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吟冠 喜久泉 吟醸酒[西田酒造店]

吟冠 喜久泉 吟醸酒[西田酒造店]_f0138598_20521108.jpg

醸造元:株式会社 西田酒造店
URL:http://www.densyu.co.jp/
住所:青森県青森市油川大浜46
電話:017-788-0007
創業:明治11年(1878)

使用米:華吹雪
精米歩合:50%
日本酒度:+1.0
酸度:1.3
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,080円(税込み)

今や全国に知れ渡る青森を代表する地酒の銘柄『田酒』を醸す西田酒造店は、現在青森市でも唯一の酒蔵です。

蔵は青森市の中心部ではなく北西へ約4km、津軽半島の付け根に位置する油川という地にあります。

油川は古くは「大浜」と呼ばれ、鎌倉時代から戦国時代にかけて津軽半島東海岸一帯を指す“外ヶ浜”において最も栄えていた港町でした。

現在は小さな漁港ですが、西田酒造店は国道280号線、旧松前街道沿いに蔵を構えます。

吟冠 喜久泉 吟醸酒[西田酒造店]_f0138598_20523913.jpg

油川は松前街道の起点となる宿場町、商業の町でもありました。

この油川大浜で西田酒造店は明治11年(1878)に創業します。

意外に若い酒蔵でした。

創業当時から地元で親しまれてきた銘柄『喜久泉』は、まさに「幾久しく喜びが続く様に」との願いを込めて銘々。

一方『田酒』は昭和19年(1944)年に純米酒として生まれた銘柄です。

かつては県外向けの『田酒』と地元向けの『喜久泉』でした。

しかし、近年は『喜久泉』も攻めます。


色は無色透明で香りは控えめ、っていうかほとんど感じませんが。

飲み口はフレッシュでしっかりとした、花のような甘く爽やかな香りを伴ったキレイなお酒です。

後味もシャキッとしてスーッと消えていく余韻。

落ち着いた華やかさと旨味につつまれた飲み飽きしないスッキリとした味わい。

うまい...

いや〜うまい。

これはうまい。

なのに何だい?この価格。

コスパ高すぎ。

以前地酒に力をいれている酒店で、『田酒』はバーターで抱き合わせで『喜久泉』も引き受けないといけない。
という話を聞いた事があります。もう10年以上昔の話でしたが。

しかし、この『喜久泉』リーズナブルな酒ながらも、めちゃ旨いです。

晩酌向けのジュッ町吟醸酒。

『田酒』よりうまいかも!!


お気に入り度:4




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by tztom | 2019-08-25 21:21 | 青森 | Comments(0)