人気ブログランキング | 話題のタグを見る

めぐる 純米酒[水谷酒造]

めぐる 純米酒[水谷酒造]_f0138598_06441423.jpg

醸造元:水谷酒造株式会社
URL:https://www.mizutanishuzou.jp/
住所:愛知県愛西市鷹場町久田山12番地
電話:0567-37-2280
創業:江戸時代末期 (1820年代)

使用米:あいちのかおり
精米歩合: 65%
日本酒度:+7.0
酸度:1.8
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,100円(税込み)

水谷酒造のある愛西市は名前の通り木曽川を挟んで三重県と接する愛知県南西端に位置する市で、2005年に海部郡佐屋町、立田村、八開村、佐織町の2町2村が合併して生まれました。

広大な水田地帯の一角、久山田という小さな集落に蔵を構える水谷酒造の創業は江戸時代末期。

かつては大手の下請け(桶売り)をやっていた時期もありましたが、現在は酒造りをほぼ蔵元一人で行うという小さな蔵です。

主力銘柄は尾張出身の武将である豊臣秀吉の馬印である千成瓢箪に由来する『千瓢』(せんぴょう)。

めぐる 純米酒[水谷酒造]_f0138598_06440304.jpg

今回のお酒『うまし・地酒めぐる』は、中部リサイクル運動市民の会や名古屋大学などが取り組む、「なごや環境大学リユースプロジェクト」の「めぐる」プロジェクトチームによる企画。

なごやを循環型社会にしようというテーマで、名古屋市内で発生した生ごみを堆肥にし、それを近郊の水田で使い、生産された米を原材料として、名古屋近郊の酒蔵で醸造するというプロジェクト。

できたお酒はリユース瓶に詰められ、再び瓶の回収に協力すれば再度リユースされます。

酒米のあいちのかおりは、主に岐阜県でつくられる「ハツシモ」とコシヒカリ系統の「ミネアサヒ(中部17号)」を掛け合わせて開発された愛知県を代表するお米。


色はうすいコハク色でした。

ん?牧歌的な、飼料のような香りがまず立ち上がりました。

飲み口は芳醇な乳酸香とは裏腹に水のように澄んだやさしく旨みのある飲み口。

やさしい渋味。キレイで透明感のある野趣っぽさ。

後味はフルーティーにすっきりなキレ。

うまい。うまいです。

が、やはり堆肥の香りがほんのりと口に残ります。

燗にすると、やや土っぽく、旨味は控えめ。
苦味、渋味、辛味が前面に出てくる。

う〜ん、このお酒は冷やがおいしいかな。

お気に入り度:3




↓お、この蔵・この日本酒いいね!と思われたらポチッとお願いします。
【日本酒】ブログランキング
日本の地酒・小さな酒蔵を応援しています!!


by tztom | 2018-01-20 06:44 | 愛知 | Comments(0)