら)を展開し、県内をはじめ県外にも幅広く知られるようになり、山形県を代表する新進気鋭の酒蔵の一つになりました。

この新しい酒銘の『惣邑』は2つの意味を組み合わせたものです。
まず、「惣」は蔵元が代々受け継いできた「惣右衛門」の名に由来。

そして「邑」とは、この長井において古くより伝統工芸(陶芸、漆工芸、獅子彫り等)を守り続ける職人達の事を「手しごと衆」または「つくりと邑(むら)」といい、その「邑」を合わせて、手造りの酒を表現したものです。

香りは控えめですが、みずみずしくフルーティーな飲み口。中盤から酸と渋味、苦味が際立ちますが、その後の余韻もストレートに消えていくキレ。スッキリとした後味に苦味がやや残り辛口で締め上げますが。でも、うまい。うまいです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2016-10-08 20:36 | 山形 | Comments(0)
東の麓 純米吟醸 出羽の里[東の麓酒造]
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醸造元:東の麓酒造有限会社
URL:http://www3.omn.ne.jp/~yamaei/
住所:山形県南陽市宮内2557
電話:0238-47-5111
創業:明治29年(1896)

使用米:出羽の里
精米歩合:60%
日本酒度:±0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,436円(税込み)

南陽市は山形県の中央南部、置賜盆地の北辺に位置する人口約3万2000人の市で、昭和42年(1947)に宮内町、赤湯町、和郷村が合併して誕生しました。

この合併は揉めにもめ、「東北の伊勢」と称される日本三熊野の一つ、熊野大社の門前町として発展した宮内地区と山形有数の温泉地として知られる赤湯地区のどちらが市の中心となるか。

結果、市役所は二つの市街地の中間のへんぴな場所に作られ、揉めに揉めた新市名も、仲裁に入った当時の県知事が中国の故事である「南陽の菊水」から引用して「南陽市」に。

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で、東の麓酒造は熊野大社の門前町、宮内地区にあります。

古い町並みが残る宮内地区の町の一角に建つ東の麓酒造は創業が明治29年(1896)としていますが、酒蔵としては江戸時代に米沢藩宮内地区で特権を得ていた在郷商人・酒田屋利右衛門の酒造部門を、遠藤栄次氏が引継いだもの。

酒銘の『東の麓』は蔵がある宮内地区が吾妻連峰の東麓に位置することから。

平成22年(2010)に(有)山栄遠藤酒造店から東の麓酒造(有)に社名変更しました。
1000石ほどの小さな酒蔵ですが、今や県外にも名が広がり始めた新進気鋭の酒蔵です。

香りは控えめですが、やさしくてスッキリとした甘さと深み。シャープなキレ。フレッシュで冷えたのど越しもうまいの一言。米の旨みを感じるふくよかで育ちが良い上品なな余韻がいいです。いや〜うまいです。

お気に入り度:4


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by tztom | 2016-10-06 00:16 | 山形 | Comments(0)
九郎右衛門 純米吟醸 泉氷鑑 匠雪[新藤酒造店]
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醸造元:有限会社 新藤酒造店
URL:http://www.kurouzaemon.com/
住所:山形県米沢市大字竹井1331
電話:0238-28-3403
創業:明治3年(1870)

使用米:出羽燦々
精米歩合:60%
日本酒度:+1.0
酸度:1.4
アミノ酸度:-
アルコール度:14度
購入価格:720ml:1,728円(税込み)

米沢市の中心部から最上川、奥羽本線を越えて東郊外に広がる田園地帯の竹井地区。この小さな農村集落の中に豪農を思わせるような大きな屋敷と酒蔵を構える新藤酒造店は明治3年(1870)の創業。

主力銘柄は『羽陽富久鶴』ですが、近年は高品質の特定名称酒にウェイトをシフトして県内外の特約店を中心に精力的に展開、今や東京にもその名が知られるようになってきた新進気鋭の酒蔵です。

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新ブランド『九郎左衛門』シリーズは全て自社田で栽培された酒米を使ったお酒で、酒銘の『九郎左衛門』は代々襲名する蔵元の名。

この『九郎左衛門』は主に県内の一般の特約店向けのお酒ですが、そこから派生した地酒専門店・特約店向けの『雅山流』と『泉氷艦』、さらに業務用酒販店・飲食店向けの『千山万水』シリーズがあります。
これらの酒銘は仏教用語と蔵の専務で杜氏の新藤雅信氏の名の「雅」を合わせたもの。

無濾過生詰酒ですが、色は限りなく無色に近く、また香りは無く、飲み口はスッキリ。雑味のまるでない透明なマスカットのような爽やかさ。スペックからは想像できない高い次元の鮮やかな淡麗辛口のお酒。これは…うまい!!うまいです。

個人的には旨み、甘みありき系派ですが、これほど透明感の高いスッキリ淡麗辛口で、ここまで感動したのは初めてかも。

なるほど、都会に打って出る戦略で、アルコール度数をやや抑えて14度にした、ライトな感覚。それに総合的にハイスペックな純米吟醸を生詰して熟成さえて酒質設計の絶妙さ。
ハッキリ言えるのは、旨い酒です。っていうか、これはヤバイ!!やばい旨さのお酒です!!

お気に入り度:4



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by tztom | 2016-10-01 10:05 | 山形 | Comments(0)



私の飲んだ地酒(日本酒)と酒蔵の記録
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