2018年 05月 01日
黒田武士 呑みとり純米酒[大里酒造]
醸造元:大里酒造株式会社
URL:http://www.kurodabusi.com/
住所:福岡県嘉麻市大隈551
電話:0948-57-0059
創業:天保年間(1830~44)
使用米:夢一献
精米歩合:70%
日本酒度:+2.0
酸度:1.8
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,000円(税込み)
福岡市の東方向に位置する嘉麻市は、平成の大合併により、2006年に山田市と旧・嘉穂郡嘉穂町、碓井町、稲築町が合併してうまれた街で、ちょうど福岡県の中央部にあたり、かつては筑豊有数の炭鉱都市として栄えていました。
その中心市街が、旧・嘉穂郡嘉穂町の大隅町と大隅地区です。
大隈は中世から江戸期にかけて城下町として発達し、江戸時代には秋月藩5万石の商業的中心地として、田川街道や日田街道も交差する宿場町として整備され発展します。
さらには嘉麻川(現在の遠賀川)には河港が設けられ陸路水路の要衝となり、人や物資の集散地として町は大きく繁栄しました。
江戸時代より町場として発展した大隅町に対して周辺農村は大隅村と呼ばれ、その大隅村が現在の大隅地区にあたります。
町を縦貫するかつての日田街道、国道211号線沿い。
町の玄関口に大きな直売店を構える大里酒造は江戸時代後期の天保年間(1830~44)に創業しました。
醸造場は国道を挟んだ向かいの集落にあります。
酒銘の『黒田武士』とはは、民謡「黒田節」のモデルになった黒田藩家臣、母里太兵衛(もり たへえ)の居城が蔵の裏山にあったことにちなみます。
母里太兵衛は福島正則の面前で禁を破って大杯の酒をのみほし、小田原攻めの功績で福島正則が豊臣秀吉から拝領した名槍「日本丸」をもらい受けたときの歌であるといわれています。
ちなみに、この先を行った町の中心部である大隅町には寒北斗酒造と梅ヶ谷酒造があります。
フルーティーな香りと、酸っぱい系の酸味。
米の旨みをしっかりと感じつつ、すっきりとした淡麗辛口で
のど越しも良く、シャープなキレ。
精米歩合7割からくる純粋な旨味。
燗にすると、結構飲み味は変わらなく、ほのかな酸味。
ふくよかな旨味と
なめらかなキレ。
すっきりとした淡麗辛口。
うまい。
お気に入り度:3
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