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姥捨正宗 特別純米酒 [長野銘醸]

醸造元:長野銘醸株式会社
URL:http://www.obasute.co.jp/
住所:長野県千曲市大字八幡275
電話:026-272-2138
精米歩合:59%(長野県産・美山錦)
日本酒度:±0
酸度:2.1
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,200円(税込み)

上信越自動車道と長野自動車道が合流する更埴JCTがある場所に位置する長野県千曲市。その西側地域に「姥捨て山伝説」で知られる姥捨(おばすて)という場所があります。またこの山にあるJR篠ノ井線・姥捨駅は日本三大車窓の一つとして鉄道ファンには人気スポットです。ちなみに「姥捨」の地名は万葉の時代(飛鳥時代)からあったと言われ、小川の源流を意味する「お初瀬・小泊瀬(おはつせ)」もしくは、崖や傾斜地を意味する「ウバ(奪)・ステ(捨)」が転訛したものというのが定説です。

その姥捨山「正式名称は冠着山(かむりきやま)」の麓に広大な屋敷地を構える長野銘醸を営む和田家は平安時代に「地頭」、鎌倉時代には「御家人」にして善光寺奉行人を務めた武家の家柄に由来し、江戸時代には武家の身分のまま和田村(現・長野市)の肝煎、名主を勤めながら元禄2(1689)年に酒造業を始めました。創業当時の酒銘は『松泉』や『高砂』でしたが、江戸時代後期から現在の『姨捨正宗』となりました。
この長野銘醸は昭和62年に普通酒を廃止。以後オバステ正宗はすべて特定名称酒となりました。平成19年には醸造アルコールの添加を廃止してすべてを純米酒としています。

そんな長野県でも準大手の蔵ですが、さすがにバランスが良く安定感のあるお酒です。ほんのり香りに個性がありながらも、飲み始めからキレイに整った、構えずに飲める飲みやすいお酒でした。燗にしてもバランスのよさは変わりません。地酒っぽさはありませんが、うまいです。

お気に入り度:3

姥捨正宗 特別純米酒 [長野銘醸]_f0138598_17485549.jpg



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by tztom | 2014-01-04 17:50 | 長野 | Comments(0)