2017年 11月 25日
天井川 純米吟醸原酒[古川酒造]
醸造元:古川酒造有限会社
URL:なし
住所:草津市矢倉1丁目3-33
電話:077-562-2116
創業:江戸時代(詳細不明)
使用米:吟吹雪
精米歩合:55%
日本酒度:+
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度以上17.9度未満
購入価格:720ml:1,458円(税込み)
草津市は滋賀県第二の都市で、江戸時代に中山道と東海道が合流するが分岐する追分け宿として発展。通常の宿場町の2倍の規模を誇ったといいます。
草津市中心部の南郊外。JR東海道本線の草津駅と南草津駅の丁度中間地点で、旧東海道筋が草津川を潜った先の矢倉1丁目に蔵を構える古川酒造。
創業は江戸時代だそうですが、戦時中に蔵を失い資料を消失。
蔵元は代々「宗吉」(そうきち)を名乗ります。
ラインナップは広げず、主力銘柄の『宗花』(むねはな)などを数種類を主に地元向けに造っています。
『天井川』は地元酒販店が企画した公募によって生まれた新ブランド。
冒頭の文で、東海道が草津川を潜ると書きましたが、「天井川」とは砂礫の堆積により河床が周辺の平面地よりも高くなった川の事で、蔵のすぐ近くを流れる草津川もまた天井川なのです。
かつては鉄道も国道も川底の下を貫いていましたが、新しく建設された放水路の整備で現在草津川は廃川となり、公園などに改修中です。
色はうすいコハク色で、酒粕、奈良漬けのような香ばしく甘い香りが足り上がります。
スッキリとした飲み口ですが、華やかさがあります。
そしてすぐにガッツリした酸が立ち上がり、そのあとに濃醇な旨味のハーモニーが続きます。
原酒なので、ややアルコール度が高めですが、重くはありません。
しっかりとした飲み口で美味しいお酒です。
うまい。
お気に入り度:3
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