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久米桜 特別純米酒 八郷[久米桜酒造]

久米桜 特別純米酒 八郷[久米桜酒造]_f0138598_2359570.jpg


醸造元:久米桜酒造有限会社
URL:http://g-beer.jp/kumezakura/
住所:【本社】鳥取県米子市糀町2 【大山醸造所】鳥取県西伯郡伯耆町丸山1740-50
電話:0859-32-3371・0859-68-6555
使用米:山田錦
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:1,5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,404円(税込み)

久米桜酒造はかつて米子市の酒蔵として県の内外に広く知られた蔵でした。米子は古くからの商都で江戸時代には「山陰の大阪」とも呼ばれ、米子城の城下町としても栄えました。

そのころから糀を使う酒造や味噌、醤油屋などの醸造業が軒を並べていた、その名も糀町で久米桜酒造は幕末の安政3年(1856年)に創業。

酒銘を米子城の別名”久米城“にちなんで久米桜にしたのは戦後の事業再開の時です。

久米桜 特別純米酒 八郷[久米桜酒造]_f0138598_20155067.jpg

やがて蔵のあった米子市の中心部は交通量の激増による環境悪化があまりにも酷かった為、昭和60年に醸造場を米子市内から自然豊な伯耆大山の山麓の森の中に移転。

本社はそのまま米子市糀町に残っています。現在は日本酒よりも地ビールの『大山Gビール』の醸造がメイン。

主力銘柄の『久米桜』に加え、あたらしく生まれた銘柄『八郷』は、蔵のある大山山麓の丸山地区を含む八つの地域がかつて「八郷村」と呼ばれていたことに由来。そして八郷地区で栽培された山田錦を使用しています。

香りはひかえめ、色は薄いコハク色。飲み口に甘い乳酸の酸味、渋味、苦味をバランス良く感じ、キレイな旨みで軟着陸。
ほのかな濃醇さを感じさせつつもスッキリとした淡麗辛口。

飲み飽きしない味ですね。うまいです。

お気に入り度:3


鳥取の地酒は明治30年創業の林兼太郎商店「鳥取人のごっつおう市場」さんが数多く取り揃えています。



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■過去に飲んだ久米桜酒造のお酒




久米桜 だいせん純米吟醸 [久米桜酒造]

久米桜 特別純米酒 八郷[久米桜酒造]_f0138598_052318.jpg


使用米:山田錦・玉栄
精米歩合:50%
日本酒度:+3.0 
酸度:1.6
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml / 1,500円

2007年当時、鳥取の旅の途中で道の駅かどこかで買ったお酒です。

吟醸香は無いものの、青リンゴのような香り、フルーティーでほどよい酸味がまるで白ワインのようでした。

さまざまな料理をうまくさばいて、食中酒としては申し分ありません。これまたレベルの高い酒です。
お気に入り度:4
(2007年5月)
by tztom | 2016-07-26 00:00 | 鳥取 | Comments(0)