2018年 06月 02日
白糸70 純米酒[白糸酒造]
![白糸70 純米酒[白糸酒造]_f0138598_20341022.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201806/02/98/f0138598_20341022.jpg)
醸造元:有限会社 白糸酒造
URL:http://www.shiraito.com/
住所:福岡県糸島市大字本1986
電話:092-322-2901
創業:安政2年(1855)
使用米:山田錦(糸島産)
精米歩合:70%
日本酒度:+2.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,166円(税込み)
福岡県の最西端、佐賀県と接する糸島市。
といっても福岡市のすぐ西隣で福岡市のベッドタウンです。
糸島市は2009年に前原市と糸島群志摩町、二丈町が合併して生まれた市です。
そして実は、この糸島市は福岡県最大の山田錦の生産地で、一時は兵庫県に次ぐ規模を生産していたそうです。
(現在は兵庫県、徳島県に続く第3位)
白糸酒造は糸島市の中心部の南郊外に広がる山田錦の水田に囲まれた酒蔵です。
創業は幕末の安政2年(1855)で、醤油業を営んでいた田中勘三郎氏が創業しました。
しかしその直後に勘三郎氏は病となり酒造業を断念します。
それを引き継いで酒造りを再開したのが2代目の喜蔵氏でした。
![白糸70 純米酒[白糸酒造]_f0138598_20344423.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201806/02/98/f0138598_20344423.jpg)
白糸酒造(旧・田中酒造場)創業150周年を記念してたちあげたブランド『喜蔵』は実質的な創業者である2代目田中喜蔵氏に由来します。
全国でも数少なく福岡県では唯一の巨大な木を使って酒を搾る伝統的な「ハネ木搾り」を用いながらも新しい酒造りを模索している新進気鋭の酒蔵です。
フレッシュで甘い立ち香。
精米歩合7割ですが、雑味は無く、すっきり、さっぱり、でも控えめながらも米の旨みを残しています。
酸も控えめでスッキリとした渋めの後味。
余韻にほんのりと木の香りを感じます。
若々しいうまさ。
燗にすると、透明ながらも旨味が口の中に広がります。
香りか、味か。やさしい華やかさ。
うまい。
これはうまい。
後に何も残らない自然なキレ。
ああ、きれいだ。
きれいなお酒です。
うまいな〜。
お気に入り度:3
↓お、この蔵・この日本酒いいね!と思われたらポチッとお願いします。

【日本酒】ブログランキング
日本の地酒・小さな酒蔵を応援しています!!