豊盛 純米酒[豊村酒造]

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醸造元:豊村酒造有限会社
URL:https://www.toyomurashuzou.jp/
住所:福岡県福津市津屋崎4-14-18
電話:0940-52-0001
創業:明治7年(1874)

使用米:山田錦
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,328円(税込み)

博多から北へ直線で約22km。

玄界灘に臨んで弓張り状に砂浜の海岸線が続く先端部に、古くからの港町として栄えた津屋崎という町があります。

福津市は平成の大合併で2005年に宗像郡福間町とこの津屋崎町が合併して生まれ、市名も両方の町名から一文字づつとったもの。

そしてこの旧津屋崎町は玄海国定公園内の景勝地にあり、江戸時代には廻船業の拠点として、また塩田の積出港として栄え「津屋崎千軒」と称されるほど賑わったと言われています。

しかし、昭和初期あたりから賑わいは消えはじめ、現在は商店街の多くはシャッターが閉じられています。

往時を偲ばせる古い町並みは地酒『豊盛』の豊村酒造付近にわずかに残ります。

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豊村酒造の本家は新宮町にあった造り酒屋「豊賀屋」です。そこから次男・喜三郎が分家してこの津屋崎で明治7年(1874)に創業しました。

当時は1000坪もの規模を誇る酒蔵で、大正期には第二工場も設けたそうですが太平洋戦争で閉鎖。

そして現在、なんと酒造りは休止中で、他所の酒蔵に製造を依託した酒の濾過と瓶詰めのみ自社で行い販売しているそうです。


クリーミーでカスタードケーキ、いやチーズケーキのような香り。

やがて、ちょっとブランデーが効いた上質な生菓子的な香りにも...

こんな立ち香は初めてです。

それでいて、飲み口はシャープな淡麗辛口ですが、なんか、うまい。

辛口だけど、うまい。

後半は酸がちょっと強めに出てきって苦みと辛みの余韻で引いていきます。


燗にすると、まず酸が辛さが前面に。

旨味は控えめで辛さと苦味、渋味がバランスよく、すーっと消えていくキレ。

なぜか旨味はほとんど感じられなくなってしまいました。

ところが常温になってくると次第に甘みが顔を出してきます。

意外にも常温か冷やの方がうまいです。

うん。

冷えた方が甘みが増す。不思議だ。

冷やが旨い。

お気に入り度:3



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by tztom | 2018-05-28 14:23 | 福岡 | Comments(0)