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醸造元:江頭酒造合資会社
URL:http://user.ariakenet.com/~egashira/
住所:福岡県大牟田市大字三池947
電話:0944-52-3796
創業:明治30年(1897)

使用米:-
精米歩合:70%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,230円(税込み)

大牟田市は福岡県でもっとも南に位置する都市で、かつては三井三池炭鉱で栄えた「炭鉱の町」として知られていました。

福岡県で最南端の酒蔵である江頭酒造は江戸時代の天保元年に「麹屋」の屋号で麹の製造販売を行い、後に味噌醤油の製造も始めましたが、酒造業に参入するのは明治30年(1897)に入ってから。

現在は焼酎の方が主力になる一方、日本酒の方は10年から30年熟成させた古酒に力を入れています。

創業時からの主力銘柄『旭盛』は、水平線から盛り上がる朝日に由来。
『大蛇山』は古くから伝わる三池祇園祭り「大蛇山」と、この地が「三池」となった伝説に由来します。

ちなみに、ロイヤルホストの創業者江頭匡一が婿養子となった、母方の実家で城島にあった清酒『清波』を作っていた江頭本店とのつながりは無い様で、親族でも無いそうです。


特撰ですが、糖類添加の普通酒です。

甘く芳醇な米の酒というような、いかにも日本酒らしい香り。

昔ながらの日本酒的な、すっきりと透明で、濃醇な甘さ、フルーティーな余韻とスッキリとしたキレ。

今どき「特撰」で糖類添加酒?

が、しかし...飲みやすい。

嫌味が無く、素直にすっきりとした旨さ。

どこか、なつかしい感じ。

これは、予想以上に旨い。かも。

いや、うまいよ。まじで。

燗にすると、すっきりとしていながらも、程よい甘みが不思議なフレッシュさで余韻を包み込みます。

糖類添加なのにべたつかない。

ああ、素直にうまい。

日本酒って、奥が深いな〜。

実際の精米歩合、造り方、糖類添加の比率などいろいろ知りたいですね。
と、少し勉強になりました。

うまい酒です。

お気に入り度:3




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# by tztom | 2018-07-17 21:25 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:花関酒造株式会社
URL:http://www.hananoseki.co.jp/
住所:(本社・店舗)福岡県福岡市中央区舞鶴1-3-43
電話:092-741-0215
住所:(工場)福岡県太宰府市観世音寺5丁目14-8
電話:092-922-4576
創業:明治26年(1893)

使用米:レイホウ
精米歩合:0%
日本酒度:+2.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:18度以上19度未満
購入価格:900ml:1,151円(税込み)

花関酒造は福岡市の中心部にある酒蔵ですが、醸造場は太宰府天満宮門前の観世音寺にあります。

博多天神近くの大都市の中心部から良質の水を求めての蔵移転でしたが、かつての醸造蔵の跡地にはマンションやビルが建ち、その一画に伝統的な佇まいを残す黒板張りの本社には花関酒造の専門販売店「蔵元沖屋」を併設する他、市内で「此乃美」ブランドの飲食店も展開しています。

ワンカップの自販機を県内でいち早く導入した蔵でもあり、福岡市内の学校給食だけでなくミシュランガイドの3つ星レストラン・料亭にも卸している料理酒を造っている蔵でもあります。

この花関酒造は明治26年(1893)に初代許斐(このみ)儀七が許斐醸造場として創業したのが始まりで、自身の名字に由来する『此乃美(このみ)』は今も続くブランドです。

やがて昭和に入って生まれた現在の主力銘柄である『花の関(はなのせき)』は、当時の蔵元の父許斐友次郎が花見の宴席で詠んだ句『色と香を結ぶしほりや花の関』に由来。

さらに最近の大吟醸新ブランド『沖屋儀七』は屋号の「沖屋」と創業者・許斐儀七の名前に由来します。

業務用料理酒の他、麦焼酎や米焼酎がメインですが、日本酒もこじんまりと造っています。

観世音寺に醸造蔵を移転した際に生まれた日本酒ブランドが『観世』。

香りは甘い。果実香に例えられるような華やかさは無いものの甘い香りです。

ガツンとパワフルで、華やかでフルーティー。

透明な甘さとガツンとした酸。

鉈を振るったようなキレ。

これはうまいのか...。うまい。

旨口でありながらも、インパクトのある辛口に、芳醇な甘さとキレ。

うまい。

うまいな〜。

原酒らしく濃いのだけどキレイ。

これは、予想外!!

しかも、お得な5号びん(900ml)です。


お気に入り度:4



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# by tztom | 2018-07-14 00:02 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:玉水酒造合資会社
URL:なし
住所:福岡県みやま市高田町舞鶴214-1
電話:0944-67-2001
創業:明治11年(1878)

使用米:神力
精米歩合:50%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:2,650円(税込み)

玉水酒造は平成の大合併でみやま市になる前の、旧三池郡高田町の酒蔵。

みやま市の東郊外、九州自動車道がすぐ近くを走る山裾に広がる田園地帯を流れる飯江川(はえがわ)沿いに蔵はあります。

大きな庄屋を思わせる旧家の佇まいで明治11年(1878)の創業。

戦時中に一時休業しますが、昭和30年(1955)に酒造りを再開します。

当時から博多など都市部への出荷は行わず地元消費の小さな酒蔵でしたが、今も幻の酒米「神力」を使って50%まで磨くこだわりの酒造りを行い、年間の生産量はおよそ150石(一升瓶15,000本)ほどです。


ロック式コルク栓のレトロボトル。純米吟醸酒です。



香りはひかえめでしたが...。

飲み口は力強さがあって、まずは旨さを感じます。

すっきり垂直な印象のシャープな旨さ。

旨さとキレのバランスが良く、苦味もほどよく後味が良いです。

さすが純米吟醸酒!といった完成度のキレイなお酒です。

うまい!

うまいです!!

お気に入り度:4




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# by tztom | 2018-07-08 11:47 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:株式会社いそのさわ
URL:http://www.isonosawa.jp/
住所:福岡県うきは市浮羽町西隈上1-2
電話:0943-77-3103
創業:明治26年(1893)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,296円(税込み)

最近東京をはじめ全国的に知名度が上昇中の「いそのさわ」。

以前は福岡市の博多に本社ありましたが、現在は大分県日田市に接する県南東部のうきは市の蔵に集約しました。

JR久大本線うきは駅から徒歩3分。

「水道の無い町」と呼ばれ、全世帯が井戸または山水を利用しているという自然の名水に恵まれ、また米どころ筑後平野もあって、酒造りに適したこの場所で、初代蔵元高木喜三郎は代々の家業であった紺屋を継がずに新規事業として酒造業を興したのが明治26年(1893)です。

福岡県の内陸部にあるのに、酒名『磯乃澤』はどうしてだろう、と思いましたが。

これは高木喜三郎の両親の名「磯吉」「サワ」に由来するそうでう。


香りは控えめですが、メロン、クリームソーダのようなインパクトの飲み口。

すっきり、シャキッとした酸とフレッシュなうまみ。

無濾過系のようなどっしり感はなく、水のように透明で、やさしいフルーティーな甘み。

うまい。

まさに都会受けしそうなコンセプトのお酒でした。

燗にしてみると、ちょっとざらついて、しかもさっぱり。

フルーティーさはどこかに消えてしまい。

線がほそい印象。

常温に近づくぬる燗くらいになると酸味や苦味が濃厚な甘みに包まれながら骨太な印象に。

味わい深いお酒になりますが、ちょっと無骨。

でも、わかりました。

このお酒は冷やがおすすめ。

冷やがキレイでおいしい。

うまいです。

お気に入り度:3




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# by tztom | 2018-07-01 16:24 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:柳川酒造株式会社(旧・目野酒造株式会社)
URL:http://www.kuninokotobuki.co.jp/
住所:福岡県柳川市三橋町百町766
電話:0944-72-5254
創業:明治23年(1890)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,375円(税込み)

福岡県の南部、有明海に面する柳川市。

江戸時代、柳河藩の城下町として栄えたこの街は、昔ながらの古い町並みと共に「掘割」と呼ばれる水路が縦横に存在する事から水郷の郷としても知られています。

柳川に来たら是非「川下り」を体験されたい。

で、その柳川市に残る唯一の酒蔵が、明治23年(1890)に初代目野忠吉により創業した、『国の寿』(くにのことぶき) という酒を造る目野酒造でした。

この酒銘は国の安泰と発展を願ったもの。

そして目野酒造では同じ酒銘で異なるブランドを展開していました。

旧字体の『國の寿』は昔から地元で販売されているレギュラー酒。
それに対し、現在の字体である『国の寿』は、限定流通の特定名称酒です。

昭和59年(1984)からは本格米焼酎「まゆり」なども造っていたました。
しかし平成28年(2016)に目野酒造は突如事業を停止し、破産。
そして平成30年(2018)4月から柳川酒造株式会社として再出発しました。

今回のお酒は旧・目野酒造のラベル。

アルコール度13度と低めです。

香りは控えめですが、ライチ、バナナ、マスカット、ピーチを思わせる吟醸香を感じます。

そして飲み口はすっきり、水のように透明で、キレイな甘みと澄んだ華やかさ。

渋味、苦味の澄んだバランス。

うまい!!

うまいよ。これ。

こんなキレイでうまい酒を造る蔵が一度は廃業するとは。
いろいろ事情があったのかも知れません。

それにしても、うまい!!


お気に入り度:4


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# by tztom | 2018-06-25 23:56 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:溝上酒造株式会社
URL:http://www.sake-tenshin.co.jp/
住所:福岡県北九州市八幡東区景勝町1-10
電話:093-652-0289
創業:弘化元年(1844)

使用米:夢一献
精米歩合:60%
日本酒度:+1.0
酸度:1.7
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,404円(税込み)

新日鐵(現・新日鐵住金)の企業城下町、北九州市八幡区の郊外、板櫃川(いたびつがわ)上流に位置する谷入り集落に蔵を構える溝上酒造は伝統的な佇まいを残す酒蔵で、創業は江戸時代後期の弘化元年(1844)です。

蔵の周囲は閑静な住宅街ですが頭上を北九州都市高速4号線の高架が通ります。

この溝上酒造はもともとは隣の豊前国中津藩(現・大分県中津市)の酒蔵でしたが、明治時代に入り、北九州の八幡は官営八幡製鐵所が操業し、全国から集まった労働者で賑わい大きく発展していました。

そこで、溝上酒造は八幡製鐵所の西門近くに支店を出しますが、これが大正解!

しかし、酒の売上げは伸びに伸びますが、車の無い時代で酒の輸送に難儀します。

で、中津からこの中津に生産設備を移転。

つまり酒蔵を引越したのは昭和6年(1931)です。

酒銘は初め天空に舞う鶴を吉兆として『鶴天心』としていましたが、八幡への移転の際に『天心』と改めます。

酒蔵は一見大きく見えますが、現在はわずか300石を少量生産しています。



すっきりとした香り。

芳醇な甘み。

なんだろこれは、メロン、青リンゴみたいだ。ほのかに。

すっきりとしたフルーティーさです。

そしてすっきり辛口。

すっきりシャープ。

すっきり、ひかえめな酸と苦味、渋味。

すっきり透明感。

決して線が細いわけでなく、芯があるスッキリ芳醇旨口系。

蔵元が目指すのは、食中酒向きのスッキリ芳醇旨口系と、まさにこれ。

うまい。

フツーにうまい。

うまいけど、フツー。


お気に入り度:3




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# by tztom | 2018-06-22 04:23 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:株式会社 小林酒造本店
URL:http://sakebandai.com/
住所:福岡県糟屋郡宇美町宇美2-11-1
電話:092-932-0001
創業:寛政4年(1792)

使用米:山田錦(福岡県産)
精米歩合:50%
日本酒度:+5.0
酸度:1.3
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,512円(税込み)

博多の北で多々良川に合流して博多湾に注ぎ込む宇美川上流に位置する糟屋郡宇美町は、宇美八幡宮の門前町として発展し、近世には炭鉱の町として栄えましたが、現在は福岡市に隣接するベッドタウンとして市街地が広がりつつあります。


宇美八幡宮の門前に蔵を構える小林酒造本店は、酒林を掲げた商家の店舗が無ければ、広大な敷地とその屋敷に、おおよそ酒蔵だとは思わない佇まいを残す酒蔵です。

小林酒造本店は江戸時代中期の寛政4年に初代小林作五郎によって創業。

最初の銘柄は『早見川』でしたが、二代蔵元、小林勝平が老亀によく似た形の奇石を手に入れ「亀石」と名付けたことから、「亀は万年」のことわざに因んで酒銘を『萬代』と改めました。


香りは控えめですが、フルーティーな吟醸香を感じます。

バナナのようなメロンのようなフルーティーな旨味。

飲み口からしてインパクトのある濃厚な甘みを感じさせ、中盤からガツンと酸の効いた辛口にシフト。

苦味、渋味がバランス良く甘みを打ち消してスッキリとしたキレに。

飲み口は意外にスッキリシャープ系。
あとから旨味が増してくる印象。

やや、ざらつき感もある。若々しい酸。

後味の余韻も辛く。

酸、酸、酸。旨。

的なバランス。

意外にすっきりとフルーティな透明感。

うまい。

うまいです。

お気に入り度:3



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# by tztom | 2018-06-19 01:39 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:光酒造株式会社
URL:http://www.hakata-hikari.co.jp/
住所:福岡県糟屋郡粕屋町長者原東6-12-20
電話:092-938-2458
創業:大正11年(1922)

使用米:-
精米歩合:65%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,666円(税込み)

福岡市博多の東に接する糟屋郡粕屋町。

農業中心の町ですが、人口約4万7000人と地方都市のレベルで、福岡市のベッドタウンとして都市化が急速に進んでいます。

博多中心市街から東に延びる県道607号福岡篠栗線沿いに蔵を構える光酒造。

光酒造は大正11年(1922)に清酒『光寿』を醸造していた本家の光安酒造から焼酎製造部門として分社化したのが始まり。

光酒造が造った焼酎『博多小女郎』は大ヒットしますが、一方で本家の光安酒造は廃業してしまいました。

その本家・光安酒造から清酒醸造を受け継ぎ、平成元年から『西乃蔵』の銘柄で日本酒も造り始めました。

主力の焼酎は年間を通して製造していますが、日本酒は1月から3月の間でのみ醸造。

ラベルで気になったのは光酒造が「販売者」と表記されている事。

しかも、会社名の後に「OG」の記号が…。

これははいったい。

醸造は別で瓶詰めだけしているのでしょうか?

スペックはとにかく非公開。


ほんのりと甘い、甘酒のような香り。

飲み口はスッキリ、それでいて中盤からフルーティー。
序盤はほにかにやさしい苦味と渋味で、ふくよなかキレに流れていく。

これはうまい。

燗にすると、渋味、苦味のあとに旨味が、酸がガツンと...。

あれ?

旨味が増すどころか正反対に。

さっぱりと透明な旨味。

ひかえめにしっかりとした旨味があるのだが...

線がうすいような印象。

このお酒は冷やがオススメです。

お気に入り度:3


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# by tztom | 2018-06-15 02:17 | 福岡 | Comments(0)

大観 純米酒[翁酒造]

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醸造元:翁酒造株式会社
URL:http://www.okina-shuzo.jp/
住所:福岡県古賀市花見南3-19-1
電話:092-944-0551
創業:宝暦13年(1763)

使用米:-
精米歩合:70%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,058円(税込み)

翁酒造が蔵を構える古賀市花見地区は玄界灘に面して松原が広がる町。

福岡市のベッドタウンとして砂丘上に形成された閑静な住宅街です。

ちなみに蔵の前を南北に走る廃線跡は、2007年に廃止された西鉄宮地岳線。

翁酒造は江戸時代中期の宝暦13年(1763)に「升屋」として創業しますが、それ以前は糟屋郡須恵村で旅館業を営んでいたそうです。

当時のこの地ははやり目専門の医者や製薬業が多く、各地より目の治療の為に訪れる人々相手に宿屋を営み、どぶろくを造って宿の客に提供していたのが酒造りの始まり。

大正2年に安河内合名会社となり、昭和25年に現在の古賀市への移転とともに翁酒造に社名変更しました。

日本酒のほか、焼酎やリキュール、さらには石鹸も製造しています。



香りはひかえめで、ほのかに牧歌的な乳酸香。

飲み口もほのかに香ばしく、酸は控えめですが、苦味と渋味がより前面に出てきて旨味を包み込みながらすっきりと受け流すキレとクリアな余韻。

ほのかにクリーミーな旨味。

すっきりとした淡麗辛口ですが、ほどよい旨味はしっかりと持っています。

うまいです。

燗にすると、まるく、ふくよかでちょっと酸があってまろやかな旨味。

透明で、やさしい渋味苦味のバランス。

これはうまい。


お気に入り度:3




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# by tztom | 2018-06-10 08:45 | 福岡 | Comments(0)

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醸造元:石蔵酒造株式会社
URL:https://www.ishikura-shuzou.co.jp/
住所:福岡市博多区堅粕1-30-1
電話:092-651-1986
創業:江戸時代後期

使用米:山田錦・夢一献
精米歩合:55%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,296円(税込み)

JR博多駅から北へ、御笠川の右岸。

ここは福岡市博多区中心部に蔵を構える石蔵酒造は江戸時代後期に創業した歴史ある酒蔵です。

蔵元の石蔵家の先祖は、はじめ播州播磨(現在の姫路)で黒田家の御用商人だった「石蔵屋」に始まります。

黒田家が博多へ移封したのに伴って石蔵屋も博多に移り住み主に博多~壱岐・対馬間の廻船問屋を営んでいました。

やがて江戸時代後期に酒造業に参入し、この年を酒造部門の創業年としています。

最盛期には箱崎から姪浜界隈には20軒~40軒の酒蔵があったそうですが、現在はこの石蔵酒造が唯一残る酒蔵です。

石蔵酒造の博多百年蔵は明治3年に建てられた白壁土蔵に赤煉瓦の煙突。

国の登録有形文化財に指定されていましたが、平成23年10月に漏電による火災によって焼失。

とはいっても全焼は免れ、百年蔵は再生されました。



香りはなく、色は無色透明。

キレイな飲み口で大手メーカーのような安定感。

すっきりとしたひかえめな甘み、そして酸のないやさしい渋味と苦味のキレ。

なかなかうまい。

うまいけど辛い。
うまいけど苦い、渋い。

料理と合わせると本領発揮するのかな?

まずは濃い味付けの脂がのった魚介か肉系。

自然に受け流す包容力というか安定感で受け止めてくれる。

燗にすると、ほのかに旨味が顔をだしますが、

さっぱりスッキリ、淡麗な飲み口。

甘みと苦味、渋味がバランス良くあとをひきます。

燗にするといい感じ。

うん、うまい。


お気に入り度:3



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# by tztom | 2018-06-04 23:57 | 福岡 | Comments(0)