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薄桜 純米酒[増本藤兵衛酒造場]

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醸造元:増本藤兵衛酒造場
URL:なし
住所:滋賀県東近江市神郷町1019
電話:0748-42-0129
創業:明治元年(1868)

使用米:吟吹雪
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:1.6
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,296円(税込み)

2006年に東近江市に編入された旧神崎郡能登川町。

近江商人の一つ能登川商人発祥の地であり、古くから麻織物の産地として知られ、明治以降は紡績産業で栄えた町。

琵琶湖水運における長浜・大津間の寄港地・能登川港があった事からこの地域の総称となり、港から遠く離れた内陸に敷かれた官設鉄道の駅名もまた能登川となりました。

ちなみに、能登川は中世から続く地名ですが現在能登川という名の川はありません。

が、一説には町内を流れる小さな川、瓜生川の一部が「のと川」と呼ばれていたとか。

さて、東海道本線と東海道新幹線に挟まれた田園地帯の一角に蔵を構える増本藤兵衛酒造場は、明治元年(1868)に初代、藤兵衛により創業しました。

主力銘柄の『薄桜』の読みは「うすざくら」ではなく「うすさくら」と濁らない。

創業当時、近くの神社の境内に大変美しい桜が咲いたことに由来します。

近年は純米無ろ過酒を『近江藤兵衛』の名で市場へ投入。
また、新しい純米酒シリーズ『花と猫』なども展開。

薄桜 純米酒[増本藤兵衛酒造場]_f0138598_20354352.jpg

香りはひかえめ、飲み口は吟醸酒レベルの清冽な華やかさ。

旨味のあとにくるガツンとシャープな辛口。

やや押しの強いキレのある酒。

味わうと甘みが広がる、バランスの取れたうまさ。

うまい!

燗にすると、甘みが爆発的に増してふくよかで濃醇な旨味に包まれます。

ああ、キレイうまい。
でも後半から強めの酸でキリリと引き締めます。

おお、これは冷やでも燗でも、ベストな食中酒。

うまいです。

ほっこりします。

お気に入り度:4



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by tztom | 2017-10-06 20:37 | 滋賀 | Comments(0)