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ねのひ 純米酒[盛田]
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醸造元:株式会社盛田
URL:http://moritakk.com/
住所:愛知県常滑市小鈴谷字亀井戸21-1
電話:0569-37-0511
創業:寛文5年(1665)

使用米:若水
精米歩合:0%
日本酒度:+2.0
酸度:1.8
アミノ酸度:1.9
アルコール度:16度以上17度未満
購入価格:720ml:1,100円(税込み)

株式会社盛田。大きな会社です。

愛知県を代表する総合酒類メーカー、いや総合食品メーカーであり、全国の数々の酒蔵を参加に持つジャパン・フード&リカー・アライアンス (JFLA) の中核企業です。(現在は分割された子会社の新・盛田が存在)

土管や陶器の町として知られる常滑市の海岸沿いに蔵を構える盛田は江戸時代初期の寛文5年(1665)に創業し、以来日本酒の他、味噌、醤油などを醸造する愛知県でも屈指の老舗であり大商家でもあります。

さらにソニーの創業者・盛田昭夫の実家でもあります。

酒銘の『ねのひ』とは、明治期より使用している銘柄『子乃日松』(ねのひまつ)をより親しみやすいようにと平仮名表記にしたもの。

香りは控えめですが、米の旨みを感じさせる心地よい甘味がほんのり。飲み口から芳醇でこれはまさに日本酒らしい日本酒(灘の大手蔵のような)安定感を持ったお酒で。正直うまい。後味もスッキリ。まるで吟醸酒のような旨口系の辛口?という言葉が出てくるうまい酒です。うまいです!!

燗にすると、これまたほんのりとビターな香ばしさを伴った芳醇でふくよかな、そして芯のある旨みを伴った飲み口で、自然にほっとする飲み応え。やっぱり燗には、辛すぎない包容力と後味の良いキレを合わせ持ったお酒が最高ですね。うまい。うまいよ!

お気に入り度:4




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by tztom | 2017-04-08 00:53 | 愛知 | Comments(0)
四天王 純米酒 いっこく[甘強酒造]
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醸造元:甘強酒造株式会社
URL:https://www.kankyo-shuzo.co.jp/
住所:愛知県海部郡蟹江町城4-1
電話:0567-95-3131
創業:文久2年(1862)

使用米:五百万石
精米歩合:60%
日本酒度:+1.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15.5度
購入価格:720ml:1,058円(税込み)

伊勢湾に面した愛知県の西端に位置する海部郡蟹江町は町の全域が海抜ゼロメートル地帯で、町の3割近くが河川で占められています。

日光川の支流・蟹江川左岸の堤防沿いに蔵を構える甘強酒造(かんきょう)は、江戸時代末期の文久2年(1862)に初代山田平八が創業した山田平左衛門商店がその前身で、現在の社名が語るとおり、みりんの醸造元として出発しました。そして昭和10年に甘強酒造に組織変更。一時は朝鮮や満州にも進出するほど繁盛しました。現在も『カンキョーみりん』で知られるみりんの他、焼酎や日本酒も醸造しています。

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現在の建物は明治期から昭和初期にかけて建てられたもので、国の登録有形文化財に指定されています。

酒銘『四天王』は仏教で四方を鎮護する持国天、増長天、広目天、多聞天の四神に由来しますが、サブネームの『いっこく』とは頑固者の意味。

立ち香は香ばしく芳醇な乳酸香。飲み口もどっしりとした存在感で濃厚な甘口のお酒です。フルボディながらも後味のキレは良く、飲み続けられます。結構好みのお酒でした。うまいですよ。

燗にするとパワフルな甘みが広がりますが、キレがいいので後口がダレません。うまい!このお酒はやっぱり燗がうまい!!

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-04-07 00:39 | 愛知 | Comments(0)
タクシードライバー7号 純米生原酒[喜久盛酒造]
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醸造元:喜久盛酒造株式会社
URL:http://kikuzakari.jp/
住所:岩手県北上市更木3-54
工場:岩手県花巻市東十二丁目6-12-1(旧・白雲酒造)
電話:0197-66-2625
創業:明治27年(1894)

使用米:かけはし
精米歩合:55%
日本酒度:+5.0
酸度:2.0
アミノ酸度:-
アルコール度:17.8度
購入価格:720ml:1,647円(税込み)

『タクシードライバー』というおおよそ日本酒の銘柄とは思えない奇抜な酒銘で話題となった岩手の地酒。
ロバート・デ・ニーロ主演、マーティン・スコセッシ監督の映画を思い出す人もいるかも知れませんが直接的なつながりはありません。

喜久盛酒造の5代目蔵元・藤村卓也氏と映画業界で活躍するデザイナー・高橋ヨシキ氏がコラボした新ブランド、日本酒の新たな挑戦の一つです。

喜久盛酒造は明治27年(1894)に藤村酒造店として創業。戦時中の企業整備令による企業合併で花巻酒造株式会社となりますが、戦後は再び6つの酒蔵と共に分離独立します。

そして昭和26年(1951)に藤村酒造店から喜久盛酒造株式会社に社名変更しました。
『喜久盛』の由来は3代目蔵元の藤村久喜(きゅうき)氏が「久喜が逆立ちしてでも盛り上げる」という思いをこめて銘々。

しかし、喜久盛酒造は2011年の3.11東日本大震災で被災し蔵は倒壊。蔵のある北上市は内陸部であった為に被災支援を受ける事は出来ませんでした。

廃業も視野に苦境に立たされた喜久盛酒造でしたが、隣の花巻市で被災は免れたものの、後継者難で蔵を畳む事となった白雲酒造の蔵を譲り受け、2つの蔵の思いを一つに再興を果たしました。

生原酒です。薄いコハク色で香は控えめ。飲み口はキリリと引き締まったダレない旨みがあって酸は控えめ、厚みのある透明な辛口のお酒です。重くない。甘すぎず、ライトな生原酒。若さを主張せず、生原酒とは思えないライトでクリアな落ち着き具合にちょっと驚き。これはうまいです。うまい!

お気に入り度:4



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by tztom | 2017-02-22 22:13 | 岩手 | Comments(0)
綿屋倶楽部 黒澤米 純米酒[金の井酒造]
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醸造元:金の井酒造株式会社
URL:なし
住所:栗原市一迫川口町浦1-1
電話:0228-54-2115
創業:大正4年(1915)

使用米:ひとめぼれ(おもてなし)
精米歩合:60%
日本酒度:+4.0
酸度:1.8
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,458円(税込み)

宮城県北部、栗駒山南東麓に位置する旧栗原郡一迫町の中心部、金田地区に蔵を構える金の井酒造は近年注目を集める新進気鋭の酒蔵です。

ちなみに、町内のすぐ近くに一の蔵の金龍蔵があります。

蔵元の三浦家は古くからこの地で林業や味噌醸造を営んでいた大地主であり商家でしたが、大正4年(1915) に酒造業に参入しました。金の井酒造は蔵がある金田村と良質な水に恵まれていたことに由来する『金の井』が主力銘柄でしたが、現在は特定名称酒の新しいブランド『綿屋』に変え500石あまりを醸しています。

この『綿屋』とは、かつて養蚕業を営んでいた事に由来しますが、現在も蔵の隣に「わたや薬局」を親族が営んでいます。

宮城県涌谷町で有機農法家として知られる黒澤重雄氏が発見した「ひとめぼれ」の変異種・極早稲を栽培した酒米「おもてなし」を使った純米酒。「黒澤家」が作ったから「黒澤米」と呼ばれています。

『綿屋倶楽部』は「綿屋」と「黒澤家」のコラボ企画酒。

またこのお酒は季節によって火入れが異なり、春〜夏は火入れ。秋〜冬は生酒で出荷されます。今回は生酒となります。


なんだ、この澄んだマスカット、ライチ、スイカのような澄んだ旨み。雑味は無くスッキリと鋭い辛さとやさしい旨みの溶け込んだ淡麗辛口。キレイなお酒で澄んだお酒。生なのに変に若すぎず、上品な印象。蔵が目指すお酒は、料理を邪魔しない食中酒。たしかに自然に抵抗感無く盃が進む酒です。うまい。じっくりうまいです。

お気に入り度:4


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by tztom | 2017-01-28 00:55 | 宮城 | Comments(0)
宝船 浪の音 純米酒 閖[佐々木酒造店]
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醸造元:有限会社佐々木酒造店
URL:http://www.naminooto.co.jp
住所:名取市閖上1-8-10(被災)
電話:022-385-0053
【仮設店舗】
住所:名取市美田園7-1-1-E4(閖上さいかい市場内)
電話:022-398-8596
【仮設蔵】
住所:名取市下余田字中荷440-1-B(名取市復興工業団地内)
電話:022-797-3932
創業:明治4年(1871)

使用米:ヒトメボレ
精米歩合:60%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,400円(税込み)

仙台市の南に接する名取市。赤貝の産地でも知られる名取川河口に位置する閖上(ゆりあげ)地区に蔵を構える佐々木酒造店は明治4年(1871)の創業。

しかし2011年の3.11東日本大震災では高さ5メートルの津波が押し寄せ、町と共に酒蔵も失われてしまいした。実は佐々木酒造店は今回の震災から35年前の宮城県沖地震後に酒蔵を土蔵から鉄筋コンクリート造に建て替えた為、設備は破壊されながらも貯蔵タンクの純米酒は奇跡的に助かりました。それを県内の蔵元・森民酒造本家(仙台市若葉区荒町)でろ過・瓶詰し出荷したのがこのお酒です。

蔵のあった閖上地区の名を一字に誓った復興の思いをこめた酒『閖』です。

酒銘『宝船浪の音』は絶えること無く聞こえ続ける浪の音に由来。「宝船」は七福神の宝船のことか?和歌の一首に「永き世の 遠の眠りの みな目ざめ 波乗り船の 音のよきかな」というのがあります。

その後佐々木酒造店は復興工業団地の倉庫に仮設の蔵を設置、兄弟による酒造りで再スタートしました。

野趣的な乳酸香。飲み口はふくよかで芳醇。甘みのある、どっしりとした飲み応えのあるお酒です。透明な中に乳酸系の甘い中にも、渋味、苦味、酸味はその一歩裏手、2つほどのベールを挟んだ先にほんのりと感じるような最後までやさしいキレ。

そしてビターなチョコレートのような香ばしい甘さ。

燗にすると、これはもう。ふくよかで芳醇な甘みとやさしい酸味、苦味、渋味の余韻的なバランス。フルボディーにフルーティーな深い酒。うまい。うまいです。

甘くて、ふくらむ。うまさ、このお酒は燗がうまい!最高!


お気に入り度:冷3/燗4




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by tztom | 2017-01-27 00:45 | 宮城 | Comments(0)
森乃菊川 純米酒[森民酒造本家]
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醸造元:森民酒造本家
URL:なし
住所:宮城県仙台市若林区荒町53
電話:022-266-2064
創業:嘉永2年(1849)

使用米:宮城県産米
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,188円(税込み)

現在、仙台の中心市街地に唯一残る小さな酒蔵、森民酒造本家。
大崎郡にある伊達政宗が幼少期を過ごした城下町・岩出山にある『森泉』の森民酒造店の本家にあたります。

蔵の創業は江戸時代後期の嘉永2年(1849)で、蔵がある荒町は職人町であると共に多くの麺屋が軒を連ねていたそうです。現在は小さな酒蔵ですが明治28年の全国酒造番付表によると全国で8位。東北最大の生産量を誇っていたといいます。

現在は使用していない酒蔵をイベントスペースとして様々な催しを開催。
また、また東日本大震災により壊滅的な被害を受けてしまった名取市の酒蔵・佐々木酒造を支援しています。

香りは控えめですが、飲み口は青リンゴのようなスッキリとフルーティな酸味に続くふくよかな旨み。舌の先に感じる甘み。雑味の無い水のような透明感。吟醸酒のような淡麗辛口のお酒です。うまい!うまいです。

燗にすると、フルーティーな香りは消え、やや雑巾のような老ね香が…。ふくよかな旨みですが、香りがちょっと気になります。常温からぬる燗くらいにした方が香りが立たなくで良いですね。このお酒は冷やがいいです。


お気に入り度:3



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by tztom | 2017-01-11 00:49 | 宮城 | Comments(0)
乾坤一 純米酒[大沼酒造店]
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醸造元:有限会社大沼酒造店
URL:なし
住所:柴田郡村田町村田字町56-1
電話:0224-83-2025
創業:正徳2年(1712)

使用米:ササニシキ
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,241円(税込み)

宮城県南部の柴田郡村田町は江戸時代に伊達家の城下町として発展し、奥州街道と羽州街道の宿場町、また紅花などの集散地として栄えた町で、今もなお古い土蔵造りの家並みが多く残り、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

その古い町並みの中心部に蔵を構える大沼酒造店は江戸時代中期の正徳2年(1712)に創業した歴史の古い酒蔵で、宮城県内でも二番目に古い酒蔵です。

酒蔵の創業は「大沼屋」の三代目からで、仙台藩の「御国産問屋商人」を務め名字帯刀 を許された商家でした。

酒銘の『乾坤一』(けんこんいち)初代宮城県知事から命名されたもの。乾坤一擲(けんこんいってき)の意味で、のるかそるかの勝負をするという意味だとか。

酒蔵は東日本大震災で甚大な被害を受けますが、蔵を立て直して再出発しました。

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香りはひかえめで無色透明。クセの無いやさしい飲み口の淡麗辛口です。しっかりとした旨みを感じます。うまいです。

燗にするとスッキリ、ふくよかなうま味と澄んだ飲み口。後半に続くバランスの良い苦味も綺麗に引いていきます。燗はめちゃいいですね。うまい!うまいです。

お気に入り度:3



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by tztom | 2016-12-10 17:15 | 宮城 | Comments(0)
美波太平洋 純米酒 赤ラベル[木次酒造]
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醸造元:木次酒造株式会社
URL:http://www.kisukisyuzou.com/
住所:島根県雲南市木次町木次477-1
電話:0854-42-0072
創業:大正12年(1923)

使用米:五百万石
精米歩合:65%
日本酒度:+12.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,512円(税込み)

JR木次線の路線名にもなっている大原郡木次町(きすきちょう)は宍道湖から南に約15kmほど入った山間部の町。斐伊川中流域の雲南3郡の接点に位置している事からこの地域でも有数の規模を誇る町で、古来より山陰沿岸部と奥出雲地域を結ぶ中継地として発達。中心市街には八日市・三日市、新市の名が今も残ります。

江戸時代初期に松江藩は当時農村の副業であった製紙業を奨励し、木次には出雲国唯一の紙座が開設され在郷町として発展します。

またこの木次は神話「八岐大蛇」(やまたのおろち)に於いて、 日本で初めてお酒が造られたとされる地域とか。

木次町の中心部に蔵を構える木次酒造は大正12年(1923)の創業。日本海側の島根県にあるのに酒銘の『美波太平洋』の由来とは。創業当時に酒銘は大きな名で行こうと、南太平洋海域のきれいな海をイメージして『南太平洋』命名。昭和20年代に現在の『美波太平洋』に改めます。また美波は「みなみ」とも「びば」とも読め、「びば」は「万歳」という意味のイタリア語「VIVA」にも通じるという語呂合わせの意味も。

最近流行のシンプルな機能説明に特化した「限定酒」らしいラベルに都会的な飲み口を想像しましたが...。色は白ワインのようなキレイなコハク色。まず木の樽のような香りが、飲み口にも繋がり、樽香と風味が口に広がります。強い酸味がまず最初にあって、うま味は徹底的に抑えられ、やはり濃い木の香りが最後まで口に広がり残ります。

日本酒度12度らしい、シャキッとしたキレ。ドライな風味。そしてちょっと土っぽい。

う〜ん、久々にガツンと地酒らしい個性の地酒に出会いました。

燗にすると、強いクセは控えめになり、コクがあり酸も控えめになって、やさしくまろやかで深い飲み心地のお酒になります。いや〜このお酒は燗がいいです。でもクセがありすぎ。どう言う料理に合うんだろう?
正直ちょっと個人的に苦手なお酒でした。

お気に入り度:2




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by tztom | 2016-11-25 00:26 | 島根 | Comments(0)
奥出雲 純米酒[奥出雲酒造]
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醸造元:奥出雲酒造株式会社
URL:http://okuizumosyuzou.com/
住所:島根県仁多郡奥出雲町亀嵩1380-1
電話:0854-57-0888
創業:大正15年(1926)
設立:平成16年(2004)

使用米:五百万石
(島根県産米)
精米歩合:70%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,296円(税込み)

奥出雲町の中心市街から北へ約3km。JR木次線の出雲八代駅がある八代地区は「出雲風土記」に布施郷と記された古い町で、江戸期にはこの地内3ヶ所にあった鉄山と共に栄え、物資の集散する在郷町となります。今も旧街道に沿って古い町並みが残ります。

そうして栄えた布施村では酒造業が盛んでしたが、近年に至っては最後に残った一軒、大正15年(1926)創業の八千代酒造が平成15年(2003)に廃業。そこで平成16年(2004)に奥出雲町が蔵を引き継ぎ、第3セクターの奥出雲酒造を設立します。

町が廃業した酒蔵を買い取って酒造りを継続した理由は、この奥出雲町の水稲の作付面積のうち、酒造好適米の占める割合が実に10%も締めていたから。蔵は道の駅「酒蔵奥出雲交流館」も併設しています。

主力銘柄の『仁多米』とは、この仁多郡奥出雲町で収穫されるコシヒカリの産地ブランド名の事。西日本で唯一「特A」を獲得した品質で「東の魚沼産、西の仁多米」と言われています。
でもこのお酒は五百万石。

香りはほのかにスッキリとしたフルーティーさ、飲み口はほのかに薬品的な酢酸エチル香を感じますが、決して不快ではなく、良い意味で、どこか都会的なシャープでドライなイメージに繋がります。苦味、渋味もほどほどにバランス良く、淡麗な辛口の白ワインのような印象。雑味はなく、独特の含み香が場合によってはクセになります。

これは、なかなか飲み飽きしない。常温よりもキンキンに冷やした方が都会的な飲み口、のど越しを期待できます。うまいです。

燗にしてもうま味の少ないさっぱりと、あっさりとした淡麗なお酒です。酸や苦味、渋味が少ないのでそれほど辛さは感じません。スーッと飲んでホッとする。そんな感じのお酒。熱くするほど味が無くなっていくので、ぬる燗くらいがちょうど良いかも。

お気に入り度:3



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by tztom | 2016-11-19 04:42 | 島根 | Comments(0)
羽前桜川 純米出羽の里 向日葵[野澤酒造店]
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醸造元:野澤酒造店
URL:なし
住所:山形県西置賜郡小国町大字小国小坂町213
電話:0238-62-2011
創業:宝永3年(1706)

使用米:出羽の里
精米歩合:70%
日本酒度:+3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,134円(税込み)
宝永3年(1706年)

西置賜郡小国町(おぐにまち)は山形県の南西端、新潟県と接する人口約8千人の古くからの国境で交通の要衝として栄えました。周囲を山岳に囲まれて孤立した町ですが、江戸時代には上杉家米沢藩の小国代官所が置かれていました。

国道113号線・小国街道は山形県の置賜地方と新潟県を結ぶ古くからの街道で越後街道と呼ばれ、大永元年(1521)開通という歴史の古い街道です。

小国町の中心市街の国道沿いに蔵を構える野澤酒造店は江戸時代中期の宝永3年(1706)に創業した歴史の古い酒蔵です。

酒銘の『桜川』名勝、片洞門の桜川渓谷に由来。

飲み口はスッキリとしていますが、しっかりとした旨みもあります。やさしい飲み口です。自然な余韻。雑味もなく、ほのかな苦味渋味の自然な余韻が心地よいです。もう少し地酒っぽい野暮ったさがあるかと思いましたが、結構洗練された淡麗辛口のお酒でした。うまいです。うまい!

燗にするとやさしいうまさ。ああ、やさしい。やさしい後に丸くなった渋味苦味が一瞬スキッとリセットする。ダレない、キレがまたいい。燗最高。

お気に入り度:冷3/燗4




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by tztom | 2016-11-05 07:32 | 山形 | Comments(0)



私の飲んだ地酒(日本酒)と酒蔵の記録
by tztom by 太泉八雲
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