2016年 10月 20日
酔芙蓉 純米大吟醸 出羽燦々[水戸部酒造]
![酔芙蓉 純米大吟醸 出羽燦々[水戸部酒造]_f0138598_20525156.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201610/20/98/f0138598_20525156.jpg)
醸造元:水戸部酒造株式会社
URL:http://www.mitobesake.com/
住所:山形県天童市原町乙7
電話:023-653-2131
創業:明治31年(1898)
使用米:出羽燦々
精米歩合:50%
日本酒度:+3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:1,620円(税込み)
コメント明治31年(1898年)
将棋駒の町として知られる天童市は人口約6万2000人の町で、中世には舞鶴山城(天童城)の城下町として発展し、江戸時代には羽州街道の宿場町として栄えました。現在この天童市には2軒の酒蔵があります、一つは山形を代表する銘柄『出羽桜』の出羽桜酒造。町の中心部にあります。
![酔芙蓉 純米大吟醸 出羽燦々[水戸部酒造]_f0138598_20530683.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201610/20/98/f0138598_20530683.jpg)
そしてもう一軒がこの水戸部酒造です。天童市の中心市街に入る手前、山寺街道こと県道111号線天童山寺公園線沿いの原町地区は古くからの農業地帯で山寺街道沿いに民家や店舗が集まる街村型の集落。この原町で水戸部酒造は明治31年(1898)に初代水戸部弥作によって創業されました。
自家栽培の山田錦を初めとするその他酒米を山寺を源とする立谷川の伏流水で醸す代表銘柄は『山形正宗』。
そして山形県内限定の主に特約店流通酒ブランドが『酔芙蓉』です。
『酔芙蓉』とはアオイ科フヨウ属の花で、朝のうちは純白、午後には淡い紅色、夕方から夜にかけては紅色に変化します。この変化が酒を飲むと顔色がだんだんと赤みを帯びるのに似ていることからこの名が付いたと言われ、花言葉は「繊細な美」だそうです。
色は薄いコハク色でスッキリとした爽やかなフルーティーな立ち香です。飲み口もスッキリとした棘の無い、そして気持ち角の取れたシャープな淡麗辛口です。そう、凜としたお酒で、なんだかキレイで飲みやすくて、とてもうまいです!
決して華やかに主張しない、上品でおちついた美しさを持った大吟醸酒です。まさに「繊細な美」の酒。うまいです。うまい!
お気に入り度:4
山形の地酒専門店「國井酒店」
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