2016年 09月 28日
羽陽錦爛 純米酒[後藤康太郎酒造店]
![羽陽錦爛 純米酒[後藤康太郎酒造店]_f0138598_12251861.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201609/28/98/f0138598_12251861.jpg)
醸造元:後藤康太郎酒造店
URL:なし
住所:山形県東置賜郡高畠町大字元和田732
電話:0238-56-3120
使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,220円(税込み)
東置賜郡高畠町は米沢市の北東、宮城県、福島県と接する人口約2万4千人の町。この高畠町には3軒の酒蔵があります。といってもその蔵の位置はそれぞれ遠く離れて別々の地区にあります。
元々この高畠町は中世より高畠城を中心とする在郷町として江戸期も繁栄した高畠町を中心に、昭和の大合併で周辺五ヶ村と合併して生まれた町でした。
![羽陽錦爛 純米酒[後藤康太郎酒造店]_f0138598_12253291.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201609/28/98/f0138598_12253291.jpg)
後藤康太郎酒造店は米沢市の郊外から高畠町に入ってすぐの田園地帯、元和田地区(旧和田村)に蔵を構える農村型の酒蔵で創業は江戸時代中期の安永年間(1772~1780)頃だそうです。
造りの規模は僅か1000石ほど。高品質の酒造りにこだわり、最新鋭の精米機や麹室を導入して地道に納得のいく酒造りを行っています。
しかし、ほとんどが地元で消費されていて、あまり町外にも出回らないお酒です。
香りはほとんどなく、スッキリとしたやさしい旨み、何の引っかかりも無い、甘みのある淡麗辛口。飲み口の甘い余韻のあとにすぐシャープな酸が砦のように立ちはだかり、でもすぐに通してくれて優しく軟着陸のキレ。
あれ〜?なんかちょと骨太な芯を持ったスッキリとした辛口のお酒でちょっと淡麗。的な。うまいです、うまい!!
燗にすると透明度の高いスッキリ感と包み込むようなまろやかさ、そしてシャープな酸でスッキリとした後味。そしてやっぱり辛口。燗冷めすると、甘みがぐっと増します。
でも、冷やのほうがうまいです。
お気に入り度:3
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