2021年 07月 31日
薫長ヌーボー 純米吟醸酒 おりがらみ無濾過無加水[クンチョウ酒造]
![薫長ヌーボー 純米吟醸酒 おりがらみ無濾過無加水[クンチョウ酒造]_f0138598_18244292.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202107/31/98/f0138598_18244292.jpg)
住所:大分県日田市豆田町6-31
電話:0973-23-6262
創業:元禄年間/独立:昭和15年(1940年)
使用米:五百万石
精米歩合:59%
日本酒度:+9.5
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,650円(税込み)
久しぶりに『薫長』を飲みました。
限定酒なので大分県の地酒専門店「山城屋」さんで購入。
蔵の創業年は江戸時代中期の元禄年間ごろとされ、現在も現役で元禄15年(1702)に建てられた一番古い蔵をはじめ、5棟の蔵がすべて建築当時の姿で残っている全国的にも大変希少な酒蔵です。
この長い歴史を持つクンチョウ酒造は2つのルーツを持ちます。
江戸時代より日田・豆田町で「丸屋」という屋号で金融業を営んでいた千原家の酒造事業部門「丸屋酒造」を引き継いだ、九州最大の酒造地、福岡県城島町の酒造家、冨安本家酒造(現:(株)花の露)の分家である文政12年(1829)創業の冨安合名会社からなります。
幕末の動乱により経営破綻した丸屋酒造の醸造設備を親戚関係にあった冨安家(分家)が引き継ぎ、同蔵の日田醸造所となりました。
この冨安合名会社日田醸造所が昭和15年(1940年)に独立して冨安酒造となり、現在のクンチョウ酒造に繋がります。(本体の冨安合名会社は2007年に廃業)
![薫長ヌーボー 純米吟醸酒 おりがらみ無濾過無加水[クンチョウ酒造]_f0138598_18253870.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202107/31/98/f0138598_18253870.jpg)
これまでの伝統にとらわれずに新たな酒造に挑戦した企画商品の一つが今回のお酒です。
無濾過原酒の生スパークリング酒、と最近流行の酒質。
最初に栓を開けるときは要注意!!。
栓を開けると、...香りは結構控えめ。
口に含むとシュワシュワ感と共にメロンやバナナのようなフルーツパンチが広がります。
ただし、甘いフレーバー香とは対照的に甘さは意外に控えめ。
おりがありますが、スッキリとした辛口です。
日本酒って楽しいな〜
お気に入り度:3
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