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カテゴリ:茨城( 39 )

富士泉 虎の子 辛口[藤田酒造店]_f0138598_00361677.jpg


醸造元:藤田酒造店
URL:なし
住所:茨城県石岡市井関994-1
電話:0299-26-2582
創業:寛正3年(1462)

使用米:-
精米歩合:-
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:880円(税込み)

霞ヶ浦の北西に位置する石岡市は人口約7万3000人が暮らす町ですが、古くは常陸国の国府が置かれた都市でした。

長らく常陸府中や略称の常府と呼ばれていたこの地の外港として栄えた高浜地区には、今も酒造や味噌などの醸造蔵があります。

霞ヶ浦に注ぐ恋瀬川に架かる愛郷橋を渡った恋瀬川右岸に広がる田園地帯、井関地区の集落の一画に藤田酒造店という小さな酒蔵があります。

ちなみにこの井関という地名は、古代霞ヶ浦の入江に置かれた関所「江関」が訛ったもの。

法人化もしておらず、極めて情報が少なく、今も酒造りを行っているのか不明とも思われているこの藤田酒造店という酒蔵の創業は、なんと室町時代の寛正3年(1462)という、茨城県下では最古、日本に現存する酒蔵では2番目の古さを誇る歴史を持っています。

初代は京都から石岡に移って酒蔵を構えたとか。江戸(東京)が実質的な首都となる江戸時代よりも150年も昔に先祖はこの地に移り住んだ事になります。

江戸時代には水戸光圀公がこの地を訪れ、藤田酒造店の活動を称えたとか。

富士泉 虎の子 辛口[藤田酒造店]_f0138598_00361637.jpg



しかも、歴代常に酒造りにおいて、先進的な考えと技術向上、さらには他の酒蔵の指南役も務め、現在でも海外に広がる日本酒醸造蔵の指南を行っているそうです。

そんな小さいながらも実力にある酒蔵ですが、現在の蔵元は高齢の為、生産量はごくわずか。

地元でしか流通していません。

蔵では直売は限られたタイミングでしか行っていませんが、蔵のすぐ近くにある井関地区唯一のスーパー『フレンドリーマートすずき』で、ほぼ全ての銘柄を購入する事ができます。

『虎の子 辛口』の分類は不明。

おそらく本醸造に近い普通酒かな。


さて、開栓。

香りは控えめながらも、ほのかな甘い香り。

飲み口は最初は甘い透明感。

ガムシロップかな?いや、かき氷のシロップを氷水で割ったような、みずみずしい透明感の甘さ。

辛口?

いやいや、淡麗だけど旨口です。

それでいて、スッキリとしたコク。

うまい!!

こりゃうまい!!


燗にしてみる。

やはり、透明感のある澄んだフルーティーさ。

上質だ。

うまい。

ああ、うまい!!

ただただ、うまい。

お気に入り度:5



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by tztom | 2020-01-24 23:20 | 茨城 | Comments(0)

千姫 本醸造[檜山酒造]_f0138598_00363203.jpg

醸造元:檜山酒造株式会社
URL:http://www.hiyama.co.jp/
住所:茨城県常陸太田市町屋町1359
電話:0294-78-0611
創業:明治17年(1884)

使用米:-
精米歩合:70%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,100円(税込み)

常陸太田市の北郊外、国道349号のバイパス下にひっそり佇む小さな集落、町屋町は、かつて棚倉街道の宿場町として栄えた町です。

宿場町時代の面影を残す旧街道沿いには今も造り酒屋や納豆・豆腐店、雑貨店に鮮魚店がならんでいます。

かつては旅館や映画館もあり、水戸から棚倉へぬける宿場町として多いに賑わいましたが、昭和19年の大火により町並の多くが焼失してしまいました。

町屋町には数多くの酒蔵がかつてはありました。

中でも本陣を務めた平山家は幕末の万延元年(1860)に酒造業を創業し、近年には『悪代官』というユニークな銘柄で知られていましたが、2000年に廃業し銘柄は岡部合名会社に引き継がれています。

千姫 本醸造[檜山酒造]_f0138598_00363258.jpg


町外れの丘の上に蔵を構える平山酒造店は明治17年(1884)に創業しました。

当時の主力銘柄は『朝日正宗』でしたが、昭和40年(1965)に地域の酒蔵数社と共同瓶詰工場を設立した際の銘柄『千姫』を、同社解散後に引き継いで今に至ります。

その後本格焼酎にも進出。

さらに、自社でワイン用ぶどう農園を建設し、本格的な国産ワイン「常陸ワイン」を造っています。
今は、ワインが主力のようです。


香りは控えですが、ほんのりと甘さを感じます。

飲み口は酸の無い透明感のある甘み。

精米歩合70%でこの雑味が無いクリアなのどごし。

ほどよい苦味。

後味引くキレ。

うまい。

燗にすると、香ばしくふくよかな旨味。

濃醇でクリア。

やさしいビターな後味が杯がすすむ。

うまいな〜。

いや〜うまい。



正直、地味な酒蔵でしたが、技術力はたしかです。

販路も狭く知名度もありませんが、通販で直売も行っています。

お気に入り度:4




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by tztom | 2020-01-18 17:04 | 茨城 | Comments(0)

日乃出鶴 美山錦 純米吟醸[井坂酒造店]_f0138598_00360227.jpg


醸造元:合資会社 井坂酒造店
URL:https://www.isakasyuzou.co.jp/
住所:茨城県常陸太田市小中町187
電話:0294-82-2006
創業:文政元年(1818)

使用米:美山錦
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,650円(税込み)


常陸太田市の北端に位置し、福島県矢祭町と接する里見地区は、平成の大合併で2009年に常陸太田市の編入された人口約4,000人ほどの茨城県北辺の村でした。

村を南北に走る旧棚倉街道(現在の国道349号線)に沿って発展した宿場町・在郷町が現在の集落に繋がっており、井坂酒造店のある小中町も江戸時代の小中宿だった場所です。

小中宿の旧家、井坂家と佐藤家。重厚な薬医門にナマコ壁の塀・土蔵が往事を忍ばせる町並みを残しています。おそらく本陣も務めたのでしょう。

日乃出鶴 美山錦 純米吟醸[井坂酒造店]_f0138598_00360236.jpg


かつては酒造りが盛んだった美里地区で唯一残る酒蔵、井坂酒造店(井坂家)は江戸末期の文政元年(1818年)に創業。

銘柄『日之出鶴』は初代蔵元が日が昇る東の土地で酒造りを覚えたことに由来。

小中宿は明治の大火で焼失し、現在の酒蔵も含めた重厚な家並みは明治32年(1899)に再建されたもの。

戦時中は酒造りを一時中断。

戦後は焼酎から醸造を再開し、昭和30年(1955)から日本酒造りを再開しました。

あまり情報が無く、休蔵している噂もありましたが、昨年あたりからホームページを立ち上げ積極的な情報公開を行うと共に、時代に合わせた酒造りにもシフトを始めているようです。

今回のお酒は『日之出鶴』特定名称酒新シリーズのラベルデザイン。


栓をあけて最初の飲み口は...少し塩っ辛い?感のある酸。

続いて、淡麗な旨味とシャープなキレ。

吟醸酒らしい淡麗なフルーティさ。

後味に苦味が少し残る余韻。

やさしい酸味、苦味、渋味のバランス。

うまい。

悪くない。

栓をあけて日を置くと、香りも飲み口も安定してきます。

バランスの良いきれいなお酒です。


お気に入り度:3




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by tztom | 2020-01-13 16:59 | 茨城 | Comments(0)

二人舞台 純米吟醸[宏和商工]_f0138598_22105154.jpg

醸造元:宏和商工 日立酒造工場
URL:http://www.hitachi-sake.com/
住所:茨城県日立市十王町友部104
電話:0294-39-4311
創業:平成18年(2006)

使用米:-
精米歩合:55%
日本酒度:+1.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,771円(税込み)

日立製作所発祥の地にして同社の企業城下町として知られる茨城県北部に位置する日立市。

宏和商工日立酒造工場(以下宏和商工)の酒蔵はさらに北端の高萩市と接する十王地区にあります。

平成の大合併で日立市に編入される前は多賀郡十王町でした。

その中心部、十王郵便局の斜向かいに建つ宏和商工の創業は平成18年(2006)です。

が、それは同年に廃業してしまった明治15年(1882)創業の菊乃香酒造を継承した年。

宏和商工と言う会社はおおよそ酒造りなど醸造業とは無縁の会社に思えますが、はたして東京に本社を構えるブライダルギフト(結婚式の引出物)を販売する会社なのです。

当然その中にはお酒、特に日本酒もあり、それまでは酒蔵にOEMで製造委託したプライベートブランドを販売していましたが、いよいよ廃業した酒蔵を傘下に自社製造に踏み切りました。

宏和商工の主力銘柄『二人舞台』は、まさにブライダルらしいネーミングですね。

贈答向け商品なので、ブランド米の山田錦を使い、吟醸酒らしいフルーティーな立ち香です。

しかし、飲み口はやっぱり茨城酒らしい、旨味を抑えたスッキリとした淡麗辛口。

旨味は控えめに抑えていますが、華やかな余韻は口の中に広がり、やがて後味がやや苦味が残りますが、いろいろ考え出された酒質ですね。

まあ、うまいです。

お気に入り度:3


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by tztom | 2017-08-22 22:11 | 茨城 | Comments(0)

醸造元:有限会社 堀川酒造店
URL:なし
住所:茨城県桜川市岩瀬178-1
電話:0296-75-2007
使用米:-
精米歩合:50%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,370円(税込み)

JR水戸線岩瀬駅の目の前に大谷石造りの大きな酒蔵があります。明治18年(1885)創業の堀川酒造店で、旧笠間結城街道の旧道沿いに蔵を構えています。蔵のある旧西茨城郡岩瀬町は霞ヶ浦にそそぐ桜川の源流として、古くから能楽「桜川」の舞台で知られますが、古来より「西の吉野、東の桜川」と並び称されるほどのサクラの名所でもあります。平安時代の歌人紀貫之が「常よりも 春べになれば桜川 波の花こそ まなくよすらめ」と詠ったのは、まさにこの桜川のこと。酒銘の『桜川』もこれに由来し、大正2年(1913)に商標登録しているとか。ちなみに日本で商標制度が法律になったのは明治17年(1884)です。

しかしこの堀川酒造店、現在は自醸しておりません。ラベルに記述されたMMの記号から造っているのはおそらく水戸にある○利酒類かと。酒蔵周辺の酒販店では販売しておらず、同蔵が経営する総合酒販スーパー「酒のエキスパート」で買うことができます。茨城県桜川市明日香1-19

香りは控えめですが、やや酸の強い、しかしすぐにやさしい淡麗旨口の飲み口でキレイな飲みやすいお酒です。まさに桜川の銘にふさわしい優しい飲み口。安定しています。さすが○利酒類。さまざまな酒質のお酒を使い分けますね。うまいですよ。

お気に入り度:3

桜川 純米吟醸 [堀川酒造店]_f0138598_028882.jpg



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by tztom | 2014-12-18 00:27 | 茨城 | Comments(0)

醸造元:武藤酒類醸造株式会社
URL:なし
住所:茨城県笠間市笠間1180
電話:0296-72-0008
使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,120円(税込み)

笠間焼や笠間稲荷で知られる笠間は、日本三大稲荷の一つに数えられる笠間稲荷の門前町です。その笠間稲荷の門前には2軒の酒蔵があります。一件は観光客で賑わう『松緑』を醸す笹目宗兵衛商店ともう一件が国道沿いにひっそりと看板を掲げる『東海』を醸す武藤酒類醸造です。
武藤酒類醸造の創業は江戸時代後期の文政2年(1819)で、酒銘の『東海』とは”朝日が昇る東の海”を意味し、その昇天の勢いにあやかったものとか。

しかし現在の武藤酒類醸造は自醸しておりません。ラベルにMMの記号があるので、造っているのはおそらく水戸の○利酒類。多くの酒蔵の委託醸造を行っているますが、蔵元に合わせていろいろな表情のお酒を造りますね。しかも安定しています。うまいです。
香りは控えめですが、甘口でフルーティーな吟醸酒らしい飲みやすいお酒。後味は辛味がありますが新酒の生酒のような若さもあります。おいしいお酒です。

お気に入り度:3

東海 純米吟醸 [武藤酒類醸造]_f0138598_1931473.jpg



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by tztom | 2014-12-16 19:31 | 茨城 | Comments(0)

醸造元:青木酒造株式会社
URL:http://www.aokishuzou.com/
住所:茨城県古河市本町2-15-11
電話:0280-32-5678
使用米:日本晴
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:1.5
アミノ酸度:1.6
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,290円(税込み)

茨城県の西端に位置する古河市は江戸時代に土居家古河藩8万石の城下町として発展した面影が残る町ですが、その歴史は古く「万葉集」にもその名が記される関東有数の町です。古くは「許我」と書き、奈良時代からすでに渡良瀬川の渡し場として栄えていました。鎌倉時代からは120年余にわたる古河公方時代を経て、江戸時代には奥州道中(奥州街道とも)の宿場町でもあった町です。現在も土蔵造りの商家や蔵が残る古河駅西側の中央町・本町2丁目の南端に蔵を構える青木酒造は幕末の天保2年(1831)の創業です。
酒銘の『御慶事』は、蔵元の三代が大正天皇ご成婚の際に、皇室と日本国の繁栄への願いを込めて銘々したもの。

香りは控えめですが、まろやかで濃醇な辛口。茨城酒らしい辛いお酒ですが、奥にほんのりと旨みがあります。杯を重ねるほど味わい深いお酒です。

燗にすると、ほんのり酸味のあるさっぱり淡麗な辛口に変わりました。苦味、渋みも余韻に顔を出してシャープですがうまいです。

お気に入り度:3

御慶事 特別純米酒[青木酒造]_f0138598_213498.jpg



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by tztom | 2014-12-15 21:03 | 茨城 | Comments(0)

醸造元:株式会社 竹村酒造店
URL:http://takemurashuzou.com/
住所:茨城県常総市水海道宝町3375-1
電話:0297-23-1155
使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:1.5
アミノ酸度:1.6
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,328円(税込み)

茨城県の南西端、千葉県と接する常総市の中心(旧)水海道。旧地名の通り、鬼怒川三大河岸と呼ばれ、水運で栄えた町です。歴史的建造物も多く映画のロケも多く行われる水海道の中心部に蔵を構える竹村酒造店の創業は江戸時代中期の宝暦年間(1751~64)とか。かつての屋号は「天満屋」。町の中心部にある、文化財指定の洋風建築「旧水海道銀行」向かいの細い路地の奥に蔵はありましたが、大規模な中心市街地の区画整理によって、蔵の大半は取り壊され、かつての敷地は道路、駐車場、多目的スペースに。現在の竹村酒造店は、かつての蔵の一画に今の生産規模に合わせた蔵と店舗を建て替えて営業しています。
酒銘の『京の夢』は、先代と親交のあった、谷崎潤一郎氏の随筆「京の夢 大阪の夢」よりいただいたものとか。

香りはややセメダインのような酢酸エチル香が。飲み口も同様にラッカー系の風味です…。すっきりした辛口で、茨城酒らしい酸があり、それでいてやさしいキレ。酢酸エチル香がだんだんとフルーティーに感じてきます。いやな印象はありません。後味に甘みを感じますね。

燗にすると、酢酸エチル香はどこかに吹っ飛び、やさしく飲みごたえのある旨口のお酒に変身。甘み、苦味、渋みのバランスも最高。燗が最高ですねこのお酒は。うまい。うまいですよ。

お気に入り度:3(冷)・4(燗)

京の夢 純米酒 [竹村酒造店]_f0138598_209892.jpg



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by tztom | 2014-12-04 20:08 | 茨城 | Comments(2)

醸造元:稲葉酒造場
URL:http://www.minanogawa.jp/
住所:茨城県つくば市沼田1485
電話:029-866-0020
使用米:ひたち錦
精米歩合:55%
日本酒度:+2.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,440円(税込み)

「星ふる里蔵」稲葉酒造場は筑波山の西麓、筑波山の玄関口に位置する沼田集落に蔵を構える豪農型の酒蔵で、創業は幕末の慶応3年(1867)です。敷地内には池もある旧家の佇まいの酒蔵ですが、蔵を利用して直販ショップや食事処の『居食処KURA』なども併設してがんばっています。
筑波山南西麓の筑波山西参道沿いには、参詣者相手に農間余業で諸商売を行っていた半農半商の街道集落がいくつかありますが、沼田もその一つです。近くには、かつて筑波鉄道の「筑波駅」もありました。廃線となった筑波鉄道の線路跡は『桜川土浦自転車道線』(旧・岩瀬土浦自転車道)として整備され、かつての駅はサイクリングロードの休憩所およびバスターミナルとなっています。
酒銘の『男女川』は「水無川」とも書き、筑波山を源流として男体山と女体山の間を流れる事から男女川(みなのがわ)との名がついた小さな川に由来します。

干し草のような牧歌的な乳酸香が口に広がり、茨城酒らしいドライな辛口でスッキリした飲み口。辛さの中にもしっかりとした米の旨みもあって、ただ辛口なだけのお酒ではありません。
燗にすると、米の旨みが一気に膨らみます。飲み口はやさしく、辛味のバランスもよく杯が進むみます。うまいです。

お気に入り度:3


男女川 特別純米酒ひやおろし [稲葉酒造場]_f0138598_19323580.jpg



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by tztom | 2014-12-03 19:35 | 茨城 | Comments(0)

醸造元:株式会社山中酒造店
URL:http://www.hitorimusume.co.jp/
住所:茨城県常総市新石下187
電話:0297-42-2004
使用米:-
精米歩合:70%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,218円(税込み)

水海道から下妻方面に国道294号を北上すると、突如天守閣が現れます。鎌倉時代に石下氏を称した豊田氏が築いた豊田城の跡地に城を模した施設で、その名も「石下町地域交流センター豊田城」。江戸時代は幕府直轄領となり、幕末に市場町が成立。明治に入ると繊維業で発展し、「結城紬」のブランドの一つ「石下紬」は全国にその名が知られました。このころ石下には2軒の酒造家が現れます。文化2年(1805)新石下で創業した清酒『一人娘』を醸す山中酒造店の山中家と明治30年(1897)上石下(現・新石下)で創業し清酒『紬美人』を醸す野村醸造の野村家がそれです。山中酒造店は石下の町を走る街道沿いに蔵を構えます。本社でもある小売り店舗ビルの横には、本陣の門をも思わせる重厚な薬医門があり、旧家であるこの蔵の歴史を今に伝えています。
酒銘の『一人娘』は、骨身を削る苦心のすえ、出来上がった珠玉のような名酒を我が子に例えた事にちなみます。

ヨーグルトのような甘酸っぱい乳酸香に、飲み口に感じるセメダインの様な酢酸エチルの風味。しかしこれがライトな感覚の焼酎かジンを飲んでいるようで、爽やかでありながら旨みもしっかりと感じられます。酸が少ないので、素直にぐいぐい飲め、独特の甘酸っぱさは辛口の赤ワインを飲んでいるようです。うまいですね、なかなか。”ひやおろし”の安定感もしっかりと出ています。

燗にすると、そのまますっきりな飲み口ですが、丸みもあって旨みもあって、酸味もあって、ほどほどの苦味もあってうまいですね。バランスが良くて杯がすすみますね。うまい。

お気に入り度:3

一人娘 純米酒ひやおろし [山中酒造店]_f0138598_19261465.jpg



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by tztom | 2014-11-28 19:27 | 茨城 | Comments(0)