渡舟 純米吟醸五十五 [府中誉]

醸造元:府中誉株式会社
URL:http://www.huchuhomare.com/
住所:茨城県石岡市国府5-9-32
電話:0299-23-0233
使用米:-
精米歩合:55%
日本酒度:+2.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

「府中」とは古代律令時代に国府が置かれた場所をいいます。遙か古代の石岡市は常陸国の国府が置かれ、関東一栄えた都市でした。中世から城下町となり、江戸時代になると六郷政乗が1万石を与えられて府中藩を立藩。また石岡は水戸街道の宿場町としても栄えました。府中藩は領主の変遷を経て、元禄13年に水戸徳川頼房の五男松平頼隆が幕府より府中2万石を与えられ入封、以後10代続いて明治を向かえますが、この時府中藩は石岡藩と改称します。
石岡には酒造りに適した中軟質の良質な井戸「府中六井」があり、かつては市街地に11軒もの酒蔵があったそうですが、石岡市中心部に蔵を構えるのは2軒のみです。

東京でも茨城県を代表する地酒として知られる府中誉の酒蔵は現在の石岡市中心部、かつての府中宿の入り口に位置する、水戸街道(国道6号線)と笠間街道(国道355号線)の追分付近に建ち、幕末の安政元年(1854)の創業です。現在残る重厚な建物は明治期に建てられたもので、主屋・長屋門・文庫蔵・穀蔵・仕込蔵・釜場・舂屋(つきや)などの計7棟が市の登録文化財に指定されています。
代表銘柄は『府中誉』ですが、もう一つのブランド『渡舟』(わたりぶね)は幻の酒米と言われる『渡舟』を原料米としたお酒です。この『渡舟』は実は酒米の最高峰『山田錦』の親にあたる品種ですが、昭和初期以降には栽培が難しいという事から衰退。絶滅危惧種だった『渡舟』の種がつくば市にある国立農業生物資源研究所に冷凍保存されていたものを入手し栽培し、このお酒が生まれました。

と、前置きは長かったものの、味はストレートに深くてうまかったです。さすが都会受けする人気銘柄ですね。
米の旨みが凝縮したような濃く深いフルーティーな香り。飲み口はやや酸がある辛口ですが、濃醇な旨みを伴って、後味は潔いキレ。純粋にうまい。きれいな旨さ。うまいですよ。

お気に入り度:4

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by tztom | 2014-11-22 00:30 | 茨城 | Comments(0)