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銀嶺月山 純米吟醸 雪中熟成 [月山酒造]
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醸造元:月山酒造株式会社
URL:http://www.gassan-sake.co.jp/
住所:山形県寒河江市大字谷沢769-1
電話:0237-87-1114
醸造元:株式会社 設楽酒造店
住所:山形県西村山郡西川町大字睦合丙674-2
電話:0237-74-2068
(製造工場/月山の酒蔵資料館/直売所)

使用米:雪化粧/山形県産米
精米歩合:58%
日本酒度:+2.0
酸度:1.4
アミノ酸度:-
アルコール度:15.5度
購入価格:720ml:1,458円(税込み)

寒河江市は山形県の中央部に位置する人口約4万1000人の市で西村山郡の中核都市。最上川最大の支流寒河江川が町を取り囲むように流れ、市の東部で最上川に合流します。

寒河江市には現在3件の酒蔵があります。市の中心部に2軒と市の郊外、寒河江川左岸にあるのが月山酒造です。

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しかしこの月山酒造、一見ただの倉庫に見えとても酒造りを行っているようには思えません。しかし、それもそのはず、月山酒造は西村山郡西川町で明治29年(1896)創業の設樂酒造店、西村山郡朝日町で元禄13年(1700)創業の鈴木酒造、そして寒河江市中心部で安永9(1780)創業の八幡屋酒造店の3蔵がさらなる品質向上をめざして昭和47年(1972)に設立した会社だったのです。

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月山酒造として登記してある寒河江川左岸の蔵は瓶詰工場で、実質的な酒造部門は隣町の西村山郡西川町にある(株)設樂酒造店です。この山の斜面に建つ広大な敷地内には酒造蔵を初め月山資料館や直売所が併設されています。

月山酒造の代表銘柄『銀嶺月山』の他、かつてそれぞれの蔵元で醸されていた地元銘柄『一声』(設樂酒造店)『豊龍』(鈴木酒造)『白菊』(八幡屋酒造店)も製造販売しています。

ちなみに酒銘の『銀嶺月山』とは言わずもがな知られる出羽三山の一つで最高峰の霊山、ちなみに火山でもある月山の事。山頂には約千年前につくられた延喜式にも名がのる月山神社が鎮座しています。

香りは華やかというよりは熟成された乳酸香。飲み口は雑味が無くてすっきりとした甘みのあるやさしい淡麗辛口です。中盤から際立つシャープな酸が引き締めるキレ。安定感のある飲みやすい純米吟醸酒です。うまい、うまいです。

ちなみにコスパが高い理由は「雪化粧」など開発途中の酒米や食用米などを主に使用しているからでしょうか。でもそれら原材料の特徴をうまく引き出している酒質の設計がしっかりとしているのでしょう。あとラベルに大きくある「雪中熟成」ですが、特に雪の蔵の中で熟成させている訳では無く、イメージとか。でも、うまい酒です。

お気に入り度:3


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by tztom | 2016-10-24 21:22 | 山形 | Comments(0)
六歌仙 純米吟醸 山法師[六歌仙]
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醸造元:株式会社 六歌仙
URL:http://www.yamagata-rokkasen.co.jp/
住所:山形県東根市温泉町3-17-7
電話:0237-42-2777
創業:昭和47年(1972年)

使用米:出羽燦々
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:1.4
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:1,512円(税込み)

山形県の中東部に位置する東根市(ひがしねし)は、人口約4万7000人の市で、この地で生まれた「佐藤錦」を代表とするサクランボ生産量が全国1位の町です。町の玄関口はJR山形新幹線(奥羽本線)のその名も「さくらんぼ東根駅」です。

東根という地名は南北朝時代から見える古い名で、奥羽山脈の東の麓に位置する事に由来します。

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この東根市と隣の村上市の境界にまたがる酒蔵六歌仙は昭和47年(1972)に東根市の横尾新酒造店、村山市の高宮酒造と松岡酒造、尾花沢市の丸屋酒造場、大石田町の庄司酒造店が設立した共同瓶詰工場の山形銘醸がその前身でした。

やがて平成4年(1992)に現在の株式会社六歌仙に社名変更します。

この酒銘でもあり社名でもある『六歌仙』とは『古今和歌集』の代表的な歌人、僧正遍昭、在原業平、文屋康秀、喜撰法師、小野小町、大友黒主の6人を指した言葉でした。

今回のお酒の酒銘である『山法師』とは、四方八方を山々に囲まれたこの山形県東部地域を表し、法師は自然の法則に乗っ取り自然を壊さずに生きていく知恵者という意味を合わせて、自然の包容力と人間の知恵、工夫そして技の融合体を目指した想いを込めたもの。

この六歌仙は昔全国を旅していた時に、山形の銀山温泉の酒屋で初めて買った山形の地酒でした。

色は少々うすにごり。華やかな香りというよりは米の旨みを凝縮した、真面目で正統な甘い香りです。やさしく柔らかな甘く芳醇な飲み口、中盤から苦味、渋味の伴った辛さが立ち上がり、でもそれはすぐに消えていって、どっしりとした旨辛の後味の余韻に包まれます。
スパッとしたキレではなく、自然に溶け込んでいくような後味。刺身との相性は抜群。うまい!うまいです。

お気に入り度:3



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by tztom | 2016-10-18 22:53 | 山形 | Comments(0)
秀鳳 純米吟醸 原酒[秀鳳酒造]
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醸造元:有限会社 秀鳳酒造場
URL:なし
住所:山形県山形市山家町一丁目6番6号
電話:023-641-0026
嘉永元年(1848)

使用米:出羽の里
精米歩合:55%
日本酒度:−3.0
酸度:1.3
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,458円(税込み)

山形市中心部の北東部に位置する山家町(やんべまち)は南北朝時代からその名が残る農村で、江戸時代あたりから麹製造業や紙漉き業が盛んとなり、今は山形市の近郊ベッドタウンとして開発が進んでいます。

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住宅街に囲まれた細い路地の奥に蔵を構える秀鳳酒造場は明治24年(1891)に武田商店として創業しました。

酒銘の『秀鳳』とは、中国の瑞鳥「鳳凰」にあやかり、心なごませる酒であるようにと命名。

色は薄いコハク色で米の旨みのイメージを膨らませる甘い香りです。
飲み口の最初は、甘い。もう甘露!甘露!といった感じ、これ好き。その後は原酒らしい濃醇さ。苦味、渋味がほのかにしっかりとあって、ガッシリとした重厚なキレ。最初から最後までパンチの効いた甘口のお酒ですが、雑味も無く以外にクリア。うまい、うまいです!

華やか。芳醇、甘くてうまい。

お気に入り度:4



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by tztom | 2016-10-15 17:12 | 山形 | Comments(0)
惣邑 純米吟醸酒 [長沼]
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醸造元:長沼合名会社
URL:なし
住所:山形県長井市十日町一丁目1-39
電話:0238-88-2007
創業:大正5年(1916)

使用米:羽州誉
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,780円(税込み)

山形県の南西部、米沢盆地の北に連なる長井盆地の中心に位置する長井市は人口約2万8000人の町で、古くは最上川舟運の港町として栄えた商工業都市で、日本海に面した一大海運港であった酒田から最上川を経由して米沢に至る舟運ルートの終着港として繁栄しました。今も街のあちこちに、往事を忍ばせる町並みが残ります。

そして現在長井市には3軒の酒蔵がありますが、その町の中心市街に2軒の酒蔵があります。

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長井市の中心部、十日町地区に蔵を構える長沼合名会社は大正5年(1916)に酒造業を創業しますが、それ以前は呉服屋や養蚕業を行っていた商家でした。

蔵元は代々「惣右衛門」を名乗り、現在の蔵元は12代目ですが、酒造業として数えると3代目となるとか。

かつては主力銘柄『誉小桜』を中心とした典型的な地元密着の酒蔵でしたが、今は特定名称酒の新ブランド『惣邑』(そうむら)を展開し、県内をはじめ県外にも幅広く知られるようになり、山形県を代表する新進気鋭の酒蔵の一つになりました。

この新しい酒銘の『惣邑』は2つの意味を組み合わせたものです。
まず、「惣」は蔵元が代々受け継いできた「惣右衛門」の名に由来。

そして「邑」とは、この長井において古くより伝統工芸(陶芸、漆工芸、獅子彫り等)を守り続ける職人達の事を「手しごと衆」または「つくりと邑(むら)」といい、その「邑」を合わせて、手造りの酒を表現したものです。

香りは控えめですが、みずみずしくフルーティーな飲み口。中盤から酸と渋味、苦味が際立ちますが、その後の余韻もストレートに消えていくキレ。スッキリとした後味に苦味がやや残り辛口で締め上げますが。でも、うまい。うまいです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2016-10-08 20:36 | 山形 | Comments(0)
東の麓 純米吟醸 出羽の里[東の麓酒造]
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醸造元:東の麓酒造有限会社
URL:http://www3.omn.ne.jp/~yamaei/
住所:山形県南陽市宮内2557
電話:0238-47-5111
創業:明治29年(1896)

使用米:出羽の里
精米歩合:60%
日本酒度:±0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,436円(税込み)

南陽市は山形県の中央南部、置賜盆地の北辺に位置する人口約3万2000人の市で、昭和42年(1947)に宮内町、赤湯町、和郷村が合併して誕生しました。

この合併は揉めにもめ、「東北の伊勢」と称される日本三熊野の一つ、熊野大社の門前町として発展した宮内地区と山形有数の温泉地として知られる赤湯地区のどちらが市の中心となるか。

結果、市役所は二つの市街地の中間のへんぴな場所に作られ、揉めに揉めた新市名も、仲裁に入った当時の県知事が中国の故事である「南陽の菊水」から引用して「南陽市」に。

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で、東の麓酒造は熊野大社の門前町、宮内地区にあります。

古い町並みが残る宮内地区の町の一角に建つ東の麓酒造は創業が明治29年(1896)としていますが、酒蔵としては江戸時代に米沢藩宮内地区で特権を得ていた在郷商人・酒田屋利右衛門の酒造部門を、遠藤栄次氏が引継いだもの。

酒銘の『東の麓』は蔵がある宮内地区が吾妻連峰の東麓に位置することから。

平成22年(2010)に(有)山栄遠藤酒造店から東の麓酒造(有)に社名変更しました。
1000石ほどの小さな酒蔵ですが、今や県外にも名が広がり始めた新進気鋭の酒蔵です。

香りは控えめですが、やさしくてスッキリとした甘さと深み。シャープなキレ。フレッシュで冷えたのど越しもうまいの一言。米の旨みを感じるふくよかで育ちが良い上品なな余韻がいいです。いや〜うまいです。

お気に入り度:4


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by tztom | 2016-10-06 00:16 | 山形 | Comments(0)
九郎右衛門 純米吟醸 泉氷鑑 匠雪[新藤酒造店]
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醸造元:有限会社 新藤酒造店
URL:http://www.kurouzaemon.com/
住所:山形県米沢市大字竹井1331
電話:0238-28-3403
創業:明治3年(1870)

使用米:出羽燦々
精米歩合:60%
日本酒度:+1.0
酸度:1.4
アミノ酸度:-
アルコール度:14度
購入価格:720ml:1,728円(税込み)

米沢市の中心部から最上川、奥羽本線を越えて東郊外に広がる田園地帯の竹井地区。この小さな農村集落の中に豪農を思わせるような大きな屋敷と酒蔵を構える新藤酒造店は明治3年(1870)の創業。

主力銘柄は『羽陽富久鶴』ですが、近年は高品質の特定名称酒にウェイトをシフトして県内外の特約店を中心に精力的に展開、今や東京にもその名が知られるようになってきた新進気鋭の酒蔵です。

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新ブランド『九郎左衛門』シリーズは全て自社田で栽培された酒米を使ったお酒で、酒銘の『九郎左衛門』は代々襲名する蔵元の名。

この『九郎左衛門』は主に県内の一般の特約店向けのお酒ですが、そこから派生した地酒専門店・特約店向けの『雅山流』と『泉氷艦』、さらに業務用酒販店・飲食店向けの『千山万水』シリーズがあります。
これらの酒銘は仏教用語と蔵の専務で杜氏の新藤雅信氏の名の「雅」を合わせたもの。

無濾過生詰酒ですが、色は限りなく無色に近く、また香りは無く、飲み口はスッキリ。雑味のまるでない透明なマスカットのような爽やかさ。スペックからは想像できない高い次元の鮮やかな淡麗辛口のお酒。これは…うまい!!うまいです。

個人的には旨み、甘みありき系派ですが、これほど透明感の高いスッキリ淡麗辛口で、ここまで感動したのは初めてかも。

なるほど、都会に打って出る戦略で、アルコール度数をやや抑えて14度にした、ライトな感覚。それに総合的にハイスペックな純米吟醸を生詰して熟成さえて酒質設計の絶妙さ。
ハッキリ言えるのは、旨い酒です。っていうか、これはヤバイ!!やばい旨さのお酒です!!

お気に入り度:4



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by tztom | 2016-10-01 10:05 | 山形 | Comments(0)
香梅 純米吟醸酒 竣 無濾過生[香坂酒造]
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醸造元:香坂酒造株式会社
URL:http://www.ko-bai.sakura.ne.jp/
住所:山形県米沢市中央七丁目3-10
電話:0238-23-3355
使用米:出羽燦々
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:1.6
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

米沢市中心部の北側、中央七丁目の県道3号線「長井街道」沿いに蔵を構える香坂酒造は大正12年(1923)の創業で、屋号の通り創業当時から『香梅』という銘のお酒を醸します。丸い赤レンガの煙突が特徴で蔵はほぼ創業当時のもの。

一見大きな酒蔵に見えますが、実は従業員4名の小さな酒蔵。
仕込み米を素手で洗う作業から始まり、瓶詰めしたお酒に手でラベルを貼る作業まで、全て手作業。「すべてを手造りで」がこの蔵のこだわり。

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このお酒『峻』は「息子の挑戦 Part1 」というサブタイトル。現蔵元のご子息、香坂洋平氏が製造責任者として初めてプロデュースしたお酒で、特約店限定酒。

無濾過系でいろいろバリエーションがあるようですが、今回のお酒は生詰酒です。

華やかな香りどころか、わずかな香りも無いですけど、飲み口はスッキリとしたシャープさと、やさしく包み込むような甘みを持った雑味の無い淡麗辛口のお酒です。

日本酒を飲み続けてきて、趣向が変わったのかどうかは自分自身を精査中ですが、こんな淡麗辛口なのにちょっと感動する旨さに驚き。ああ。澄んだ甘みが同居…いや包み込んだ包容力というのかな?

キリッと凜としたような飲み口をやさしく包み込んで介抱して忘れさせる様な魔性的なキレ。
こ、これはうまいです。っていうかやばいです。うまい!!

栓を開けて数日置くと、やや渋味や苦味が強調された後味が際だってきますが、それはそれで、いずれにしてもうまいです。うまい!

お気に入り度:4




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by tztom | 2016-09-25 11:10 | 山形 | Comments(0)
朝日川 純米吟醸 無濾過原酒 亀の尾 [朝日川酒造]
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醸造元:朝日川酒造株式会社
URL:http://www.oboshi.co.jp/kuramoto/asahikawa/
住所:山形県西村山郡河北町谷地乙93
電話:0237-72-2022
創業:文政5年(1822)

使用米:亀の尾
精米歩合:50%
日本酒度:+5.0
酸度:1.45
アミノ酸度:0.9
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

最上川の支流・寒河江川の北側にあるので河北町(かほくちょう)という人口約1万9000人のこの町は、かつては最上川舟運による内陸地方の年貢米や最上紅花の集散地として栄え、紅花で財を成した豪商の屋敷が今も残り往時の繁栄ぶりを伝えています。

河北町の中心市街、谷地のメインストリートには文政5年(1822)創業の朝日川酒造と寛政9年(1797)創業の和田酒造の2件の酒蔵があります。

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朝日川酒造は和田酒造よりも約50年ほど遅い、江戸時代後期の嘉永元年(1848年)に創業。

酒銘の『朝日川』は朝日連峰を源に最上川に入る支流、朝日川(西村山郡朝日町を流れる一級河川)に由来します。

最近は特約店と企画した新ブランド『山吹極』も展開。これは上級者向けのお酒と謳われていますが、生もと造りの純米酒の原酒を2~3年、熟成させた無濾過原酒シリーズです。

香りはパンチのある米の旨みを凝縮したような。飲み口はキリリと酸が強いシャープな辛口。辛さの中にマスカット、メロンのような酸味と甘み、香りの余韻が残ります。けど辛口です。瓶詰めして氷温貯蔵したH27BYのお酒です。
原酒ですが重くありません。蔵の狙いは食中酒。アルコール度数を感じさせないスッキリとした味わい。これはうまい、うまいです。

お気に入り度:3


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by tztom | 2016-09-11 07:51 | 山形 | Comments(0)
くどき上手 純米大吟醸[亀の井酒造]
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醸造元:亀の井酒造株式会社
URL:なし
住所:山形県鶴岡市羽黒町戸野字福ノ内1
電話:0235-62-2307
創業:明治8年(1875)

使用米:山田錦(兵庫県産)
精米歩合:40%
日本酒度:-1.0
酸度:1.2
アミノ酸度:-
アルコール度:17度以上18度未満
購入価格:720ml:2,832円(税込み)

東北の霊場として名高い出羽三山の1つ羽黒山。その門前町として栄えた旧・東田川郡羽黒町は平成の大合併で鶴岡市の一部となりました。亀の井酒造はこの鶴岡の地で中農規模の農家に生まれた今井亀治氏によって明治8年(1875)に創業しました。屋号は「泉谷」で、創業当時の酒銘は『前川』だったそうです。

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戦時中に一時休業しますが、昭和35年に現在の場所に蔵を移転して復活しました。

それまでの主力銘柄は『亀の井』でしたが、拡張路線を改め販売店も33店舗に限定した高級酒・少量生産に改めます。そして新しい酒銘『くどき上手』とは、豊臣秀吉は様々な人々を口説き落として出世していった事から、「くどき上手」となって出世ができれば、との願いをこめたものだそうです。敵の武将、高貴な人、領民、何人も問わず、武力でなく誠心誠意をもって「説き伏せる」。そして心を解いて魅了する。そんなネーミングを考えたのは蔵元から相談された奥さんだとか。

香りは控えめ。ほんのりとメロンのような果実香。飲み口は…こ、これは。うまい!うますぎる!!

スッキリとしていながら優しい甘みが口に広がります。この甘さはフルーティーな果実系のものではなく、米の旨み。そう、米のお酒です。後味もスッキリ。キレという表現でいいのか。夢から目覚めたように、サッと消えていきます。ああ、うまい。うますぎる!!

アルコール度は17度から18度と高め。でも原酒という表示はありません。あくまで蔵元がめざしたこのお酒の設計ポイントなのでしょう。やばいくらいにうまいです。

お気に入り度:5


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by tztom | 2016-09-10 07:27 | 山形 | Comments(0)
初孫 生酛純米吟醸 いなほ 出羽燦々 生詰[東北銘醸]
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醸造元:東北銘醸株式会社
URL:http://www.hatsumago.co.jp/
住所:山形県酒田市大字十里塚字村東山125-3
電話:0234-31-1515
創業:明治26年(1893)

使用米:出羽燦々
精米歩合:55%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:1,458円(税込み)

山形を代表する銘柄『初孫』の東北銘醸は山形県の庄内地方で最も大きな酒蔵です。

もともとは酒田の港町で代々回船問屋を営んでいた「金谷商店」の佐藤久吉氏が、明治26年(1893)に酒田港近くの本町で酒造業を創業したのがはじまり。酒銘は屋号と蔵元の名を略した『金久(きんきゅう)』。 しかし時代は変わり物流が回船から汽車に移って行く中で、回船業は衰退し酒造業がメインになります。

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平成6年に酒田市内から最上川の南の十里塚地区に酒造工場を移転しました。

酒銘の『初孫』は昭和のはじめに佐藤久吉氏に初孫が誕生した際、多くの人に愛され喜ばれる酒にしたいとの願いをこめたもの。

色は無色透明、ほのかにメロンのようなフルーティーな吟醸香とクリーミーな乳酸香がミックス。なめらかな飲み口ながら、シャープでガツンとした淡麗辛口。辛口だけどおだやかなキレ。後味にやや苦味渋味の余韻、若さが残るお酒です。でもそれらが不思議とアクセントになって盃が進みます。うまいです。うまい!

お気に入り度:3


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by tztom | 2016-09-09 07:53 | 山形 | Comments(0)



私の飲んだ地酒(日本酒)と酒蔵の記録
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