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姫の井 越淡麗純米 もりあお[石塚酒造]_f0138598_19580875.jpg

醸造元:石塚酒造株式会社
URL:http://www.himenoi.com/
住所:新潟県柏崎市高柳町岡野町1820-2
電話:0257-41-2004
使用米:越淡麗
精米歩合:60%
日本酒度:+1.0
酸度:1.3
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,562円(税込み)

旧刈羽郡高柳町。柏崎市の中心部から山間部へと約20km。
現存する極めて希少な形態の「荻の島環状集落」は日本むかし話に出てきそうな茅葺きの里を残す山間の町。2005年に柏崎市に編入されその一部となった高柳の中心部市街である岡野町に蔵を構える、地酒『姫の井』を醸す石塚酒造は大正元年(1912)に高柳酒造場として創業。
淡麗辛口の新潟酒圏において、モチ米四段仕込みによる「濃厚辛口」の酒を醸す蔵として知られています。

純米酒「もりあお」は豊かな森にしか生息できないモリアオガエルが住む生命力溢れる美しい森をイメージした酒。

この蔵の本醸造系のお酒に比べると、メロン、ライチ、バナナのようなフルーティーな立ち香を感じます。
飲み口はスッキリとしていながらも、スイカ、ライチ、マスカットのような清涼感からバナナのようなクリーミーな余韻、そして、ラストは透明感のあるやさしくスッキリとしたキレです。

余韻のやさしい酸はとても丸くてやさしく、食中酒として料理を邪魔せず引き立てると共に、飲み飽きしない、杯が進むお酒です。

もち米四段仕込は全体の7%ほど加えているという事で、この蔵メインの本醸造、普通酒系に比べるとライトな淡麗辛口ですが、それでもやさしい甘味を感じます。甘味というかお米の旨味ですかね。

うまい!

お気に入り度:3




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# by tztom | 2024-03-13 10:00 | 新潟 | Comments(0)

越後高柳 特別本醸造 [石塚酒造]_f0138598_19580178.jpg

醸造元:石塚酒造株式会社
URL:http://www.himenoi.com/
住所:新潟県柏崎市高柳町岡野町1820-2
電話:0257-41-2004
使用米:五百万石・こがねもち
精米歩合:65%
日本酒度:±0
酸度:1.4
アミノ酸度:-
アルコール度:15.5度
購入価格:720ml:1,,243円(税込み)

旧刈羽郡高柳町。柏崎市の中心部から山間部へと約20km。
現存する極めて希少な形態の「荻の島環状集落」は日本むかし話に出てきそうな茅葺きの里を残す山間の町。2005年に柏崎市に編入されその一部となった高柳の中心部市街の岡野町に蔵を構える、地酒『姫の井』を醸す石塚酒造は大正元年(1912)に高柳酒造場として創業。
淡麗辛口の新潟酒圏において、モチ米四段仕込みによる「濃厚辛口」の酒を醸す蔵として知られています。

石塚酒造伝統のもち米四段仕込みの特別本醸造。ラベルは茅葺きの里、高柳町門出で製造されている越後門出和紙を使用。

香りは控えめですが、雑味が無く透明感のある洗練された新潟酒らしい味わいながらも、もち米四段仕込みの醸すやさしい甘味、お米の旨みを感じます。

燗にするとやさしいふくよかさに包まれ、飲んでほっこり。いや、まさに髙柳の方言「じょんのび」(ゆったり、のんびり)がピッタリなやさしい余韻。冷やだとスッキリとしたやさしく奥のある甘味。

これはどちらも甲乙付け難し。

個人的にはめずらしく、冷やが良いかな?

うまい!

お気に入り度:4



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# by tztom | 2024-03-12 19:58 | 新潟 | Comments(0)

東京盛 純米吟醸[小山本家酒造]_f0138598_08243491.jpg

醸造元:株式会社 小山本家
URL:https://www.koyamahonke.co.jp/
住所:埼玉県さいたま市西区大字指扇1798番地
電話:048-623-0013
創業:文化5年(1808)

使用米:山田錦
精米歩合:60%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:888円(税込み)

東京盛ですが、埼玉の蔵元です。

小山本家酒造は、さいたま市中心部(旧・大宮市)の西郊外に位置する指扇(さしおうぎ)地区に大規模な蔵を構える東日本では最大手の酒蔵です。

灘で修行を積んだ小山屋又兵衛が蔵を創業したのは江戸時代後期、シーボルト事件があった文化5年(1808)です。

近年までは少量高級酒蔵でしたが、現在は総合酒類メーカーに成長し全国で6つの酒蔵を買収。
傘下に秋田の北鹿、新潟の雪椿酒造、越後桜酒造、茨城の賜杯桜酒造、京都の京娘酒造、兵庫灘の浜福鶴酒造を持ちます。

東京の繁栄を願い、大正時代に誕生した「東京盛(とうきょうざかり)」を復刻。新デザイン。
デザインは日本酒でお馴染みの「枡」をモチーフにしています。
「枡」の読みは「増す」や「益す」に通じ、「幸福が増す」「益々繁盛する」等、古くから縁起の良い意味があり、このデザインには、手に取って頂いた方々の幸せが益すよう願いを込めています。

香りは控えめながらも、飲み口はフルーティーでかつ透明感がある。
酸はひかえめで優しい飲み口だけど、スッキリとした淡麗辛口。

山田錦を使った純米吟醸でこのコスパ。

燗にしてみる。
甘酒のような米の香りが立ち上がる。

ふくらむ。米の旨み、香りが口一杯に広がる。

やさしい!!

包み込むようなやさしい透明感。


うまい。

大手らしい安定感のあるお酒。

頑張ろう!!東京。
埼玉の酒蔵だけど。

お気に入り度:3




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# by tztom | 2023-01-03 08:26 | 埼玉 | Comments(0)

若竹 鬼ころし 純米吟醸[大村屋酒造場]_f0138598_08213151.jpg

醸造元:株式会社 大村屋酒造場
URL:http://oomuraya.jp/
住所:静岡県島田市本通1-1-8
電話:0547-37-3058
創業:天保3年(1832)

使用米:ひとめぼれ・吟ぎんが(岩手産)
精米歩合:55%
日本酒度:+3.0
酸度:1.3
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,535円(税込み)

大村屋酒造場は、五十三次のうち日本橋から数えて23番目の島田宿で、天保3年(1832年)に創業した老舗の酒蔵。
「大村屋」の屋号は、創業者が焼津の大村で醤油醸造業に生まれ、分家して島田で油屋を開業し、財をなして酒造業を始めたことに由来しています。

大村屋酒造場は、「若竹 鬼ころし」のブランドで知られる本醸造と純米酒を造っている蔵ですが、大吟醸クラスは年に一度、「おんな泣かせ」のブランドでしか蔵出しません。そしてこの「鬼ころし」を1975年に復活しました。

バナナ、マンゴーのような芳醇な吟醸香。
飲み口はシャープな辛口。
やや酸を強く感じます。
雑味は無く透明感があります。

後味はスッキリ、引いていくキレ。
ほのかにフルーティーな余韻。

バランスの良い辛口の吟醸酒らしいお酒です。

うまい。

お気に入り度:4




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# by tztom | 2023-01-03 08:23 | 静岡 | Comments(0)

越の誉 吟醸酒 清吟[原酒造]_f0138598_19371703.jpg

醸造元/販売元:原酒造株式会社
URL:http://www.harashuzou.com/
住所:新潟県柏崎市新橋5-12
電話:0257-23-6221
創業:文化11年(1814)

使用米:たかね錦(高嶺錦)
精米歩合:59%
日本酒度:+3.0
酸度:1.9
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,502円(税込み)

新潟県の柏崎は原発のある町としてその名が全国的に知られていますが、もともとは北国街道の宿場町として発展し、北前船によってもたらされた富で栄えた町で、酒蔵も多くあります。

原酒造の創業は江戸時代後期の文化11年(1814)。その歴史を積み上げてきた酒蔵は2007年の中越沖地震で甚大な被害を受けてしまいますが、し平成22年(2010)に新しい近代的な和醸蔵が完成。続いて蔵元直売所でもある酒彩館の完成をもって原酒造は再出発しました。

今回のブランド『清吟』は季節限定酒か特約店向け限定酒か、蔵元のHPには無い新ブランドでした。

使用している酒米は、酒米生産農家「E酒米つくろ会」との契約栽培米「たかね錦」との事。

この「たかね錦」(高嶺錦)は、長野県で生まれ昭和30年ごろまで広く作られていた酒造好適米でした。
名前の 「たかね」は標高の高いところでの栽培に適することを、「錦」は酒米を表しています。
しかし、その扱いにくさからいったん衰退してしまいます。

「たかね錦」の特徴は「スッキリした呑口とふくらみのある旨さが際立つ」酒。

この酒を求めて復活への運動が起き、栽培から国の認可も含めて約10年の歳月をかけて復活しました。

とはいえ、現在の技術を持っても扱いづらい酒米には変わりはありません、なので「高級酒用の酒米」となっています。

そんな酒米を使った吟醸酒。

新潟酒らしい、香りは控えめですが、スッキリとした透明感の口当たり。

酸は少々感じますが、包み込むような、やさしいのど越し。

燗にすると、甘酒のような甘く香ばしい香り。

飲み口はさらに透明度が増し、非常にやさしい淡麗辛口に。

うまいし、それにそんな酒米を使っていながらの、このコスパの高さ。

うまい!!

お気に入り度:3




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# by tztom | 2022-01-24 19:47 | 新潟 | Comments(0)