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醸造元:重家酒造株式会社
URL:http://www.omoyashuzo.com/
住所:長崎県壱岐市石田町印通寺浦200
電話:0920-44-5002
創業:大正13年(1924)

使用米:山田錦
精米歩合:50%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,985円(税込み)

壱岐は佐賀県の松浦半島から約20kmの玄界灘に浮かぶ人口約3万2000人が暮らす島。

島の玄関口は博多港とを結ぶ郷ノ浦港と、佐賀県の呼子港とを結ぶ印通寺港の2つがあります。

重家酒造は印通寺港にあります。

大正13年(1924)に横山確蔵が創業して4代続く酒蔵です。

重家は「おもや」と読みます。

蔵元の姓ではなく、壱岐では昔酒造元を「重家」と呼んでいました。
それを屋号にしました。

明治35年(1902年は伝統の壱岐焼酎を造る酒蔵で、現在壱岐には7軒の酒蔵がありますが、日本酒を醸造する酒蔵は今やありません。

最盛期の明治35年(1902)には17軒もの日本酒蔵があったそうですが、最後まで日本酒を造り続けた重家酒造も平成2年に断念してしまいました。

それから30年が経ち、重家酒造の四代目蔵元・横山雄三氏と弟の太三氏は壱岐での清酒醸造を復活させようと動き出しました。

重家酒造の日本酒醸造に手を差し伸べたのが山口県の有名蔵『東洋美人』の澄川酒造場。

日本酒造りの技術指導に始まり、蔵の一部を提供しました。

現時点では山口県で醸されたお酒ですが、平行して壱岐にも日本酒醸造蔵を建設中です。

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日本酒銘柄は『横山』と『よこやま』シリーズ。

純米大吟醸『横山』は、芳醇系の「BLACK」と淡麗系の「WHITE」があります。

今回は芳醇系の「BLACK」です。


香りは控えめながらも、ほんのりリンゴのような吟醸香。

クリアなフレッシュ感と際立つ酸。

さっぱりした淡麗辛口のお酒です。

『横山五十』シリーズでは「WHITE」がさっぱり系で「BLACK」がフルーティー芳醇なタイプだそうですが、十分淡麗辛口のお酒ですね。

そして、キレイなお酒です。

うまいです。

最初はただ淡麗辛口なだけのお酒かと思いましたが、栓をあけて数日経つと...
香りにも飲み口にもフルーティーさが増して、透明感のある甘みも増して、すばらしい飲み口のお酒に変わっていきました。

いや〜うまい。

これからが期待されます。

お気に入り度:4



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by tztom | 2019-03-13 00:50 | 長崎 | Comments(0)

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醸造元:梅ヶ枝酒造株式会社
URL:http://www.umegae-shuzo.com/
住所:長崎県佐世保市城間町317
電話:0956-59-2311
創業:天明7年(1787)

使用米:-
精米歩合:65%
日本酒度:+4.0
酸度:1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,300円(税込み)

佐世保市の中心部から離れた南端の田園地帯の片隅に梅ヶ枝酒造はあります。

佐世保市の中心部からは離れていますが、ハウステンボスが近くにある場所です。

とにかく広い!庄屋か旧家を思わせる大きな屋敷です。

梅ヶ枝酒造の創業は江戸時代中期の天明7年(1787)で、時の大村藩主・大村純鎮より『梅ヶ枝』(うめがえ)の名を賜り、主力銘柄と屋号としています。

幕末の安政7年(1860)に建てられた、主屋や江戸時代末期築の瓶詰所、旧むろ、旧仕込蔵、大正期建造の貯蔵庫など7棟が国の登録有形文化財に指定されています。

日本酒だけでなく、芋・麦・米の各焼酎や地元の果物を使ったリキュール、甘酒など幅広い酒造りを行っています。

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ほんのりと、フルーティーでクリーミーな立ち香。

飲み口にも、バラの花びらのような華やかな香りが口に広がります。

でも、スッキリとしていて、水のような透明感。

酸も、苦味も、渋味もひかえめで優しくバランスがとれています。

透明感があるのに、決して線が細いわけではない。

雑味も無く、芯がはっきりとある。

灘や越後の酒のような安定感。

レベル高し!!

うまい。

うまいです。

お気に入り度:4




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by tztom | 2019-03-11 20:43 | 長崎 | Comments(0)

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醸造元:有限会社森酒造場
URL:http://mori-shuzou.jp/
住所:長崎県平戸市新町31-2
電話:0950-23-3131
創業:明治28年(1895)

使用米:山田錦・レイホウ・国産米
精米歩合:50%
日本酒度:+0.12
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,600円(税込み)

平戸島は橋で結ばれた島としては本州最西端に位置する島で、平戸市は平戸島を市域としていましたが、平成の大合併により、2005年に島部の生月町・大島村と本島側の北松浦郡田平町が合併して本島にまたがる人口約3万人の市となりました。

平戸市の中心部は、旧平戸藩松浦氏6万3000石の城下町で、鎖国前は中国やポルトガル、オランダなどとの国際貿易港でした。

今も平戸城をはじめ古い城下町の町並みが残されています。

平戸城の南端、平戸市役所近くの大手橋のたもとに蔵を構える森酒造場は明治28年(1895)に初代蔵元、森幸吉の手により「小松屋」の屋号で創業しました。

国際貿易港だった「平戸」は、海外の航海士からは「フィランド」と呼ばれていました。
また、さらに古い時代には「飛鸞(ひらん)」とも呼ばれていたそうです。

酒銘『飛鸞』はこの古い呼び名に由来します。

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精米歩合50%ですが、ラベルを見ると、山田錦を20%磨き、掛米のレイホウを80%精米。平均で50%精米という感じですが、この表記はありなのでしょうか?

ああ、なるほど。だから純米吟醸ではなく純米酒なのですね。

レイホウは1969年に、九州農業試験場で「ホウヨク」と「綾錦」を掛け合わせて生まれた酒米です。


うすいコハク色です。

香りは芳ばしく、フルーティーというよりはフレッシュ感。

例える果実が見つかりませんが、ほんのりとセメダイン系の酢酸エチル香が良い意味で引き締めます。

またほのかにヨーグルトのような乳酸香。

複雑さは香りだけでなく、飲み口にも繋がります。

芳醇で南国系のフルーティーさと、重厚ながらもシャープな辛口のキレ。

飲み続けても、フルーティーさとラッカー系の酢酸エチル香の微妙なバランスが旨くて盃が進む。

不思議だ〜。

なんか、うまい。

うまいです。

スペックではない、うまさ。

これは半年くらい熟成させてみると、もっと美味しくなるかも。


お気に入り度:4



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by tztom | 2019-03-10 00:19 | 長崎 | Comments(0)

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醸造元:あい娘酒造合資会社
URL:なし
住所:長崎県雲仙市愛野町甲1378
電話:0957-36-0025
創業:明治6年(1873)

使用米:山田錦
精米歩合:55%
日本酒度:+1.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,650円(税込み)

島原半島の付け根に位置する雲仙市は平成の大合併により、2005年に南高来郡の国見町・瑞穂町・吾妻町・愛野町・千々石町・小浜町・南串山町の7町が合併して生まれた人口約4万2000人が暮らす町です。

この雲仙市の旧南高来郡愛野町、蔵の近くを地域高規格道路の「島原道路」が建設中の農村集落の中ににあい娘酒造はあります。

あい娘酒造の蔵元山崎家は島原市にある山崎本店の分家にあたるそうです。

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多角経営を行っていた山崎本家が酒造業へ進出したのが明治17年(1864)ですが、あい娘酒造の山崎家はそれよりも早い明治6年(1873)に同じ島原城下で創業し、昭和15年(1940)に現在の愛野町に移ってきたそうです。

本家が酒造業に進出するに当たっての指南を行っていたのでしょうか。
そして、販売エリアが競合する島原から半島の入り口であるこの地に移ったのかも知れませんが、詳細はわかりません。

主力銘柄『あい娘』は、愛野町にちなみ、可愛い娘を育てるように造った酒が消費者に親しまれるようにと願ったもの。

さて。

色はうすいコハク色ですが、香りはほとんどありません。

飲み口はほんのりと芳ばしい芳醇さで、淡麗でスッキリとした辛口です。

みずみずしく、雑味の無い透明感。

ふつうに、うまい。

燗にすると、やさしくふくよかな透明感のある甘みのある飲み口。

ほのかに、牧歌的な濃厚さと芳醇さんが合わさり、それらをやさしい苦味、渋味、のバランスが包み込む。

うまい。

うまいです。

杯が進みます。

常温か燗がオススメ。


お気に入り度:3




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by tztom | 2019-03-09 00:50 | 長崎 | Comments(0)

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醸造元:合資会社山崎本店
URL:http://www.yamasaki-syuzo.co.jp/
住所:長崎県島原市白土町1065
電話:0957-62-2175
創業:明治17年(1864)

使用米:-
精米歩合:55%
日本酒度:+3.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,360円(税込み)

島原市は人口約4万3000人が暮らす島原半島の中心都市。

島原藩の城下町として発展し、今も島原城や武家屋敷など旧城下町の街並みが残ります。

そんな島原城の南に位置する白土町には白壁商家の町並みが残されていました。

ここの旧島原街道に沿った町並みは通称「白壁通り」と呼ばれています。

その白土町の町並みの中に同じく伝統的な佇まいを残す酒蔵が山崎本店です。

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蔵元の先祖は江戸時代に将軍家綱より島原移封を命ぜられた松平忠房とともに、京都から分家してこの島原に移ってきたそうです。

当初は酢・醤油・ロウを作っていましたが、明治17年(1864)から酒造りにも進出し、以降は酒造りを専業とします。

主力銘柄の『まが玉』は、三種の神器のひとつ「勾玉」のように貴重な酒を造ろうという願いを込めて命名。


栓をあけた瞬間はほのかにフルーティな香り。

ですが、すぐに感じなくなります。

飲み口はスッキリとした淡麗辛口。

酸もひかえめ、苦味、渋味もやさしくバランスが良くおちついたキレ。

ふつうにうまい。

燗にしてみました。

透明感、旨味は控えめ。

燗にしてもさっぱりとした淡麗。

鯛の刺身など、さっぱりとした料理との相性が良さそうなふくよかさ。

特に個性と言ったものは無いですが、毎日の晩酌なら飲み飽きしないお酒でしょうか?的な。

しみじみ、おいしい。

うまいです。

お気に入り度:3



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by tztom | 2019-03-08 00:35 | 長崎 | Comments(0)

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醸造元:浦川酒造合資会社
URL:http://www.sake-ikkaku.co.jp/
住所:長崎県南島原市有家町山川1123
電話:0957-82-2030
創業:文化文政年間(1804~30)

使用米:-
精米歩合:-
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,782円(税込み)


島原半島の南側を締める南島原市は平成の大合併で島原半島南部の8町、加津佐町・口之津町・南有馬町・北有馬町・西有家町・有家町・布津町・深江町が合併して生まれた人口約4万3000人が暮らす町です。

この南島原市の旧有家町地区に蔵を構える、新進気鋭の酒蔵、(資)吉田屋のすぐ近く。同じ道筋に沿いに浦川酒造(資)はあります。

浦川酒造の隣には味噌・醤油・島原納豆みその醸造元「喜代屋」がありますので、古くからこのあたりは醸造が盛んな場所だったのでしょう。

この浦川酒造も大きな敷地に日本庭園を持った旧家の佇まいです。

蔵を利用したコンサートも行っています。

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蔵元のルーツは意外にも京都だそうで、江戸時代にこの長崎の島原半島に移住してきたとか。

最初から酒屋ではなかったようで、江戸時代の文化文政の頃より、余剰米を使って酒造りを始めたそうです。

とにかくお酒の情報は非公開ですが、本醸造らしいです。

地元の「Aコープありえ」出購入。

飲んだ印象は特別本醸造から吟醸酒クラスのレベルの高さ。

しかも蔵元のHPによると「秘伝古酒」らしいので、しっかりと寝かしています。

ラベルには昨年末の12月に瓶詰めされたお酒で、購入したもの12月末。

さらに山廃仕込みだそうです。

色は極めて透明に近い薄いコハク色。
香りはバニラのようなメロンソーダ系。

飲み口は、ほんのりビターなチョコレート系の芳醇。

でもライト。

そして、ほんのりとフルーティーさの融合。

...うまい。

なんかうまいぞ!

自分好みというのもあるけど。

ちょっと、あらゆる面で警戒していただけに、想像以上の旨さ。

フルーティー&ビター。うまい!

これはしっかりとしたキレイなお酒。

うまい。

燗にもしてみました。

やはり、思ったとおりのふくよかで、重すぎない芳醇さ。

澄んだ後味。

おちついたのど越し。

ほっこりします。

うまいな〜。

すばらしい。

お気に入り度:4



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長崎市にあるうらかわ酒店。蔵元の分家親戚すじでしょうか。

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by tztom | 2019-03-04 20:12 | 長崎 | Comments(0)

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醸造元:合資会社 吉田屋
URL:http://bansho.info/
住所:長崎県南島原市有家町山川785
電話:0957-82-2032
創業:大正6年(1917)

使用米:-
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,836円(税込み)

吉田屋の酒蔵としての創業は大正6年(1917)ですが、吉田家は江戸時代中期より続く旧家です。

江戸時代には和ロウソクの原料となる蝋絞業で島原藩より字帯刀を許されていました。

幕末の動乱を経て明治に入ると醤油醸造を始めますが、この時酒販売免許を譲り受けます。

やがて本業の和ロウソク業の衰退にともなって酒造業へ進出。

廃業した酒蔵の設備一式を購入して酒造りを始めたのが大正3年(1914)でした。

創業が大正6年(1917)という事は、酒造りを始めて事業化するのに3年を有したという事でしょうか。

ちなみにこの時、酒造業だけでなく、煙草製造業も始めていました。

国の専売になるまでの銘柄は『八千代』。

現在、吉田屋の奥座敷を開放して数十年ぶりに営業を始めた『八千代喫茶店』は、この煙草の銘柄に由来します。

煙草製造廃業の後、有家銀行(後の十八銀行に統合)を共同で起こしています。

そんな酒蔵、吉田屋が蔵を構える有家町は、平成の大合併で島原半島南部の7町、加津佐町・口之津町・南有馬町・北有馬町・西有家町・布津町・深江町と合併して人口約4万3000人が暮らす南島原市となりました。

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創業当時の銘柄は、創業者千代吉と妻の菊の名から『千代菊』としていたそうですが、すでに他に商標登録されていたために、『萬勝』を商標登録しました。

このお酒は最近流行の「花酵母」、東京農業大学短期大学部醸造学科の「ひまわり酵母」SUNF-5を使用したお酒です。

全国でも数少くない、巨大な木を使って酒を搾る伝統的な「ハネ木搾り」を用いながらも新しい酒造りを模索している新進気鋭の酒蔵です。

九州では他に福岡県の白糸酒造がこの「ハネ木搾り」を行っています。


色はうすいコハク色ですが、香りはひかえめです。

ほのかにフルーティーな吟醸香を感じます。

飲み口は、すっきり!と雑味の無い旨味。

透明でやさしい甘みと酸の無いすっきりとなめらかなキレ。

うまい!。

キレイがうまい!

燗にしてみました。

スッキリ辛口。

シャープな旨味。

雑味が無く、スーッと身体に入っていく。

うっ、うまいな〜。

やさしい燗酒。

うまいです。

お気に入り度:4



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by tztom | 2019-03-03 22:44 | 長崎 | Comments(0)

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醸造元:福田酒造株式会社
URL:http://www.fukuda-shuzo.com/
住所:長崎県平戸市志々伎町1475
電話:0950-27-1111
創業:元禄元年(1688)

使用米:山田錦
精米歩合:65%
日本酒度:-
酸度:-
アミノ酸度:-
アルコール度:16度
購入価格:720ml:1,404円(税込み)

平戸は長崎県の最西端の都市で、鎖国前は中国やポルトガル、オランダなどと交易をしていた国際貿易港でした。江戸時代は松浦氏1万1000石の平戸藩の城下町として栄えました。

平戸は平戸島の北端にあり、そこから30km以上離れた南端部、屏風岳の南麓、志々伎湾に望む志々伎町(しじきちょう)は平戸市屈指の漁港でこの小さな集落に蔵を構える福田酒造は江戸時代前期の元禄元年(1688)に平戸藩の御用酒として、平戸の藩主松浦公より許可を得て福田長治兵衛門が創業した300年以上の長い歴史を誇る蔵です。

ある意味、本州最西端、九州でも最西端の酒蔵です。

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主力銘柄である『福鶴』は創業者の蔵元の姓「福田」と縁起の良い千年を生きる「鶴」を合わせたものでしょうか。

志々伎町の小さな集落の中で、一際目立つ近代的な大きな酒蔵で、日本酒のほか焼酎もつくっています。(平戸では唯一の焼酎蔵)

博物館も併設し、平戸藩主松浦公が使っていた布団や、酒造りの道具類なども展示して結構大きな酒蔵です。

海外でも数々の賞を受賞し、県外にも広く知られる銘柄です。


栓をあけると、ほんのりと甘い吟醸香。

色は無色透明に近いですが、気持ちオリのにごりがあります。

口に含むと、これまたほんのりとしたシュワシュワ感。

フレッシュでフルーティー。

今風のお酒!!

しかし、ダレた甘さはなく、程よい苦味と渋味が、まず仁王像の様に対峙しながら前面に出てきて、上品な甘さが包み込んで、その後すーっと消えていく。

ああ…うまい。

うまいよこれ。

ほんのりと幸せになれるお酒です。

お気に入り度:4




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by tztom | 2018-03-20 00:38 | 長崎 | Comments(0)

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醸造元:河内酒造合名会社
URL:http://kawachi.shop-pro.jp/
住所:長崎県対馬市美津島町鶏知甲490番地1
電話:0920-54-2010
創業:大正8年(1919)

使用米:山田錦(福岡県糸島産)
精米歩合:60%
日本酒度:+1.0
酸度:1.4
アミノ酸度:-
アルコール度:15度以上16度未満
購入価格:720ml:1,320円(税込み)

対馬は九州本土より玄界灘と対馬海峡をはさんで約132キロメートル。
朝鮮半島との中間に位置する対馬は古くから大陸との文化的・経済的交流の窓口の役割を果たしてきた島で、現在の人口は約3万4000人ほど。

そんな対馬の霊峰として親しまれている『白嶽』の裾野に蔵を構える島内唯一の酒蔵河内酒造は、日本酒だけでなく焼酎も醸造しています。というか、焼酎がメインですが…。

創業は大正8年(1919)で、酒造権を譲り受けたことから始まった酒造場だそうです。

酒銘は言わずもながら対馬の霊峰から名付けられた「白嶽(しらたけ)」。

酒蔵曰く、「甘口で飲み飽きない味は昔から島民に愛され…」しかし。

辛口です。酸が強い。旨みは少なく、かなりの辛口なお酒です。後半はやや酸と、苦味がバランスよく合わさった上で透明でふくよかな落ち着きです。

燗にすると麦焼酎のようにほのかな旨みと香ばしさの伴った酸味とキレ。

後味も苦味、渋み、酸味が強烈なインパクトでしかもサッと消えていくキレ。

味わいは少なく、島料理といっしょにガッツリ飲むお酒でしょうか?このお酒は燗にするよりも、冷やか常温の方がうまいです。

お気に入り度:2



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by tztom | 2015-01-17 14:49 | 長崎 | Comments(0)

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醸造元:潜龍酒造株式会社
URL:http://www.sake-honjin.com/
住所:長崎県佐世保市江迎町長坂免209
電話:0956-65-2209
創業:元禄元年(1688)

使用米:山田錦
精米歩合:60%
日本酒度:+2.0
酸度:-1.5
アミノ酸度:-
アルコール度:15度
購入価格:720ml:1,458円(税込み)

佐世保市の北西、平戸への中間に位置する江迎町に蔵を構える潜龍酒造(せんりゅう)の創業は江戸時代中期の元禄元年(1688)で、元々は平戸藩の七浦奉行を務めていた藩士、初代山下庄左衛門が藩命によって酒造業を始めたといいます。
その為、平戸藩主が参勤交代の折や長崎港警備へ出向く際には本陣としても使用されていました。

現在も街道沿いに残る大きな屋敷は長崎県の有形文化財、さらに江戸時代の創業当時から残る酒蔵は長崎県指定有形文化財となっています。

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『みずの光彩 特別純米酒』畳巻いています。すごいラベルというかパッケージというか。

香りは控えめながらも、山田錦らしい吟醸酒のような華やかさとは違った米の旨みが凝縮したパワーを感じます。

やさしく、コクのあるふくよかさを持つ芳醇な辛口のお酒でした。

燗にすると、香りと華やかさが強く主張しすぎで、ちょっとくどい印象です。

旨みは厚みをもって広がりますが、華やかさが鋭く嗅覚に詰め寄ります。ぬる燗でも同じような印象。

このお酒は冷やか常温の方が自然に飲めますね。

お気に入り度:3



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by tztom | 2015-01-15 00:02 | 長崎 | Comments(0)