カテゴリ:島根( 27 )

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醸造元:華泉酒造合資会社・合資会社石州酒造
URL:http://kasen1730.ocnk.net/
住所:鹿足郡津和野町後田218
電話:08567-2-0036
創業:享保15年(1730)

使用米:佐香錦(津和野産)
精米歩合:70%
日本酒度:+5.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,090円(税込み)

10年ぶりに飲みました。
島根県の地酒で最初に飲んだのがこの『華泉』でした。

島根県の西南端、山々に囲まれた盆地の小さな町、津和野町は江戸時代には亀井家亀井家4万3000石の津和野藩の城下町として栄え、現在も武家屋敷や酒蔵を中心とした商家や町家の町並みが残り、山陰の「小京都」と呼ばれている町です。

幕末期には多くの維新志士や哲学者西周、森鴎外など多くの偉人を輩出してきた町でもあります。

現在この小さな城下町・津和野には3軒の酒蔵が残りますが、その中で最も古い酒蔵です。

創業は江戸中期の享保15年(1730)で、古くから米問屋を商っていた初代俵屋長七が酒造業を始めました。蔵元は代々潮輿兵衛を襲名します。

そして現在、明治初期に建てられたという精米蔵をリノベーションした酒蔵ギャラリーの「輿兵衛(よへえ)」を併設。

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昭和48年(1973)に『華泉』を造っていた華泉酒造と『魁龍』(かいりょう)」の石州酒造が製造部門を合併させ、販売を華泉酒造に統合しました。


カカオのようなほんのりと香ばしい香り。飲み口は透明感の高いスッキリとした甘みとキレ。超軟水で「女酒」と呼ばれる津和野の酒は、かなり好みの酒質でした。レベル高いぞ!やさしく花開く甘み。

燗にすると、スッキリとした控えめな旨みのある淡麗辛口のお酒です。味わえば味わうほど、いろしろな酸味、渋味、苦味が流れていきます。後味のキレもやさしくてスッキリ!!うまい!

お気に入り度:3


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by tztom | 2017-04-18 22:53 | 島根 | Comments(0)

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醸造元:古橋酒造株式会社
URL:http://uijin.net/
住所:鹿足郡津和野町後田ロ196
電話:08567-2-0048
創業:明治11年(1878)

使用米:-
精米歩合:70%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,340円(税込み)

10年ぶりに飲みました。
島根の地酒で最初に買ったお酒の一つです。

島根県の西南端、山々に囲まれた盆地の小さな町、津和野町は江戸時代には亀井家亀井家4万3000石の津和野藩の城下町として栄え、現在も武家屋敷や酒蔵を中心とした商家や町家の町並みが残り、山陰の「小京都」と呼ばれている町です。

幕末期には多くの維新志士や哲学者西周、森鴎外など多くの偉人を輩出してきた町でもあります。

現在この小さな城下町・津和野には3軒の酒蔵が残りますが、古橋酒造の創業は明治11年(1878)と3軒の中で最も新しい酒蔵です。

伝統的な土蔵造り商家の店舗は本通沿い四つ角にあり、昔から「角酒場」の愛称で呼ばれていたそうです。

大正時代築の仕込み蔵は登録有形文化財に指定されていますが、その他使わなくなった酒蔵をリノベーションした酒蔵Bar「AZUL(アズール)」 をオープン。日本酒、洋酒などの他、『初陣』をベースにしたカクテルなどを提供するなど、新しいことにも取り組んでいる酒蔵で、最近は海外のイベントにも精力的に出品しています。

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主力銘柄の『初陣』とは、初代蔵元は武家であり、17歳の時に幕末の鳥羽・伏見の戦いにおいて、で広島藩主お馬廻りとして初陣を飾ったことにちなみます。

香りはほのかに燻製のような乳酸香で、色はほんのりとしたコハク色。飲み口はマスカット系の甘酸っぱいフルーティーでかつスッキリとした飲み口。やわらかな辛口でやさしいキレ。うまい。やや後味に残るフルーティーな渋味と苦味が個性を引き出しています。うまい!うまいです!!

燗にすると、スッキリ酸味のあるフルーティーな飲み口に。透明感のある中間。しっかりとした厚みがありながらもやさしく、きれいなキレのある後味。うまい。これはうまいです。燗がいい!!

お気に入り度:冷3/燗4




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by tztom | 2017-04-16 02:35 | 島根 | Comments(0)

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醸造元:株式会社財間酒造
URL:なし
住所:鹿足郡津和野町中座ロ34
電話:08567-2-0039
創業:寛政3年(1791)

使用米:佐香錦(津和野産)
精米歩合:-
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,300円(税込み)

島根県の西南端、山々に囲まれた盆地の小さな町、津和野町は江戸時代には亀井家亀井家4万3000石の津和野藩の城下町として栄え、現在も武家屋敷や酒蔵を中心とした商家や町家の町並みが残り、山陰の「小京都」と呼ばれている町です。

幕末期には多くの維新志士や哲学者西周、森鴎外など多くの偉人を輩出してきた町でもあります。

現在この小さな城下町・津和野には3軒の酒蔵が残ります。

江戸時代中期の寛政3年(1791)に創業した財間酒造は、江戸期には津和野の中心部に蔵を構えていましたが(旧蔵は文化財として今も残ります)、大正時代に中心街から南に約2キロ離れた郊外、森鴎外や西周の旧宅「亀井温故館」に近い津和野街道・旧道沿いに蔵を移しました。(こちらの蔵も文化財に指定されています)

日本酒の他、ここでしか作られない津和野の名産“里芋”の焼酎を醸造しています。

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酒銘の『高砂』は、蔵があるかつての地名が“白砂”で隣の地名が“高崎”と呼ばれていた事に由来します。

色はほんのりとうすいコハク色ですが香りはほとんど無く、ほのかに干し草の様で竹のような木の香りが漂います。あと、たくあんの様な老ね香も。飲み口にも樽酒のような木の香りが広がり、ほんのりと酸味、甘みを包み込んだ、芳醇なキレのあるお酒です。後味の苦味、渋味がやや強めです。

燗にすると尖った苦味、渋味は控えめになりますが、竹のような木の香りはより膨らみます。樽酒と思って飲めば気にならないかも知れません。

ちょっといかにもな地酒っぽい野趣的なクセのお酒でした。


お気に入り度:2



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by tztom | 2017-04-14 23:35 | 島根 | Comments(0)

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醸造元:王禄酒造有限会社
URL:http://www.ouroku.com/
住所:島根県松江市東出雲町揖屋484
電話:0852-52-2010
創業:明治5年(1872)

使用米:五百万石(富山県産)
精米歩合:60%
日本酒度:+7.5
酸度:2.2
アミノ酸度:-
アルコール度:15.5度
購入価格:720ml:1,728円(税込み)

島根の地酒でもっとも入手困難な地酒『王禄』、ついに買いました。

王禄の酒は基本生酒。蔵元では直売をやっていないので、管理がしっかりとした特約店を探すしかないのですが、東京とか大都市だと比較的特約店が多いです。
今回は地方のアンテナショップが多く集まる銀座一丁目にある「銀座君嶋屋」で購入しました。

松江市の東、中海に面する小さな町東出雲町揖屋には旧山陰道に沿って古い町並みが今も残ります。

この町並みの中に蔵を構える王禄酒造の創業は明治5年(1872)で当時石原家の屋号は、「麹屋」と呼ばれ、秋に小作人が納入する収納米を有効に使おうと、麹作りを始めたのがきっかけだったそうです。

現在の生産石数わずか600石。新進気鋭の酒蔵ですが、杜氏以下5名の蔵人で全ての行程を手作業で行っています。酒は全て無濾過で、生酒か生詰。酒をブレンドで無理な味の統一化をおこなわず、その為、同じ銘柄、種類の酒でも仕込号数の違いにより、酒の成分に若干の違いがあるそうです。

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酒銘の『王祿』は、古来中国において、酒は「天の美禄」といわれ、この美禄の中でも王者の風格を持つようにとの思いを込めたもの。

今回のお酒は『超・王祿』シリーズの中でも2015年醸造で約2年間寝かしたお酒です。

香りはほとんど無く、ほんのりと木の香りを感じました。口に含むと最初はほんのりと「おがくず」もしくは燻製のようなチップ香が口に広がります。透明で甘さ、旨みをギリギリまでそぎ落としたような、削り落としたようなそれでいてギリギリのところで旨みを残した感がある・・・シャープな中にもほんのりと旨みを感じる淡麗辛口のお酒でした。

全体的に独特のクセがあり、僕個人としてはちょっと前衛的でハイレベルに感じてしまうお酒でした。

お気に入り度:3



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by tztom | 2017-04-13 06:44 | 島根 | Comments(0)

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醸造元:一宮酒造有限会社
URL:http://www.ichinomiya-s.jp/
住所:島根県大田市大田町大田ハ271-2
電話:0854-82-0057
創業:明治29年(1896)

使用米:改良八反流
精米歩合:50%
日本酒度:+2.5
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度以上17度未満
購入価格:720ml:1,815円(税込み)

大田市は島根県のほぼ中央、日本海に面して「石見三田」と呼ばれる大田市・浜田市・益田市の最東部に位置する中核都市。

古来より石見と出雲を結ぶ交通の要衝、宿場町として発展しますが、戦国時代に石見銀山が開発されてから大田の町は大きく栄えました。江戸時代には大田南、大田北と別れ、それぞれの村には市が立ち、後に「大田の春秋彼岸市」として統合しますが、この春秋彼岸市は今も開催されています。

三瓶川を挟んで南北に走る細い旧石見街道沿いに古い町並みが残りますが、三瓶川の北側、太田小学校の裏手に蔵を構える一宮酒造は創業明治29年(1896)の創業。酒銘は世界遺産にもなった『石見銀山』。

生産高約250石の小さな酒蔵ですが、こだわりの酒造りや海外の異業種ブランドとのコラボなど精力的な酒造りを行っています。また一宮酒造の後継者で現在は女性蔵人の浅野理可さんが杜氏を目指して奮闘。

一宮酒造の造るお酒は、三瓶山の麓から湧き出る伏流水を抗酸化力の高い水にして仕込み水とし、基本無濾過、瓶燗方式(生酒を瓶詰めした状態で加熱処理)による火入れ後、急冷・冷蔵貯蔵したもの。

香りは控えめながらも、マスカット、メロンのようなフルーティーな吟醸香。のみくちは凜とした強い酸の辛さの後にフルーティーでやさしい旨味、渋味、苦味のバランスにまとまって、でも後半まで続く辛口系のお酒ですが、うまいです。うまい!!
辛いけど全体的なバランスが良くて、大変うまいです。

お気に入り度:4



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by tztom | 2016-11-27 19:01 | 島根 | Comments(0)

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醸造元:木次酒造株式会社
URL:http://www.kisukisyuzou.com/
住所:島根県雲南市木次町木次477-1
電話:0854-42-0072
創業:大正12年(1923)

使用米:五百万石
精米歩合:65%
日本酒度:+12.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,512円(税込み)

JR木次線の路線名にもなっている大原郡木次町(きすきちょう)は宍道湖から南に約15kmほど入った山間部の町。斐伊川中流域の雲南3郡の接点に位置している事からこの地域でも有数の規模を誇る町で、古来より山陰沿岸部と奥出雲地域を結ぶ中継地として発達。中心市街には八日市・三日市、新市の名が今も残ります。

江戸時代初期に松江藩は当時農村の副業であった製紙業を奨励し、木次には出雲国唯一の紙座が開設され在郷町として発展します。

またこの木次は神話「八岐大蛇」(やまたのおろち)に於いて、 日本で初めてお酒が造られたとされる地域とか。

木次町の中心部に蔵を構える木次酒造は大正12年(1923)の創業。日本海側の島根県にあるのに酒銘の『美波太平洋』の由来とは。創業当時に酒銘は大きな名で行こうと、南太平洋海域のきれいな海をイメージして『南太平洋』命名。昭和20年代に現在の『美波太平洋』に改めます。また美波は「みなみ」とも「びば」とも読め、「びば」は「万歳」という意味のイタリア語「VIVA」にも通じるという語呂合わせの意味も。

最近流行のシンプルな機能説明に特化した「限定酒」らしいラベルに都会的な飲み口を想像しましたが...。色は白ワインのようなキレイなコハク色。まず木の樽のような香りが、飲み口にも繋がり、樽香と風味が口に広がります。強い酸味がまず最初にあって、うま味は徹底的に抑えられ、やはり濃い木の香りが最後まで口に広がり残ります。

日本酒度12度らしい、シャキッとしたキレ。ドライな風味。そしてちょっと土っぽい。

う〜ん、久々にガツンと地酒らしい個性の地酒に出会いました。

燗にすると、強いクセは控えめになり、コクがあり酸も控えめになって、やさしくまろやかで深い飲み心地のお酒になります。いや〜このお酒は燗がいいです。でもクセがありすぎ。どう言う料理に合うんだろう?
正直ちょっと個人的に苦手なお酒でした。

お気に入り度:2




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by tztom | 2016-11-25 00:26 | 島根 | Comments(0)

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醸造元:株式会社右田本店
URL:http://migitahonten.jp/
住所:島根県益田市本町3-30
電話:0865-23-0028
創業:慶長7年(1602)

使用米:五百万石
精米歩合:60%
日本酒度:+3.0
酸度:2.0
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

島根県最西端、山口県萩市に接する益田市。現在はJR山陰本線益田駅周辺が市の中心部となっていますが、中心部から東の外れにある本町が古くからの中心部でした。そして本町の中心は益田の酒蔵、右田本店(みぎたほんてん)のあるあたりでした。

益田川に架かる大橋近くに蔵を構える右田本店は江戸時代初期の慶長7年(1602)に創業した歴史の古い酒蔵です。

まず酒銘の『宗味』のとは、右田本店の創業者である右田右京亮隆正の法号「恩誉宗味」に由来します。
この右田隆正は周防(山口県)の豪族大内氏の末裔に当たりますが、石州益田に移り住んだ戦国末期に七尾城主益田氏の転封による町の衰微を目のあたりにします。そして隆正は再び町を再興する為に近在から物資と顧客を集めて市(いち)を始めました。これが後に「宗味市」と呼ばれるようになり、益田市は商業都市として発展していきます。

実業家であると同時に、家業として酒造りを始めたという事です。

色はうすいコハク色で、香りはほんのりと香ばしい熟成香。飲み口も酸が最初に軽く当たった後、ややライトで香ばしい辛口に流れていくお酒。そして強めの苦味、渋味が合わさった余韻でフィニッシュ。全体的にはすっきりとしていますが、旨みは少なく、ややドライにも感じる淡麗なお酒。インパクトのあるお酒です。うまいです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2016-11-22 00:50 | 島根 | Comments(0)

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醸造元:奥出雲酒造株式会社
URL:http://okuizumosyuzou.com/
住所:島根県仁多郡奥出雲町亀嵩1380-1
電話:0854-57-0888
創業:大正15年(1926)
設立:平成16年(2004)

使用米:五百万石
(島根県産米)
精米歩合:70%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,296円(税込み)

奥出雲町の中心市街から北へ約3km。JR木次線の出雲八代駅がある八代地区は「出雲風土記」に布施郷と記された古い町で、江戸期にはこの地内3ヶ所にあった鉄山と共に栄え、物資の集散する在郷町となります。今も旧街道に沿って古い町並みが残ります。

そうして栄えた布施村では酒造業が盛んでしたが、近年に至っては最後に残った一軒、大正15年(1926)創業の八千代酒造が平成15年(2003)に廃業。そこで平成16年(2004)に奥出雲町が蔵を引き継ぎ、第3セクターの奥出雲酒造を設立します。

町が廃業した酒蔵を買い取って酒造りを継続した理由は、この奥出雲町の水稲の作付面積のうち、酒造好適米の占める割合が実に10%も締めていたから。蔵は道の駅「酒蔵奥出雲交流館」も併設しています。

主力銘柄の『仁多米』とは、この仁多郡奥出雲町で収穫されるコシヒカリの産地ブランド名の事。西日本で唯一「特A」を獲得した品質で「東の魚沼産、西の仁多米」と言われています。
でもこのお酒は五百万石。

香りはほのかにスッキリとしたフルーティーさ、飲み口はほのかに薬品的な酢酸エチル香を感じますが、決して不快ではなく、良い意味で、どこか都会的なシャープでドライなイメージに繋がります。苦味、渋味もほどほどにバランス良く、淡麗な辛口の白ワインのような印象。雑味はなく、独特の含み香が場合によってはクセになります。

これは、なかなか飲み飽きしない。常温よりもキンキンに冷やした方が都会的な飲み口、のど越しを期待できます。うまいです。

燗にしてもうま味の少ないさっぱりと、あっさりとした淡麗なお酒です。酸や苦味、渋味が少ないのでそれほど辛さは感じません。スーッと飲んでホッとする。そんな感じのお酒。熱くするほど味が無くなっていくので、ぬる燗くらいがちょうど良いかも。

お気に入り度:3



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by tztom | 2016-11-19 04:42 | 島根 | Comments(0)

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醸造元:米田酒造株式会社
URL:http://www.toyonoaki.com/
住所:島根県松江市東本町3-59
電話:0852-22-3232
創業:明治29年(1896)

使用米:五百万石
精米歩合:65%
日本酒度:+4.5
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:17度
購入価格:720ml:1,285円(税込み)

島根県の県都である松江市は、江戸時代に松平家18万5000石の松江藩の城下町として発展した山陰最大の都市。戦災は受けなかった為に区画は昔のままで、今もなお武家屋敷や城下町の面影を残しています。
しかし、そんな松江市の中でも特に古い町並みが残されている地区に3軒の酒蔵があります。

松江城の南。蔵が位置する東本町は、かつて大橋川を流通拠点とする海産物などの問屋が軒を連ねていたい事から「末次魚町」(すえつぐうおまち)と呼ばれていました。 魚問屋以外にも醤油や酢、氷など様々な店が軒を連ね、松江の台所として栄えます。

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米田酒造はこの東本町で明治29年(1896年)に米田金五郎氏によって創業しました。現在は日本酒の他、焼酎やリキュール、みりんなども造っています。
酒銘の『豊の秋』は、自然からの恵み五穀の豊穣を祈り、さらに芳醇なお酒が醸し出されるようにと願って銘々。コンセプトは「ふっくら旨く、心地よく」だそうです。

今回のお酒は割り水も加熱殺菌もしない秋限定の生詰原酒です。


色はうすいコハク色で、熟成されたフルーティーな香りと深いコク、膨らみのある酸、潔いキレ。うま味はしっかりとありますが、ガツンと男性的辛口なお酒です。原酒とは言っても17度ですので、身構えるような濃さは無く、普通に食中酒としても盃が進みます。

燗にすると、芳醇な米の旨みがこれまたフルーティーに昇華して、ほんのりと牧歌的な乳酸の香りを舌に感じながら、甘み、酸味がバランス良くまとまって口福感を上げ、ラストは潔く消えていく。しっかりとした旨みのある透明感。ああ、うまい。

お気に入り度:4



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by tztom | 2016-11-15 23:56 | 島根 | Comments(0)

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醸造元:国暉酒造株式会社
URL:http://www.kokki.jp/
住所:島根県松江市東茶町8
電話: 0852-25-0123
創業:明治7年(1874)

使用米:佐香錦
精米歩合:60%
日本酒度:+8.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,404円(税込み)

島根県の県都である松江市は、江戸時代に松平家18万5000石の松江藩の城下町として発展した山陰最大の都市。戦災は受けなかった為に区画は昔のままで、今もなお武家屋敷や城下町の面影を残しています。
しかし、そんな松江市の中でも特に古い町並みが残されている地区に3軒の酒蔵があります。

松江城の南、大橋川河口の宍道湖湖畔に蔵を構える國暉酒造は明治7年(1874)の創業ですが、蔵元の岩崎家は江戸時代を通して商家を営んでおり、廻船問屋、藍染業、水産業など幅広い商いにより松江藩から名字帯刀を許されていた家柄でした。

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宍道湖に臨む仕込蔵は松江藩の土蔵を譲り受けて移築改造したものです。國暉酒造の店舗は文化5年(1808)の大火後に建てられたもので、江戸時代末期の町屋の面影が残る文化財級の建物です。

岩崎家は松江における酒造業の中心的な立場であった事から戦時中の企業統制令においては調整役を務める一方で自らは率先して休業。戦後の昭和22年に岩崎家が中心となり、休業中の11蔵を集めて酒造販売会社・松江酒造有限会社を設立。岩崎家は醸造蔵として、他の蔵は酒販店を担いました。昭和31年に國暉酒造有限会社に社名変更し、平成22年に株式会社へ改組しました。

島根の酒米「佐香錦」を使ったお酒。色はうすいコハク色ですが香りはほとんど感じません。日本酒度8度らしい、すっきりとしたクリアな淡麗辛口。うまみは控えめですが、酸味や辛さも特に前面には出ず、雑味もない、非常に飲みやすいお酒です。

燗にすると、あっさりとした透明な水のような飲み口の中に、うま味と苦味と渋味がバランス良くハーモニー。酸はほとんどなく、やさしくマイルドな飲み口に。やや苦味を伴った後味のキレは後を引きます。うまいです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2016-11-13 16:23 | 島根 | Comments(0)