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醸造元:太陽酒造株式会社
URL:http://taiyoshuzo.sunnyday.jp/
住所:兵庫県明石市大久保町江井島789
電話:078-946-1153
創業:天保10年(1839)

使用米:山田錦(兵庫県産)
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:18度以上19度未満
購入価格:720ml:1,600円(税込み)

兵庫県明石市と言えば「たこ」や「明石焼き」で知られる、人口約30万人が暮らす中核都市。
古くから明石海峡を挟んで淡路島や四国に通じる玄関口であると共に山陽道及び丹波国、但馬国へと通じる諸街道が分岐する交通の要衝として栄え、江戸時代には越前松平家6万石明石藩の城下町として発展しました。

この明石は日本最大の酒どころとして知られる神戸市の「灘」地区の西に接し、明石市側も古くは「西灘」と呼ばれ、最盛期の明治時代には60軒もの酒蔵がひしめいていました。

しかし、現在市内に残るのはわずか5軒のみ。

太陽酒造の前身は「ホシカヤ」の屋号で廻船問屋を営んでいた田中利助が、江戸時代後期の天保10年(1839)に酒造業に進出し、この年を創業年としています。屋号は「中利」。

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昭和33年(1958)に現在の太陽酒造株式会社に社名変更しました。

現在の蔵元は6代目の田中忍氏が杜氏を兼任。

最盛時には800石ほどは造っていたそうですが、現在は家族を中心とした少数精鋭で50石~100石を造っているそうです。

山田錦を使った無濾過生原酒を主力としています。


香りは控えめですが、どっしりとした酸と、力強い甘み、しゅわ〜っと炭酸系。

生きているお酒感たっぷり。

飲み応えがあり、どっしりとした酸で受け止める、
芳醇辛口系。

若くて渋い。ワイルドでいうなれば「ハードボイルド」なお酒。

でも、 

キレイな生原酒です。

重くない。
やさしい押しつけ。

後味はほんのりフルーティーでドライ。

うまい!!

うまいです。


お気に入り度:4




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# by tztom | 2018-12-16 16:15 | 兵庫 | Comments(0)

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醸造元:明石酒類醸造株式会社
URL:http://www.akashi-tai.com/
住所:兵庫県明石市大蔵八幡町1-3
電話:078-919-0277
創業:安政7年(1860)

使用米:山田錦(兵庫県産)
精米歩合:65%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,737円(税込み)

兵庫県明石市と言えば「たこ」や「明石焼き」で知られる、人口約30万人が暮らす中核都市です。
古くから明石海峡を挟んで淡路島や四国に通じる玄関口であると共に山陽道及び丹波国、但馬国へと通じる諸街道が分岐する交通の要衝として栄え、江戸時代には越前松平家6万石明石藩の城下町として発展しました。

この明石は日本最大の酒どころとして知られる神戸市の「灘」地区の西に接し、明石市側も古くは「西灘」と呼ばれ、最盛期の明治時代には60軒もの酒蔵がひしめいていました。

しかし、現在市内に残るのはわずか5軒のみ。(でも多いですが)

大蔵海岸公園に近く、国道2号線(かつての山陽道)に面して蔵を構える明石酒類醸造は、江戸末期の安政7年(1860)より醤油製造や両替商・米穀商など多角的に営んでいた商家で、大正7年(1918)に明石酒類醸造株式会社を創業し、焼酎・みりんの製造・販売を始めました。

この頃はまだ日本酒(清酒)の醸造は行っていませんが、戦後の昭和30年(1955)頃から清酒の醸造を始めます。

一時期社名が明石醗酵工業株式会社となりますが、現在は再び明石酒類醸造株式会社と改めました。

平成21年(2009)に現在地の明石市大蔵八幡町に移転して、直売所「酒笑本館」(しゅまいるほんかん)をオープンしています。

山田錦を使用して、精米歩合は65%のお酒。

ですが...。

栓をあけて...う〜ん。

ゴムか革製品のような初めての臭い。香り。
やがて芳醇で牧歌的な香ばしい香りかな?と、そして乳酸系の飲み口。

いかにも地酒的な複雑な淡麗辛口、すっきりさっぱり感。

酸はひかえめ。でもキレはいい。
スーッと消えていく。

地酒っぽさとのギャップが同居する。的な。

蔵元いわく、燗ばえするお酒らしい。

で、燗にすると。

飲み口はどっしり香ばしい芳醇さですが、結構透明感のあるライト。

スッキリ辛口系。

食中酒向き。

なるほど、的なうまさ。

まあ、一度飲んでみてください。

お気に入り度:3



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# by tztom | 2018-12-13 00:49 | 兵庫 | Comments(0)

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醸造元:壺坂酒造株式会社
URL:http://seppiko.shop-pro.jp/
住所:兵庫県姫路市夢前町前之庄1418-1
電話:079-336-0010
創業:文化2年 (1805)

使用米:山田錦
精米歩合:70%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:18度
購入価格:720ml:1,350円(税込み)

姫路市の北に接していた旧飾磨郡夢前町(ゆめさきちょう)は全国で唯一「夢」の文字を用いた町名で知られていましたが、平成の大合併で2006年に姫路市に編入されました。

町名は飾磨5川の一つ「夢前川」に由来。

同町で現在唯一残るのが江戸時代に創業した老舗の酒蔵、壺坂酒造です。

壺坂酒造は元々は、兵庫県神崎郡にて創業しますが、腐造が続いてたために、江戸時代後期の文化2年(1805) 現在の飾磨郡夢前町に移転し、この年を創業年としています。

母家は姫路市によって酒蔵・母屋が「都市景観重要建築物」に指定。

酒銘の『雪彦山』 (せっぴこさん)は姫路市にある日本三彦山として知られる修験道の山のこと。


古風なラベルです。

ほんのりメロンのような香りと、きもちラッカー系の酢酸エチル香。

栓をあけて暫く置くと、酢酸エチル系の香りは消えて、フルーティーでクリーミーな乳酸香に。


飲み口は果実系のフレッシュ。

すっきり、芯のあるフルボディ。

うまい。

葡萄のような甘さと香り。

深い。

多少酸が強く、まるで新酒のような若さで、苦味、渋味のバランス後味の余韻。

うまいです。

精米歩合7割。アルコール度ちょい高め。

なのに、まるで吟醸酒の様。

コンセプトをもとに設計した酒質なのでしょう。

燗にしてみる。

柑橘系のフルーティーなそれでしてスッキリキレのある余韻。

フルーティーなうまみ。

燗もうまい。

うないな〜。

お気に入り度:4




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# by tztom | 2018-12-09 19:08 | 兵庫 | Comments(0)

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醸造元:鳳鳴酒造株式会社
URL:http://houmei.wixsite.com/houmeisyuzou
住所:兵庫県篠山市呉服町73
電話:079-552-1133
創業:寛政9年(1797)

使用米:山田錦・五百万石
精米歩合:50%
日本酒度:±0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:2,210円(税込み)

兵庫県の中東部に位置する篠山市は、古くから丹波篠山と呼ばれ京都への交通の要衝として栄えてきた城下町です。

西国の押さえとして幕府の戦略拠点であり、江戸時代には青山家篠山藩6万石の城下町として栄えました。

今も古い町並みが軒を連ね城下町の面影を残す呉服町に蔵を構える鳳鳴酒造は江戸時代中期の寛政9年(1797)に西尾酒造として創業。

しかしその後、終戦を迎えた昭和20年(1945)に篠山市内の13の蔵が合併して多紀酒造有限会社が生まれました。

主力銘柄の『鳳鳴』は、江戸時代の篠山藩校の流れをくむ「鳳鳴義塾」にちなむもの。

平成8年(1996)に現在の鳳鳴酒造に社名変更しました。


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国の有形文化財に登録されている築200以上の歴史を伝える商家建築の店舗は「ほろ酔い城下蔵」店舗のほか観光案内所やイベントスペースとして公開されています。

「音楽振動醸造酒」とは、音楽を振動エネルギーに変換して酒造りの桶に伝えることによって、酵母菌が音楽を感じ醸造されるお酒の事で、酒の分子構造が細かくなるそうで、分子構造が細かくなると内蔵への負担も少なく二日酔いしにくいそうです。
さらに音楽によって酵母の死滅率も下がって、マイルドできめ細やかなお酒になるという、本当かどうかは知りませんが、最近は音楽醸造を行う蔵は増えてます。

鳳鳴酒造はその先駆けです。

この純米吟醸は「モーツアルト交響曲第40番」を聞かせて造られました。

このお酒は兵庫県の「地酒」としては最初に訪れて飲んだお酒でした。

実に11年ぶりに飲みましたが、ラベルデザインも変わっていません。

感慨深いお酒です。


色は無色透明で香りも透き通ってます。

スッキリとした飲み口にやさしい甘み。

酸は少なく、渋味と苦味もバランス良くやさしく透明な余韻。

キレイなキレ。

透明な余韻。

うまい。

やっぱりうまかった。


お気に入り度:4





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# by tztom | 2018-12-02 00:11 | 兵庫 | Comments(0)

松竹梅 上撰[宝酒造]

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醸造元:宝酒造株式会社
URL:https://www.takarashuzo.co.jp/
住所:(白壁蔵)神戸市東灘区青木2丁目1-28
電話:078-452-2851
住所:(本社)京都府京都市伏見区竹中町609
創業:天保13年(1842)

使用米:-
精米歩合:-
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:659円(税込み)

灘の大手酒造メーカーはこれが最後かも。

でも、京都伏見の酒蔵です。

だけど、日本酒蔵は灘にあるのと、兵庫県の酒造組合にも加盟してるので。

言わずと知れた宝酒造は清酒「松竹梅」や「寶本みりん」、焼酎「純」などで知られる大手の総合酒造メーカです。ちなみに焼酎は国内トップシェア。

日本酒の生産石数は約25万石で白鶴酒造、月桂冠に次ぐ国内3位。

この清酒部門の「白壁蔵」は「手造りの清酒」をテーマに、生もと造りや山廃造りを用いて吟醸酒や純米酒などの高品質酒を専門に造っています。

宝酒造は江戸末期の天保13年(1842)に京都伏見で四方(よも)家が興した個人商店「四方合名会社」がその前身で、関東大震災後の大正14年(1925)に現在の「宝酒造」に改称しました。

ちなみに灘には松竹梅酒造という酒蔵があります。
ただし『松竹梅』の銘柄は造っていません。

この松竹梅酒造は以前は宝酒造の子会社でした。
昭和8年(1933)に経営困難に陥った灘の酒造家・井上信次郎を支援するため宝酒造が資本参加をして設立した酒蔵ですが、後に独立する際に『松竹梅』のブランドは宝酒造が継承し、松竹梅酒造は『灘一』の銘柄で酒造りを行っています。

さて、晩酌向けの普通酒。

蔵付きの半兵衛酵母で仕込んだお酒です。


メロンクリームソーダのようなフルーティーな香り。

雑味もなく、軽快でなめらか。

酸もすくなく甘みがある。

うまい。キレイ。

うまい。

燗にすると、正統派なコクと旨味。ひかえめな酸と渋味のバランス、キレ。

苦味は意外と無い。

さすが!!うなりたくなる大手メーカーの安定感。製品力。

うまい。

うまいな〜。


お気に入り度:3





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# by tztom | 2018-12-01 22:47 | 兵庫 | Comments(0)

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醸造元:大関株式会社
URL:https://www.ozeki.co.jp/
住所:兵庫県西宮市今津出在家町4-9
電話:0798-32-2111
創業:正徳元年(1711)

使用米:山田錦
精米歩合:50%
日本酒度:+4.0
酸度:1.3
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,380円(税込み)

大関と言えば「ワンカップ大関」で有名。

日本酒の生産石数は約22万石で国内4位。

灘五郷の一つ今津郷で現在の西宮市に蔵を構えています。

江戸時代中期の正徳元年(1711)に、初代長部長兵衛が「大阪屋」の屋号で創業。

ちなみに当時の銘柄は『万両』でした。

今も現役で残る今津灯台は長部長兵衛が樽回船の航海安全を願って建てたもの。
西宮市の重要文化財にも指定されています。

明治17年(1884)にそれまでの銘柄『万両』を改め、酒造業界の「大関」の地位を築いていこうという企業精神の想いを込めて『大関』に変更。

昭和10年(1935)に法人化して株式会社長部文治郎商店を設立。
昭和37年(1962)に大関酒造株式会社に社名変更し、 昭和56年(1991) に大関株式会社へ社名変更して今に至ります。

創業者の名を冠した大吟醸。
まさに大手蔵なコスパの高いお酒で、ボトルもおしゃれ。


栓をあけてまず桃、ライチのような吟醸香。

そして華やかな飲み口。

すっきりとした透明感のある甘み。

深い旨味。

ほのかに酸があって、辛口。

苦味、渋味のバランスが素晴らしく、飲み応えがあります。

うまい。

うまいな〜。

お気に入り度:3



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# by tztom | 2018-11-29 22:58 | 兵庫 | Comments(0)

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醸造元:沢の鶴株式会社
URL:http://www.sawanotsuru.co.jp/
住所:兵庫県神戸市灘区新在家南町5-1-2
電話:078-881-1269
創業:享保2年(1717)

使用米:山田錦
精米歩合:65%
日本酒度:+2.5
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:14.5度
購入価格:720ml:991円(税込み)

沢の鶴は日本酒生産石数が約6万石で国内13位。

創業は江戸時代中期の享保2年(1717)で、本家が元々両替商を営み、「米屋」の屋号で大名の蔵屋敷に出入りして藩米を取り扱っていたところから、分家した米屋喜兵衛が米屋の副業として灘の西郷で酒造りを始めたことを創業の年としています。

米屋を発祥とする沢の鶴は米の字を由来とした「※」マークを商品ラベルに刻印しています。

ゆえに沢の鶴は大手酒造メーカーの中では特に純米酒にこだわりを持つ蔵で、同社の純米酒の売上げは国内第1位。
米屋のプライドです。

酒銘『沢の鶴』は伊雑の宮(伊勢内宮別宮)の縁起「「太陽の神・天照大神を伊勢にお祀りしたとき、伊雑(いざわ)の沢でに頻り鳥の鳴く声が聞こえたので、いぶかしく思った倭姫命(やまとひめのみこと)がその啼き声の主をたずねたところ、真っ白な鶴がたわわに実った稲穂をくわえながら鳴いているのを見つけた・・・」の一節にある「沢の頻り鶴の鳴く声」に由来。

ちなみに、日本酒における「冷や・燗酒」の温度を定義したのも沢の鶴と言われています。

『実楽・山田錦』とは山田錦生産地の中で特A地区である兵庫県三木市吉川町実楽地区産の山田錦を使っているという事。

すっきり、クセのない透明感。

雑味が無い淡麗辛口。

ややライト系。

ある意味、水っぽい・水でうすめたお酒のような印象。

山田錦特有の押しの強さ、野趣的なところは一切無く、とても飲みやすいです。

燗にすると、広がります。
花開きます。

透明ですっきりとした澄んだ旨さ。

やさしい苦味と渋味の応援団。

きれいで旨い燗だ。

うまい。

うまいよ。

冷やよりも常温から燗が「お米」のうまさを感じます。

お気に入り度:3



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# by tztom | 2018-11-27 23:04 | 兵庫 | Comments(0)

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醸造元:菊正宗酒造株式会社
URL:http://www.kikumasamune.co.jp/
住所:神戸市東灘区御影本町1-7-15
電話:078-851-0001
創業:万治2年(1659年)

使用米:-
精米歩合:50%
日本酒度:+3.5
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,188円(税込み)

「旨いものを見ると、辛口のキクマサがほしくなる」のCMでお馴染みの菊正宗。

日本酒の石数は約11万石で9位、売上高では7位の灘の大手酒造メーカーです。

月桂冠を抜いて日本酒生産石数、売上高共に国内第一位となった白鶴酒造の本家にあたります。

万治2年(1659)徳川四代将軍家綱の時代に材木商として活躍していた嘉納治郎太夫宗徳が、酒造業に進出したのが始まりで、これが現在の菊正宗。

その後、江戸時代中期の寛保3年(1743)に嘉納治兵衛が分家して現在の白鶴酒造となります。

白鶴酒造の嘉納家を「白嘉納」と呼ぶのに対し、菊正宗酒造の嘉納家を「本嘉納」と呼びます。

本嘉納家は江戸時代後期の文化・文政年間(1804〜1829)ごろから急速に石高を増やし、幕府の御用商人とも言える立場を確立して隆盛を極めした。

明治19年(1886年)に『菊正宗』ブランドを商標登録します。

もっとも『菊正宗』は、元々『正宗』という銘でした。しかしこの正宗という銘柄が江戸で大流行したのを契機に、多くの酒造家が『○○正宗』と名乗り全国に蔓延します。商標登録が無い時代でしたが、今でも同じようなものかな。

商標登録が生まれた明治時代に、『正宗』を正式に申請しようとしますが、時すでに「正宗」が普通名詞として定着しているという事でやむなく、ふと思いついた菊を冠して『菊正宗』が生まれました。

本嘉納家は当主は代々嘉納治郎右衛門を襲名してきましたが、これを廃してパブリックカンパニーを目指し、社名も本嘉納商店から菊正宗酒造にかえました。

菊正宗は大手酒造メーカーですが、生もと造りに力を入れています。


栓をあけると、生もと造りらしい野趣的な乳酸香。

口に含むと、極めて「地酒」っぽい旨味とふくよかさ。

「キクマサ」と言えば「辛口」だけども、

このお酒はコクのある旨味と後味のキレもやさしい。

生貯蔵らしいフレッシュさも残してバランスがいい。

蔵元も「辛口」をうたっているけど。

言うほど辛くない。

コクがあってうまいキレ。

うまい。

お気に入り度:3



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# by tztom | 2018-11-27 00:04 | 兵庫 | Comments(0)

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醸造元:白鶴酒造株式会社
URL:http://www.hakutsuru.co.jp/
住所:兵庫県神戸市東灘区住吉南町4丁目5-5
電話:078-822-8901
創業:寛保3年(1743)

使用米:山田錦
精米歩合:50%
日本酒度:+3.0
酸度:1.3
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,080円(税込み)

月桂冠を抜いて日本酒生産石数、売上高共に国内第一位の酒造メーカー白鶴酒造。

白鶴酒造を経営する嘉納家は御影郷でも指折りの名門旧家であり、菊正宗を経営する嘉納家の分家にあたります。

白鶴酒造の嘉納家を「白嘉納」と呼ぶのに対し、菊正宗酒造の嘉納家を「本嘉納」と呼びます。

江戸時代初期の万治元年(1660)から酒造りを行っていた本加納家(現・菊正宗)は材木商の傍らで酒造りを行っていましたが、江戸時代中期ごろから酒造業を本業とします。

この江戸時代中期の寛保3年(1743)に嘉納治兵衛が分家したのが白鶴酒造の始まりです。『白鶴』の銘はそのころから使われています。

明治30年(1897)嘉納合名会社に改組し、昭和22年(1947)に現在の白鶴酒造株式会社となります。

白嘉納の当主は代々、嘉納治兵衛を、本嘉納の当主は治郎右衛門を襲名してきましたが、現在は襲名は行われていません。

社名から嘉納を外したのも、菊正宗と同じく「家業」からパブリックカンパニーへの転換を目指したからです。

今回の大吟醸酒は滋賀県長浜をルーツに京都に本社を置く酒販会社リカーマウンテングループとの共同開発商品。


香りは控えめながらもほんのりとフルーティー。

飲み口は上品で雑味は無く、スッキリとしていて、ちょこっと酸が。

旨味、渋味、苦味のバランスが良く、透明で透き通ったうまさ。

うまい。

しかも、山田錦の大吟醸なのに1000円のコスパ。

さすが日本一の酒造メーカー。

さすが!!

上品な旨味のある淡麗辛口。

うまい!


お気に入り度:3



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# by tztom | 2018-11-25 14:11 | 兵庫 | Comments(0)

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醸造元:白鷹株式会社
URL:https://hakutaka.jp/
住所:兵庫県西宮市浜町1-1
電話:0798-33- 0001
創業:文久2年(1862)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+4.5
酸度:1.7
アミノ酸度:-
アルコール度:16度以上18度未満
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

高度成長期の安酒が全盛時代でも品質重視の酒造りを続けた事から「灘の良心」と言われた白鷹。

全国で唯一、伊勢神宮の神宮御料酒に選ばれている蔵でもあります。

『白鷹』という銘柄は中国に古来から伝わる霊鳥に由来。

約7万1000石の生産石数を誇る大手酒造メーカー辰馬本家酒造の分家(北辰馬家)で、石数は約5,000石と中堅の酒造メーカーです。

北辰馬家は江戸時代初期の寛文2年(1662)に創業した辰馬本家から明治初頭に分家した一つで、他に南辰馬家、松辰馬家、柳辰馬家、本町辰馬家などがあります。

北辰馬商店は創業当初、同じく西宮にあった雀部(ささべ)家の「鱗蔵(うろこぐら)」を買い取って酒造りを始めました。「鱗印」のブランドで江戸に輸出しています。

昭和4年に(1929) 「北辰馬商店」から「株式会社辰馬悦蔵商店」と社名変更。

平成4年(1992)に現在の社名となります。


香りは控えめですが、旨味があってキレもいいです。

ベストバランス。
さすが。大手の安定感。

すっきりとした飲み口。

うん。うまい。


燗にすると、乳酸的なクリーミーさが出てきました。

なめらかでコクのある旨口。
ややアルコール香が鼻に感じ、ややヨーグルトのような乳酸香が残ります。

酸は控えめで、にがみ渋味もやさしいお酒です。

燗うまい。

うまいです。

お気に入り度:3



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# by tztom | 2018-11-24 03:16 | 兵庫 | Comments(0)