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鶴の友 別撰 本醸造[樋木酒造]

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醸造元:樋木酒造株式会社
URL:なし
住所:新潟県新潟市西区内野町582
電話:025-262-2014
創業:天保3年(1832)

使用米:-
精米歩合:-
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度以上17度未満
購入価格:720ml:1,080円(税込み)

新潟市の中心部から日本海に沿って西へ約12km。

JR越後線で約20分。

現在の内野町は新潟大学の街として知られていますが、近年まで数軒の酒蔵や味噌など醸造関係の蔵が多く集める場所でした。

現在残るのは塩川酒造と樋木酒造(ひきしゅぞう)の2軒だけ。

樋木酒造は江戸時代後期、いわゆる幕末の天保3年(1832)に三根山藩下の巻町において、親類の大澤家より酒造株を引き受けて創業しました。

主力銘柄の『鶴の友』は、隣接する分水町の阿部家で造られていた銘柄『明けの鶴』から一字をもらったもの。

その後、安政2年(1855)に現在の新潟市内野町に移転しました。

歴史ある酒蔵ですが、今も残る明治末期築の東酒蔵、西酒蔵、店舗兼主屋は昭和30年に新津市柄目木の民家を移築したもの、これらの3棟は国の登録有形文化財に指定されています。

樋木酒造は地元向けが大半で、本醸造や普通酒が主力。少し純米酒も造っています。

しかし、特定名称酒の枠に縛られない酒造り。


今回のお酒は 別撰(本醸造)です。

ラベルデザインも昔ながらのもの。

しかし!!

まず、フルーティーな立ち香!!

雑味は無く、淡麗だけどしっかりとした旨味と飲み口。
辛口のキレ。

ライチ、マスカットのような上質な旨味、甘み、吟醸酒のような飲み口。

なんなんだ、これは!!

燗にしてみる。

意外にさっぱり、すっきり。

ライトな印象の燗酒。

んん?このお酒は意外にも冷やが旨い。

と、言うか。

予想外にレベル高し。

こ、これは。

こう言う出会いが楽しいです。

お気に入り度:4



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by tztom | 2019-02-11 14:40 | 新潟 | Comments(0)