2018年 12月 13日
明石鯛 純米酒[明石酒類醸造]
URL:http://www.akashi-tai.com/
住所:兵庫県明石市大蔵八幡町1-3
電話:078-919-0277
創業:安政7年(1860)
使用米:山田錦(兵庫県産)
精米歩合:65%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,737円(税込み)
兵庫県明石市と言えば「たこ」や「明石焼き」で知られる、人口約30万人が暮らす中核都市です。
古くから明石海峡を挟んで淡路島や四国に通じる玄関口であると共に山陽道及び丹波国、但馬国へと通じる諸街道が分岐する交通の要衝として栄え、江戸時代には越前松平家6万石明石藩の城下町として発展しました。
この明石は日本最大の酒どころとして知られる神戸市の「灘」地区の西に接し、明石市側も古くは「西灘」と呼ばれ、最盛期の明治時代には60軒もの酒蔵がひしめいていました。
しかし、現在市内に残るのはわずか5軒のみ。(でも多いですが)
大蔵海岸公園に近く、国道2号線(かつての山陽道)に面して蔵を構える明石酒類醸造は、江戸末期の安政7年(1860)より醤油製造や両替商・米穀商など多角的に営んでいた商家で、大正7年(1918)に明石酒類醸造株式会社を創業し、焼酎・みりんの製造・販売を始めました。
この頃はまだ日本酒(清酒)の醸造は行っていませんが、戦後の昭和30年(1955)頃から清酒の醸造を始めます。
一時期社名が明石醗酵工業株式会社となりますが、現在は再び明石酒類醸造株式会社と改めました。
栓をあけて...う〜ん。
ゴムか革製品のような初めての臭い。香り。
やがて芳醇で牧歌的な香ばしい香りかな?と、そして乳酸系の飲み口。
いかにも地酒的な複雑な淡麗辛口、すっきりさっぱり感。
酸はひかえめ。でもキレはいい。
スーッと消えていく。
地酒っぽさとのギャップが同居する。的な。
蔵元いわく、燗ばえするお酒らしい。
で、燗にすると。
飲み口はどっしり香ばしい芳醇さですが、結構透明感のあるライト。
スッキリ辛口系。
食中酒向き。
なるほど、的なうまさ。
まあ、一度飲んでみてください。
お気に入り度:3
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