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カテゴリ:山口( 26 )

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醸造元:大嶺酒造株式会社
URL:http://www.ohmine.jp/
住所:山口県美祢市秋芳町別府2585-2
電話:0837-64-0700
創業:文政5年(1822)

使用米:山田錦
精米歩合:58%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:14.5度
購入価格:720ml:2,268円(税込み)

大嶺酒造もまた50年ぶりに復活した酒蔵です。

日本最大のカルスト台地「秋吉台」の西側に位置する美祢市の秋芳町別府地区に蔵を構える大嶺酒造は江戸時代後期の文政5年(1822)に創業した歴史を持つ酒蔵です。

かつての主力銘柄は『防長圀盛』(ぼうちょうくにざかり)。

町の玄関口はJR美祢線の於福駅(おふくえき)。

しかし、大嶺酒造は受託醸造(桶売り)の蔵に転身して酒造りを続けるものの、やがて昭和30年(1955)には休蔵状態になってしまいます。

平成22年(2010)そんな休眠状態だった大嶺酒造を復活させるのが、ニューヨークの広告会社に勤めていた秋山剛士氏です。

「農業と地域資源を軸に地域の未来へ繋がる産業をめざす」

最初は萩市に蔵を構える『東洋美人』の澄川酒造の設備を間借りしてスタート。

戦略的なブランド作り。

「AGAINST SAKE WORLD」”日本酒の世界に逆らう”を堂々と宣言。

とにかくラベルデザインやブランド名、そして平成30年(2018)に竣工した、最新鋭の設備を持ち、新たな観光スポットとしても賑わいを見せているデザイナーズ建築の酒蔵など「斬新」さをとにかく打ち出し、地酒復活の思いは国内マーケットを越えて世界を見据えています。

2013年にスイスで開かれた世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)では、日本政府主催の晩餐会で『Ohmine』は国際デビューしました。

今や山口県を代表する地酒『獺祭』や『東洋美人』を目指して大嶺酒造の『Ohmine』は話題急上昇中のブランドになっています。



香りは控えめながらも、ほのかにクリーミーでメロン・ライチのような吟醸香。

飲み口はスッキリとした、深いコクのある甘み。

フルーティというよりも和三盆のような上品な甘み。

高い次元でバランスのとれた余韻。

吟醸酒レベルの純米酒。

ああ、うまい。

これはうまい。

復活おめでとうございます。

そして、新たに山口の地酒を牽引していくであろう、この小さな酒蔵を応援します。

そんな事よりも、

まあ、うまい酒です。


お気に入り度:4



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by tztom | 2019-10-20 01:01 | 山口 | Comments(0)

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醸造元:阿武の鶴酒造合資会社
URL:http://abunotsuru.jp/
住所:山口県阿武郡阿武町奈古2796
電話:08388-2-2003
創業:大正4年(1915)

使用米:山田錦
精米歩合:50%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:1,800ml:3,240円(税込み)

阿武の鶴酒造。

長く休蔵状態にありながら、平成29年(2017)に復活した酒蔵です。

阿武の鶴酒造のある阿武郡阿武町は、山口県北東部の日本海側にある人口約3,400人が暮らす小さな町です。

その阿武町の中心部、奈古地区は萩から益田へ通じる石州街道沿いの市場町として古くから開かれた港町でした。

それゆえか2軒の酒蔵がありましたが、うち河野酒造は廃業(休蔵?)、そして阿武の鶴酒造もまた自醸をやめていました。

阿武の鶴酒造は大正4年(1915)に創業。

しかし、昭和58年(1983)に自社醸造をやめ他の蔵から桶を購入し瓶詰めをして細々と販売を続けていました。


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そんな阿武の鶴酒造を復活させたのが6代目にあたる三好隆太郎氏です。

隆太郎氏は東京の大学へと進学。建築を学んだ後大手アパレル会社に就職して、内装デザイナーとして新規出店の仕事に携わっていました。

しかし、実家の酒蔵を復活を決意。

アパレル会社を退職して、千葉県の酒蔵を機に埼玉県、岐阜県、青森県の蔵元を渡り歩いて酒造りの修行を行います。

実際の醸造には隣の萩市に蔵を構える山口県を代表する銘柄『東洋美人』の澄川酒造場が協力。

荒廃していた蔵の醸造設備を再建しながら、澄川酒造場でタンクを借りて初年度の酒を仕込むところからスタートしました。

ラベルデザインはデザイナー時代の人脈を生かして、東京のデザイン会社に制作を依頼。

新ブランドの『三好』は蔵元の姓。

さらに麹・米・水の「三」、売り手・買い手・世間の「三」の意味を持たせました。

今回の酒は『阿武の鶴』のシリーズ。


「点と線」は山田錦を50%精米の無濾過生詰(一回火入れ)の純米吟醸酒。

真珠(模造)をあしらった、これまたデザイナーズラベル。

期待がふくらみます。

栓を開けると...ほんのり生臭い老ね香。

口に含むと濃い、甘い。

無濾過酒らしいパンチのある、フルーティーな旨さ。


しかし、日を置いても、やっぱり生臭い老ね香は変わらず。

でも、やっぱり飲み口から中盤、ラストに至る余韻。

苦、渋、辛の余韻のバランスはいいです。

うまいです。香りが...

しかし!!燗にすると、生臭い香りが消えました。

と、いうかほのかに乳酸香に吸収された感じかな。

飲み口はフルーティーさも消え、ほんのり甘い淡麗な辛口のお酒になりました。

透明感ましてます。

すっきりうまい、ほっとする燗。

うまい。


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by tztom | 2019-10-13 21:13 | 山口 | Comments(0)

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醸造元:山城屋酒造株式会社
URL:https://sugihime.jp/
住所:山口県山口市道場門前2-1-7
電話:083-922-5757
創業:慶長16年(1611)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+1.5
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:14.5度
購入価格:720ml:1,394円(税込み)

山口県の県都、山口市の中心部に唯一構える酒蔵が山城屋酒造です。

山城屋の歴史は古く、というか家の歴史が古いです。

なんと鎌倉時代の建仁元年(1201)にまで遡ります。

安部光包が平清水八幡宮の惣貫首職に補任された最古の記録にあります。

京都に石清水八幡宮がありますが、山口の平清水八幡宮は九州の宇佐八幡宮の流れで、境内に湧く泉「平清水」に由来します。

時は流れて江戸時代の慶長16年(1611)になると、安部平左衛門浄香が山口市道場門前に移住して武士から町人になります。

阿部家は以後、様々な業種に商売を広げていき、本家安部(本陣、両替商)、醤油安部(醤油醸造)、山城安部(酒造業、茶製造業)、大阪安部、隠居安部と五家に分かれて財閥のような豪商となります。

その後酒造業の山城阿部を明治27年に仁保の船山八幡宮(船山神社)の神職、宮﨑家が引き継ぎ、現在の山城屋の前身となります。

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そんな歴史のある酒蔵ですが、現在は商店街の一角にたたずむコンビニっぽい酒屋さんです。

実は酒造業としては昭和50年に休止し、以後自社の酒は委託醸造として小売業に転換しました。

しかし、平成26年に酒造りを復活させます。

主力銘柄の『杉姫』は酒造りに欠かせない杉(杉樽や杉桶、濾過には杉の葉を使用し、また新酒ができたことを知らせる店先の杉玉、などなど)の「杉の妖精(姫)」に酒造りを見守ってほしいとの願いを込めたもの。


香りは控えめで、吟醸香は感じません。

飲み口は独特の酸味とスッキリ感、アッサリとした淡麗辛口。

酸味だけでなく渋味、苦味も控えめ。

後味もスッキリ淡麗。

う〜ん。

で、燗にしてみました。

ほのかな甘みと、やわらかい苦味、渋味の口当たり。

透明感があってキレイですが、男の酒って感じ。

やさしい辛口。

常温かぬる燗あたりが一番旨味と安定感を感じます。

このあたりがうまいです。

うまい。

お気に入り度:3



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by tztom | 2019-10-07 22:57 | 山口 | Comments(0)

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醸造元:男自慢酒造株式会社
URL:http://otokojiman.mods.jp/
住所:山口県周南市福川中市町8-33
電話:0834ー32ー6609
使用米:山田錦(山口県産)
精米歩合:60%
日本酒度:+4.0
酸度:1.7
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,739円(税込み)

JR山陽本線の福川駅の北側を走る県道(旧国道2号線)を渡ると旧山陽道の宿場町・福川宿の町並みがあります。中世には城下町として発達した町で旧山陽道も町の中心付近でクランク状に折れ曲がっています。
この福川宿には近年まで3軒の酒蔵がありましたが、現在は2軒のみ。宿場町の中央付近、中市町に蔵を構える男自慢酒造は周防大島で代々酒造業を営んでいた松田家の分家として明治28年(1895)に創業しました。山口県の酒造組合未加入の蔵です。先代社長兼杜氏の急逝によって休業となりますが、ようやく他の酒造場の協力のもと、少量ながらも吟醸造りの純米酒のみを造り初めました。また山田錦の自社作付けも開始しました。また老朽化した酒蔵、社屋を建て直して再出発を図っています。

酒銘の『男自慢』とは、大正末期、東京銀座にあった多くの画家達が集まる料理屋「男じまん」に由来。その店に集まる画家の一人、岸田劉生は酒豪でも知られ清酒『男自慢』をこよなく愛したとか。ラベルの文字は岸田劉生自らが筆をとった自筆の書。

色は薄いコハク色ですが香りはほとんど感じません。米の旨みを深く感じる淡麗辛口のお酒です。後味は苦味が際立つキレで引き締めます。
燗にすると、酒質は変わりませんが、包容力が広く深くなって思わずホッとする飲み口に。渋味、苦味もおとなしくなり、ふくよかで透明度のあるさわやかな旨みで包まれます。うまい。燗最高!!

お気に入り度:3


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by tztom | 2016-03-21 10:41 | 山口 | Comments(0)

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醸造元:金分銅酒造株式会社
URL:http://www.kinfundou.com/
住所:山口県下松市大字末武上1202
電話:0833-44-8605
使用米:八反錦
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,294円(税込み)

JR岩徳線の周防花岡駅を降りてすぐ、旧山陽道に面して古い家並みが残る末武上地区は江戸時代に山陽道の宿場町として栄えた花岡宿。そして和銅2年(709年)鎮座された花岡八幡宮の門前町でもありました。
近年までこの花岡宿には2軒の酒蔵がありましたが、現在は花岡八幡宮の門前に文化財級の蔵を構える明治33年(1900)創業の金分銅酒造のみ。花岡八幡宮に湧く宮水を使い昔ながらの製法で酒造りを行っています。『金分銅』の名の由来はもともと「分銅屋」という屋号だったからとか。

色は薄いコハク色でほんのりと香ばしい山廃っぽい牧歌的な乳酸香があります。芳醇で旨口ですが酸も強くシャープな印象。後味も潔いほどにすっきりと消えて行きます。意外にライトな飲み口。栓をあけて日を置くと、香りも飲み口もほんのりと華やかになりました。後味も良く杯がとまりません。うまいです。

燗にすると、飲み口からやさしい華やかさ。雑味がなく、口の中に広がる華やかさ。透明感があるのに芳醇な味わい。うまいです。うまい!!

お気に入り度:3


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by tztom | 2016-03-19 09:32 | 山口 | Comments(0)

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醸造元:株式会社山縣本店
URL:http://www.yamagt.jp/
住所:山口県周南市大字久米2933
電話:0834-25-0048
使用米:山田錦(山口県産)
精米歩合:50%
日本酒度:+1.5
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

周南市の中心市外(旧・徳山市)の東郊外。山陽道の細い旧道沿いに蔵を構える山縣本店は明治8年(1875)の創業の小さな酒蔵で、日本酒の他に芋焼酎を醸しています。蔵のすぐ裏手を山陽新幹線が走ります。
特別天然記念物に指定されているナベツルが飛来する越冬地、山口県周南市八代盆地に鶴との共生をめざした水田「ファームつるの里」で栽培された山田錦で醸したお酒です。

香りは控えめですが、米の旨みを感じる甘く華やか香り。飲み口は米の優しさを感じつつも酸が立つ、シャープな淡麗辛口なお酒です。後味をリセットするような苦味と中厚の酸味に透き通った淡麗さ。スッキリとした後味。料理に合うお酒ですね。うまいです。

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by tztom | 2016-03-13 16:46 | 山口 | Comments(0)

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醸造元:株式会社中島屋酒造場
URL:なし
住所:山口県周南市土井2-1-3
電話:0834-62-2006
使用米:山田錦(山口県産)
精米歩合:60%
日本酒度:+5.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,566円(税込み) 

旧・新南陽市の中心市街地の北側に、土井という地区があります。古くは「土居」と記され、中世豪族大内氏の家臣団が住んだ武家町でした。この地域を通る鹿野往来の旧道筋に中島屋酒造場を中心とした、古い商家の連なる街並みが残されています。
中島屋酒造場は江戸時代後期の文政6年(1823)に創業。大きな蔵構えですが旧街道沿いに静かにたたずむこの蔵の生産量は年間わずか100石。以前はもっと多くの石数を作っていたと思われます。
主力銘柄は屋号のマークに由来する『カネナカ』ですが、最近は社名の『中島屋』も新しく展開しています。

米の旨みを感じる甘い香り。飲み口はふくよかで旨みがありますが、程よく酸もあり意外にスッキリとしたキレのあるお酒です。うまい!!

燗にすると果汁飲料のような濃厚で深い甘みが炸裂。適度なタイミングでの渋味・苦味が後味を引き締めまたその後に続く複合的な余韻がたまりません。うまいです。うまい!!

お気に入り度:4


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by tztom | 2016-03-12 07:22 | 山口 | Comments(0)

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醸造元:小崎酒造株式会社
URL:なし
住所:山口県長門市東深川1159
電話:0837-22-2433
精米歩合:-
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15~16度
購入価格:720ml:840円(税込み)

長門市は山口県北西部、日本海に面して萩と並ぶ人口3万5000人の都市。古くから交通の要衝で、江戸時代には宿場町、在郷町、そして捕鯨基地として発展。現在の長門市中心部はかつて正明市という名で、宿場町、在郷町として栄えた場所でした。今も旅館や昭和の町並みが残る東深川地区に蔵を構える小﨑酒造は江戸時代の慶応2年(1866)創業。
酒銘の「青海島」はもちろん、長門市の沖に浮かぶ名勝「青海島」に由来。

香りも味も普通の清酒です。特にクセもなく、灘のお酒が飲み慣れた方でも違和感無く飲めますね。大手メーカーのお酒のように程よい旨味が乗ったバランスのよい淡麗辛口のお酒です。冷やでも常温でも十分美味しいですね。
燗にすると、濃醇さが増しますがしっかりとした辛口のキレもあります。少々ベタつきますが、ほのかに都会的な「男酒」っぽい感じ。じっくり飲むような感じのお酒です。うまい。

お気に入り度:3




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by tztom | 2013-05-22 07:01 | 山口 | Comments(0)

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醸造元:八千代酒造合名会社
URL:http://www.e-hagi.jp/~yatiyo/
住所:山口県萩市大字吉部下3306
電話:0838-86-0221
使用米:-
精米歩合:70%
日本酒度:+5.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15~16度
購入価格:720ml:1,400円(税込み)

毛利家の城下町萩から東の山間部へ約20kmほど分け入って行くと、山口市へ抜ける街道の一つが通る旧阿武郡むつみ村があります。この山間部の村には高俣地区と吉部地区にそれぞれ1軒づつ酒蔵があります。

明治20年(1887)創業の八千代酒造は、旧むつみ村の中心部であった吉部地区の南端付近、旧街道沿いの農村集落の一画に伝統的な商家と酒蔵を構え、丁寧なお酒を醸しています。

このお酒は「やまぐち桜酵母」で醸した純米酒で生酒です。メロンのような甘い立ち香は口に含むとそのまま舌に広がる華やかさに続きます。しかし決して濃醇で重厚な甘さではなく、水のように透き通ったキリリと引き締まったやさしい旨味の乗った淡麗辛口のお酒です。あらばしりの生酒なので、まだ鋭いトゲのある若々しさがあります。飲んでいるうちに、やがて桜の花のような香りをほのかに感じてきます。「これが桜酵母か〜!」山間部の小さな地酒ですが、総合的にとても都会的なお酒でした。うまい。

お気に入り度:3




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by tztom | 2013-05-18 12:17 | 山口 | Comments(0)

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醸造元:白井酒造本店
URL:なし
住所:山口県萩市大字高佐下中郷404 
電話:08388-8-0003
使用米:-
精米歩合:-
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15~16度
購入価格:720ml:1,200円(税込み)

毛利家の城下町萩から東の山間部へ約20kmほど分け入って行くと、山口市へ抜ける街道の一つが通る旧阿武郡むつみ村があります。このあたりは標高360メートルの寒冷地です。この旧むつみ村には高俣地区と吉部地区にそれぞれ1軒づつ酒蔵があります。
白井酒造本店のある高俣地区は村の中心部から北へ6kmほどの場所にあり、かつては市場町として発展した場所でした。旧街道沿いに伝統的な商家の店舗と屋敷を構える小さな蔵で大正元年(1912)の創業。この蔵のお酒は萩市内の酒屋や観光物産店でも手に入れる事ができます。

ほんのり甘酸っぱくフルーティーな香り。飲み口はやさしく爽やかで吟醸酒のような華やかさもちょっぴりあって驚き。もちろんしっかりとしたキレがあって後味は辛口。やや舌触りの粗い面もありますが、総合的に好み系のうまいお酒でした。
燗にすると、キリリとした辛さが全面に出てきて、苦味や粗い面もその後ろに続きます。なめらかな飲み口ですが、旨味は逆に引っ込んでしまって、ちょっと今ひとつ。この純米酒は冷やで飲んだ方がおいしいです。

お気に入り度:3




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by tztom | 2013-05-12 14:42 | 山口 | Comments(1)