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稲村屋 涼颯冷爽 純米酒[鳴海醸造店]

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醸造元:株式会社鳴海醸造店
URL:http://narumijozoten.com/
住所:青森県黒石市大字中町1-1
電話:0172-52-3321
創業:文化3年(1806)

使用米:華吹雪
精米歩合:65%
日本酒度:+7.0
酸度:1.2
アミノ酸度:1.3
アルコール度:14度
購入価格:720ml:1,300円(税込み)

靑森市の南、弘前市との間に挟まれた黒石市は人口約3万2000人が暮らす町。

江戸時代に津軽藩から分知した黒石藩1万石の陣屋町として発展した小さな城下町で、現在も町割り、道路の升型などにその面影が残り、また「こみせ」と呼ばれる雪国独特のアーケードの古い町並みとして知られています。

この黒石のねぶた祭は靑森3大ねぶた祭の一つとして有名ですが、これは江戸時代に経済基盤の小さかった黒石藩が経済政策として進めた集客イベントであり、これによって黒石はこの地域のおける在郷町としても発展し、多くの商人が集まってくるようになります。

黒石のねぶたは青森や弘前を凌ぐ規模を誇るのはこういった歴史があるからです。

そんな黒石には近年まで鳴海醸造店、中村亀吉、佐藤酒造の3軒の酒蔵がありました。

ただ、その中で元町に蔵を構え明治27年創業の佐藤酒造は、後継者難から2008年に廃業してしまいました。歴史的建造物の酒蔵は保存され、町のコミュニティスペースとして活用されています。

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メインストリートに蔵を構える鳴海醸造店は江戸時代後期の文化3年(1806)創業の黒石市の中で最も古い歴史を有する蔵です。

平成10年に「鳴海家住宅」は、黒石市の文化財として指定されました。

凶作にあっても収穫をもたらした土地の名、「稲村」に由来する『稲村屋』を屋号としていました。

代表銘柄の『菊乃井』は二代目文四郎が菊の花を愛し、この芳香を酒に取り入れれば酒の楽しみもまた一段と増すのでは、と吟醸酒の搾りの際に槽口に菊の枝を置いた事に由来するとか。



夏っぽいブルーのボトルとラベルです。

夏限定酒。

『涼颯冷爽』と書いて(かぜれいそう)と読みます。
涼颯を当て字で「かぜ」と読ませています。



栓をあけると、ほのかにスッキリとした吟醸香。

飲み口は、やや酸が全面に出てきますが、クリアな旨味もあって、雑味もなくスッキリとしたのど越し。

良く見るとアルコール度数14度。

飲み頃の温度は5℃~10℃で冷蔵庫で冷やした状態か、氷水にどぶずけして冷やして飲むのがいいらしい。

夏らしい飲み方だ。

キンキンに冷やすとひたすら淡麗の辛口。

うん、確かに。

もう少し旨味がほしいところですが。

燗にしてみる。

これまた辛口。旨味の少ない淡麗な辛口の酒になります。

しかし、ぬる燗から常温になってくると、やさしい旨味が出てきて飲み口も優しくなります。香ばしさも顔を出します。

う〜ん。

このお酒は常温が一番おいしいかも。


お気に入り度:3




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by tztom | 2019-09-15 04:34 | 青森 | Comments(0)