蓬莱鶴 純米酒(焼き牡蠣に一途)[原本店]

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醸造元:株式会社原本店
URL:なし
住所:広島県広島市中区白島九軒町9−4
電話:082-221-1641
創業:文化2年(1805)

使用米:八反錦
精米歩合:70%
日本酒度:-12
酸度:4.0
アミノ酸度:-
アルコール度:10度
購入価格:720ml:1,350円(税込み)

広島市の中心部、太田川の分流・猿猴川(えんこうがわ)近くの白島九軒町に、全国の酒造業界に名の知れた『蓬莱鶴』を醸す原本店があります。

しかし、その場所に行っても酒蔵を見つける事はできないかも知れません。

あるのは1階のテナントにホームセンターが入る大きなマンションだけです。

実はそのマンションの地下に原本店はあるのです。
創業は江戸時代後期の文化2年(1805)。

今や日本全国にある中小酒蔵が抱える問題。
酒の売上げは元より、後継者問題や広大な敷地に掛かる税金。

原本店もまた先代が亡くなった際に蔵は廃業して跡地をマンションにする予定でした。

しかし、そこの待ったをかけたのが6代目で現蔵元の原純氏。

他の酒蔵で修行を積んで戻った原純氏が提唱したのは、マンションの地下に酒造施設を設ける事による酒蔵の存続。

さまざまなアイデアにより、都心部のマンションの地下で四季醸造を行えるまでになり、同じような悩みを抱える全国の酒蔵がこの原本店を訪ね、今や同じようなビル・マンション型酒蔵が各地に誕生しています。

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今回飲んだのは、原本店の『蓬莱鶴』純米酒ですが、サブネームに「焼き牡蠣に一途」とあります。

よく見ると、アルコール度数10度の低アルコールに仕上げた日本酒でしかも原酒です。

このアルコール度数に仕上げる設計に基づいて醸されたお酒ですね。

実はこのお酒は、広島県が食品技術センターとタイアップして企画した「ひろしま一途な純米酒」という、県の食品振興策の一つで、このシリーズには原本店以外にも広島のいくつもの酒蔵が参画しています。

で、原本店が打ち出したのが「焼き牡蠣に一途」です。

焼き牡蠣か〜…。

自宅なら精々蒸し牡蠣か、フライパンでのソテーだな。

とりあえず、大好きな生牡蠣(生食用牡蠣)とフライパンで焼いた牡蠣を用意。


まず、栓を開けると、ほのかに香ばしい甘酒のような香りを感じます。

やがてそれはリンゴを思わせるフルーティーな香りに。

色は白ワインのようなうすいコハク色です。

飲み口は、す、すっぱい!!酸味とかではなく酸っぱい。

でもす〜っと消えていく。
日本酒と言われなければ分からない。ああ、これは酸っぱい系の梅酒みたいな、さわやかな飲み口。

で、焼き牡蠣(フライパンで焼いた牡蠣)に合わせてみた。

う〜ん。これはやっぱり白ワインの感覚かな。

焼き牡蠣ともうまくまとまった感じで、まさに食中酒バンザイ的な。

まあ、正直言って梅酒の水割りのような感じです。

ちなみに、焼いた牡蠣ではなく、僕の好きな生牡蠣に合わせてみた。
小ネギと紅葉おろしとポン酢のそれ。

クリーミーな生の牡蠣を邪魔しない、で溶け込むように合う合う。
生臭さが苦手な人もこのお酒と合わせると生牡蠣が好きになるかも。

いいよ。これ、うまい

うまいです!!
と、いうか面白い!!日本酒です。

お気に入り度:4



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by tztom | 2018-03-12 20:50 | 広島 | Comments(0)