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旭日 純米大吟醸[藤居本家]
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醸造元:藤居本家
URL:http://www.fujiihonke.jp/
住所:滋賀県愛知郡愛荘町長野1769
電話:0749-42-2080
創業:天保2年(1831)

使用米:-
精米歩合:0%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,566円(税込み)

JR愛知川駅の北西に約1km。大瀧神社の手前に建つ藤居本家は、江戸時代より新嘗祭(にいなめさい)のお神酒を宮中や神社に献納してきた歴史を持つ酒蔵で、創業は江戸時代後期の天保2年(1831)です。

蔵のある愛知郡愛荘町は平成の合併で旧中山道65番目の宿場だった愛知川町と秦荘町が合併して誕生した町。

大瀧神社向いの通りに面した大壁総けやき造りの重厚な店舗は6代目当主であった藤居静子氏が設計したもので、2階には150人が入れるホールがあってイベントも催されます。

そして、その店舗の奥に広がる庭園と主屋はまさに旧家を思わせるもの。

NHK朝の連続テレビ小説「甘辛しゃん」のロケに使われたそうです。

日野町の近江商人・中井源左衛門邸を移築した主屋と書院は国の登録有形文化財に指定。

敷地に入らないので、主屋と書院を分離してL字型に配置したそうです。

現在の蔵元は滋賀県酒造組合の会長も務めています。

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色は薄いコハク色で香りは控えめな中にも甘さを感じます。

飲み口は濃醇な米の旨み、甘く。その後から来るインパクトのある酸。甘さは最後まで続きますが、途中に振り下ろされる酸によってメリハリとキレが加えられています。

とにかく酸が強くて、旨味もしっかりとありますが、後味はかなりドライに締め上げますが、バランス良く、おいしいお酒でした。

うまい!

しかも純米大吟醸でこの価格。コスパ高いです。


お気に入り度:3




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by tztom | 2017-09-07 20:07 | 滋賀 | Comments(0)
白雪姫 純米大吟醸[渡辺酒造醸]
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醸造元:渡辺酒造醸
URL:http://www.minonishiki.com/
住所:岐阜県大垣市林町8-1126
電話:0584-78-2848
創業:明治35年(1902)

使用米:-
精米歩合:50%
日本酒度:+2.0
酸度:1.3
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,836円(税込み)

大垣市は、古くから東西交通の要衝として、経済・文化の要衝として栄えてきた岐阜県第2の都市です。
江戸時代は戸田氏10万石大垣藩の城下町として栄え、豊富な地下水に恵まれている事から「水の都」とも称されていました。

JR大垣駅の北口から徒歩で約10分。

鎌倉時代に北条氏に使えた林主馬允景顕林が開拓した事に由来する林町の住宅地の中に蔵を構える渡辺酒造醸は明治35年(1902)の創業。

この一帯は旧大垣街道・岐阜街道・揖斐街道が通る交通の要衝であり、城下町近郊の耕作地帯でしたが、現在はほぼベッドタウンに姿を変えています。

渡辺酒造醸は当初別の場所で創業しましたが、後に現在の場所に移転。
旧道沿いに連なる黒壁の酒蔵は築100年だそうです。

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そして現在、蔵を切り盛りしているのが、杜氏として蔵を継がれた4代目蔵元の三女・渡辺愛佐子さんという方です。
岐阜で唯一の女性杜氏だそうです。

主力銘柄は『美濃錦』ですが、新たにオーガニック酒米から醸した大吟醸の『白雪姫』シリーズや、関市の一億年前の地層から湧き出た水を使った『覚眠 森水酒』など精力的に新しい酒造りに邁進しています。

『白雪姫』は主に特約店向けの限定酒で、季節ごとに少量づつ異なるスペックのお酒を展開しています。

ブルーのボトルですが、色は薄いコハク色で香ばしい熟成香があります。今年瓶詰めされたお酒のはずですが瓶詰め前に寝かしているのでしょうか?
飲み口はほんのりと甘く、ふくよかな味わいのお酒でした。もう少し今風の若々しいフレッシュなお酒かと思いましたが、古風な印象のどっしりとした芯のあるお酒で意外でしたが、おいしいお酒です。

お気に入り度:3



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by tztom | 2017-07-24 20:37 | Comments(0)
津島屋 純米大吟醸 備前雄町 瓶囲い火入れ[御代桜醸造]
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醸造元:御代桜醸造株式会社
URL:http://www.miyozakura.co.jp/
住所:岐阜県美濃加茂市太田本町3-2-9
電話:0574-25-3428
創業:明治26年(1893)

使用米:雄町(岡山県産)
精米歩合:50%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml: 1,836円(税込み)

大田宿は中山道五十一次の宿で、中山道の難所の一つである木曽川の急流を渡る「大田の渡し」の舟待ちの宿として設置されました。また飛騨街道や郡上街道の分岐点であると共に、尾張藩の川並番所や大田代官所が置かれるなど東濃地方における政治経済中心地として栄えました。
現在も宿場町の面影を色濃く残す町並みの一角に御代桜醸造はあります。

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酒銘の『御代櫻』(みよざくら)は、日本人が愛する桜の花の五弁花を日本酒の『甘・辛・酸・苦・渋』の五味五感の調和の象徴とし、さらに八重咲きの桜である十弁花を酒の十徳に掛けて、日本人の心という意味を込めて銘々。

現在(2017年)29歳の若さで蔵を継いだ6代目の蔵元渡邉博栄氏と、25歳で杜氏に抜擢された酒向(さこう)博昭氏が、2012年に立ち上げた限定銘柄がこの『津島屋』で、今や人気急上昇中の新進気鋭の酒蔵です。
銘柄『津島屋』は創業家の先祖が愛知県の津島から移り住んで「津島屋」という屋号のだんご茶屋を営んでいた事にちなみます。

この『津島屋』ブランドは毎年いろいろな酒質にチャレンジし、昨年は全量を無ろ過生原酒で出荷しましたが、今年は火入れ瓶囲い(生貯蔵酒)のお酒として試みたものです。熟成期間は約半年です。


色は無色透明に近い薄いコハク色。香りは控えめで、味はシャープでクリアな辛口の中にあって、酸は少なくフルーティーな甘みを奥に感じます。 辛口でドライな印象ですが、米のやさしい旨みを引き出してしっかりとまとめているので盃が進みます。やや荒削りな舌触りですがこれが生貯蔵酒の個性か、うまい。うまいです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-03-08 01:41 | 岐阜 | Comments(0)
三千盛 純米大吟醸[三千盛酒造]
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醸造元:株式会社 三千盛
URL:http://www.michisakari.com/
住所:岐阜県多治見市笠原町2919
電話:0572-43-3181
創業:安永年間 (1772~1781)

使用米:美山錦
精米歩合:45%
日本酒度:+12
酸度:1.6
アミノ酸度:-
アルコール度:15.3
購入価格:720ml:1,440円(税込み)

岐阜県南部に位置し「日本一暑い町」を埼玉県熊谷市と競い合っている事で知られる多治見市は古くから美濃焼の町として発展した町です。

この多治見市に蔵を構える三千盛酒造は、とにかく辛口の酒をつくる酒蔵として知られています。昭和の甘口全盛の時代から理想の「辛口」を求めて精米歩合50%、日本酒度プラス10の酒を造り続け、雑味を排して最後に残る日本酒本来の旨さを追求し続けています。

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三千盛は江戸時代中期の安永年間 (1772~1781) に初代水野鉄治が創業。現在の石高は約2000石。

創業から明治中期までの主力銘柄は『金マル尾』『銀マル尾』『炭マル尾』の三銘柄でしたが、その後『黄金』と変わり、昭和初期に辛口上級酒の銘柄として『三千盛』が生まれ、現在の主力銘柄と社名になりました。

純米大吟醸なのに純米酒なみの価格です。

香りは超がつくほど無臭。飲み口は少しセメダインのようなアルコール味をともなって、スーッと一瞬で消えていきます。それでもほのかにフルーティーさが後にわずかに感じられますが、ドライに辛いお酒です。透明度が高くスッキリとする後味。
焼酎のようだけど、米のやさしさを感じるキレイ系超辛口のお酒です。

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-03-04 14:08 | 岐阜 | Comments(0)
純磐乃井 純米大吟醸 真心内[磐乃井酒造]
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醸造元:磐乃井酒造株式会社
URL:http://www.iwanoi.co.jp
住所:岩手県一関市花泉涌津字舘7
電話:0191-82-2100
創業:大正6年(1917)

使用米:-
精米歩合:45%
日本酒度:−2.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度以上~17度未満
購入価格:720ml:1,661円(税込み)

宮城県に接する岩手県最南端の都市、一関市の南東。旧西磐井郡花泉町の中心街の南郊外、一関街道沿いに伝統的な佇まいの土蔵ですが大きな酒蔵があります。
かつてこの花泉地方に酒蔵は無く、花泉七ヶ村175名が株主となって設立された酒蔵です。

戦時中には企業整備令により、東磐井郡・西磐井郡下の全酒造業者が合併して「両磐酒造株式会社」となり、その間、磐乃井酒造は醸造を休止して小売業として存続しますが、戦後の昭和27年(1952)に岩手県で最初の単独醸造許可を得て両磐酒造から独立再出発しました。

酒銘の『磐乃井』は地元の歌謡「養老」の一節「千代のためしを松陰の磐井の水は薬にて」より命名。

香りはほとんど控えめですが、清冽な甘みと透明感のある深み、そしてやさしく鮮やかに昇華するキレ。大吟醸酒らしい安定したとてもキレイな飲み口のお酒です。後味にほのかな苦味渋味と甘さの余韻がアクセントとなり杯が進みます。うまい!うまいです。

お気に入り度:3



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by tztom | 2017-02-16 06:20 | 岩手 | Comments(0)
福来 純米大吟醸種 吟ぎんが[福来]
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醸造元:株式会社福来
URL:http://www.maroon.dti.ne.jp/fukurai/
住所:岩手県久慈市宇部町第5地割31番地
電話:0194-56-2221
創業:明治40年(1907)

使用米:吟ぎんが
精米歩合:50%
日本酒度:+3.0
酸度:1.4
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,728円(税込み)

久慈市は太平洋に面した三陸海岸北端の町。藩政時代は八戸藩の支配で、古くから砂鉄を産出し鉄鋼の町として栄えた時期もありました。「海女」が潜る港としては最北端になります。

蔵の歴史は明治40年(1907)久慈清輔氏が創業、後に久慈清酒造店となります。酒銘の『福来』は親族を交えて酒銘を検討していたところ、よちよち歩きの「ふく」が部屋に入ってきた事から「ふくが来た」と場が湧いた事がきっかけとなり、飲む人・売る人・造る人に「福」が「来」るようにとの思いを込めて銘々。

2001年に現在の.株式会社福来に社名変更しました。蔵のキャッチコピーは「幸せをよぶお酒」。

吟醸酒に適した岩手県のオリジナルの酒造好適米「吟ぎんが」を使った吟醸酒。

レーザープリンターで出力したような手作り感のあるラベルに少し不安を抱きましたが、飲んだとたん、予想を大きく裏切って「これはうまい!!」と唸ってしまった。ある意味感動!!

色はうすいコハク色で香りは控えめですが、飲み口は透明で上品なフルーティーな旨み。都会的な洗練されたキレイでバランスのよい大吟醸酒です。飲んで、ホッとします。いや~これは旨い!!

蔵も町も復興応援します!!

お気に入り度:4




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by tztom | 2017-02-10 21:22 | 岩手 | Comments(0)
わしが國 純米大吟醸 朝日[山和酒造店]
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醸造元:株式会社山和酒造店
URL:http://www.nona.dti.ne.jp/~yamawa/
住所:加美郡加美町字南町109-1
電話:0229-63-3017
創業:明治29年(1896)

使用米:朝日
精米歩合:45%
日本酒度:+1.0
酸度:1.6
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,512円(税込み)

大崎平野の西側に位置する加美郡加美町の中心部には土蔵造りの古い町並みが残り、3軒の酒蔵があります。合併前の加美郡中新田町(なかにいだまち)は、古くからの米どころに加え中羽前街道と羽後街道が交差する交通の要衝として発展し、江戸時代には代官など4つの会所が置かれた加美郡政治の中心地として栄えた町です。

町の中心に重厚な蔵造りの商家を構え『真鶴』を醸す田中酒造店の裏手に蔵を構える山和酒造店は、古くからこの地で薬屋を営んでいた伊藤和平衛氏が明治29年(1896)創業した酒蔵です。こじんまりとした酒蔵ですが、かつては宮城県内で1位を争う製造高を誇った蔵だったとうです。しかし現在は少量高品質型にこだわった約800石を醸します。

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酒名の『わしが國』は、伊達藩の愛唱歌「わしが国さで見せたいものはむかし谷風いま伊達模様」に由来。また近年は特約店向けの限定酒『山和』(やまわ)というブランドも展開しています。

甘い青リンゴ、マスカット、メロンのような吟醸香。そして期待を裏切らないフルーティーな飲み口。押しつけがましく無く、やさしくキレイで透明なお酒。フルーティーだけどどこかクリーミー。さすが大吟醸。うまい。うますぎる。

お気に入り度:5


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by tztom | 2016-12-18 22:32 | 宮城 | Comments(0)
酔芙蓉 純米大吟醸 出羽燦々[水戸部酒造]
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醸造元:水戸部酒造株式会社
URL:http://www.mitobesake.com/
住所:山形県天童市原町乙7
電話:023-653-2131
創業:明治31年(1898)

使用米:出羽燦々
精米歩合:50%
日本酒度:+3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:1,620円(税込み)
コメント明治31年(1898年)

将棋駒の町として知られる天童市は人口約6万2000人の町で、中世には舞鶴山城(天童城)の城下町として発展し、江戸時代には羽州街道の宿場町として栄えました。現在この天童市には2軒の酒蔵があります、一つは山形を代表する銘柄『出羽桜』の出羽桜酒造。町の中心部にあります。

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そしてもう一軒がこの水戸部酒造です。天童市の中心市街に入る手前、山寺街道こと県道111号線天童山寺公園線沿いの原町地区は古くからの農業地帯で山寺街道沿いに民家や店舗が集まる街村型の集落。この原町で水戸部酒造は明治31年(1898)に初代水戸部弥作によって創業されました。

自家栽培の山田錦を初めとするその他酒米を山寺を源とする立谷川の伏流水で醸す代表銘柄は『山形正宗』。

そして山形県内限定の主に特約店流通酒ブランドが『酔芙蓉』です。

『酔芙蓉』とはアオイ科フヨウ属の花で、朝のうちは純白、午後には淡い紅色、夕方から夜にかけては紅色に変化します。この変化が酒を飲むと顔色がだんだんと赤みを帯びるのに似ていることからこの名が付いたと言われ、花言葉は「繊細な美」だそうです。


色は薄いコハク色でスッキリとした爽やかなフルーティーな立ち香です。飲み口もスッキリとした棘の無い、そして気持ち角の取れたシャープな淡麗辛口です。そう、凜としたお酒で、なんだかキレイで飲みやすくて、とてもうまいです!
決して華やかに主張しない、上品でおちついた美しさを持った大吟醸酒です。まさに「繊細な美」の酒。うまいです。うまい!

お気に入り度:4



山形の地酒専門店「國井酒店」


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by tztom | 2016-10-20 21:01 | 山形 | Comments(0)
辨天 純米大吟醸原酒 出羽燦々[後藤酒造店]
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醸造元:合資会社後藤酒造店
URL:http://www.benten-goto.com/
住所:山形県東置賜郡高畠町大字糠野目1462
電話:0238-57-3136
創業:天明8年(1788)

使用米:出羽燦々
精米歩合:48%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,836円(税込み)

東置賜郡高畠町は米沢市の北東、宮城県、福島県と接する人口約2万4千人の町。この高畠町には3軒の酒蔵があります。といってもその蔵の位置はそれぞれ遠く離れて別々の地区にあります。
元々この高畠町は中世より高畠城を中心とする在郷町として江戸期も繁栄した高畠町を中心に、昭和の大合併で周辺五ヶ村と合併して生まれた町でした。

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後藤酒造店がある糠野目(ぬかのめ)地区は昭和の大合併で高畠町と最後に合併した村で、江戸時代には米沢街道の宿場町、また最上川水運の終起点の河港町として発展した町で、今も旧街道沿いには往事を偲ばせる民家が並びますが、その街道沿いに蔵を構える後藤酒造店は江戸時代中期の天明8年(1788)に創業しました。

代表銘柄の『 辯天(べんてん)』は七福神の中で音楽や芸能を司る女神「辯財天」に由来します。

創業者の初代後藤卯左衛門氏が酒造業をはじめるにあたり、京都の神祇官より蔵近くで「辯財天」を祀っている奥津島神社から「辯天」を名乗ることを許されたことに始まります。

香りはなく、飲み口はやわらかでほのかに感じる酸味と苦味。すっきりとしていてやさしいお酒。原酒と言いますが、アルコール度数は17度と標準より1度高いくらい。初めからこの数値を目標に酒質設計されたお酒という事でしょう。うまい。うまいです。

後藤酒造店は日本酒をオーダーメードで造る企画をいち早く立ち上げた酒蔵の一つらしいので、高い技術力を持った酒蔵なのでしょう。純米大吟醸の原酒なのにこの価格。

温度が常温に近づいてくると、強い酸味と渋味、苦味がどこからか姿を現したちまち飲み口を席巻してしまいます。後味はみずみずしいけど、甘み旨みの無い淡麗辛口のお酒。

温度が常温になるほど辛口。酸味、渋味、苦味が立ってきます。。このお酒はキンキンの冷やが旨いですね。

お気に入り度:3


昭和24年創業・山形の地酒専門店株式会社丸俊「まるごと山形」

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by tztom | 2016-09-24 07:46 | 山形 | Comments(0)
奥羽自慢 純米大吟醸 うすにごり 瓶燗火入れ[奥羽自慢酒造]
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醸造元:奥羽自慢株式会社
URL:http://oujiman.jp/
住所:山形県鶴岡市上山添字神明前123
電話:0235-57-2095
創業:亨保9年(1724)

使用米:出羽燦々
精米歩合:50%
日本酒度:+2.0
酸度:1.8
アミノ酸度:1.2
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,512円(税込み)

鶴岡市の南にかつて、平成の大合併で鶴岡市の一部となった旧東田川郡櫛引町という町があり、そこに『奥羽自慢』というお酒を造る1軒の酒蔵、佐藤仁左衛門酒造場がありました。

この佐藤仁左衛門酒造場は、江戸時代中期の亨保9年(1724)に創業した歴史の長い酒蔵で、手入れの行き届いた茅葺き屋根の母屋がその歴史を物語っていましたが、日本酒不況の中で経営難と後継者難から数年前に廃業してしまいました。

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しかし、酒田市(旧・平田町)の楯の川酒造の経営支援により、かつての蔵人を呼び戻し、さらに楯の川酒造も蔵人も派遣して2013年7月に新会社「奥羽自慢酒造」を設立。蔵の歴史は継承されました。

現在は地元酒販店には今まで通り一升瓶の普通酒を。そして蔵の主力は流通を特約店に限定した特定名称酒を造り、ラインナップは盾の川酒造に倣って純米大吟醸酒が主力となっている新進気鋭の酒蔵です。

ライチ、青リンゴのような爽やかな立ち香。シュワシュワっと舌に感じる微発泡もまたフルーティー。全量大吟醸酒の盾の川酒造が後見人だけあって大変コストパフォーマンスの高い大吟醸酒です。一応このお酒は火入れしています。蔵元いわく「お酒の香味を守るため瓶燗で丁寧に火入れしました」それうまく表現できてます。

やさしく若くて心地よい余韻。甘すぎず、ダレず、凜としたスッキリ感としっかりとした女性のような奥行きを持ったお酒。いや〜好きだわこれ。

さらに、盾の川酒造に倣ってか、この大吟醸酒(しかもうすにごり生詰)の燗もすすめています。

で、燗にしてみました。あ、なるほど。優しいな〜。そして柔らかく温もりを感じます。やや後半に酸と苦味と渋味が出てきて、このお酒のささやかな主張を行っていきます。

燗もいいですけど、このお酒は冷やがうまいです。

お気に入り度:4


山形の地酒専門店國井酒店

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by tztom | 2016-09-15 07:35 | 山形 | Comments(0)



私の飲んだ地酒(日本酒)と酒蔵の記録
by tztom by 太泉八雲
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