2019年 06月 08日
行光 吟醸純米[蔵本屋本店]
![行光 吟醸純米[蔵本屋本店]_f0138598_06431967.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201906/02/98/f0138598_06431967.jpg)
醸造元:蔵本屋本店
URL:なし
住所:愛媛県西条市氷見乙1785
電話:0897-57-9900
創業:安政2年(1885)
使用米:山田錦・松山三井
精米歩合:-
日本酒度:+4.0
酸度:1.3
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:1800ml:2,353円(税込み)
蔵本屋本店。
幻の酒蔵と呼ばれ、蔵元が一人で作っていのに、平成20年から4年連続で金賞をとっている蔵元です。
地元以外にほとんど出回らず、あまりに情報が無いので、すでに廃業しているものと勝手に思っていました。
蔵は西条市の西端、小松町と接する氷見という集落にあります。
海側から甲・乙・丙・丁と番地が振られているのですが、そのまん中付近、氷見乙と氷見丙の境界付近に伝統的な古い街並みが残されています。
氷見は旧金毘羅街道にそって形成された在郷町で、中山川の河港町としても発展した集落です。
![行光 吟醸純米[蔵本屋本店]_f0138598_06434297.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201906/02/98/f0138598_06434297.jpg)
蔵本屋本店は幕末の安政2年(1855)に初代田坂市兵衛によって創業。
「蔵本屋本店」という屋号は江戸時代に自然発生的に呼ばれるようになったそうです。
主力銘柄の『行光』は、昔蔵本屋本店の跡取りが途絶えかけた際に、出家していた跡取りが還俗して跡を継ぎ、名を「行光(ギョウコウ)」から「行光(ユキミツ)」に変えた事に由来するとか。
色は無色透明で、香りは控えめ。
飲み口は牧歌的な野趣的な香ばしさ。
生もと系、山廃系の香りです。
華やかさは無く、飲み口はスッキリ。
ほのかに辛く、やさしいキレ。
旨味、酸味と渋味とまた旨口のバランスのとれたお酒です。
燗にする。
クリアーで雑味のない牧歌的なうまさ。
牧歌的さが高い次元で控えられている。
うまい。
厚みのある透明感。うまい!
このお酒は燗がうまい。
お気に入り度:3
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