2019年 08月 05日
如空 Buveur 純米吟醸 生貯蔵酒[八戸酒類・如空工場]
![如空 Buveur 純米吟醸 生貯蔵酒[八戸酒類・如空工場]_f0138598_22000572.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201908/01/98/f0138598_22000572.jpg)
住所:青森県三戸郡五戸町字川原町12
電話:0178-62-2115
創業:昭和19年(1944)
使用米:-
精米歩合:55%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,500円(税込み)
八戸酒類は工場(酒蔵)ごとに異なるブランドを製造して販売していますが、今回はその設立経緯から工場ごとに紹介していきます。
八戸酒類は太平洋戦争中の昭和19年(1944)に企業整備令により三戸郡内の酒造家15軒によって設立されました。
かつては、みなと工場(旧:男山工場/八戸市)・稲川工場(三戸郡階上町)・花開工場(三戸郡三戸町)も存在しました。
戦後消えて行った銘柄もある一方、八戸酒類から分離独立していった酒蔵もありました。
近年青森県の地酒を代表する銘柄『陸奥八仙』の八戸酒造も「みなと工場」だった酒蔵です。
また第五工場と呼ばれていた五戸工場も『菊駒酒造』として独立していきました。
(新)菊駒酒造は酒造施設を別の場所に新しく建て、元の酒蔵(五戸工場)は八戸酒類に明け渡しました。
それまで五戸工場では『菊駒』銘柄を造っていましたが、菊駒酒造独立によりその銘柄が使えなくなった事で生まれた新しいブランドが『如空』です。
ちなみにサブネームの『Buveur』はフランス語で「愛飲家」の意味。
色は極薄めのコハク色ですが、
香りは控えめです。
口に含むと、青リンゴ、ライチ系のフルーティーな余韻。
割と、しっかりとした淡麗辛口の純米吟醸生貯蔵酒です。
お気に入り度:3
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