カテゴリ:岩手( 22 )

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醸造元:喜久盛酒造株式会社
URL:http://kikuzakari.jp/
住所:岩手県北上市更木3-54
工場:岩手県花巻市東十二丁目6-12-1(旧・白雲酒造)
電話:0197-66-2625
創業:明治27年(1894)

使用米:かけはし
精米歩合:55%
日本酒度:+5.0
酸度:2.0
アミノ酸度:-
アルコール度:17.8度
購入価格:720ml:1,647円(税込み)

『タクシードライバー』というおおよそ日本酒の銘柄とは思えない奇抜な酒銘で話題となった岩手の地酒。
ロバート・デ・ニーロ主演、マーティン・スコセッシ監督の映画を思い出す人もいるかも知れませんが直接的なつながりはありません。

喜久盛酒造の5代目蔵元・藤村卓也氏と映画業界で活躍するデザイナー・高橋ヨシキ氏がコラボした新ブランド、日本酒の新たな挑戦の一つです。

喜久盛酒造は明治27年(1894)に藤村酒造店として創業。戦時中の企業整備令による企業合併で花巻酒造株式会社となりますが、戦後は再び6つの酒蔵と共に分離独立します。

そして昭和26年(1951)に藤村酒造店から喜久盛酒造株式会社に社名変更しました。
『喜久盛』の由来は3代目蔵元の藤村久喜(きゅうき)氏が「久喜が逆立ちしてでも盛り上げる」という思いをこめて銘々。

しかし、喜久盛酒造は2011年の3.11東日本大震災で被災し蔵は倒壊。蔵のある北上市は内陸部であった為に被災支援を受ける事は出来ませんでした。

廃業も視野に苦境に立たされた喜久盛酒造でしたが、隣の花巻市で被災は免れたものの、後継者難で蔵を畳む事となった白雲酒造の蔵を譲り受け、2つの蔵の思いを一つに再興を果たしました。

生原酒です。薄いコハク色で香は控えめ。飲み口はキリリと引き締まったダレない旨みがあって酸は控えめ、厚みのある透明な辛口のお酒です。重くない。甘すぎず、ライトな生原酒。若さを主張せず、生原酒とは思えないライトでクリアな落ち着き具合にちょっと驚き。これはうまいです。うまい!

お気に入り度:4



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by tztom | 2017-02-22 22:13 | 岩手 | Comments(0)

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醸造元:合名会社吾妻嶺酒造店
URL:http://www.azumamine.com
住所:岩手県紫波郡紫波町土舘字内川5
電話:019-673-7221
創業:元治元年(1864)

使用米:美山錦
精米歩合:50%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満

購入価格:720ml:1,728円(税込み)

盛岡市に接する紫波町で酒造りを行っている吾妻嶺酒造店の前身は江戸時代初期の延宝年間(1670年代)に当時の志和村で近江商人だった村井権兵衛が本格的な上方の酒造技術を用いた酒蔵として「権兵衛酒屋」を創業。これは後に南部杜氏を生み出すことにつながります。

江戸時代後期の元治元年(1864)になると、この権兵衛酒屋の生産施設、技術、営業権を佐藤家(現在の蔵元の初代)が獲得して「志和酒造店」として開業したのが蔵の創業年となります。そして大正12年に合名会社吾妻嶺酒造店と社名変更して現在に至ります。
社名でもあり代表酒銘でもある『吾妻嶺(あづまみね)』ですが、まず岩手県に吾妻嶺という山は無く、奥羽山系の東根(あずまね)山の近くに蔵があることに由来し字をあてたもの。

吾妻嶺酒造店は年間500石程度の少量生産で全生産量の70%を純米酒で占めます。

香りはバニラ、ナッツのような香ばしい乳酸香に始まり、すぐにライチのようなフルーティーな飲み口につながります。
やや酸がって辛口系。甘酸っぱい白ワインのような印象のお酒です。芳醇で深みと広がりがあり、翼を広げようとするような華やかさと、どっしりとした酸味。

飛びそうで飛べない、地に足が着いたような、でも翼は色鮮やかな孔雀のような、そんな感じのお酒。うまいです。うまい!

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-02-19 11:29 | 岩手 | Comments(0)

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醸造元:磐乃井酒造株式会社
URL:http://www.iwanoi.co.jp
住所:岩手県一関市花泉涌津字舘7
電話:0191-82-2100
創業:大正6年(1917)

使用米:-
精米歩合:45%
日本酒度:−2.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度以上~17度未満
購入価格:720ml:1,661円(税込み)

宮城県に接する岩手県最南端の都市、一関市の南東。旧西磐井郡花泉町の中心街の南郊外、一関街道沿いに伝統的な佇まいの土蔵ですが大きな酒蔵があります。
かつてこの花泉地方に酒蔵は無く、花泉七ヶ村175名が株主となって設立された酒蔵です。

戦時中には企業整備令により、東磐井郡・西磐井郡下の全酒造業者が合併して「両磐酒造株式会社」となり、その間、磐乃井酒造は醸造を休止して小売業として存続しますが、戦後の昭和27年(1952)に岩手県で最初の単独醸造許可を得て両磐酒造から独立再出発しました。

酒銘の『磐乃井』は地元の歌謡「養老」の一節「千代のためしを松陰の磐井の水は薬にて」より命名。

香りはほとんど控えめですが、清冽な甘みと透明感のある深み、そしてやさしく鮮やかに昇華するキレ。大吟醸酒らしい安定したとてもキレイな飲み口のお酒です。後味にほのかな苦味渋味と甘さの余韻がアクセントとなり杯が進みます。うまい!うまいです。

お気に入り度:3



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by tztom | 2017-02-16 06:20 | 岩手 | Comments(0)

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醸造元:合資会社川村酒造店
URL:なし
住所:岩手県花巻市石鳥谷町好地12-132
電話:0198-45-2226
創業:大正11年(1922)

使用米:吟ぎんが(岩手県産)美山錦(長野県産)
精米歩合:55%
日本酒度:+5.0
酸度:1.6
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

花巻市の北に位置する旧・石鳥谷は奥州街道88番目の宿場・日詰郡山宿と城下町花巻の間に人家がなく往来に不便であったため整備された間の宿的な町。
日本酒を造る杜氏集団の中でも現在最大勢力である「南部杜氏」のふるさとでもあります。

この石鳥谷町に蔵を構える小さな酒蔵の川村酒造店は大正11年(1922)に川村酉与右衛門氏が創業。また同氏は南部杜氏組合の設立に寄与し、副組合長として以後の南部杜氏協会の基礎を造った重要な人物でした。

淡麗系が多数を占める岩手県で、独自路線の芳醇志向を貫いている酒蔵。「酒造りとは家業であり、企業では地酒を造れない」と300石ほどの生産量に絞った酒造りを行っています。

酒銘の『南部関』とは、南部藩の関所という事ではなく、かつては大相撲の最高位が大関だったことから「南部の大関」の意味に由来するとか。

色はうすりコハク色。バニラ、バナナ、ライチのようなフルーティーな香りと口広がる甘い香りとやさしい舌触り。このフルーティーな最初のインパクトの後は少し酸のたつ淡麗な辛口でフィニッシュ。きれいなキレのあるお酒。

特別純米酒ですが、吟醸酒レベル?燗にするのが惜しい。これは言葉でうまく表せない?インパクト大の華やかな特別純米酒です。まじで旨い!!

燗にすると、やはり華やかな余韻、パイナップル缶のシロップを燗にしたようなフルーティーで甘酒のような余韻。ふくよかでいながらキレのある。うまい、うまいです。

燗にしすぎると、旨みが飛んでキレキレの辛口のお酒になりますが、少し温度が下がるとふくよかで旨みが乗ってきます。ベースがしっかりとした辛口の面も持っているので、後味のキレは濃厚な料理を受け止める足腰を持っています。

お気に入り度:5




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by tztom | 2017-02-13 23:22 | 岩手 | Comments(0)

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醸造元:株式会社あさ開
URL:http://www.asabiraki-net.jp
住所:岩手県盛岡市大慈寺町10-34
電話:019-652-3111
創業:明治4年(1871)

使用米:未公開(岩手県産米)
精米歩合:55%
日本酒度:+1.0
酸度:1.3
アミノ酸度:1.2
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,437円(税込み)

盛岡市の中心部から北上川支流の中津川を渡った大慈寺町に蔵を構える株式会社あさ開は岩手県で最も大きな酒蔵です。

あさ開を創業した村井家のルーツは滋賀県から来た高島商人で、やがて4代目が盛岡藩の士族となります。その村井家7代目・村井源三氏が明治4年(1871)に士族を捨て創業した酒蔵が「村井本家 あさ開」です。

酒銘の『あさ開』は、村井家の侍から商人としての再出発と、明治という新しい時代の幕開けにかけ、万葉集の歌「あさびらき漕ぎ出て来れば武庫の浦の汐干の潟に田鶴が声すも」など和歌の「漕ぎ出る」にかかる、船が早朝に漕ぎ出す歌の枕詞です。

色は薄いコハク色で、香りはビターなココアのような乳酸香。意外に地酒っぽいクセのある濃醇な旨みとコクのある飲み口、酸は少なく、中盤から来るキレは鮮やか。最後まで牧歌的な乳酸香が続きます。すごく手造り感のあるお酒。純米吟醸でこの個性は好き嫌いが分かれるところか。

ちょっと燗にしてみました。香ばしい乳酸香は消え、地酒っぽいクセもどこかに行ってしまいましたが、そぎ落とされた旨みが控えめに残り、渋味、苦味、酸味もほとんど無く、とてもやさしい燗酒になってしまいました。線が細くなりつつも水っぽくは無く、しっかりとした米の力のようなものを感じ、残しています。これは燗でも旨いですね。うまい!!

お気に入り度:3


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by tztom | 2017-02-12 20:50 | 岩手 | Comments(0)

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醸造元:株式会社福来
URL:http://www.maroon.dti.ne.jp/fukurai/
住所:岩手県久慈市宇部町第5地割31番地
電話:0194-56-2221
創業:明治40年(1907)

使用米:吟ぎんが
精米歩合:50%
日本酒度:+3.0
酸度:1.4
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,728円(税込み)

久慈市は太平洋に面した三陸海岸北端の町。藩政時代は八戸藩の支配で、古くから砂鉄を産出し鉄鋼の町として栄えた時期もありました。「海女」が潜る港としては最北端になります。

蔵の歴史は明治40年(1907)久慈清輔氏が創業、後に久慈清酒造店となります。酒銘の『福来』は親族を交えて酒銘を検討していたところ、よちよち歩きの「ふく」が部屋に入ってきた事から「ふくが来た」と場が湧いた事がきっかけとなり、飲む人・売る人・造る人に「福」が「来」るようにとの思いを込めて銘々。

2001年に現在の.株式会社福来に社名変更しました。蔵のキャッチコピーは「幸せをよぶお酒」。

吟醸酒に適した岩手県のオリジナルの酒造好適米「吟ぎんが」を使った吟醸酒。

レーザープリンターで出力したような手作り感のあるラベルに少し不安を抱きましたが、飲んだとたん、予想を大きく裏切って「これはうまい!!」と唸ってしまった。ある意味感動!!

色はうすいコハク色で香りは控えめですが、飲み口は透明で上品なフルーティーな旨み。都会的な洗練されたキレイでバランスのよい大吟醸酒です。飲んで、ホッとします。いや~これは旨い!!

蔵も町も復興応援します!!

お気に入り度:4




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by tztom | 2017-02-10 21:22 | 岩手 | Comments(0)

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醸造元:赤武酒造株式会社
URL:https://www.akabu1.com/
住所:岩手県上閉伊郡大槌町3-3
【盛岡復活蔵】岩手県盛岡市北飯岡1-8-60
電話:019-681-8895
創業:明治29年(1896)

使用米:吟ぎんが
精米歩合:50%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,620円(税込み)

赤武酒造のある大槌町は岩手県三陸海岸のど真ん中。海と山に囲まれた大槌湾に面した町で、藩政時代は盛岡藩が直轄する港町として代官所が置かれ、現在の宮古市を含めたこの沿岸地域一帯の政治経済の中心地として発展しました。

しかし、2011年の3.11東日本大震災による津波を受けて大槌町は壊滅。赤武酒造の酒蔵も原型を留めないほど壊滅してしまいました。震災後、町役場の職員の多くを失った大槌町の復興計画の中では町民の住宅確保が優先され、企業である酒蔵の再建支援は後回しにせざる得ませんでした。

そんな中で盛岡市の桜顔酒造が再建を支援し、遠く離れた盛岡市で再興を決意し2013年に「復活蔵」が完成しました。

主力銘柄は『浜娘』ですが、復興以降は新しいブランド『赤武』『AKABU』も展開。

吟醸酒に適した岩手県のオリジナルの酒造好適米「吟ぎんが」を使った純米吟醸酒です。

香りは控えめですが、飲み口はしっかりとした米の旨みを感じる吟醸酒らしい華やかさをもっています。透明感のあるキレイな甘み。酸も控えめで後味スッキリとしたキレ。うまいです。これはうまい!!

お気に入り度:4



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by tztom | 2017-02-08 21:20 | 岩手 | Comments(0)

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醸造元:泉金酒造株式会社
URL:http://www.ginga.or.jp/senkin/
住所:岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字太田30
電話:0194-22-3211
創業:安政元年(1854)

使用米:ぎんおとめ
精米歩合:60%
日本酒度:+1.0
酸度:1.6
アミノ酸度:1.6
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,350円(税込み)

岩手県の中央東部、北上山地の山間部から三陸河岸にかけて広大な面積を持つ下閉伊郡岩泉町は、水の透明度が高いことで有名な龍泉洞(鍾乳洞)の町として知られます。またかつてはJR東日本が山田線の茂市駅から分岐していた岩泉線の終点の町でもありました。

山間のこの小さな町の中心部に蔵を構える泉金酒造は幕末の安政元年(1854)に八重樫家5代目喜太郎が創業。蔵は当初岩泉の別の場所にありましたが、明治16年(1883)岩泉の大火によって酒蔵も町と共に焼失。現在の場所に移築したそうです。

その後八重樫家は醸造業に加え、林業、養蚕業で地域振興を目指し、さらに運送業まで事業を広げ、水力発電所建設や岩泉線の開通に尽力した実業家でもありました。

岩手県の酒米「ぎんおとめ」を使い、龍泉洞のトンネル内で貯蔵したお酒。

香りは控えめですが、青りんごのようなさわやかなフルーティーさが口に広がります。さらに重くなく自然な旨み、雑味もなくやさしく澄んだ飲み口の背後にしっかりとした米の存在感を感じます。奥行きのあるシャープな淡麗辛口。うまいです。うまい!

燗にすると、スッキリと淡麗。さ湯の様にやさしく水のごとし。でも線が薄いわけではなく、甘すぎずスッキリとした飲みごこち。これもうまい!

お気に入り度:3




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by tztom | 2017-02-07 01:14 | 岩手 | Comments(0)

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醸造元:上閉伊酒造株式会社
URL:http://kamihei-shuzo.jp/
住所:遠野市青笹町糠前31-19-17
電話:0198-62-2002
創業:寛政元年(1879)

使用米:吟ぎんが
精米歩合:55%
日本酒度:+5.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,572円(税込み)

民俗学者・柳田國男の遠野物語やカッパ伝承でも知られる遠野の里。盛岡藩の支城として江戸時代を通して明治まで続いた遠野南部氏の城下町で、岩手県中南部山間地域の中心都市である遠野市に現在唯一残る酒蔵がこの上閉伊酒造です。

この上閉伊酒造の前身は江戸時代中期の寛政元年(1789)に初代新里庄右衛門が遠野城下の鍵町に建屋酒造店を創業したのが始まり。

やがて戦時中の企業統制によって上閉伊地区(遠野、釜石、大槌)の7つの酒蔵が合弁して、上閉伊酒造株式会社となり、遠野市東郊外の青笹地区に蔵を構えます。

主力銘柄は『国華の薫』ですが、日本酒の他にも平成11年より生産量日本一を誇る遠野産ホップを使った地ビール『遠野麦酒ZUMONA』の醸造を始めました。

岩手県が開発した吟醸酒に適したオリジナルの酒造好適米「吟ぎんが」を使った純米吟醸酒。

ほんのりと香ばしい干し草のような乳酸香。ガツンと強い刺激的な酸、インパクトのある飲み口。強烈な渋味、苦味のインパクトはほんの一瞬立ち上がった感じで、サッと何事も無かったかのように消えていく、嵐のあとの静けさのようなキレ。ビターなカカオのような風味とふわっと自然な甘み。芳醇辛口系。不思議な旨さ。うまいですよ。
常温だとちょっとべたつく、コクのあるお酒です。

お気に入り度:3


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by tztom | 2017-02-02 23:35 | 岩手 | Comments(0)

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醸造元:株式会社 菱屋酒造店
URL:http://otokoyama.ftw.jp/
住所:岩手県宮古市鍬ヶ崎下町5-24
電話:0193-62-3128
創業:嘉永5年(1852)

使用米:兵庫県産山田錦
精米歩合:50%
日本酒度:±0
酸度:1.3
アミノ酸度:1.2
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:2,052円(税込み)

菱屋酒造店のある宮古市は三陸海岸の中部、閉伊川の河口に広がる町。古くから閉伊郡における政治経済の中心地で、都(京都)との物流もあり、それが宮古の地名に由来するという説もあります。

菱屋酒造店はその宮古市で唯一の酒蔵。創業はペリー提督が黒船で浦賀に来航した前の年の嘉永5年(1852)創業。地元では昔からの代表銘柄『千両男山』の名で呼ばれ親しまれてきた蔵です。
東日本大震災で社屋の1階部分が全壊、米処理工場や詰場、貯蔵タンク等が流される甚大な被害に遭いましたが、苦労の末についに再開しました。
ラベルの書は書道家・須賀紫音によるもの。屋号を新たな酒銘とした酒蔵復興の酒。


香りは初め醤油のような香り。やがて米の旨みを感じる落ち着いた香りに。丸く重厚な飲み口。そして驚くほど潔いキレ。コクがある濃厚な甘さとやさしい後味。山田錦らしい、厚みのある華やかの飲み心地。甘酒を飲んでいる様な濃醇な甘さおとキレのあとに残るほのかな渋味と苦味。

しかし少し日を置くと、かなり重厚な酸が飲み口を刺激します。甘みの少ない渋味と苦味。ドライな辛口のお酒に変わってしまいました。でも不思議と杯が進む。料理との相性も良いです。うまい。

お気に入り度:3



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by tztom | 2015-04-23 01:18 | 岩手 | Comments(0)