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舞美人 純米酒[美川酒造場]

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醸造元:美川酒造場
URL:http://www.maibijin.com/
住所:福井県福井市小稲津町36-15
電話:0776-41-1002
創業:明治20年(1887)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,430円(税込み)

福井市中心部から東郊外へ。

九頭竜川支流、足羽川(あすわがわ)沿いに光福寺というお寺を中心とした小稲津という集落があります。

九頭竜川の舟運で発展した河港があったのでしょうか。

この周囲を水田に囲まれた小さな集落に蔵を構える美川酒造場は明治20年(1887)に創業しました。

美川家はもともと農家で、代々地主として米作りに携わってきた家柄。

創業当時の銘柄は『朝鶴』でしたが、その後「江戸時代に福井藩主がこの小稲津の地での狩猟中に、村一番の美人が舞を献上した」伝承にちなんで『舞美人』を主力銘柄とします。

昭和23年(1948)福井県を襲った福井大震災により、美川酒造場は現存する1棟のみを残して酒蔵が全て倒壊し休蔵しますが、その後再興して今に至ります。

昭和35年に新蔵「昭和蔵」を増設しますが、福井産米とオリジナル酵母を使い、醸すお酒の全量を今では貴重な和釜で蒸し上げ、桜の木で出来た木槽(きぶね)で搾る手造りの酒造りを行っています。

美川酒造場は家業であり、法人化を行っていない小さな酒蔵です。

しかし、それでも精力的な商品開発、さらには英国ロンドンで開催されるIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)で入賞する一方で、晩酌向けのリーズナブルな酒造りを続ける、まさに新進気鋭の地酒蔵です。

さて。

栓を開けて最初の香りは...

よく言えば野菜の発酵したような匂い。

悪く言えば生ゴミの腐敗臭...あれ?。

う〜ん、こんなの初めての乳酸系の老香かも...。

飲み口はほのかにビター系の淡麗辛口。

すっきり、淡麗。
さわやか、淡麗。

ほのかに、香る野趣的で地酒的な乳酸香は飲んでも感じます。

酸も控えめながらも、スッキリとしたキレ。

淡麗な後味。

久しぶりに「淡麗」連発。

そんなお酒。

良い意味で淡麗辛口なお酒です。

最初の香りは別として。


燗にしてみる。

飲み口はやわらかいけど、旨味控えめ、

苦味、渋味が全体を包み込むように主張。

さっぱり淡麗辛口。

食中酒向き。

うまい。

ちなみに、栓をあけて一週間ほどすると、生臭い老香は和らいでいきました。

う〜ん。

ある意味で奥深い、日本酒の世界を感じました。

お気に入り度:3



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by tztom | 2019-12-02 22:15 | 福井 | Comments(0)