2019年 07月 10日
菊勇 相模大山 純米酒[吉川醸造]
![菊勇 相模大山 純米酒[吉川醸造]_f0138598_19135840.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201907/06/98/f0138598_19135840.jpg)
醸造元:吉川醸造株式会社
URL:http://www.kikuyu.co.jp/
住所:神奈川県伊勢原市神戸681
電話:0463-95-3071
創業:大正元年(1912)
使用米:美山錦
精米歩合:65%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,180円(税込み)
伊勢原市は神奈川県のほぼ中央に位置する人口約10万人が暮らす町。
この伊勢原市を横断する東名自動車道の伊勢原バス停付近が渋滞の名所として長く人々には知られています。
伊勢原市中心部の北西郊外、東名自動車道のすぐ側に位置し、鈴川が近くを流れる神戸地区に蔵を構える吉川醸造は、大正元年(1912)に吉川兼吉氏が創業した現在6代続く酒蔵です。
古くはこの伊勢原や隣の秦野地域は、葉たばこの産地であり、吉川家も当初は伊勢原で煙草の製造販売をしてました。
![菊勇 相模大山 純米酒[吉川醸造]_f0138598_23372351.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201907/10/98/f0138598_23372351.jpg)
社名が「酒造」ではなく「醸造」であるのは、この為ですが、しかし現在は酒造業に専念しています。
創業当時の銘柄は『初冠』(はつかんむり)でしたが、3代目から現在の主力商品の『菊勇』(きくゆう) が生まれました。
『相模大山』は伊勢原市の北西端に位置する標高1,252mの山で、古くから山岳信仰の山として、江戸時代には庶民が盛んに「大山参り」を行っていました。
ちなみに、山形にも『菊勇』という銘柄がありますが、こちらは読みが「きくいさみ」となります。
関係性はありません。
色はうすいコハク色。
香りは醤油、味噌のようなパンチのあるビターな印象です。
この蔵が昔、味噌、醤油を醸造していた事とは関係ありません。
乳酸系の香りです。
飲み口はやさしく芳ばしい。
米の旨み、ほのかにフルーティーさを伴う米の旨みを感じながら、フレッシュで透明感のある余韻。
日を置くと、野趣感が増してきました。
パワフルな独特な個性的なお酒。
雑味は無く、後半にやや苦味、渋味を感じますが、後味の余韻は良く、バランスが取れている感じ。
うまい。
うまいです。
燗にしてみる。
旨味はひかえめ、すっきりとした飲み応え。
雑味は無く、やや酸っぱめの芳醇なコク。
こっちも、うまい。
お気に入り度:3
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