2017年 03月 08日
津島屋 純米大吟醸 備前雄町 瓶囲い火入れ[御代桜醸造]
醸造元:御代桜醸造株式会社
URL:http://www.miyozakura.co.jp/
住所:岐阜県美濃加茂市太田本町3-2-9
電話:0574-25-3428
創業:明治26年(1893)
使用米:雄町(岡山県産)
精米歩合:50%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml: 1,836円(税込み)
大田宿は中山道五十一次の宿で、中山道の難所の一つである木曽川の急流を渡る「大田の渡し」の舟待ちの宿として設置されました。また飛騨街道や郡上街道の分岐点であると共に、尾張藩の川並番所や大田代官所が置かれるなど東濃地方における政治経済中心地として栄えました。
現在も宿場町の面影を色濃く残す町並みの一角に御代桜醸造はあります。
酒銘の『御代櫻』(みよざくら)は、日本人が愛する桜の花の五弁花を日本酒の『甘・辛・酸・苦・渋』の五味五感の調和の象徴とし、さらに八重咲きの桜である十弁花を酒の十徳に掛けて、日本人の心という意味を込めて銘々。
現在(2017年)29歳の若さで蔵を継いだ6代目の蔵元渡邉博栄氏と、25歳で杜氏に抜擢された酒向(さこう)博昭氏が、2012年に立ち上げた限定銘柄がこの『津島屋』で、今や人気急上昇中の新進気鋭の酒蔵です。
銘柄『津島屋』は創業家の先祖が愛知県の津島から移り住んで「津島屋」という屋号のだんご茶屋を営んでいた事にちなみます。
この『津島屋』ブランドは毎年いろいろな酒質にチャレンジし、昨年は全量を無ろ過生原酒で出荷しましたが、今年は火入れ瓶囲い(生貯蔵酒)のお酒として試みたものです。熟成期間は約半年です。
色は無色透明に近い薄いコハク色。香りは控えめで、味はシャープでクリアな辛口の中にあって、酸は少なくフルーティーな甘みを奥に感じます。 辛口でドライな印象ですが、米のやさしい旨みを引き出してしっかりとまとめているので盃が進みます。やや荒削りな舌触りですがこれが生貯蔵酒の個性か、うまい。うまいです。
お気に入り度:3
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