2019年 08月 01日
八鶴 純米吟醸[八戸酒類・八鶴工場]
![八鶴 純米吟醸[八戸酒類・八鶴工場]_f0138598_21594449.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201908/01/98/f0138598_21594449.jpg)
醸造元:八戸酒類株式会社
URL:https://hachinohe-syurui.com/
住所:青森県八戸市大字八日町1
電話:0178-43-0010
創業:昭和19年(1944)
使用米:-
精米歩合:50%
日本酒度:+2.0
酸度:1.7
アミノ酸度:1.9
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,851円(税込み)
八戸酒類は工場(酒蔵)ごとに異なるブランドを製造して販売していますが、今回はその設立経緯から工場ごとに紹介していきます。
八戸酒類は太平洋戦争中の1944年に企業整備令により三戸郡内の酒造家15軒によって設立されました。
かつては、みなと工場(旧:男山工場/八戸市)・稲川工場(三戸郡階上町)・花開工場(三戸郡三戸町)も存在しました。
戦後消えて行った銘柄もある一方、八戸酒類から分離独立していった酒蔵もありました。
近年青森県の地酒を代表する銘柄『陸奥八仙』の八戸酒造も「みなと工場」だった酒蔵です。
また第五工場と呼ばれていた五戸工場も『菊駒酒造』として独立していきました。
八戸酒類の中核となった酒蔵が江戸時代中期の天明6年(1768)に創業した「河内屋」です。
河内屋は元々呉服商で身をたてていた初代橋本八右衛門(はちうえもん)が、酒屋を買い取って酒造りを始めたもので、大正10年に法人化して「河内屋橋本合名会社」となります。
『八鶴』の名は江戸時代に八戸藩を治めていた南部氏の家紋「向かい鶴」と、八戸の地名「八」を掛け合わせたもの。
この八鶴工場は日本酒の協会酵母10号の発祥蔵でもあります。
香りは意外に控えめです。
飲み口も落ち着いた印象。
吟醸酒らしい、ほのかな華やかさと雑味の無い、透明感のある旨味の余韻。
スッキリとした淡麗中旨口系のお酒。
冷やだと、のど越しが良いです。
そして上品な香り。
透明感のある旨味。
酸、苦、渋がほどよく控えられていて、安定感のある、さすが八戸を代表する酒蔵のお酒です。
うまい。
うまいです。
お気に入り度:3
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