2017年 08月 04日
三千櫻 純米五百万石[三千櫻酒造]
醸造元:三千櫻酒造株式会社
URL:http://michizakura.jp/
住所:岐阜県中津川市田瀬25
電話:0573-72-3003
創業:明治10年(1877)
使用米:五百万石
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,000円(税込み)
長野県の木曽路に近い岐阜県南東端の山間の町、旧恵那郡福岡町。
2005年の平成の大合併で中津川市に編入された、その旧福岡町の北端に位置する田瀬地区に三千櫻酒造はあります。
蔵の前を走る、国道256号線は古くから飛騨と木曽を結ぶ街道で不知街道と呼ばれる道でした。
この場所で、江戸時代から長年庄屋を務め苗木藩の御用商人「藤屋」の屋号で小間物などを扱っていた山田三千介氏が、衰退した酒蔵から酒造権利を購入して酒造業に参入したのが明治10年(1877)です。
酒銘はこの創業者山田三千介の名から取って「三千櫻」を命名。
今回購入したお酒は首掛けに「純米」と書かれていますが、そもそのこの酒蔵、三千櫻酒造には「吟醸」や「大吟醸」という分類は無く、全て言葉がありません「地酒」という普通酒か、「純米酒」です。
精米歩合に関係なくすべて純米酒です。
現在の蔵元兼杜氏の山田耕司氏は「酒造業も基本的には農業者です」という考えの元、極力農薬を廃した自家栽培の五百万石や地元のお米を使って酒造りを行っています。
山奥の小さな酒蔵ですが、今や新進気鋭の全国区の酒蔵です。
色は無色透明、香りはクリーミーな乳酸香の中に青リンゴのようなフレッシュな香り。
乳酸香からイメージした重さは無く、スポーツ飲料水のようなスッキリとした深い甘みのある、あっさりとした飲みやすさ。
控えめな酸と、後味に残る苦味を覆うヤクルトのような後味。
スッキリ系のマッコリ?のようなほんのり乳酸系の清涼飲料水のようなさわやかな酒で、さらにまるで低アルコール酒のようなライトでやさしい飲み心地ですが...
しかし、実際の度数は15度以上。
軽さにまかせてぐいぐい飲むと、やばいです…
でも、うまい!!うまいです!!
お気に入り度:3
↓お、この蔵・この日本酒いいね!と思われたらポチッとお願いします。
【日本酒】ブログランキング
日本の地酒・小さな酒蔵を応援しています!!